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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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「今日はいい練習ができた!」
そう思えるときがあります。
反対に「今日は、なんか、だめだったなあ。」と思う日もある。
同じようなメニューをこなしていても、私の中の評価が分かれるときがあります。

昨日(水曜)は最後、雨にたたられましたが、その前の火曜日の練習の最後に、いい練習だったとなぁと思えました。
ナイターではないので、そんなに長い練習時間は取れません。
その短い時間で、目標をもたせて、なるべく多くチャレンジの機会を与える。
そして、彼らに少しでもいい感触、感覚をつかんでもらう。
それが練習だと思います。
チーム強化のため特定の選手に偏ることも仕方ない事だとも思いますが、全体の底上げなしには、本当の意味で「チーム強化」にはつながらないと私は思います。
だから、なるべく同じ練習機会を与えたいと思っています。(時間の都合でそうならない時もあります。そんな時はごめんなさい。)
ただ、個人個人の身体能力には差があります。
同じ練習をしたからといって、同じ分だけ上手くなるとは限らない。
ここが難しいところであり、面白いところでもあります。
昨日はできていたのに、今日はできていない、そういうこともある。
成長は一進一退。
時として、こちらも計りかねるときがあります。
ゲームのようにパラメーターでわかるものではない。見えないんです。
だけど、なんとなく私たちにはわかります。
この感覚、多くの指導者にはわかってもらえると思います。
練習で鍛えている最中、この子たちがどんな場面で、どうやって活躍するか?のイメージができる。
そのために、少しずらしたノックを打ったり、追い込んでから来るであろうコースを意識して打たせています。
彼らが活躍する場面が見えるんです。
ランナーを背負ったツーアウト。
抜けそうな当たりをセンターのコタロウが下がりながらギリギリのところでファインプレー。
一二塁間をファースト、トウマが横っ飛び。
などなど、彼らのいいプレーを想像する。
そうするにはどうしたらいいかという練習をしていく。
少なくとも私はそうしてきました。
それが本当の試合でも結構な頻度で実現されていきます。
彼らが成長している証。
ぐっときますね~。

そういう彼らの片鱗を引き出した練習がいい練習なんです。
上手くなっているという実感がある。
右肩上がりな感じ。自然と声も出るんですよねえ~こういうときは。
だから、盛り上がる。
よし、今日はよくやったとみんなに満足感がある。
それがいい練習なんです。

勝ち負けにこだわることも大事ですが、その前に目標を設定して、少しずつ近づいていく。
そういう練習を続けていくことが、最終的には勝利につながっている。
たとえ、何回負けたとしても私たちはそれを続けてきました。
そして、今後も続けていきます。

そんな、納得のいく、上手くいく練習ばかりではないんですけどね。
やればやるほど、みんながやる気をなくしていく。
こっちも、どなりちらす。
無論。そんな練習なんぞ指導者も選手も、面白くも楽しくもない。
それが悪い練習。
車にのっての帰り道、ブルーハーツが流れてくる。自己嫌悪に陥ります。
そんな時の方が多かったような気がしますが、最近はそういうのも減ってきました。
昔は、一人でたくさんを子ども達を見ていましたが、今は多くの指導者、保護者に恵まれています。
だから、軍隊みたいな規律や恐怖でしばることもない。
私も、他の指導者、保護者、そして選手も余裕を持ってできている証拠だと思います。
何回負けたとしても、その中のいいところをみつけていきましょう。
下を向いていても、どっかで必ず上をむくきっかけをつくってやりましょう。
みんながいるから、いい練習ができる。

さぁ、また明日から「いい練習」をやっていましょう!

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