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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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ティーボールの話をしましょう。
先週、イーグルスと高田スポ少さんの4年生以下で連合をくんで参加した矢吹町のティーボール大会。
4年生以下の選手にとっての甲子園といっていいでしょう。
ここ最近の参加で、十分の浸透してきています。
不参ならば、ベンチを温めているほうが多い4年生以下。
ところが、この大会に限っては勝手が違います。全員が4年生以下なので、すぐさまスタメン、主役に躍り出れます。
相手も同じ4年生以下なので、それなりの戦いができます。
そして、今回。
過去数年、それなりの経験を積んできた4年生。
しかも今回は頼れる高田さんと同盟を組んでいます。
もしかしたら・・・全国・・・

そんな野望を完膚なきまでに叩き壊してもらったチームがいます。

これは聞いた話で確認していないので、さだかではありませんが、矢吹町のティーボールチーム。
昨年の全国大会優勝、全国制覇しているそうです。

えっ!?福島県のティーボールのレベル、そんなに高かったの?
用具もそろえず、当日かりた用具でほぼいきあたりばったりの作戦。
それでは、万全に準備しているチームには勝てる道理がない。
保護者、選手、そして矢吹町の本気。
それに圧倒されるわれわれ高田&イーグルス。
それでも、5チーム変則リーグ戦の全四試合を3勝1敗できりぬけたそうです。
決勝トーナメントへもう少しでしたが、壁は厚かった。

私は、会津に残って5,6年生とソフトボール講習会と練習試合にでていたのでその内容、結果の詳細は知りませんでした。
ですが、子供たちに「どうだった?」と聞くと、でるわでるわの自慢話。
やれホームランをだれがうっただの、いい守備をしただのいろいろ出てきます。
そしていい顔をしている。
自分たちが主役を張って、みんながそれなりに活躍している。
楽しそうにうきうきして話します。
それがソフトボールにも活きています。

たとえば、はんなりしてたユウゴもホームランをうったそうです。
しかも、前の打席のレンがホームランをうったその次の順番で、だいぶ緊張していた中で打ったホームランだったと本人は言っていました。
こういうハードルが男をあげます。
困難に打ち勝っている。それが自信になる。

昨日の練習試合で、ライトにフライが飛びました。守っているのはユウゴ。
その前にお父さんの的確な守備位置のアドバイスもあったからでしょう。
ライトフライが飛んだその瞬間。
やばいと思いましたが、なんとか取りました。アウトにしました。不格好な捕球姿勢ながらユウゴは落とさなかった。
恰好なんてどうでもいいんです。ただ、フライをとってアウトにしたという事実。これで十分。
それのみで、ユウゴにとって大きな自信になるでしょう。

「俺はやれる!ここでやれる!」

そう思ってもらうだけで、ソフトボールをやる価値があります。
また、いい顔するんです。はずかしそうにはにかむようでいて、自信に満ちた顔。
そこに成長のあかしがあります。
こいつ、だんだん野球の、ソフトボールの面白さがわかってきたな!認めてしまいます。

人が成長していく瞬間を見ている、そういう実感があります。
あのグランドではお父さんもお母さんも助けてくれません。
その中で、自分で考えて行動してチームのために貢献する。
これほど社会に出た時の練習があるでしょうか?
そしていいプレーをした時に、褒めてくれる仲間がいる。自慢できる仲間がいる。
これがチームスポーツの一番いいところ。
勝てばなお良しでしょう。負けても何センチか、何ミリかは前に進んでいます。

華麗なプレーであることはない。
一生懸命チャレンジしたプレー。そのプレーに賞賛を全力で送りたい。
失敗しても、成功しても、またいい顔をするんです。
技巧に走って、上手い下手を気にするよりも、
いつになってもそのひたむきさ、賢明さを忘れないでプレーする選手になってほしいと思います。

やはり出場機会、成否はどうあれチャレンジするする機会をこれからもなるべく多く選手全員で享受しつつ、全力でやった結果、勝てるチーム。
ある意味矛盾。
そんなチームをめざしていきます。




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今年の最大の目標、全国大会はおわってしまったので、次は県大会のある白獅子。
7/14.15が当面の目標です。
次に狙うは県大会出場。
今年のイーグルス、現段階で決して強いとは言えないが、なにかこう化ける要素をもっていると思います。
このままくすぶるか、一皮むけるか?
一皮むけるようにしむけていくのが我々の役目。
そのためにはどうしていくか?

今一番必要なのは、実戦経験です。
こういう場面ではどううごくか?それを実戦で経験する。
失敗しても、次へのステップにしたらいいし、成功すればそれが蓄積されていきます。
こういう場面では、こうやればいいんだと自信がつく。
いくら練習でやっていても実戦での成功経験にはかないません。
そのためには、いろいろなパターンを覚えておく必要がある。
それは毎日の練習で、英単語を覚えるように身につけていくしかありません。

ただ小学生に教えるにしても、なぜそうするかという理由を腑に落とさないといけない。
ただこうやれといっても、なぜそうするかがわからないと応用が利きません。
一死2,3塁の場面で緩いセカンドごろ。
ランナーは突っ込む。
さてどうする?いろんな選択肢がある。どれを選ぶか?また、その選択肢にほかのチームメイトが対応できるようにうごいているか?
チームとしての脳の思考回路をつないでいく。
これがピンチを救っていくれるでしょう。

それと剛速球に対応した、バットの振りと心構え。
いまだ自分の気持ちいいように振っているのが大半です。
最初はそれでいいでしょう。
ですが、県大会クラスのピッチャーが相手ではそれも考えていくしかありません。
まともに振っていては三振と内野ゴロの山でしょう。
そうでなくても、なかなか打てない相手。
県大のエース級は、待っていても四球は望めません。だったらこちらから仕掛けるしかありません。
三球まつよりも、三回全力で振る。
成功するにしろ、失敗するにしてろ、全力でいく。基本は、全力三振でいいんです。
そんで当たればもうけん。
そこにもう一つ、イーグルスの牙を今追加しています。
昨日の練習でも、それを実践しようと皆が試みている。
まだまだ完成形には程遠いですが、打球の飛び方が変わってきています。
4年生も意識してそれをやっている。
その心がけだけでも、いいピッチャーと対戦するときに活きてくるはずです。我々のような非力な弱小バッターが唯一勝てるスイング。
これがイーグルスの選択です。
あと二か月でどこまでできるか?
あいつらの頑張りに期待します。




今日は真っ青な空だった。
絶好の野球日よりだった。
そして、おめえが好きなバレーボール日和だった。
なのに、もういないんだな…



じぁあな。
今シーズン、ここまでのイーグルスを顧みてみる。
昨シーズンよりは成長しています。
正直、私の予想を少し超えています。
その要因をおもいつくまま上げてみます。

1.ピッチャー、ハルヤ、レントのコントロールが安定。それを活かすキャッチャーユウキ。バッテリーの向上。
  
  まず、ここが一番大きい。ふたりとも試合を作れます。四球でくずれなくなってきた。そして、ピッチャーの特性を活かし、強打者をかわすことを覚えてきたキャッチャーユウキ。打者との一騎打ちの最前線で、一方的にやられるだけの展開から脱却できました。

2、守備の安定。キャッチャーユウキ、ショートタイセイ、センターレント、センターラインの充実。

 強い打球の処理、打ち取っているが難しいところに飛んでくる打球、そういったギリギリのところでアウトを取れるようになったきた。こういうプレーはチームを救います。それが、ギリギリのところ、もう少しでアウトにできなかったところができるようになってきた。ショート、追いついて好捕するも悪送球・・・だったところが、悪送球しなくなる。センター、ダイビングキャッチで一時は捕球するも、最後に落とす・・・落とさない。キャッチャーもフリーで走られていましたが、刺せるようになってきた。やはりセンターラインが安定するとチームが締まります。

3、ある程度計算できる上位打線、そこそこの下位打線。

 この冬は徹底して走ったために打撃練習はしませんでした。ですが、打撃は向上しています。
自分の打撃スタイルがわかってきたルイ、タイセイ、ヒロヤ、ヨウスケ、レント、ユウキこのあたりが核になるでしょう。ただ、この前の大会でも思いましたが、ただ打たせるだけでは得点はむつかしい。微力な打撃を最大限に活かすためには、意図をもったチーム打撃を展開していくしかないと思いました。


4、選手全員が底上げされている

 それなりの人数がいるイーグルス。ポジション争いが発生し、そこの競争を生んでいます。
全員がやはり試合に出たい。そのためにはうまくならなくはならない。控えの選手もぐんぐんうまくなっています。ですが、いつもまもっているところを守るわけにもいかない。チーム事情から、複数のポジションをこなせる選手が求められます。いきなりの病気、けがで代理を立てる必要がある時にも備えなくてはならない。よって、いろんな守備のバリエーションを用意していこうと思ってます。


外にも細かいところはありますが、今のイーグルス、それぞれ最大5点として
【昨年秋の新人戦】
投手力 2
打撃力 2
守備力 2
走力  2
声礼儀力 1

総合力 2

【現在】
投手力 3
打撃力 3
守備力 3
走力  2
声礼儀力 1

総合力 2.8くらいでしょうか?

どこに伸びしろがあるか?今後どこをどうのばしていけばいいか?
その答えは、白河市でのTKC鈴木会計杯での泉崎スポ少さんとの試合の中にあると思います。
自分たちよりも強者と戦う場合、どうすればいいか?
ああいうやり方を実践していけば、そうそう負けないはずです。

そのために、
1、ピッチャーは、一層の下半身、スタミナ強化⇒走り込みと投げ込み
2、守備は、ケースを想定しての状況判断からの無駄のない動きをパターンで覚えつつ、アドリブにも対応できるように。なぜ、その動きをするか理由を理解しないと応用にはつながりません。
3、打撃は、剛速球への対応。世の中に打てない球などありません。貧弱なものでも外野にはじき返す方法、ランナーを活かす方法はあります。イーグルスはただではアウトはやらない。なにかやるぞと思わせる打撃を練習していきましょう。
4、そのほか、細かいところ。タッチプレー、走塁などいきなり筋力や足は早くなりませんが、意表をつく作戦は実行できます。高田さんとの練習試合などで実践していこうと思います。

反省点、そして今後やるべきことはわかりました。あとはやるだけです。




大会二日目の5月5日の子供の日、準決勝みてきました。
残った4チームは、しきみさん、湯川男子さん、猪苗代メッツさん、そして猪苗代さん。
昨日と同じような寒さ、天気の中での代表決定戦。
どのチームもピッチャー、バッテリーがいい。そして、よく打つ。
今のイーグルスがもし、残ったとしても厳しい戦いになっていたことでしょう。
そんだけ、今のイーグルスには足りないものが多い。

その中でも大方の前評判は、絶対的エースをようするしきみさん。
秋の新人戦の覇者です。
そのしきみさんと戦うのがイーグルスに勝った猪苗代さん。
遠目から見てましたが、絶対エースを前に一歩も引かない展開。
上位から下位打線までコンスタントに当ててきます。
そしてとらえている。
振り切っているので、当たった時に外野まで鋭い当たりになります。
それが下位まで続きます。
そして、下位打線もただではアウトにならないぞという強い意志が見えます。
少しでも上位打線に回すという工夫も見えます。
そして要所を締めて、好機を逃がさない。
投打の歯車がぴったしはまった感がありました。
終わってみれば、しきみさんの絶対エースを2-1で攻略し、県大会の切符をつかみます。
そしてもう一方のブロックからは猪苗代メッツさんをやぶっての湯川男子さん。
決勝は湯川さんの優勝で会津予選は幕を閉じました。
強力なバッテリーと強打。それをいかんなく発揮しての優勝でした。おめでとうございます!

これで各チームの趨勢がわかりました。
わがイーグルスの立ち位置は決して高くはありません。
ですが、やれなくはないという手ごたえもありました。
あそこでああならなければ、あそこで打てば・・・
次なる大きな目標は白獅子大会。

ありんこ軍団のジャイアントキリングがみたい。
そのために各自の小さな牙をといでいくとしましょう。




雪もとけました。
グランドもつかえます。
そうなれば、新しいシーズンの始まり。
また新しい世代、チームの歴史が刻まれていきます。
何年やってもこのサイクルは変わりません。
昨年中は、いろいろ思うところがありました。
ひさびさに、俺ってこれでいいのか?と自問自答したときもありましたが、それはそれ。
全部が全部思うようにはいかない。
それってあたりまえのことなんですね。
私よりもだいぶ先輩の指導者にも言われました。
「うまくいかないきとなんて、そんなの俺だってあったぞ。むしろ」と。
ああ、この人でさえもうまくいかないことがあるんだ。
だとすれば、俺なんかがうまくやれなくて当たり前。間違っても、迷ってもいいんだと思えたら、肩の荷がおりました。
たとえ、うまくいかなくても、誰がどう思おうと俺らしくやっていこう。
それでいいんだと。
誰かに良く評価されるためにやっているんじゃねえし、これからもつっこんでいくところは突っ込んでいこう!
そう決めました。
それで、やめろと言われたらそれまで。
そこまではただ全力でやってやろう。


いいときもあれば、悪いときもある。
前を向くことができました。

平成30年度、こうのすけ世代。
私はその時のキャプテンをして、その世代を名付けます。
今年は、いろんな事を変えていく必要に迫られる時期です。
スポ少のやり方も変えざるを得ない状況にのるでしょう。
その対応方法も、今私の頭の中にあります。
さて、どんな方法をとっていくのか?
そして、やってみてどんな結果になっていくのか?
私も楽しみです!
さて、雪も融けてきました。
そして、今日は中学校の卒業式。
あの全国組ももう卒業です。
卒業おめでとう!

はやいな。
あのピッチング、あのホームラン、あのランニング、あのエラー、あの敗戦、あの勝利、
あの笑顔、あの涙。
全部覚えています。
でも、それはもう過去の遺産。
活きている限り、前を向いていきましょう。

みんなもう、ちがう顔になっている。
それでいい。
さらにいろんなものを、ことを積み重ねてきています。
身長も顔も大人びてきている。

君たちが、どう生きて、どんな大人になっていくか楽しみです。

また会える日を信じて、卒業おめでとう!
11/3の民友杯をもってイーグルスの今シーズンは終わりました。
最後の民友杯、長瀬さんを相手に先制しながらも、最後に逆転をゆるすというふがいない展開。
初回の鮮やかな先制点奪取には、新時代の到来を予感しましたが、うまくいきませんね。
まだまだ全体として幼すぎる。
まだまだやらされている段階。
自分たちで考えてやるところまでいっていません。
近年になく、幼いチームだと思います。
さて、このチームをどう底上げしていくか?

ここ最近の子は、がっとばしでは成長しません。
いいところを伸ばしながら、短所も消していくようなやりかた。
これで大丈夫というのはないので、その都度その都度、立ち止まって考える。

シーズンの終わった今は、来シーズンに向けて臥薪嘗胆の時期。
つらい走り系の練習にどこまで本気になれるかを見極めることとしましょう。
どんなにつらくとも、前をむいて、上をむいて、明日の自分のためにがんばろうとする子。
ひとりでも多く、一回でも多く、そういう気持ちになってくれることを期待します。
イーグルスのOBもいる高田中駅伝部が県大会で準優勝。
これはすごい。すごいですよ。
とんでもないことです。

これは一人のチカラだけではなしえないこと。
選手全員はもちろん、サポートにまわる選手、指導者、保護者みんなで勝ち取った結果だと思います。
全員の思いをタスキ一本につないでくれた。
こういうのに弱い。
こういうの好きだなぁ。
選手のがんばりが、見ていて泣けてきます。
それがかってしったるイーグルスの選手たちが含まれている。

聞けば、優勝したら全国大会はあの滋賀県だったという事実。
どう考えても、あの舞台と重なってしまいます。
奇妙なつながりを感じるのは無理もないこと。
これは天啓だ、もしかしたら駅伝の神様がいけといってるんじゃないか?
私でもそう思います。

結果、滋賀県は遠かった。湯本中が強かったということでしょう。
よくがんばりました。
君たちのがんばりに、みんな励まされます。
今日も一日精いっぱいがんばってみようと!

TVを見て泣きました。最近涙腺がもろい。
昨日のアンベリーバボー。ルイス・マルキーなるアメリカの高校のバスケのコーチの物語。
落ちこぼれの弱小高校のバスケ部を献身的なサポートで州大会優勝へ導くも、志半ばで事故で倒れてしまう。
彼は消防士で、事故で死んでしまうんですね。
こんなドラマが本当にあるんですね。
事実は小説よりも奇なり。
人の可能性を信じて疑わないルイスの誠実な人柄が、小さな奇跡を生んでいきます。
やがてその流れが大きな渦となっていく。
それが結果として表れていく。
負けて美談で終わるのではなく、強豪チームを次々と撃破していく様は胸がすきます。
そして優勝を決める戦いでも、奇跡は起きる。
なんとも劇的な幕切れでしたが、優勝してしまうんだからすごい。

その一場面で、自分の可能性を信じれなくなった選手を励ますシーン。
叱咤激励ではなく、そばに寄り添って、
「お前なら大丈夫、お前ならやれる!」と言い続ける。

はっと思いました。
自分はやってない。結果ばかりを追い求めて、選手に寄り添ってなかった。
実際、最近の試合は勝っても負けても頭にくることが多かった。
結果に一喜一憂していましたが、うまくできても、失敗してもその可能性を信じて背中を押し続けること。
これを忘れていました。
この信念があれば、うまくいっても、エラーしても、頭にはこないはずです。
勝っても負けても、一生懸命にやった選手を誇らしく思えるはず。
できる限りの準備をして、一生懸命にやってるか?
ここを見抜かねばなりません。
ルイス・マルキー、なんか大事なことを思い出させてくれました。

六年生は大会があとふたつ。
ソフトボールを、この仲間たちといっしょにやってよかったと思えるような試合をしたいと思います。
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