時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
次男の高校野球が終わりました。
106回の全国高校野球選手権大会、福島県予選、1回戦で敗退。
106回の全国高校野球選手権大会、福島県予選、1回戦で敗退。
私が76回だったので30年ぶりのわが家系の挑戦でした。
そして同じ会津球場で潰える。私たちもサード側だった・・・
選手ではなく、親の立場から見る高校野球。
ほんと、野球からはいろいろなことを教わっています。
次男もたくさんのことを学んできたことでしょう。
野球についても、野球以外のことについても。
それら、すべてをひっくるめての高校野球だと思います。
そして、それを3年間、正確には2年半継続してきた。
たいしたもんです。
親の目からみても、高校野球はたいへんだと思います。
生半可な気持ちではできない。続かないと思います。それを続けてきた。
経験者ならば、なおのことわかります。
野球やスポーツに関心のない人からみれば狂気の沙汰でしかないでしょう。
その道をあえて進む。
もっと楽で効率のいい道があるのに、あえて進む。
いいじゃありませんか!
中学から高校へ行くとき、ここで別の道を選ぶ子もたくさんいるのにあえて進む。
その覚悟は、最後を迎える今日まで続いてくれました。
彼の口から「辞めたい」とは聞いたことがありませんでした。
勝負事であるので、実力がある者が試合に出ます。
次男はギリギリのところ、少し足りないかというところ。
最後の夏は、レギュラーは勝ち取れませんでした。
春先にスタメンから外れることが多くなりました。
こころなしか、彼の目に悲しさがにじむ。
それを見ている私たちも正直落ち込みました。
嫁さんはグランドに行きたくないとも・・・
そんな時に、ある記事、コラムに出会いました。
グランドではなく、スタンドで応援する我が子を誇りに思えるか?という内容でした。
私たちにも葛藤がありました。
ないわけがない。
コラムを書いたのは強豪の指導者です。
スタメンを選ぶほうにも葛藤はある。
そして最善の方法を尽くす。
私も指導者の端くれですので、それはわかる。
そういう起用もしてきました。
その上で、試合に出ずともチームに貢献できることを彼は探して、行動に移している姿を何度も見ています。
なぜ、野球をするのか?
なんのために野球をするのか?
ここに、彼なりの答えがあります。
その意味が分かった時、心から応援できるようになりました。
人生を豊かにする。野球はその方法のひとつ。
たしかにプレーすることも大事ですが、プレー意外のところも大事。
それを野球が教えてくれます。
そうなると、一生懸命に挑戦した結果、スタメンから外れてもそれはひとつの結果にしか過ぎない。
その挑戦した過程を認める。
大いに結果に一喜一憂してもいい。だけどそのうえで、彼らの挑戦を称える。
挑戦したこと自体をほめたたえる。
そうすることで、彼はまた安心して、物事に挑んでいくことでしょう。失敗を恐れずに。
それでいいんです。
それに気づきました。
そうなると、どこにいようとかまわないんです。スタメンならそれでいいけど、そうでなくてもいい。チーム自体を、選手全員を応援します。
チームにために、サードコーチャーボックスでどうやって貢献するかを考えている。
チームのために守備位置の指示を飛ばす。
その考え方が手に取るようにわかります。
レギュラーでなくても、彼が生きる道はある。きちんと居場所はある。
それを一番わかってやる、認める、理解するのは私たち親の仕事でした。
これも野球が教えてくれたことです。
もう明日から真っ黒に汚れたユニフォームをごしごし洗う必要はありません。
休日の朝早くに弁当をつくり、送迎することもありません。
その代わりに、スタジアムに野球に応援をしにいくこともなくなる・・・
野球を選択したのは、次男ですが、私たち親のほうこそ、感謝することがあります。
たくさんの元気と勇気をもらいました。
お母さんとお父さんに高校野球を応援させてくれてありがとうな。
最後に熱く抱擁した息子の胸板が確かに厚くなっていたのを確認して、また涙が止まりませんでした。
仲間、先生などたくさんの人に支えられてきました・・・
夏が終わりました。
そして同じ会津球場で潰える。私たちもサード側だった・・・
選手ではなく、親の立場から見る高校野球。
ほんと、野球からはいろいろなことを教わっています。
次男もたくさんのことを学んできたことでしょう。
野球についても、野球以外のことについても。
それら、すべてをひっくるめての高校野球だと思います。
そして、それを3年間、正確には2年半継続してきた。
たいしたもんです。
親の目からみても、高校野球はたいへんだと思います。
生半可な気持ちではできない。続かないと思います。それを続けてきた。
経験者ならば、なおのことわかります。
野球やスポーツに関心のない人からみれば狂気の沙汰でしかないでしょう。
その道をあえて進む。
もっと楽で効率のいい道があるのに、あえて進む。
いいじゃありませんか!
中学から高校へ行くとき、ここで別の道を選ぶ子もたくさんいるのにあえて進む。
その覚悟は、最後を迎える今日まで続いてくれました。
彼の口から「辞めたい」とは聞いたことがありませんでした。
勝負事であるので、実力がある者が試合に出ます。
次男はギリギリのところ、少し足りないかというところ。
最後の夏は、レギュラーは勝ち取れませんでした。
春先にスタメンから外れることが多くなりました。
こころなしか、彼の目に悲しさがにじむ。
それを見ている私たちも正直落ち込みました。
嫁さんはグランドに行きたくないとも・・・
そんな時に、ある記事、コラムに出会いました。
グランドではなく、スタンドで応援する我が子を誇りに思えるか?という内容でした。
私たちにも葛藤がありました。
ないわけがない。
コラムを書いたのは強豪の指導者です。
スタメンを選ぶほうにも葛藤はある。
そして最善の方法を尽くす。
私も指導者の端くれですので、それはわかる。
そういう起用もしてきました。
その上で、試合に出ずともチームに貢献できることを彼は探して、行動に移している姿を何度も見ています。
なぜ、野球をするのか?
なんのために野球をするのか?
ここに、彼なりの答えがあります。
その意味が分かった時、心から応援できるようになりました。
人生を豊かにする。野球はその方法のひとつ。
たしかにプレーすることも大事ですが、プレー意外のところも大事。
それを野球が教えてくれます。
そうなると、一生懸命に挑戦した結果、スタメンから外れてもそれはひとつの結果にしか過ぎない。
その挑戦した過程を認める。
大いに結果に一喜一憂してもいい。だけどそのうえで、彼らの挑戦を称える。
挑戦したこと自体をほめたたえる。
そうすることで、彼はまた安心して、物事に挑んでいくことでしょう。失敗を恐れずに。
それでいいんです。
それに気づきました。
そうなると、どこにいようとかまわないんです。スタメンならそれでいいけど、そうでなくてもいい。チーム自体を、選手全員を応援します。
チームにために、サードコーチャーボックスでどうやって貢献するかを考えている。
チームのために守備位置の指示を飛ばす。
その考え方が手に取るようにわかります。
レギュラーでなくても、彼が生きる道はある。きちんと居場所はある。
それを一番わかってやる、認める、理解するのは私たち親の仕事でした。
これも野球が教えてくれたことです。
もう明日から真っ黒に汚れたユニフォームをごしごし洗う必要はありません。
休日の朝早くに弁当をつくり、送迎することもありません。
その代わりに、スタジアムに野球に応援をしにいくこともなくなる・・・
野球を選択したのは、次男ですが、私たち親のほうこそ、感謝することがあります。
たくさんの元気と勇気をもらいました。
お母さんとお父さんに高校野球を応援させてくれてありがとうな。
最後に熱く抱擁した息子の胸板が確かに厚くなっていたのを確認して、また涙が止まりませんでした。
仲間、先生などたくさんの人に支えられてきました・・・
夏が終わりました。
PR
カレンダー
フリーエリア
最新記事
プロフィール
HN:
高田イーグルスコーチ
性別:
非公開
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析