時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
先週の下郷さんとの練習試合、二試合ともこっぴどく負けてきたようです。
下郷さんは強い。
それはわかっていました。
その下郷さんに対して、どれだけ自分たちのソフトボールができるか?そのチャレンジのための練習試合でした。
大敗したんですから、悪いところがいっぱいあったようです。
たくさん教えたいことがあるんですが、すべてを短期間に教えることはできません。
おそらく消化できないでしょう。
気づいたところを、少しずつ身につけさせていく。
「させる」というか、自分で「あぁ、こういう事か!」と気づかせていく。
小学6年が最後と考えると、時間はそうありませんが、この先中学、高校といくとすべてを教える必要はないんじゃないかとも思います。
しかし、この運動神経、視神経などすべての能力が抜群の吸収力をもった「ゴールデンエイジ」の時代に、ある程度の基礎は教えておく必要があります。
特に、私が重要だと思うのは、いろんなフォーム。動作、所作。
フォームは、個々の筋肉の質だったり、量だったりが違う、神経系ももちろん違うので、こうしたらいいというフォームはありません。
基本、その子がやっているフォームが、その子にとって理にかなっているフォームだと思います。
しかし、どう見てもどこかの器官に負担をかけているフォームがあります。
そして、どう見てもそのフォームのせいで、これができないというフォームがあります。
ユダの肘がさがった投球フォーム。俗にいう「ゼロポジション」が取れていません。
そして、タイチのシュートしか投げられないフォーム。
ほかにもたくさんいます。
それらは、彼ら自身のスタンダード、よってなかなか直すことはできません。
無意識でそのフォームが出てしまう。
なので、切羽詰まった大事なところで、それが出てしまう。
そうですよね、余裕のない、何も考えられないところでは、ほとんどが無意識。
そうなるとそれ以外の選択肢はないといっていい。
そこを変えていくのが、指導であり、練習だと思います。
まず、無意識を有意識にする。自分のフォームを意識させることから始めます。
これって、気の遠くなる作業なんです。何回も何回も同じことをいう。
今までの経験上、その動作を起こす直前に、叫んで指摘するのがいいという結論に達しました。
キャッチボールの時に、片手で捕ろうとするユダに対して、直前で「両手!」と叫ぶ。
それだけで、彼は両手を意識します。
シュート回転(←体の開きが早く、なおかつ、踏み出す足も開いているのが原因)のタイチに対しては、「足!」というだけで、彼も意識します。
まず意識させる。
そして最後には、それを無意識の領域までもっていきたい。
そう思っていても、なかなかそうはなりません。
そうであっても、その掛け声をやめてはいけない。
トウロウ(蟷螂の)斧であっても、振り上げ続けることに意味があります。
たとえ、小さなカマキリの斧であっても、振り上げなければ、その子が変わるチャンスがありません。
小さな可能性であっても、信じる。
私は、「信じる」という言葉は、時として「愛している」という言葉より強いと思っています。
なので、簡単に「俺を信じろ!」という人は信用できません。
昨日の練習でも、豪快にシュート回転の暴投を繰り返すタイチ。
何回もワンハンドキャッチで捕球時にポロポロを繰り返すユダ。
ユウキの送球のテイクバックも気になります。
はぁ~とため息をつき、一瞬間考えて、もう一回前を向きます。
そして、私はこれから先、何回でも何回でも、「足!」「両手!」と言い続けることでしょう。
下郷さんは強い。
それはわかっていました。
その下郷さんに対して、どれだけ自分たちのソフトボールができるか?そのチャレンジのための練習試合でした。
大敗したんですから、悪いところがいっぱいあったようです。
たくさん教えたいことがあるんですが、すべてを短期間に教えることはできません。
おそらく消化できないでしょう。
気づいたところを、少しずつ身につけさせていく。
「させる」というか、自分で「あぁ、こういう事か!」と気づかせていく。
小学6年が最後と考えると、時間はそうありませんが、この先中学、高校といくとすべてを教える必要はないんじゃないかとも思います。
しかし、この運動神経、視神経などすべての能力が抜群の吸収力をもった「ゴールデンエイジ」の時代に、ある程度の基礎は教えておく必要があります。
特に、私が重要だと思うのは、いろんなフォーム。動作、所作。
フォームは、個々の筋肉の質だったり、量だったりが違う、神経系ももちろん違うので、こうしたらいいというフォームはありません。
基本、その子がやっているフォームが、その子にとって理にかなっているフォームだと思います。
しかし、どう見てもどこかの器官に負担をかけているフォームがあります。
そして、どう見てもそのフォームのせいで、これができないというフォームがあります。
ユダの肘がさがった投球フォーム。俗にいう「ゼロポジション」が取れていません。
そして、タイチのシュートしか投げられないフォーム。
ほかにもたくさんいます。
それらは、彼ら自身のスタンダード、よってなかなか直すことはできません。
無意識でそのフォームが出てしまう。
なので、切羽詰まった大事なところで、それが出てしまう。
そうですよね、余裕のない、何も考えられないところでは、ほとんどが無意識。
そうなるとそれ以外の選択肢はないといっていい。
そこを変えていくのが、指導であり、練習だと思います。
まず、無意識を有意識にする。自分のフォームを意識させることから始めます。
これって、気の遠くなる作業なんです。何回も何回も同じことをいう。
今までの経験上、その動作を起こす直前に、叫んで指摘するのがいいという結論に達しました。
キャッチボールの時に、片手で捕ろうとするユダに対して、直前で「両手!」と叫ぶ。
それだけで、彼は両手を意識します。
シュート回転(←体の開きが早く、なおかつ、踏み出す足も開いているのが原因)のタイチに対しては、「足!」というだけで、彼も意識します。
まず意識させる。
そして最後には、それを無意識の領域までもっていきたい。
そう思っていても、なかなかそうはなりません。
そうであっても、その掛け声をやめてはいけない。
トウロウ(蟷螂の)斧であっても、振り上げ続けることに意味があります。
たとえ、小さなカマキリの斧であっても、振り上げなければ、その子が変わるチャンスがありません。
小さな可能性であっても、信じる。
私は、「信じる」という言葉は、時として「愛している」という言葉より強いと思っています。
なので、簡単に「俺を信じろ!」という人は信用できません。
昨日の練習でも、豪快にシュート回転の暴投を繰り返すタイチ。
何回もワンハンドキャッチで捕球時にポロポロを繰り返すユダ。
ユウキの送球のテイクバックも気になります。
はぁ~とため息をつき、一瞬間考えて、もう一回前を向きます。
そして、私はこれから先、何回でも何回でも、「足!」「両手!」と言い続けることでしょう。
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