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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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文章を書いていたのにアップしてませんでした。
よって、少し前に遡ります。



さて、明日はこの世代、レン世代の最後の白獅子杯になります。

今年も大会数が激減する中、開催にこぎつけていただきました。
大会関係者の皆様には感謝の言葉しかありません。ありがとうございます。

真っ青な空、立ちのぼる入道雲、茹だるグランド。
普通にしていてもぶっ倒れるような、こんなクソ暑いさなか、分厚いユニフォームを着てソフトボールをやる奴なんぞ、興味のない人から見れば、バカの極み以外の何物でもないでしょう。
そんな、ソフトボール馬鹿がたくさん集まる、この白獅子杯。

ここにはこれまでの世代のいろんな想いがつまっています。
ここ六年間、その全てを見てきた男、レン。
彼は志願して1年生から、美里イーグルスの門を叩きました。
六年前といえば、たしか今の高校二年生、タカヤの世代です。
レンが1年生の時の6年生。それがタカヤたちです。
あの世代の白獅子杯、ものすごく印象に残っています。
5回あと1点でコールド負け、豪雨中断を挟んでの大逆転劇。
何回も何回も突き放される。 
それでも、神がかったプレー連発で強敵を倒していく。この世代も面白かった。
そして、ユウト世代、コウノスケ世代、ユウキ世代、ダイソウゴ世代。
その全てかどうかはわかりませんが、レンはベンチの外から、ベンチから、フィールドから打席から見て、経験してきました。
そして、美里イーグルスと高田スポ少の合併。
私は、あの時レンたちのことも考えていました。
レン、ユナ、シュンペイ、レオ。
彼らが美里イーグルスの6年になったときに、どこまで戦えるか?
人数をそろえるために、まだ成長過程の下級生を入れて、控えもいない、スカスカのメンバーでもチームとして存続させるか?
はたまた、ユウキ、コタロウ、マナト、タイチたちと一緒のチームとして存続していくか?
どうなったかはごらんの通りです。 
たしかに総体は負けました。
スポ少はもちろん勝ち負けのみではありません。
しかし、あのまま合併せずに美里イーグルスとして戦っていたらもっと散々な結果に終わっていたと私は思います。
今のような実力、学年に応じた育成を主とする練習もできなかったでしょう。
今の6年生のみんなのチカラを結集することができてよかったと私は思います。

偉大な兄の背中を追い続けたユナ。
最初の投球練習からは、想像もできないほどの球威の剛球を投げるまでになりました。

弱気がすぐに顔にでてしまうメンタル激弱のシュンペイ。
メンタルもだいぶ強くなりました。 

動きはまだまだぎこちなく、余裕がありませんが、振りの速さと打撃に自信を持ち始めたレオ。

すぐにぶすくれて、まわりの空気を凍り付かせたマナト。
彼も時分の役割を理解しつつあります。

お調子者のコタロー。
返事が一番いいタイチ。
この二人は良きムードメーカーです。

そして、レンが高田スポ少で1番頼りにしているであろうユウキ。
高田さんとの合併のアンケートをとった時、レンが合併に反対しなかったのは、ユウキたちと一緒にやりたいと思ったからなんじゃないかと私は勝手に思っています。

この世代に集まった高田イーグルスの6年生たち。
さぁ明日はいよいよ、彼らの最後の県大会への最後のチャレンジとなります。







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