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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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さて、2016最初です。今年もよろしくお願いします。
我がイーグルスは1/7から練習を開始しました。冬休み期間に怪我などもなかったようで安心しました。
そして1/9の俵引きレース。雪がないので変な感じです。なんかあったかい。
そんな中のレースでしたが、結果は大斗の率いるチームが2位に入りました。
1位とは5秒くらいの差。折り返しの段取りをもう少し早くすれば優勝をねらえたかもしれません。
そのほか、光璃チーム、貴哉チームは途中でスタミナ切れでえっこらえっこらの展開。
無理もありません、パワー系の選手がいない。3チームとも3年生以下が多く入るメンバー構成です。完走出来るかもあやぶまれる状況。
そんな中で、大斗のチームは健闘したといえるでしょう。大斗のチームも大丈夫か?という構成でしたが、一番効率よく無駄なく引いていた印象。
反対に光璃のチームは、進行方向に対してソリが曲がっていた。左右の引き手のバランスが良くなかった。あれで大幅に体力を使ってしまいましたが、先行するチームを逆転で交わしたあたりに根性があった。
6年生のいない貴哉のチームには5年生以下を厚く配置しましたが、完走するのがやっとの状態。
3チームとも非力を露呈しましたがよくやったと思います。下級生もいずれメインとなって引く日がくるでしょう。その日までごはんをいっぱいたべて上にも横にも伸びて欲しいと思います。
しかし、優勝した高田フェアリーズは強い。3連覇もしてるんですよねぇ。がたいもいいですが引き方もトレインという効率のいいやり方。来年まねしてやってみようと思います。
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さぁ冬休みに入りました。
何もやらずにいればそれもよし、無為無策。性悪説に基づけば、落ちに落ちまくる生活が見えてきます。
ゲーム三昧、テレビ三昧、くっちゃ寝くっちゃ寝。
その自由を謳歌することもいいでしょう。おもいきりのオフ。それもいい。
ただ、そんな無為の日々を過ごしていると、ふつふつと沸いてくるものがありませんか?
「俺はこのままでいいのだろうか?」と。
それに気付くのが年があけて五日ごろ。
「あー何もできなかった。でもお年玉たまったからいいか!」
「しかし、目の前の宿題の山はどうやって片付ければいいか。とりあえず簡単なやつからやるか!」
そんな冬休みを私も過ごしてきました。
冬の寒い時期に外で素振りなんてやろうとも思いませんでした。
意識が低かったのでしょうね。
それをとがめる大人もいませんでした。いい意味で放任主義。
ですが、自分からやる気がおきなくては何をやってもダメでしょうね。
やらされている。義務感でやってるようでは上手くはならないとわかっていたんでしょう。
寒くても黙々とバットを振る。
誰に言われなくても宿題を片付ける。
自主性っていうのは、まさに自分で育てていくしかなんでしょうね。
周りの大人は、放任するのもひとつの手ですが、なんとかその自主性を育てる方向にもっていきたい。がっとばすことなく、穏便な方法で。
にんじんぶら下げ作戦とかやっていますが、なかなか難しい。
でも、自分でてきぱきと素振りやら勉強をやらをやり始めたら、それはそれで気持ち悪がるのかもしれません。
さてこの冬、みんなは成長してどんな顔を見せてくれることでしょうか。
やることはやっとくように。
怪我や病気にはくれぐれも気をつけて、7日に元気な顔を見せて欲しいものです。

昨日の練習で俵引きレースのチームメンバーを発表しました。
意外と反応ないというか、不満はなかったらしいです。
ということはそこそこいい分け方だったということでしょうか?
まぁ、問題は当日そのメンバーがちゃんと集まってくれるかなんですけどね。
急な病気や用事ってあるもんです。当日集まるかという運もある。
あの俵6人ではきついでしょう。
参加者は、体調管理をしっかりやるようにお願いします。


さて、昨日の練習です。
ゴールデンエイジのこの子たちに一番効果がある練習ってなんだろうと考えています。
物の本によって書いてることは千差万別。インターネットのこの時代、情報はあふれているといっていいでしょう。
取捨選択をどうやるか?これがうまくできないと苦労するでしょうね。
その中で私は、「体幹」に行き着きました。
小学生時代の筋トレは不要。持久力は中学校になってから。筋トレは骨格が発達しきった高校からで十分。
今年トリプルスリーの山田哲人選手。数年前の入団会見で見事な逆立ちを披露していました。体幹をはじめ体の隅々までのバランス感覚にすぐれているなぁと感心しました。
昔は遊びの中に体幹を自然と鍛えられるものがありました。木登など
今の時代木登りや岩登り等は危ないと思われるので、練習の中で意識してやるのがいいと思います。
腰周りの筋肉。意識して使わないと強化できません。
成績のよくなった選手は、必ずといっていいほど体幹を鍛えるなにかをやっていたと思います。
体幹は頭の中でイメージした動作をいかにして忠実に再現させることができるかという要素だと思います。
頭でわかっててもできないことって多いですから。
鍛えておいて損はないし、これをこのゴールデンエイジでやることに意味がある。
目に見えてムキムキになったりしませんが、そういやなんか動きがいいなぁと思われることがあったらそれはこの冬の練習にあると思ってください。
そうなってくれるといいなぁ。

毎年恒例の俵引きソリタイムレース(H28.1.9の土曜日)に参加します。
7人1チーム。今のところ3チームで21名の参加の予定です。
全国メンバーを擁した昨年も3チームだして、おしくも女子のバレーボールチームに敗れました。1位をとったことってあったかなぁ?そんぐらい勝てていない。
今回も人数はなんとかいますが、完走できるかな?ってくらいのメンバーです。
ですが、参加することに意義があります。
毎年参加して1、2、3年生が出世魚のように年々力をつけていく様を見せつけるんです。
メンバーを固めることもできますが、あえてしません。
同じくらいの力の3チーム。どこにもチャンスをあたえるような配置にしました。
まだみんなには公表していません。
これが苦労した。
100%みんなを納得させることはできないでしょうが、ここは強行突破。
このチームわけでブーたれるやつがいるんですよねぇ。
メンバーをみて、負けることを予想する。
「あーあ、これは負けたな。」とかすぐ言う。
思うことは止められませんが、口に出すことは止められる。
なんで逆にそのメンバーで勝つことを考えないんでしょう。
ぐっとこらえてみんなを鼓舞するような気概をもってほしい。

昨年のスノーバトルも「ここは優勝は厳しいだろう。」思っていたところが優勝しました。
自分の状況を嘆くより、そのポジションでベストを尽くすことを考える。
負けても全力をだしたらそれでいいじゃないですか?
何があるかはわからない。勝負は下駄をはくまでわからない。
どのチームも全力で突っ走ってください。

いってきましたベースボールフェスタ。フェスタっていっても何をやるか想像もつきません。チラッと運動会みたいなものっていうは聞きましたが、まったくそのとおり。
12球団からきた、将来有望な若いプロ野球選手たち。福島や東北にゆかりのある選手が多かった。
その12人が2名ずつ6チームに分かれて、そこに200か300名の小学生も割り振られます。
ボールころがしをやったり、球入れをやったり、リレーをやったり、まさに運動会。
そして昼食にまかないのカレーがでる。そんでもって、最後にプレミア12の腕時計が全員にもらえるというなんとも豪華な設定。
さすが日本野球機構NPBの主催。民報さん民友さんもサポートしている。
紙面の取扱も大きかった。翌日の民報の一面をかざったのは、満面の笑みでガッツポーズするユウヘイでした。ヒカルは個人でインタビューを受けて名前が載っていました。
その他もいろんな場面で露出があった。
運動会が終わって最後の抽選会。300人に対してプレゼントは24本。24/300の確率をイーグルスで突破したのは、タイセイ、レツ、タケルでした。みんなからは羨望のまなざし。
今日のゲストのプロ野球選手ゆかりの品々。きっちりサインも入っています。いい思い出になることは絶対です。
なによりこんなに近い距離で本物のプロ野球選手とふれあえる。ハイタッチや抱っこ、じゃれあったり、「給料いくら?」とか気軽に聞いたりできることはめったにない。
ユウヘイ、ヨウスケあたりは五郎丸ポーズからカンチョーとかしたんじゃないでしょうか?
飛び入り参加の明日香は日ハムの白村選手にずっと抱っこしてもらってました。
もしかすると一生ないかもしれない。あんな立派な会場を押さえてもらって、大々的にやっていただけるチャンスは本当にありません。飯もついてる。
その意味でよかった。本当によかった。我々指導者、保護者は見てるだけでした。
あそこに大人を入れると収集がつかなくなるんでしょうね。きっちり入らないように線引きされていました。
プロ野球選手とじゃれあって、数々のお土産をいただいてみんな大満足で家路につきました。
さて、ここでいい思い出だけにするか?俺もああいうふうになってやると思って素振りを始めるか?
願わくば、いい思い出を強い決意に変えて欲しいと思います。
関係者のみなさまにお礼申し上げます。ありがとうございました。


 

監督と協議して今年の練習の最終日は12/23の藤川公民館の大掃除でスポ少の御用納めとなります。そして、初練習は1/7木曜日からになります。


さて、今シーズンも終わりました。朝早くから朝食を食べさせたり、ユニフォームなどに準備をしてくれたお母さん。送迎、審判など実務面をサポートしていただいたお父さん。応援にきてくれたおじいちゃん、おばあちゃん。中でも2年続けて勤め上げた保護者会長。これほど激動の2年を経験した会長はあなたしかいません。子どもたちのためとは言え、いろいろなまとめ役大変だったと思います。お疲れ様でした。その他の保護者の皆さまも同様です。仕事や家事でお疲れの時もあったでしょう。
しかし、そんな時でも子どもたちにソフトボールができる環境を整えていただいたご家族、保護者の方々全てに感謝いたします。ありがとうございました。
我々がこうやってああでもない、こうでもないとソフトボールの指導ができるのも子どもたちを送り出してくれる家族があってのことです。

これって普通のことではないんですね。
やりたくてもいろいろな事情でできない子どもたちもいます。グランドに立って、ソフトボールを思い切り追いかけることができる。
こうやって大人になっていろんな世界をみれば見るほどそう思う。
ものすごい恵まれたことだと思います。
上手いも下手も関係ありません。それだけでまず十分でしょう。
そんないろんな想いに支えられている子どもたちを預かる身としては、何か得るものがあって欲しいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。


 

昨日は、ヒカリについて書きました。
そして今日はキャプテン、ダイト。
エースとしてもバッターとしてもチーム随一の実力は誰もが認めるところ。
ただいかんせん、同学年の仲間がヒカリしかいなかったのが不幸だったいうべきか。
そうはいってもこればかりはどうしようもありません。
そんな中でひとり気を吐いた試合がありました。そして折れた。
そうあの大仏杯小原田スポ少戦です。(ずっとほうのき戦だと思っていましたが間違ってました)
あの試合ほど「やられた。」と思った試合はありません。まぁ全国大会の負けが喪失感でいったら一番ですけど。
あの試合が私の中である意味今年一番印象に残った試合です。
ベンチでみていても痛々しかった。ぽっきり折れていく様が、その音が聞こえそうなくらいでした。
まずストライクが入らない。パスボール、ワイルドピッチでランナーを進める。ランナーをためる。ボールが先行する。ストライクを取りにいく。いわゆる「置きにいく」状態。痛打される。下位打線で打ち取ったあたりで、味方のエラー。
あの回は何個アウトをとったかわからないくらいに味方守備の援護もなかった。
ここぞと畳み掛ける巧みな小原田さんの攻撃。なすすべもなくサンドバック状態で、おわるのをまつ状態。
すべてがうまくいかない孤立無援の絶望感がダイトを打ち砕きました。
あのダイトが泣くんですから。全国で負けても泣かなかったのに。
私もこいつは痛みとか敗北で泣かないタイプだと思っていました。そのダイトの涙。ポロッポロ泣いてましたよ。
投げることに恐怖を覚えるくらいの深い傷を負ったと思いました。この時点で8月の後半です。
しかし、立ち直るもんですね。不死鳥のごとく。
あまり深く考えていないのかもしれない。実はそう見えていろいろ考えるタイプなのかもしれない。そんなことはどっちでもいいですが、ダイトは再び投げてくれました。
チームを牽引する立場的なものや通用するピッチャーがダイトしかいないという台所事情がそうさせたのかどうかはわかりません。
このチームのエースはまぎれもなくダイトです。あの敗戦から少し変わったような気がします。もともとそうでしたが、多くを期待しなくなった。
自分でがんばれるところはがんばろう。それでだめなら、仕方ない。そんな「さとり」めいたものを感じました。ひとまわり大きくなったような。
小原田戦のあともなかなかいい結果が出ない時に腐らず自分のすべきことをこなす。
たんたんとこなすわけではありません。なにかを調整しているような、なにかをつかもうとしているような感覚。
影で努力もしてるんですねぇ。最強の親父とのハウスでのピッチング練習。これは後で聞きました。シーズン終盤になって調子がよくなってきた。
これは最後の大会の前に会津選抜と練習試合をやった時に確信しました。会津選抜を相手に零封、ヒットらしいヒットは打たせなかった。
なんかふっきれた感がありましたね。そして、「これならいけるかも!」と期待させる力強さ。この試合ほんとやっておいてよかった。
翌日の釜子さんのきつねうち温泉大会。その結果は、みんなの知るところ。準々決勝で敗れはしたものの、3回戦までコマを進めました。
あんなにバンバン威力のある球を投げるダイト、間違いなく今年一番だったと思います。
迷いがない。ふっきれている。3ボールからでもガンガン入る。
あの涙がうそのように楽しんでいる。あの涙があったから今があるといっていいのでしょう。
打撃も好調でした。2ホーマーでほとんど出塁している。速球に対する反応はピカイチ。投手よりも打者として非凡な才能があると思います。反応で打つタイプ。それで間に合うんですからすごい。
ただし、世の中、上には上がいます。最後の選抜大会、大東さんクラスの球はやはりダイトでも打つのは難しいようでした。
この先いろんな強敵とあたることになるでしょう。ですが、もうダイトは泣くことはないと思います。ビビってるかもしれないけど、涼しい顔で打席に入り、かっとばす。ホームインしてベンチで手荒い祝福を受けるときにニヤッと微笑む。その姿が想像できます。
ソフトのユニホームを脱いだダイト。お疲れさん!


 


 

今年の6年生は、ダイトとヒカリの2人。
昨年は6年生だけでチームが組めるくらいの人数がいましたが、ここは数的に谷間になりました。まぁそんなことも気に留めもしない二人ですが、チーム事情は苦しかったでしょう。
なにせ二人しかいないので圧力の逃げ場がない。お互いに面白くないことがあった時に、ぶつける相手がお互いに一人しかいない。同じ次男のバッテリー。難しい立場だったでしょう。
二人とも運動神経は抜群。体格もいい。足も速い。そこそこかっこいい。
これで頭がよければ天は二物を与えたのですが・・・まぁこの点は今後改善の余地ありですからなんともいえません。
この二人をバッテリーにした意図。それは監督にしかわかりませんが、ここはあえてという選択肢と苦しいチーム事情があったと思います。
昨年の秋口の新人戦、そして春先、あの時点でショートを守れるのはタカヤしかいなかった。
ヒカリの足と自由さを封印することになることを承知の上で、あえて6年生バッテリーにした。
これは冒険だったと思います。
この布陣、タカヤが守備で何度かチームを救っていることからも先見の明はあったと思います。タカヤでなければ止められない打球が何度かあった。
そして6年バッテリー。「バッテリー」とは電池のプラスとマイナス。最初から合うわけがないんですよね。お互いに仲良しでは、エネルギーは起こせない。
私は、キャッチャーはやったことありませんが、ピッチャーはやったことがあります。
上手くいっている時はいいんです。打たれたり、エラーしたり、うまくいかないことが多くなるとキャッチャーに当たることが多くなります。歳が離れていたり、大人になってからはそうはなりにくいですが、幼く同級生同士ならなおさらお互いに「ちゃんとやれよ!」という感情が生まれることを止められない。幼いのでそれをうまくコントロールできない。結果、仲がギクシャクしてしまうんですよねぇ。
そんな空気がこのふたりにもあったように思えます。
そしてヒカリはよく泣いた。ミスをしようと思ってしてるわけではないことはみんなわかっています。その中で、不安がやる気を上回ってしまって、自分をどうすることも出来なくなってしまった。ドツボにはまるパターンです。
そんな中、監督は辛抱強くヒカリを使い続けました。それはここを乗り越えて成長して欲しいという思いがあったと思います。
その意図が通じたのか、天の偶然か、最後になった試合で、再びあの場所にヒカリは戻ってきました。まぁ、タカヤが負傷退場したのでああするしかなかったんですがね。
あの時ほどヒカリがキャッチャーでいてくれてよかったと思ったことはありません。
急な交代でありながら、あの試合ミスらしいミスはなかった。米スポ少さんを相手に、試合もイーグルスが劣勢でした。一気に崩れてもおかしくない場面が何度かあった。
そんな中ヒカリは楽しんでいる余裕はなかったと思います。最後の試合になるかもと思うことさえもない。笑顔がなく、眉間にしわがよっている。ただ、目の前のプレーでミスをしないことだけを考える。
そこは、奔放にプレーしているダイトと違うところです。プラス思考とマイナス思考。その意味ではバッテリーなのかもしれない。
試合後、ヒカリは大きな荷物をおろしたようにほっとしていました。
負けはしたけど、なんとか最後までやりきれてよかった。そんな安堵(あんど)の感情が読み取れる。
最後のコメントでも「特になし。」彼らしいです。
私は、その言葉の裏にいろんな意味の気持ちが隠れていることをわかっています。
この1年ヒカリには大きな試練だったでしょう。よく泣いた。しかし、最後までやりきった。
その分は間違いなく成長しているはずです。
あの夏の河東戦の4打数4安打、全て右方向。やればできるんです。
ヒカリはまだ本気をだしていません。ミスを恐れて本気で取り組んでいない。
最大限の努力をして試合に臨んでいない。
まぁ小学生のころからそんなふうな奴なんて数えるくらいしかいません。
我々は役目は、今はそうでなくても、いつかその本気の火をともせるような下準備をすること。
私は、それがヒカリにできたかどうかを自問します。
どんな世界でもいい。パニクッた涙から、本当の涙が流せるくらいの高みにいってほしいと思います。
お疲れさん!ヒカリ。
いやー悔しかった。プレミア12。韓国に逆転負け。
目の前で崩れていく日本代表を見ているのはいたたまれなかった。
どっかで食い止められなかったのか?
しかし時計の針を戻すことはできませんが、この敗戦を次につなげることはできます。
負けた原因をきっちり分析して、どう改良していくか?
この作業を続ける以外にこの次への進化はないでしょう。

終わってみればなんとでもいえるんですが、予兆はありましたね。
最終回の韓国の代打攻勢。代打2人にどちらもヒット。どちらかを打ち取って勢いをそいでおきたかった。しかし、土壇場、3点差で打った韓国の代打の執念もすごかった。
こういう場面では、先頭打者がでるかでないかで大きく変わってきます。
3点という点差も、今考えればこころにスキを作らせるには充分な点差。
各チームのエース級、守護神が揃っていればセーフティーだと思わせる。
ここに油断があったんじゃないでしょうか?
見てるほうも、先頭バッターに打たれたときは、
「あー大丈夫、大丈夫、やばいけど面白くなってきてよかった。」くらいに思っていました。
しかし、だんだん歯車が狂っていく。地獄にふちに徐々にひきこまれていくのを黙ってみてるしかない。
ノーアウト満塁になった時は、1点くれてもゲッツーで2死とれば大丈夫だと思っていましたが、そううまくは運んでくれない。
このあたりの集中打はものすごいものがあった。
審判の判定も厳しくなって、ストライクが入ってたコースがボールになる。
カウントが悪くなる。ストライクゾーンで勝負するしかなくなる。ボールで勝負できなくなる。
韓国打線の執念、集中力に圧倒されつつあった。
「負け」の二文字がよぎるようになる。そうなると打たれる予感もありましたね。
また韓国の打順もいい。ここ一番でイデホ。
この一瞬のチャンスを確実にものにしていく。日本の前半から中盤への勢いはどこへやら。
その中で、ベンチから声をだし、負けることを微塵も疑わない応援をしていた大谷投手はすばらしかった。
ああいう姿勢を子どもたちにもまねしてほしい。
負けること、やばいと思うことは誰しも止められないでしょう。人が思うことは止められない。
そういうマイナスの気持ちっていうのはものすごく感染力が強い。
昨日の日本ベンチはその雰囲気、空気が蔓延していた。
見ている私の部屋まで蔓延していました。その「負けそうだ」という空気が。
この流れどっかで経験したなぁと思い出していると・・・
ああ去年の全国大会でした。忘れもしない奈良県代表志都美旭ヶ丘スポ少との一戦。
ああいうときは、その空気を断ち切るビックプレーが必要。
秋山選手のセンターへの大飛球をキャッチ。あれもビックプレーでした。
抜けたら即終わっていた。気持ちも切れたでしょう。
裏の攻撃には当然期待します。なにより何でもいいから先頭バッターがでること。
その意味では山田選手は一番期待がもてる。
しかし、韓国はここでベテランの抑えのバッテリーを投入。このあたりが老練ですね。
こういう場面に慣れている。気持ちもぶれない、きもったまの強さがある。
中田選手が一矢報いましたが、万事休す。負けました。
あの攻防、韓国は大フィーバーでしょうね。宿敵といわれる日本に逆転勝ち。
その後の、韓国の監督のコメントもいい。「強者が弱者に負けることもある。」と。
まさに老練。ずっとベンチの奥にいてこの一瞬のスキをねらっていたのでしょうね。
大谷の交代。ピッチャー交換の時は、小躍りしていたに違いない。
終わったあとでは、どうとでもいえるんです。結果論は誰でもいえる。
しかし、こういうつめの甘いところは野球に限らず、サッカーやほかのスポーツの日本代表にもよく見られるところ。
国民性なんですかね。人がいいというか、つけこまれるというか。
そうだとしても、一生懸命にやった選手、監督、スタッフを責める気持ちにはなれません。
「よくやった!がんばった。」でいいじゃないですか。
一番そういわれることがつらいかもしれませんが、乗り越えていくしかないんです。
それを選手たち、首脳陣は一番わかっているはず。
スポ少も同じです。規模は小さいながらも子どもたちも我々もその勝負の世界にいる人間です。
そのつらさは身に染みてわかる。
失敗はこの次の必ず取り返す。その気持ちが前向きな姿勢に繋がります。
結果はそんときに考えればいいです。
さぁ、イーグルスも最後の試合。気合入れていくぞ!

連日のプレミア12。いよいよ決勝トーナメント開幕。
侍ジャパンの相手はプエルトリコ。WBCでマエケンが敗れた相手だったんですねぇ。
あなどれない。福岡で強化試合見てますが、そんな怖さはいまいちなかったような。
でも油断は大敵ですね。ランキングが低いメキシコ、ドミニカにも結構苦戦してましたから、何があるかわからない。
昨日の試合でも少しでも甘く入ると持っていく力、技術はありました。結構きれいなクリーンヒット。しかし、その都度ギアを上げるマエケンを前にして連打は難しい。
そこに効果的な先制点、追加点、ダメ押し。点数の入って欲しい場面できっちり入ると投球リズム、守備のリズムもよくなっていく。
まさに昨日の試合はそのお手本のような試合だったと思います。


ふと、昨日思ったんです。今の5年生の後の世界を。
いやー考えただけで恐ろしい。ダイトもヒカリもいることが当たり前だっただけに、9人もいる5年生が引退した後のことを考える・・・。来年の9月には、この人たちが前面に出てくる。
将来の6年生=今の4年生は、2人の最上級生になるところだったのを、レツが入ってくれて3人。レツは強力な戦力になるでしょう。パワー系、スポード系、バランス型そろった。間違いなくここが主力。
その下が、将来の5年生=今の3年生の3○○トリオ。こいつらが主力になるかと思うと恐ろしいです。一長一短があって、使いづらいところです。はまれば爆発、はまらず不発かのどちらか。
使いどころを間違いなければ、こいつらもやってくれるはずです。
この学年には、眠れる才能をもった少年少女がいるので、掘り起こして戦力アップにつなげたいところ。
そして、将来の4年生=今の2年生、黄金世代。ここは既に人材豊富です。上の学年を食いかねない。彼らが主力になれば数年は安泰でしょう。
最後に将来の3年生=今の1年生。まだまだ未知数ながら充分に育つ時間はあります。なにより、1年生ながら好きで好きでしょうがないっていうのを感じさせてくれる。面白くて好きというのは、上達するためになによりの推進力をもったガソリンです。
いまのところの総勢は12人。(正団員は5人。準団員7人。)
いままで経験から、どんなチームになるか、ポジション、打順的なことを含めてある程度想像はできましたが、この12人はなかなか想像がつかない。
準団員はいつやめてもいいので、この12人が最後までいるかもわからない。ここに新入団員の堀り起こしをかけて15名以上は確保したいところですが、こればっかりは予想がつかない。申込用紙をまわして、待ってりゃ入ってくれるという時代は終わったと思います。
こちらから保護者に営業をかけないといけない。そうやって入団にこぎつけた選手はけっこういます。口説き落としたといっていい。PTAのイベント、飲み会、いろんな集まりその時に「野球いいよ!ソフトボールいいよ!」と勧める。子どもが学校にいってる間はこの戦法は使えます。(いなくなったらどうしよう?)
野球ソフトはどうしても最低9人必要。勝つ喜び、ある程度高度な技術を労するまでになると15人くらいの人数はいて欲しいと思います。
そういう意味でこの準団員制度は成功だと思います。保護者、子どものニーズにあっている。
今後もこの制度を利用しながら、少しでも長くソフトボールを続けられるようにしていきたいと思います。
「スポ少に入ってよかった。」と、子どもたち、保護者の皆さんにそう思っていただけるようにがんばっていきたいと思います。
野球には、ソフトにはそういう魅力があります。
それを伝えたいし、伝える自信があります。
ぜひ、その門をたたいていただきたい。前途洋洋たる世界が眼前にひらけることでしょう。

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