昨日の練習ひとこま。
最初から遊び半分でやっている連中がいました。
中にはちゃんとやろうとしている人もいますが、そいつらを注意するところまでいっていない。
聖光学院の斎藤監督がいう、自浄作用が働いていない状態。
幼すぎてなかなかスイッチの切り替えができないのでしょうが、ここは訓練の場。
ふざけたら、怒られたり、ペナルティーを科せられるからやるんじゃなくて、
自らが成長していく修練のために気合をいれること。
CMでもいっていますが、みんなYDKなんです。
やれば、できる、こ。
やんないだけ。やろうとしないだけ。
他人や、罰則によって、やるのではなく、自らスイッチを入れてほしい。
あのドアをあけたら、「さぁやるぞ!やるとすれば本気でやろう!」とスイッチを入れてほしいと思います。
まずは、その訓練から教え込む。
何回も何回も。
ひとりができないと、全員で連帯責任。
自分だけ叱られるより、効きます。
そうすると、どうすれ全員に罰則が科せられないか、考えるでしょう。
その裏にある真理に気づいてほしい。
どこがだめだったかをあえて言わない。
自分の考察、みんなの議論によってこその切磋琢磨。
相手にとって言われていやなことも、時として言わなければならない。
仲良し集団ではないんです。
言われたほうも「このヤロー」と最初思っても、あとあとで自分のためにいってくれたと気づくかどうか?
後のフォローを大事にしなくてはいけません。
そのあたりは、指導陣や大人の役目。
本当の友情とは、傷のなめあいではなく、お互いを研ぎ澄ます切磋琢磨であるべきでしょう。
メンタルも強くなるはずです。
失敗やミスることに対する対処法も学んでいくはずです。
最初は外圧であったとしても、最後には自らが悟りを開いてくれることを信じて、今日もまた罰則のスクワットを命じます。
全員そろうとやっぱり気持ちがいいですね。
新人メンバーと比べてみてもやっぱ、でかい。
今年の好成績を残せたのは、フィジカルも整っていたということでしょう。
普通は1チームにパワー系のでかいのが一人二人。
ですが、4、5人揃っている。
スピードもそこそこある。
器用なのもそれなりにいる。
全てにおいてバランスが取れていた。
あぶないところは、そこを補うように、大斗、貴哉がいる。
よくもこのメンバーが揃ってくれました。
人間が生きている間に、何らかの接点を持つ人が3万人ぐらいだそうです。
そのうち、近しい関係になる人が3000人で親しく会話を持つのが300人友人と呼べるのが30人親友と呼べるのが3人だとか。
これを確率でいうと、
一生の間に出会える確率は、24万分の1です。
近い関係になる確率は、240万分の1。
さらにそのうち親しく会話を持つ確率が2400万分の1。
友人と呼べる確率が2億4000万分の1。
親友と呼べる確率が24億分の1。
最愛の人を見つけた人。その確率は、72億分の1ですね。
こうありました。
いまいちピンときませんが、人と人との出会いは天文学的数字だということがわかります。
このメンバーでしか、なしえなかったこと。
卒団式に向けていろいろ映像なりを作っているんですが、感慨にふけってしまって酒量が増えて困ってしまいます。
さて、もうひとふんばり。
昨日の練習でのひとこま。
最後に試合形式で練習しました。ただ、使うバットがいつもより20センチは短い低学年用のバット。
いつものように振り回してはあたりません。
しかもレフトがほとんどない長方形のかわったダイヤモンド。
打つ場所を狙わないと出塁もままなりません。
頭をつかった攻撃ができるかどうかに勝利はかかってきます。
案の定、一打席目はみんな戸惑います。そして、球もゆるいので引っ張ることしか考えていない。
しかし、2打席目から考えて打つ選手も出てきました。
慣れてきたころに、アウトコース中心の組たて。
ここにアジャスト=適応できるかどうか?
そこを見極めようと思いました。
いつもと同じでブンブン振り回す人。
右打ちに意識を変える人。
そのまま戸惑っている人。
一生懸命さはたいした差はありませんが、困難な物事に対応するそれぞれの姿勢が見えます。
世の中、セオリーどおりも大事ですが、そうならないことが多い。
セオリーどおりはできて当たり前で、咄嗟の変化に対応できるかどうか、できなくてもなんとか乗り切れるかどうかが求められている事例が多い機がします。
基本は教科書どおり。ここがしっかりできていないと始まらない。
そしてこに上乗せして、応用ができるか?
いろんな応用の仕方があっていいと思います。
またそれを受け入れるだけのキャパも組織としてチームとしてあってほしいと思います。
昨日の練習では、いち早くアジャストしたのは6年生。
新人では、まなや。やまと、たかやがアジャストしてホームランを打ちました。
考えて右方向に打ったのだと思います。
こちらがいい方に深読みしすぎかもしれませんが、まずはいい結果が出てくれること。
それが運であっても、その子を成長させる起爆剤になると思っています。
真っ白な雪の上で、ボールを使った練習をしました。
雪の上なので、ボールは弾まない。よって、ゴロの練習はできません。
しかし、フライの練習はできます。
ただ、ノッカーに高い技術が要求される。
6年生にノックをさせるのは酷だったようです。
下級生から「ちゃんと打ってよ~。」とブーイングの嵐。
俺だって何年もかかってここまで来てるんです。
一朝一夕でねらったところにノックをできるわけがない。
まぁ、そんなことはさておき、ややかための雪原で長靴をはきながらの練習。
これはこれでアリですね。
球際でみんなバンバン横っ飛びをする。
グランドよりやわらかく、ショックを吸収してくれるので痛くありません。
飛び込みやすくする環境です。
しかし、グランドでも同じように飛び込んではケガをしやすくなるという懸念も・・・
ですが、嬉々としてグランドに野球小僧の雄たけびがこだまするのはうれしい限り。
30センチくらい雪がまだありますが、彼らが踏み荒らしたせいで、ところどころ土も見えて、より太陽熱を吸収しやすくなったでしょう。
最後にやった試合形式も面白かった。
駒大苫小牧もこういう練習をしていたのでしょうか?
雪の上を走るのはとても体力づくりになります。
ただ、みんなびちゃびちゃになって、中にはパンツまでびしょ濡れに・・・
風邪をひいてくれなかったことを祈ります。
毎回毎回、方法論とか意気込みとか、モチベーションとかいって机上の話になってくると面白くないので、より実践に近いところからお伝えしたいと思います。
まぁ簡単にいうと、毎回の練習の中で「こいつ、やるな。」と思わせる選手について、勝手に書かせてもらいたいと思います。
最近のイーグルスの室内練習は、集合時間が各自まちまちなのでそれぞれのアップから始まり、6年生と新人のペアにしてのキャッチボール。
狭い室内なので、器物破損やケガ防止のためにMAXではやりません。
重視すべきは、動作の速さ。捕球から送球まで、速いアクションで、ここが大事なんですが、リズムカルに正確に動き続ける。
昨日はゆうへいがキレてました。
はや投げにしろ、シャトルランにしろ、バッティングのあとのボールひろいにしろ、率先してやっていた。
こういった取り組みや心構えでいってくれれば、ますます伸びるでしょう。
その姿勢を維持させるような受け止め方をしたいと思います。
ひとりが上手くなっていけば、必ず周りにもいい影響をあたえるはずです。
おふざけモードの時もあっていいと思います。ただし状況をみて。
ゆうへいに限らず、いろんな失敗をして、実体験で学んでいくしかありません。
どっちかというと、頭でわかるよりも実践で試してわかるタイプ。
そこらへんを考えながら、根気よく何回もわかるまで、彼の骨の髄まで染む混むように反復していくしかありません。
ただし、気をつけなくてはいけないのは、彼のいい面を消してしまわぬような習得方法。
おもいきりのいいのが長所なのに、小技に走らせるようなことはしたくありません。
こうしたほうがいいということはなかなか伝わりにくいんですよねぇ。
大事な場面で、無意識で反応できるようになってはじめてモノにしたといえると私は思います。
来シーズンも、そういう場面がいっぱいあるでしょう。守備にしろ、打撃にしろ。
そこで活躍する姿を信じて、今日も同じことを何回も何回も言い続けようと思います。
安全管理を怠った私が悪いんですが、ひとつ間違えば大きな怪我に。
幸い大事には至らなかったみたいですが、悪いことをしたなと反省しました。
長くやっていると、大丈夫だろうという危ない慣れに侵食されてくる。
いままで幸い大きな事故などはありませんでしたが、あらためて安全上の配慮には気をつけなくてはいけないと思いました。
考えてみれば、どんなスポーツも危険性はあります。
それを上げていったらきりがなく、何もできなくなってしまう。
その危険を察知し、回避していく方法もスポーツの中から学べるものでしょう。
これをこうやたら危ないかもしれない。
だから、避けるためにこうやって動こうと先を見通した行動をするための練習。
これが、こうれをこうやったら危ないかもしれないが、「大丈夫だろう。」
この「だろう」が、多くの悲劇を生んできた。
そのゆるみが、私の中にもありました。
そこを教えていくべき立場であるにも係らず・・・
反省しないと・・・
ことがおきてからでは、おそい。
想定されるであろう、危険な状況。
それを事前に回避できるようにする方法をさぐる。
そしてそれをみんな共有し、お互いに注意する。
そこを徹底していこうと思いました。
石橋をたたいて渡る。
時として慎重になりすぎるのも、瞬発力に欠けますが、選手たちの安全上の配慮に慎重すぎるにこしたことはありません。
それはできて当たり前のことで、そういう考えの指導者に預けたいと、私も親だったらそう思うでしょうから。
開幕戦も札幌。
春休みにいきたいなぁと思っていましたが、北海道は無理無理。
昨年は、全国大会にいい意味で忙しく、野球を見に行く暇がありませんでした。
そっちのほうが、スポ少にとってはいいんでしょうが、
やっぱりスタジアムでビールをのんで、野球をみて、ああだこうだとうんちくをたれたい。
今年は、一回くらいいきたいもんです。
さて、昨日は会津球場ブルペンで練習でしたが、狭いから6年生はこなくていいって言ったにも係らず、多くの6年生が来てくれました。
くるなっていっても、誰かしらくるだろうなと思っていましたが、あんなに来るとは・・・
そりゃ監督も、終わり際に「今日はありがとう。」とお礼をせざるをえないでしょう。
まぁ、ほんとあいつらが来てくれてるおかげで、練習が盛り上がるのも事実なんですがね。
今度の練習は、木曜なんですが、私も監督も都合がつかずにお休みになります。
木曜は、聖光学院の齋藤監督の講演会にいってこようと思います。
どんな講演が聞けるか、楽しみです。
なにげにスポ少のブログを見ていたら、昨年大多鬼丸で対戦した大東スポ少さんのブログを発見。
乾いたグランドで、バシバシ練習しているではありませんか。
それもそのはず、小学生のソフトボールにおける「春の選抜」に福島県代表として、全国大会にいくんですもの。
あーうらやましい。
しかし、あの大多鬼丸で対戦したピッチャーが5年生だったとは・・・
航大に引けをとらない。ガタイでいったら、あっちのほうが上でしょう。
しかも、まだ進化している。
世の中とは広いものですね。
兵庫県の明石ウエストっていう全国大会2連覇のとんでもないチームがいます。
アニメ「キャプテン」の青葉を地でいくチームのような強豪チームです。
大東スポ少さんにぜひともがんばってほしい。
さて、我がチーム。今日は会津球場でブルペンを使った練習です。
この時期に、土に触れる練習ができるってことは本当にありがたいことです。
お願いだから、ハッスルしすぎて真っ黒にならないでね。
あれ、洗うの大変らしいです。
昨日、見方を変えるっていいましたが、最近、遊びで左で打っていた名手ゆうへいを見ていたら、想いの外、いい打ち方をしていました。
右よりもきれいなフォーム。力任せで振り回す右よりも、いい感じで力が抜けて、軸が安定しています。あまりに前傾している右よりも、ポイントも後ろになって遠心力を使えている。
左の方が、理にかなったうち方になっています。
もうひとついいところは、なれない左でやることで、当てようといつもより集中してボールを見ること。最後まで見ています。
まさに見かたを変える。
そういや、高校のとき、トスバッティングをたまに左で打つ練習がありました。
違和感がありながらも、自然とボールをみるようになる。
遊びの中から、核心が降ってくるいい例でしょう。
ゆうへいは、おだてりゃすぐ乗ってくる気持ちのいい性格なので、「オレ、左のほうがいいんじゃね!」と思ってくれたようです。
パワーは右のほうがありますが、左の方がなれてくると、ひょっとするとひょっとするかも知れません。
誰しもが、覚醒する可能性を秘めている。
来年のチームも面白くなってくれそうです。
新年1回目の練習。
体調不良で何人か欠席でしたが、元気な顔が見れて安心しました。
引退したにもかかわらず、6年生が多く来てくれることがありがたいです。
彼らが多くいてくれると、細かく班わけで来て、その結果ひとりあたりの練習量が増えるという効果が得られます。
新人が12人いる。2班だと6人ずつ。これを3班に分けると4人になる。
ノックをやるにしても、6人でやるより4人でやったほうがより多くの練習機会を生む。
ただし、その内容、質の高さも求められますが、そのあたりも良くやってくれています。
前にも書いたように、新鶴さんを見習って「走り系」の練習を取り入れています。
シャトルランで、中距離をそこそこのスピードを維持しながらのダッシュ。
持久力や心肺機能の強化にも繋がります。
実践において野球は、サッカー、バスケほど走ることは必要とされません。
その意味で、サッカーバスケは練習も走ることが練習みたいな感じが私はします。
その点野球は、ノックにしても打撃にしても、走ることは要求されない。
走ることをメニューに入れなければ、そこは強化されていかないということになると思います。
ボールをつかえないこの時期こそ、走ることを徹底してやる。
それでこそ、チーム全体の底上げができると思っています。
6年生も中学にいって野球をやらないにしても、走ることは全種目に共通するトレーニング。
やってて損はないはずです。
あまり飛ばし過ぎないように、徐々にギアをあげていって春にはいきなり最高速度をだせるように調整していきます。
場所は年末にみんなで大掃除をした藤川公民館。
あらたな気持ちで練習にがんばって欲しいと思います。
全体的な底上げが必要です。
チームが幼すぎる。
個人個人がまだまだややっこです。
いちど先手を取られてしまうと致命傷になってしまうことは必死。
人間的に大人になることが求められるでしょう。
そのためには自覚を持たせることが一番いいと思います。
何人かもっている選手はいますが、まだまだたりない。
自分になにが求められているかを自分で考え、それを実践するためにはどうすればいいかを自分で考える。
これは野球やソフトだけに限ったことではありません。
どこにいっても通用する考えです。その練習を野球ソフトを通して実践していく。
上手にうまくやろうなんて思わなくてもいいんです。
失敗してもいい。
自分で考え、自覚してやっていくことが大事なんだと思います。
過度なお膳立ては極力控える。
今シーズンは、選手の自覚をうながすような行動をこころがけたいと思います。