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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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大多鬼丸で負けた翌日の今日の練習。
負けをとりもどすのは負けた瞬間から始まっています。
明徳義塾の馬淵監督は、負けたら即日のうちに高知へ帰るそうです。
結果を受け止めて即座のスタートを切る、きりかえの速さ。
負けた時こそ、すぐに練習をする。私もそう思います。
うじうじ考えるよりも、即行動したほうがいい。そのほうが心も体も切り替えられます。

これからの練習に何が必要かを昨日の帰り道すがら考えました。
昨日の負けの最大の要因はピッチャーが試合を作れなかったこと。
コントロールの悪さが自滅をよんだ。
コントロールをつけるには・・・一朝一夕ではいかないけども走るしかない。

ある指導者がいっていた一言。
「走って、走って体力をつけるとすべてがよくなる」と。
コントロールのいいピッチャーは、誰しもがかなりの走りこみをしています。
微妙なコントロールは、鍛え抜かれた下半身が主導する。
私もそう思いますが、昔ながらのただ長距離を走るだけの練習でどれだけ小学生がついてこれるか?
いまはいい時代です。
効果のあるだろうという練習方法がネットを見ればすぐわかります。
走るにも目的意識をもっていかに走るかということ。
ただ漠然と、人に言われて走るようではたかが知れています。
自分で意識をもって走る。小学生では難しいでしょうから、かんたんで小さな目標をひとつひとつクリアしていくようにしむける。
そう思って今日は走り系中心です。

この走り系。ものすごくつまらなくて、つらい。
ですが、ここをどう走るか?それで今後がきまります。
誰しも心に天使と悪魔が住まう。
どうせこんなの適当にやればいいべ。
どうせやるなら本気でやるべ。
この二つがその後どんなふうな折れ線グラフになるかは想像がつくでしょう。
片や右肩あがり、反対に右肩さがり。
どっちになるかは自分次第。ですが、指導である程度は導くことができる。
ひとりでも多くが右肩あがりに行ってほしい。

イーグルスにもいろいろいます。
あわよくばバレないように抜いてやろう。
全部本気でいこう。
全部は無理だけど、何回かは本気でいこう。
いろんな性格のこどもがいます。
全員が全員、お手本のように全部本気でやろうなんて思うことはなくていいと思います。
小さい体で6年生についていこうと必死の形相の2年生のレンをみて、触発されない上級生はいないでしょう。
実際、レンは5年生に数回勝っている。5年生がいかに手を抜いているかがわかります。
「レン、いいぞ!」そういって大きな声でほめてやるだけでいい。
そんなレンをみて、「負けてられないな」と思うもの、「まぁいいか」と思うもの。
どちらにせよ、下級生から刺激をうける。
競争の原理が働く。
チームスポーツのいいところだと思います。

いろんな性格がいていい。
だけど、目標を同じくしてやりきる。お互いを励ましながら。
塁間ジャンプダッシュ×20
塁間シャトルラン×10
結構な距離です。だらだらランニングではなく、短く切って、目標タイムを設定して一本一本やっている。
ただ走らせるよりも効果的です。

こういうつらいことに挑むこと。
大人になってもいろんな場面で出くわします。
今の世の中、何事もクールに要領よくやろうぜみたいな風潮がある。
「なに本気になってんの?」みたいに冷めた感じがどこかにある。
そんなかで、本気でやるのはバカの部類に入るでしょう。
私はそういうバカが大好きです。
いつも馬鹿はだめです。ですが、あえてバカになりましょう。あえてバカになれる人になってほしい。
バカにしか破れない壁があります。

さぁ今日も野球バカになりにいきましょう!














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