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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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コンバート。
それは慣れ親しんだポジションを離れて新しいポジションに挑戦すること。
これをやるには、それなりの時間を必要とします。

ですが、今のイーグルス。けが人続出。
当初の予定通りにいかない展開になってます。
背に腹はかえられない。
周りのチームも日々成長していきます。そしてイーグルスの選手たちも成長している。
いままでまかせられなかった場面もまかられるようになってきている。
その中で、現有戦力の中で、ベストなポジションはどこか?
これが難しい。
帯に短し、たすきに長し。
これっていう配置がみつからない。
それでも自チームの選手のコンディション、モチベーションを見ながらベスト、ベターの陣を敷こうと考えます。
ここは監督の特権で決めることができるのですが、一生懸命指導しているコーチ陣の意見も聞いたほうがいい。
思っていることは、やはり似かよっている。
そんでも、ここはこうだからこう思うという意見を出し合いながら、ポジション、打順を決めていく。
ここがみんなのチームです。最終的に決めるのは監督の私ですが、見る角度の違う指導者の意見。
参考になります。
私よりも思い切った決断ができる。それは、コーチ陣も選手一人一人の成長を願い、それをひとつに集約すべく自分なりに考えているからこそです。

そして、白獅子の2週間前にこの時期に、コンバートします。
遅いでしょう。そんなことは百も承知です。
大きな賭けです。大事な大会の二週間前に、いままで慣れ親しんできたポジションを変える。
蓄積されてきた経験もそうですが、実践で身につけた「感みたいなもの」もいったん、ゼロになります。
その上でのコンバート。
この先を見据えてのコンバートです。

ここは「攻めのコンバート」です。

いままでは、ここにこいつを置かないとチームとして機能できなかった。
ルイをファーストにおいていた一番の理由は、ルイがあらゆる送球をとることができるから。
ルイほど捕ることはできませんが、それなりに捕ることができる選手が育ってきました。
強肩で守備範囲の広いルイをほかのポジションで活かすことができる。
控えもしくは準レギュラーの選手が育ってきました。
そして6年生、5年生のレギュラーの地位を脅かす存在になっています。
フルスイングのユリア、絶妙なグラブさばきのケンタ。
まだまだ伸びしろもある若い戦力。
このふたりの成長は大いに私たち指導者を悩ませます。
こいつらには迷いがない。誰を相手にしても、うまくやろうなどという野心もない。
ただ全力をだすのみ。失敗したらなんて考えていない。
その一点において、6年生を上回っています。
だから時として、可能性は低いながらとんでもない結果をひっぱってきます。
そこが魅力でもある。
このふたりの成長が、いまの時点においてコンバートできる環境を作ったといっていいでしょう。

長い間熟成してつくる環境もいいですが、常に変化の中に身を置くこともいい。
どちらかというと後者のほうが、その人のためになると思います。この先の将来を見据えても。

このコンバートが上手くいくかどうかは、白獅子の結果次第でしょう。
誰しもある不安。そこを乗り越えて、迷いなく自分のプレーがだせるかどうか?
その準備をちゃくちゃくと進めることができるかどうか?

さぁ、今週末運命の白獅子です。






























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