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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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ここ最近のイーグルス、走ってます。
練習前に校庭1周200m×10本のインターバル。
昔、中学の時、駅伝練習でやっていたきつい練習です。あん時は400m×20本を毎日。
とてもとてもきつい、本気でやりたくない練習でした。
風邪をひいたら喜び、オバーワークで医者に止められても喜ぶほどつらかった。
つらいけれど、着実に自分たちを速くしてくれた。タフにしてくれたあの練習。
それを今、スポ少の子供達に課しています。

みな口々につらいといいます。
「監督、インターバルやらないでください。」
「本数を減らしてください。」

あいつら本気で嫌がっています。それほどつらいんでしょう。
そう思うほど、身になっている練習ということです。
本気で体を鍛えている。だからつらい。

ここが勝負時です。

大人であれば、つらい⇒そんなにつらいのならやめようと選択できる。

安易とはいいませんが、その先にあるメリットを享受する前に離れてしまうことが多い。
スポ少の子供たちはそうはいかないでしょう。
やめるにやめられない。そこが本音。

口々に「つらい」だの言ってますが、この冬走って、その実力を開花させた選手もいます。
ユリアもその一人。
「インターバルはつらい、やりたくねぇな。」とは言っていますが、いざ始まると本気になって走る。
そして、つらいながらも着実に自分が速くなっていることを実感しています。
ついていけなかった6年生のほぼ全員についていくことができています。ルイは無理ですが・・・
そして、場合によっては抜き去ることができる。
その自信が、守備、打撃にいい方向に作用しています。
地獄のインターバルがユリアを着実に強くしています。
ユリアに限らず、みんながみんなインターバルを敵視していますが、いざはじまると本気でやってしまう。
走る速さはひとそれぞれです。
45秒以内、55秒以内と一応のレベルわけはしていますが、それぞれできる範囲で本気でやっています。
毎回、限界に挑戦しているやつ、ユウキ、ルイ、ユリアあたり。
毎回は無理だけど、この回は頑張ると、きめている選手。
毎回、こんぐらいでいいと思って走っている選手。

選手によって、チカラの入れ具合は違いますが、現時点ではそれでいいです。
全員が毎回限界に挑戦するようになるには、まだまだかかります。

インターバルはつらい。やりたくねぇ。と言いつつ、休まないでスポ少にきてがんばる選手たち。
私に対する悪態、罵詈雑言けっこうけっこう、大いに声にだしていっていいです。
そのうえで、走る。

選手たちを存分に追い込みますが、この場にきて、頑張っていることをほめるべきでしょう。
そして、さらにしごく。
そんな中で気づくことでしょう。
つらさのむこうにある満足感を。
やりきることの気持ちよさを。
そのくそったれの練習のなか、仲間と飲む水の美味さを。
「あーなんだか俺、がんばってんなぁ。みんな、がんばってんなぁ。気持ちいいなぁ。」と思ってほしい。
これを仲間と共有できる時間、これはプライスレス。

今のイーグルスは、わが身を研いでいるところです。
しかるべき時に、持てるチカラを全部差し切れるように、このつらさを乗り越えていってほしいです。






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