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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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本年度のチームは去年ほどのインパクトはない。
おそろしく、荒削りで、発展途上にある。

バッテリーを中心した守りのチーム。
攻撃力はあまりきたいできない。
少ない得点を守りきることが課題。

そんな理想を語ってみたが、まだまだそのレベルにはいっていない。
基本プレーが固まっていないので、守って勝つなどという高度な戦術はとれない。

いきおいで押し切ってしまう試合展開がほとんどだ。

そんなチームだが、公式戦1勝をした。
正直きついかなと思ったが、やってくれる。

未完成で、穴の多いチーム。

だが、それがいい。

一生懸命さは伝わってくる。
いい方向に転がってくれればいいなと思う。
 

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インフルでスポ少練習を自粛して数週間。
練習のない日が続いている。

ものたりない気もするのだが、なにもやっていない子は毎日こんなふうなんだろうなぁと推測できる。
楽なのだ。
せかされるわけでもない。
怒られることもない。
つかれることもない。
楽しいことだけやっていればいい。

これはこれでいいのかもしれない、そう思った。


もちろん、運動しないから代謝が落ちてぷよぷよした体に近づくだろう。

流されてしまう。

意思の弱い人ならばなおさら。

なにもしようとしなければ、なにも起きない。
当たり前だが、同じ時間を過ごすとしたら、何かをやっていたほうがいいと思う。
ときどきいやになることもあるかもしれないが、
いやでも気になってしまうもの。
やれば本気になってしまうもの。
そういったものをもっていたほうがいいと思う。

家にあまりに早く着いてしまったときにそんなことを思い、
目標が人を動かすことの偉大さを知った。
息子を見ていて思うことがある。

筋肉の増大によって、できることが増えてくるということ。まぁあたりまえのことだ。

プロレスごっこをやっていて、いろんなところをつかんだり、関節をきめたりしていると肉付きがよくなってきたことに気づく。
ふくらはぎであったり、ハムストリングスであったり、上腕筋、腹筋など。
5歳、3歳、1歳いろいろ比べることができて、便利だ。

プラスチックのバットを振らせると、スウィングスピードがぜんぜん違う。
次男ができなくて、長男ができること。

このくらいの筋肉がつけば、このくらいの運動ができるのかなどどいろいろ試してみる。

別に筋トレしてるわけではないので、自然についた筋肉。

まだよちよち歩きの1歳の長女は、ふくらはぎの筋肉がだんだんついてきて、それに比例して歩くスピードが上がっている。

筋肉は偉大だと思った。

そう考えて、スポ少の選手を見る。
飛ばすやつ、速いやつ、守備のうまいやつ、それぞれの特長にそった筋肉のつき方がわかる。
6年生はわかりやすいが、4年生以下はまだまだ進化途中。
いい方向に進んで行ってくれる事を願う。
どんなに能力があってもケガをしたらその能力を発揮できない。
へたすればチームの足を引っ張る場合もある。

ケガをしないこと=頑丈なことは才能だ。

ケガをしないためにはなにが必要か?
思うに二つあると思う。
しなやかさと性格。

しなやかさとは、バランスのとれた筋肉、柔軟な関節この二つ。
一箇所に特化していると他の部位に無理がくる。永年の蓄積によって、すこしずついためて一気にふきだすと大変なことになる。
それと柔軟な関節。
いざというときのクッションのなるには、硬いよりもやわらかいほうがいい。
稼動域が短いよりも長いほうがいい。
たとえケガをしたとしても、しなやかなほうが程度が軽くてするはずだ。

それと性格。攻撃的な選手ほど怪我をしなすいと思う。
無理をしやすいと言い換えたほうがいいかもしれない。

ゲームや練習では無理をしなくちゃいけないときがある。
そんなときに「ケガしそうだからセーブしとくか」なんてブレーキがかかるようじゃあいい選手とはいえない。
ケガをする場合は、後先考えずに夢中でやっていて、結果的にケガをしてしまうというのが大半だ。
すぐに回復する小さなケガならいい。
だが大怪我の場合、最悪選手生命を絶たれる。
そんな無理な状況をつくらないように用心することが第1。
期せずも、ヤバイ状況になったときは目をつむったり、萎縮しないこと。
やばいときこそ最大限の動きをするように心がけること。
よくスキーでジャンプして、思ったより高くジャンプしすぎると、怖くなって手を回したり、体がちぢこまってしまったりする。それはかえって逆効果でやばさを増すことになる。
そんなときは、ポールを脇にしぼって、ひざをやわらかくして着地の衝撃に備える準備をする冷静さをもたなくてはならない。
要は攻撃的であっても冷静さが必要だということだ。
私にはできないが。

ケガをしない才能。
しなやかさと冷静さ。
前者は練習で身につくが、後者はなかなか難しい。
凡人としては、ありえないかもしれないがやばい状況になったとき自分を創造して、そのときどうするかの動きをシュミレーションするのが最大限の努力かもしれない。

痛いのはいやだから。
なくて七癖。

人のクセを直すのは大変だ。

何回いっても直らない。それは大人も同じ。
靴下を裏返しにぬぐ。トイレの便座をあげっぱなしにする。などなど嫁さんに言われっぱなしだ。

こと野球に関しては、セオリーというものがある。
理にかなっている理論全般がそうだ。

体や筋肉のつかいかた、遠心力や体重移動、回転軸。どうやったら効率よくできるか?
それは先人が苦労してして得たものだ。

だが、それを鵜呑みにしてはいけないと思う。

その人にとって、そうなったのはその人なりの過程を踏んできた結果。
その人にとっては、それが理にかなっていることもある。

あまりにひどいのは直しをいれるが、そうしたほうがその子にとっていい場合はそこを伸ばすようにアドバイスをする。

腕力のある子とない子。同じスイングでは勝負できない。
努力すればホームランを打てるなんてことは言わない。
ホームランよりも、大事な場面でバントをきめるほうが試合を決する場合もある。

要は、すみわけ。
自分にあった居場所を獲得することが、チームに貢献することだと私は思う。

だがときどき、その思いを裏切ってくれる子がいる。
いい意味で裏切ってくれる子。
化けてしまうのだ。
この子はこのぐらいが限界だろうとたかをくくっていると、それ以上の成果をあげる。
いまの6年生でいえば、ユウキがそうだろう。
捕手という要のポジション。
彼の指示ひとつで試合が動く。責任も大きい分、いちばん怒られるポジションだ。

状況が彼を大きくしたといっていい。

キャッチングはまだ伸び白があるが、肩は強くなったし、打撃もいい。
インコースの腰の回転なんかはチームトップクラスだと思う。
やや捕手としての配球や瞬時の判断など思考が幼稚な面もあるが、いい選手になった。
下位打線どころか、上位にくいこめる打撃だと私は思う。

いい意味で裏切ってくれた。一番の伸び白を発揮してくれた。
そんな選手に出会うとうれしくなる。

あとはこのまま伸びていってくれることを願う。


6年生がバットとグラブをおく時がきた。

引退。

とりあえず小学校ソフトボール時代にピリオドを打った。
しかも優秀の美を飾って。
やるじゃないか!

天狗になるかもしれないかったので言わなかった。

終わったから言うが、はっきりいって、今まで指導した中で一番強い。
強いがゆえに、厳しい指導が続いたこともあった。
それは監督の愛情と期待の裏返し。選手を信じるからこそ、身を切るような思いで厳しくあたる。
よくぞ、それを乗り越えてこれたと思う。

リードオフマンが3人いて、誰が4番になってもおかしくない中軸3人。
小技の効く下位打線3人。

打線は申し分ない。

問題はピッチャーが、バッテリーができるかどうかにかかっていると思っていた。
秋口からのツインタワーの台頭。おそろしくいい球を投げるようになった。

エンジンがかかるのが3ヶ月遅かったが、ここに来ていかんなく実力を発揮できるようになった。
簡単には負けなくなった。ここで崩れてはいけないという場面でふんばれるようになった。
我慢して、我慢して自分たちのペースに持ち込み、勝つ。

中軸が凡退しても下位でチャンスをつくり上位にまわし、中軸が奮起する。

相手はいやだろうなぁと思ったものだ。

欲をいえば、もっともっと強いチームをなぎたおしていくところを見たかった。
実力が上の相手に、ひとつのミスも許されない状況のぞくぞくするような試合に勝つところを見てみたかった。
が、たらればがないのがこの世界。

ひとつの時代が終わった。過去を振り返るのはちょっとでいい。


選手諸君
きたるべき未来にむけて備えよ!
最後の大会、優勝、おめでとう!
日付けが変わる前に、とりあえず、おめでとう!
見たかったなぁ。
いい顔してたんだろうなぁ。

監督は泣いたかなぁ。

電話うれしかった。

ありがとうをいうのは私のほうです。



「男には勝たねばならないときがある。それが今だ。」

私が参考にさせていただいてる、「お父さんのための野球教室」の桜井さんの何日か前のメールマガジンにあった。
http://blog.livedoor.jp/bb_easy_consultant/

大学リーグで優勝がかかった試合の前に、監督からいただいた言葉だそうだ。

勝たねばならない重圧、負けたらどうしようという不安。いろんな感情が錯綜し、心が揺れるている状態。

この言葉によって、チーム全体は奮い立ち、勝つことだけに集中できた。
結果、優勝を勝ち取ったといういい話だった。

監督は、覚悟をいったと思う。この期に及んで技術論は役に立たない。監督の覚悟は、選手もそう思っていただろうし、やることはもうわかっていたはず。あとは、いきおい、きっかけを言葉にした。
それがみんなに染み渡った。

監督との信頼関係、練習量、メンタル面、いろんな要素が桜井さんたちチーム全体の背中を押した。

不安は一番その人の力を発揮することの邪魔になる。
それは練習量だけでは解決できない。
メンタル的なことは、なかなか成長がみえずらいもので、結果にも現れにくい。
どんだけ心臓が強いかなんて目に見えてわからない。

誰しも不安や心配に襲われるだろう。
大事な試合ならなおさら。
そんなときに、心に響く言葉。
さぁやるぞと前向きにさせるきっかけが必要だ。

先に言ったように、監督、指導者の言葉でスイッチが入る人もいるだろう。
また自分ひとりで気持ちに整理がつけられる人もいる。
仲間同士でお互いに励ましあうのもいい。
いつも応援席にいる保護者を見るのもいいだろう。
反対にめったに応援にこない身内を見つけるとやる気がでるときもある。

そして最後には、やるしかねぇと前向きになること。
開き直りでもなんでもいい。後ろ向きよりはなんぼかましだ。
やるからには勝たねばならない。
負けたらそん時考えればいい。
倒れるなら、前のめりで!

10.10。乾坤一擲、イーグルス!
いつも思うことなのでが、この美里地区で勝ち抜くということはすごく難しいことだと思う。チーム状態がいいときでさえ、必ずといっていいほど、眼前に立ちはだかるチームがいる。
ここ数年は、毎年県大会に出場し、入賞、今年は優勝チームまで輩出している。
指導者、保護者、そして子供たちの情熱のたまもの。
いかにレベルの高い地区かということがわかる。
 
限られた練習時間の中で、どうするか?
選手ひとりひとり、そしてチーム全体の意識改革し、密度の濃い練習をしていくしかない。これがなかなか難しい。
ひとりひとりの意識を集中させ、効率のいい練習はないものか?
いつもそんなことを考えている。
 
その効率とは、およそ野球とはかけ離れたところで育つと思う。
人の話に耳をかたむけ、その人が何をいわんとしているかを汲み取り、
次に何をやろうとしているかを読み取り、その先をよんで行動する。
自分が何をすればいいかを判断する。
さらにリーダーならば、まわりを動かさなければならない。
それを子供たちに要求するのは酷というものだろうか?
私はそうは思わない。
そういうことを教えていく、学んでいくのが野球やソフト、チームスポーツをやる目的のひとつだろう。
そういうことができているチームが強いのだろう。
実技だけができてもだめ。普段の行いもすべてがつながる。
 
強豪チームがひしめく我が地区。
後半戦、いくぞ
地元、本郷スポ少さんが県児童ソフトボール大会で優勝しました。
新聞にデカデカとのって、達成感が伝わってきました。
おめでとうございます。

数年前にも東北制覇。
会津優勝は、高田スポ少さん。

勝負のあやを感じます。
強いところが勝つのか?
勝ったところが強いのか?
県レベルの実力は高いところで拮抗しているのでしょう。
そんなかで、勝ち残るにはどうすばいいのか?
ぜいたくな悩みですねぇ。
選手の実力はもとより好不調、体調、勢い、運いろんな要素をクリアしてベストな状態で戦うことの難しさ。
今始まっている高校野球もそうでしょう。
負けたら終わりの一発勝負。
厳しい戦いです。その厳しさに耐える強さと、立ち向かう覚悟が必要だと感じました。

一週間前のみなと交流杯。
本郷さんにコテンパにされました。力不足を感じました。

秋へ向けて六年生は最後のときが近づいています。
勝負は時の運。
ただし、その時のために準備したものに栄冠は与えられる。
準備おこたるなかれ。
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