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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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ひさびさの練習でした。顔見たらなんか安心するんですねぇ。そんだけ思い入れが深いということか?
あのちびの憎まれ口。いつも以上にうるさいあいつ。
「試合形式やるんですか?」と目を輝かせる低学年。
あーこの感覚懐かしい・・・しかし、次の瞬間から、がっとばします!
「うっせぇぞ!てめぇら!まじめにやんねぇとはったおすぞ!」
この掛け合い、何年もやっています。


にぎやかなのはいいことですが、ふざけることとは別ものです。
何回いってもわからない奴に対しては、何回もいうしか方法はありません。
「スポ少やめろ!」といって切り捨てるのは簡単ですが、そいつは場所を変えてまた同じことをやるでしょう。
人の理解を得られない、なんつうんでしょうか?「かなしさ」を増幅させていくだけ。
回りも「あいつには構うな!」的な扱いになり、どんどん孤立していってします。
しかし、野球をやっている限りはどんなに気に食わない奴とも協力しなければならない。
そこに、その子の改善の余地はあるでしょう。
練習に来てる限りは、指導できるチャンス。普段の学校の勉強からでは伝わらないものもソフトの練習だとすんなり受け入れられるものがあると思います。
野球という共通の言語を通じてなら理解しあえる場面が増えてきました。
少しずつ面白さをわかり始めている。そうするともっと上手くなろうとします。そうなると、指導者の話を聞かなくてはならない。
逆に言えば、野球のおもしろさを教えていけば、もっと言葉は響くということ。
そういうふうにもっていくのは我々の腕のみせどころ。


「なんだ!この野郎!」と思える場面でもこの子なりのなんかの発信だと思えるようになってきました。
周りの子どもたちもその調子に合わせてきてるというか、その馬鹿なノリに乗せられてしまう場面もありました。
「背負い投げ~!」とかはやし立てる。いい波のときはいいんですが、悪い波のときはとっくみあいも始まります。
今の時代けんかなれしていないこともあって、一回やられると立ち直れないことが多い。
私は危険性がない限りはすぐには止めません。まずは自分らでなんとかしてみる。
いつも大人がいる状況とは限らない。むしろ大人がいないときにどうするかが大事でしょう。
本気でぶつかる時なんて子どものころしかありません。
大人になるとそういう機会は皆無。いい子ちゃんになってしまう。

いい子ちゃんがやはり奨励されていることはわかります。
でもいい子ちゃんばかりでもこの世の中上手く渡っていけない。
ミスや失敗、挫折に対する耐性や対処法をもったしたたかな「いい子ちゃん」。
ここに一本の筋を通してくれたら最高です。
私は息子どもに「馬鹿こそ最強!」といっています。勉強ができない馬鹿ではない。この言葉の本当の意味を理解したとき、そのすごさがわかると思います。
馬鹿になれといいつつ嫁さんには「あんなふうになるな!」と反面教師化されていますが・・・
あいつらはいまだ馬鹿であほですが、少しでも本当の「馬鹿」に近づけるよう、剛柔使い分けながら、けしかけていきたいと思います。

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