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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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秋です。日が短い。
平日の練習時間の確保が難しくなってきました。
さて、光を求めて遊牧民。
ナイター練習しかありません。
小学生なんで、週2回くらいが妥当でしょう。
そして、秋は走る。

私が今考えてるパターンは、こうです。
月曜、本郷さんでナイター練習。
火曜、藤川公民館で、ストレッチやラン中心のメニュー
水曜、高田さんとの恒例のナイター練習試合
木曜、金曜、休んで回復につとめ、
土日の大会にのぞむ。

きちんと回復をもうけるあたり、私の優しさがにじみ出てますね。
いまのチームを作ったのは、走り込み。
昔のように、外で遊ばなくなった子供たちの筋肉に訴えかけるのはやはり、ラン!
基本的に、地味で面白くない練習ですがじわじわ効果が出てきます。
この後、冬にスキーをやったりするのにもいい。
中学校にいっても役に立つはずです。
体の成長にも作用する。
筋肉、関節、骨、腱にいい影響を与えているはずです。
今日の中学駅伝で活躍している選手もこのスポ少で長距離に目覚めたはずです。


さあ、まずは週1回から走り出しましょう!



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ここ最近のイーグルス、走ってます。
練習前に校庭1周200m×10本のインターバル。
昔、中学の時、駅伝練習でやっていたきつい練習です。あん時は400m×20本を毎日。
とてもとてもきつい、本気でやりたくない練習でした。
風邪をひいたら喜び、オバーワークで医者に止められても喜ぶほどつらかった。
つらいけれど、着実に自分たちを速くしてくれた。タフにしてくれたあの練習。
それを今、スポ少の子供達に課しています。

みな口々につらいといいます。
「監督、インターバルやらないでください。」
「本数を減らしてください。」

あいつら本気で嫌がっています。それほどつらいんでしょう。
そう思うほど、身になっている練習ということです。
本気で体を鍛えている。だからつらい。

ここが勝負時です。

大人であれば、つらい⇒そんなにつらいのならやめようと選択できる。

安易とはいいませんが、その先にあるメリットを享受する前に離れてしまうことが多い。
スポ少の子供たちはそうはいかないでしょう。
やめるにやめられない。そこが本音。

口々に「つらい」だの言ってますが、この冬走って、その実力を開花させた選手もいます。
ユリアもその一人。
「インターバルはつらい、やりたくねぇな。」とは言っていますが、いざ始まると本気になって走る。
そして、つらいながらも着実に自分が速くなっていることを実感しています。
ついていけなかった6年生のほぼ全員についていくことができています。ルイは無理ですが・・・
そして、場合によっては抜き去ることができる。
その自信が、守備、打撃にいい方向に作用しています。
地獄のインターバルがユリアを着実に強くしています。
ユリアに限らず、みんながみんなインターバルを敵視していますが、いざはじまると本気でやってしまう。
走る速さはひとそれぞれです。
45秒以内、55秒以内と一応のレベルわけはしていますが、それぞれできる範囲で本気でやっています。
毎回、限界に挑戦しているやつ、ユウキ、ルイ、ユリアあたり。
毎回は無理だけど、この回は頑張ると、きめている選手。
毎回、こんぐらいでいいと思って走っている選手。

選手によって、チカラの入れ具合は違いますが、現時点ではそれでいいです。
全員が毎回限界に挑戦するようになるには、まだまだかかります。

インターバルはつらい。やりたくねぇ。と言いつつ、休まないでスポ少にきてがんばる選手たち。
私に対する悪態、罵詈雑言けっこうけっこう、大いに声にだしていっていいです。
そのうえで、走る。

選手たちを存分に追い込みますが、この場にきて、頑張っていることをほめるべきでしょう。
そして、さらにしごく。
そんな中で気づくことでしょう。
つらさのむこうにある満足感を。
やりきることの気持ちよさを。
そのくそったれの練習のなか、仲間と飲む水の美味さを。
「あーなんだか俺、がんばってんなぁ。みんな、がんばってんなぁ。気持ちいいなぁ。」と思ってほしい。
これを仲間と共有できる時間、これはプライスレス。

今のイーグルスは、わが身を研いでいるところです。
しかるべき時に、持てるチカラを全部差し切れるように、このつらさを乗り越えていってほしいです。






今日の練習で気づきました。

やはり人は、同じチャンスの中でこそ成長する。と、

何を言ってんだといいますと、イーグルスガールのお二人、ユナ&ミソラについてです。

いつもは、安全性の面から別メニューにしていましたが、今日は考えを改め、男子とほぼ同じメニュー。

ただし、男子どもには相手を見極めて、それなりの対処をすることを命じました。

ボール回し。
確かに効率は落ちますが、状況判断に一役買ってます。
相手が女子であれば加減して投げる。
このルールを徹底しています。
その中で最善を尽くす二人のイーグルスガールズ。

これはいいんじゃねぇと思って、打撃練習、ケース打撃、すべてにできる範囲で参加させました。
そうなると、たしかにボールは飛ばないなどありますが、そこをみんな理解している。

それはそれで「練習になる。」と思えるような風土になってきている。
そして何より、みんな同じメニューをこなしている。
ユナ&ミソラのイーグルスガールズも今日は出番がたくさんあってたいへんだったと思います。
ですが、いきいきしていました。
できないことも多いながら、キャッチャーのユウキあたりがカバーしてくれている。
チーム全体がそういう雰囲気になっている。
このあたりのさじかげん、むつかしいですが今は機能しています。
男子どもわかってると思わせてくれるます。
二人に対してやさしさが見れます。
そして、イーグルスガールズも、すこしずつ答えようとしている。
今日の練習ではそれが見えました。

いつもは危ないからといって、個別のメニューを組んでいた。
ですが、それではいつまでたっても全体練習にははいれず、お客様。
それって、あんまりよくない方法だと思いました。
基礎向上の別メニューも大事ですが、やはりチームスポーツ。
なるべく、同じメニューをこなすべきでしょう。
今日それに気づきました。
はじっこで、個別練習も大事ですが、全体練習でこそわかることもある。
指導者も、選手もそこをみんなでわかるチームであってほしいと思います。
その中での「やるときはやるモード」そのメリハリができると思います。
だからこそ、練習が楽しい、楽しいからこそ、上手くなる。
私は、そう信じています。



大多鬼丸で負けた翌日の今日の練習。
負けをとりもどすのは負けた瞬間から始まっています。
明徳義塾の馬淵監督は、負けたら即日のうちに高知へ帰るそうです。
結果を受け止めて即座のスタートを切る、きりかえの速さ。
負けた時こそ、すぐに練習をする。私もそう思います。
うじうじ考えるよりも、即行動したほうがいい。そのほうが心も体も切り替えられます。

これからの練習に何が必要かを昨日の帰り道すがら考えました。
昨日の負けの最大の要因はピッチャーが試合を作れなかったこと。
コントロールの悪さが自滅をよんだ。
コントロールをつけるには・・・一朝一夕ではいかないけども走るしかない。

ある指導者がいっていた一言。
「走って、走って体力をつけるとすべてがよくなる」と。
コントロールのいいピッチャーは、誰しもがかなりの走りこみをしています。
微妙なコントロールは、鍛え抜かれた下半身が主導する。
私もそう思いますが、昔ながらのただ長距離を走るだけの練習でどれだけ小学生がついてこれるか?
いまはいい時代です。
効果のあるだろうという練習方法がネットを見ればすぐわかります。
走るにも目的意識をもっていかに走るかということ。
ただ漠然と、人に言われて走るようではたかが知れています。
自分で意識をもって走る。小学生では難しいでしょうから、かんたんで小さな目標をひとつひとつクリアしていくようにしむける。
そう思って今日は走り系中心です。

この走り系。ものすごくつまらなくて、つらい。
ですが、ここをどう走るか?それで今後がきまります。
誰しも心に天使と悪魔が住まう。
どうせこんなの適当にやればいいべ。
どうせやるなら本気でやるべ。
この二つがその後どんなふうな折れ線グラフになるかは想像がつくでしょう。
片や右肩あがり、反対に右肩さがり。
どっちになるかは自分次第。ですが、指導である程度は導くことができる。
ひとりでも多くが右肩あがりに行ってほしい。

イーグルスにもいろいろいます。
あわよくばバレないように抜いてやろう。
全部本気でいこう。
全部は無理だけど、何回かは本気でいこう。
いろんな性格のこどもがいます。
全員が全員、お手本のように全部本気でやろうなんて思うことはなくていいと思います。
小さい体で6年生についていこうと必死の形相の2年生のレンをみて、触発されない上級生はいないでしょう。
実際、レンは5年生に数回勝っている。5年生がいかに手を抜いているかがわかります。
「レン、いいぞ!」そういって大きな声でほめてやるだけでいい。
そんなレンをみて、「負けてられないな」と思うもの、「まぁいいか」と思うもの。
どちらにせよ、下級生から刺激をうける。
競争の原理が働く。
チームスポーツのいいところだと思います。

いろんな性格がいていい。
だけど、目標を同じくしてやりきる。お互いを励ましながら。
塁間ジャンプダッシュ×20
塁間シャトルラン×10
結構な距離です。だらだらランニングではなく、短く切って、目標タイムを設定して一本一本やっている。
ただ走らせるよりも効果的です。

こういうつらいことに挑むこと。
大人になってもいろんな場面で出くわします。
今の世の中、何事もクールに要領よくやろうぜみたいな風潮がある。
「なに本気になってんの?」みたいに冷めた感じがどこかにある。
そんなかで、本気でやるのはバカの部類に入るでしょう。
私はそういうバカが大好きです。
いつも馬鹿はだめです。ですが、あえてバカになりましょう。あえてバカになれる人になってほしい。
バカにしか破れない壁があります。

さぁ今日も野球バカになりにいきましょう!














久々に練習がありました。
ほぼ全員の顔がそろいました。
確実に休みボケしています。
スイングがおそい。動きがかんまん。
こんなんで明後日大丈夫なのか?

連日、熱闘甲子園をみて思います。
どんなに練習しても、どんなに気合をいれても、ミスはでるし、エラーはある。
それが人間なんだと。
そのミスを最小限で食い止め、ぎりぎりのところで点にむすびつけない。
智弁和歌山と大阪桐蔭の試合、どちらも10安打以上打ってるのに、ロースコア。
打者を出しながらも、ぎりぎりのところで食い止める。
仙台育英もそうでした。
ショート、センターの果敢にチャレンジしていく「攻め」の守備。
待っていたら捕れない打球。即座に反応して、体勢を崩しながらもファインプレーにしてしまう。
普通のノックを受けていたならできない守備だと思います。
それともひとつ。
昨日敗れた新潟の日大文理。
9回表、1点を追う場面、1、3塁。
ここで今年限りで勇退する大井監督75歳は、1塁ランナーの主将に盗塁のサインをだしたようです。
ですが、サインミスなのか、個人の判断なのかわかりませんが、主将は走らなかった。
結果、三振で最後のバッターが倒れゲームセット。
あの場面で盗塁のサインを出していたとは驚きです。
走ったほうがよかったのか、そうでないほうがよかったのかは、もういいと思います。
結果は負けましたが、誰も彼もがんばった。
しかし、あの場面で盗塁をだす、攻めの姿勢が75歳になっても衰えないことがすごい。
大井監督の頭には、盗塁したあとの逆転劇がイメージできていたんでしょうね。


自分が想像できないことはできない。
こういう場面に幾度となく遭遇して、失敗して、この大舞台で実力を発揮する。
そのプレーに大きく励まされます。
そして応援したくなる。

イーグルスの選手たちもそうです。
まだまだ足りませんが、やれるところは全力でやっている。
最近は下級生も結果をだしているようです。
その努力が花を咲かせるとき、勝利は近づくでしょう。
野球をやっていてよかった。
ソフトをやっていてよかった。
そう思える瞬間がくるでしょう。
その瞬間のために、またがんばっていきます。

今日のナイター練習試合。私は所用でいくことができませんでした。
そして、6年生が修学旅行でいません。
五年生以下の布陣でのぞみました。

投げたのは、レント、タケル、タイセイ。
この前のナイターで安定した投球を見せたレント。しかし、今日は制球が定まらなかったようです。涙の降板。
その後をついだのは、病み上がりのタケル。
スピードはありませんが、そこそこの投球。ランナーを出しながらも、なんとか試合をつくります。
そして、タイセイ。スピードはありません。コントロールで打ち取るタイプなんですが、制球が定まらない。
今日は三者三様で、全員が安定してなかった。
今後の課題でしょう。


キャッチャーはユウキ。キャッチングの外にすばやい送球が課題。

ファースト、ルイ。自分の守備範囲を確立してほしい。

セカンド、テンカイ、レン、ユリア。まずは確実に捕って投げること。

サード タイセイ。捕るリズム、耳元でのボールのもちかえはできている。あとは、可動範囲、むつかしい球を数をこなすこと。

ショート、タケル、ハルヤ?、レント?内野のかなめ。攻撃的な守備ができるか、チームの成長はここにかかっているといっていい。

外野手
ユリア、セイ、ヨウスケ、ソウゴ、ユウゴ。
まだ、ボールに対する反応が遅い。見てる時間が長い。
早い打球に直線で追いかけてしまう。回り込むような捕球を心がけましょう。
捕れないまでも、自分の体に当ててボールの勢いをそいだユウゴ。
「よく体に当てたな!」と声をかけると。
「向こうが当たってきたんです!いたかった。」と返しながらも、満足そうでした。
こういうところが人を成長させていくんだと思います。

子どもはいつか親から離れていくもの。
親の力を借りないで、自立しなくてはなりません。
それを子供も、親もわかっている。
ソフトボールはその練習になります。
あのバッターボックスでは、誰も助けてくれない。
自分でなんとかするしかない。
緊張するぎりぎりの場面で今の自分のベストを尽くす。
そして、成功する。自信になる。俺はできる。自己肯定。
できなくても、またチャレンジする。ちょっとやそっとのことにへこたれない強い心を育てます。
バッターボックスの緊張感は独特のものです。
私もいつもバッターボックスでは緊張していました。
緊張しなくなったのはおっさんになった最近です。
そして、ヒットを打つと気持ちいい。
今日もユリアが初ヒットを見せてくれました。
あの感覚はクセになります。
あの感覚を今後も追い求めるようになるでしょう。いい傾向です。



今回は、ナガミネ代表にお任せしました。
6年生が抜けた後のことも考えてやっています。
次世代を考えながら、ポジショニングしている。

攻撃にも守備には核となる選手がほしいところです。
こいつに任せておけば大丈夫。

まさかタケルたちが一番年長になるとは・・・
感慨深いというよりも、不安でしかたがありません。
大丈夫か?お前ら?

まぁでも、こいつらはこいつらで面白い戦いをしています。
自分たちのチームを楽しんでいる。
楽しい、面白い。
これがソフトボールの原点です。



さて、今週末も大会が目白押しです。
5/27 4年生以下のティーボール大会で矢吹遠征。
5/28 喜多方ボーイズ10周年記念大会で熱塩加納
どちらも天気がいいことを願うのみです。

矢吹町のティーボールは昨年から単独で参加しています。
去年は残念ながら予選敗退。
ですが、じゃんけん大会にのこったり、ヨウスケがホームランをうったり収穫のある大会でした。
たしか、ユウキも骨折したんでしたっけ。
4年以下の大会っていうのがいいでね。
いつもはベンチにいることが多いのに、今回は主戦です。
そして相手も4年以下と条件は同じ。
実力も拮抗してるので、面白くなります。
ただ、ティーボールのルールや試合経験のなさがどう響くか?
その点を心配しています。
それと長い移動距離で、車酔いしないかも心配です。
いずれにしろ、思い切りやるだけです。
そして、結果良ければそれでいいと思います。

昨日のティーボールの紅白戦。5.6年生を相手に4年以下が挑みます。
ゴム製のバットがうまく振れていません。
そして飛ばない。ちょうどいい内野フライを連発。
これでは勝てません。ゴロを打てと指示しますが、相手は小学生。
そういっても、フライを打ち上げます。
中にはいいあたりをするやつもいます。

ソウゴ、ケンタ、テンカイ、このあたりは強いライナーを打ち分けることができています。
そこにユウキ、レント、タイセイがまだあたりのコツがつかめていない。
その他は当てるのに精いっぱいです。

気持ちよく打ちたい気持ちはよくわかります。それでもいいんですが、それでは勝てない。
個人個人がそれぞれに打っている。つながっていく作戦もなにもなければ、この小粒の集団に勝機はないでしょう。
個々の点を線で結んで円にする。
円は最強の防御の形です。
それぞれはそこそこやると思うんです。あとは、少しの気遣いと状況判断。
これはティーボール、ソフトボールだけではなく、いろんなところで役に立ちます。
その状況で、自分ができる一番得意なことを選ぶ。
そこをわかってほしい。

さて、どこまでできるやらお手並み拝見です。
今日は今シーズン初のナイター練習試合。
昨年から毎週水曜日開催の高田スポ少さんとのナイター練習試合。
この平日の試合経験がお互いを押し上げてくれています。

高田さんとは、日中も通して初めての対戦です。
お互いの現状の戦力を知る絶好の機会でもあります。
さて、その試合内容は・・・

高田スポ少さんの5年生エース。
びっくりしました。
今の時点で、こんないい球を投げることができるのか・・・・
あと2年ある・・・
投げ方も癖があって、なかなかいないタイプ。彼はいいピッチャーになります。
その相手エースにどこまで食いつけるか?
案の定、初対戦で変則フォームのピッチャーに全く合いません。
いつものタイミングの取り方が全く通用しません。

一打席目は仕方ないにしても、二打席目に工夫が見られません。
この試合、私は主審をしていましたが、それがよくわかりました。
相手バッテリーは、オーソドックスにアウトコース低めに集める傾向。
そこに対しての対策がない。
一番効果的なベースギリギリに立つなどの対策が取れていない。
まだまだ試合経験もないので無理もありません。
「こういう場合は、こうだから、こうしていこう。」そこから始めましょう。
それを積み重ねていく、その一番効果的なのが練習試合だと思います。

相手もライバルチームなので緊張感もある。
いつもより集中力も5割ましです。
練習試合なので思い切っていろんなことを試すことができます。
その中で練習でやってきた小さいことを試していく、それが成功する、自信になる。
そのループをだんだん大きく、難易度を高くしていく。
自信になって跳ね返ってきます。
このひよっこイーグルス。今日はなかなか試合をつくることができなかったようです。

主審をしていて、ひとつ気づきました。
キャッチャーリョウがなぜ捕れないか?
捕る瞬間に、つま先が浮いていました。ということは、重心が後ろ体重。
これでは、左右に動けません。自然、捕れない。
原因がわかれば対処方法もあります。

こういうのはなかなか気づかないことです。
このナイター練習試合をやっててよかったと思います。
今後もお互いに切磋琢磨していきます。
人ってそう簡単には変わらないんですね。
というか、変われない。

総体のベスト4の戦いを見てきた面々。
どんだけ、気合のはいった練習をしてるんだろうと楽しみにして、練習にいってみました。
結果・・・いつもと同じように身にならないキャッチボール・・・
そこに明確な目的がみえない「ただやるキャッチボール」がありました。
ああ、こいつらわかってない。
このキャッチボールではなんの練習にもならないと。
正直、がっかりしました。砂漠に水をやるようなもの。無駄です。やる意味もない。
やる気がでてきましたと、聞いていましたが、一過性のものだったんでしょう。
やる気の三日坊主。
あのベスト4の試合をみて、やる気がでたのは確かでしょう。
「俺たちもやってやる!」あの時は確かにそう思ったはず。
しかし、そのやる気を持続させることの難しさ。
あらためてその難しさを実感しました。

こどもなんて、たいていそんなもんでしょう。こどもに限らず多くの大人を含めた人、全体がやもすると怠惰に陥ってしまう。
その流れに乗らずに、自制心をもって、コツコツ努力を積み重ねる。
チャンスは準備されたここりに降り立つ。
成功する機会を得て、それをいかせる人になれるかどうか?

そこで私たち指導者の役割はひとつ。
一度、こころに決めた目標を見失わないように、毎日、毎時、いいつづける。
楽で怠惰な方向にいかないように、一定の緊張感を持たせ続ける。
そして、ここ最近一番思うのは、選手のやる気を失わないように気を配るです。

最近、感情に任せて、がっとばしがちになっているなぁと思います。
思い通りにならないのが、歯がゆくて、頭にきて仕方がない。
でも、怒ってみても仕方ないですね。そう、教えていないんですから。
それをわかっていながら、がっとばしています。
当然、選手側も不満もでてくる。それをさらにチカラで押さえつけています。
そうなるとお互い意地になって、面白いことはありません。
あー感情的になってるなぁと自分でもわかる。
もっと違うやり方があるはずです。
お互いに、WIN WINのやり方が。

こどもたち自身がもっているやる気やポテンシャルを引き出すやり方が。
それには、あいつらを「ノセル」のがいい。
そのあたりを探りつつ、やっていこうと思います。










今日のスポ少です。
いってみると、いつもは出ていなかったグランドならし用のブラシがちゃんとでていました。
そして、私がグランドに入る時に、キャプテンユウトが大きな声で「お願いします!」。

ん?なんかあんな?
いささかこびているようなあざとさもありましたが、そうではありませんでした。

グランドのゴミをひろって袋にまとめておいたものを見せるユウト。

ユウトだけではありません。彼らは彼らなりに、考えて行動していたんです。
あー、勘ぐらないで、素直にほめてやればよかったなとそう思いました。
この年になると、すぐなにか裏があるんじゃないかとゲスの勘ぐりをしてしまう、自分のどすぐろさに嫌気がさしました。素直に物事を見れない。

彼らは変わろうとしています。
いい傾向です。

練習前に、後片付けを効率よくするためにグランドならしのブラシを用意しておく。
指導者に元気よく挨拶をする。
グランドのゴミを拾う。

小さなことです。
それを自分たちで考えて動いた。いつもは、指導者が言わないとできなかったことです。
小さなことかもしれませんが、今はじめてといっていいくらい、彼らは自分たちから動こうとしています。
いままではタカヤたちがいてくれました。
指示を待つだけでよかった。

昨日の試合の後にも言いました。
「お前たちはまだ、やらされている、お客様だ。自分からやろうとする意志がなければ、うまくならない。」
ここからの脱却の第一歩です。
今年のイーグルスにとって、月面着陸のアームストロング船長の一歩にも等しいくらい。


自分で考え、行動する。仲間と知恵を出し合って、行動する。
その仲間の中で自分のできることの最善を尽くす。

このソフトボールスポ少をやる意味に、これ以外のなにがあるでしょう。
今日は彼らのいいところを垣間見ました。
そうはいっても、三歩歩くと忘れるにわとりのようなのも彼らです。
明日には、できないかもしれない。
しかし、チームプレーのいいところは、誰かが「こうやろうぜ!」といって仲間をフォローしてくてるところ。
このいい雰囲気を持続していけば、今よりもっともっといいチームになります。

ああ今日もいい練習でした。
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