時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
今年のチームの目標「キャッチボールをきちんとできるようにする」
これを実現するべく私たちが選んだ方法、それはキャッチボールクラシックです。
キャッチボールクラシック。
五人と四人、7メートルにわかれて、2分間でどれだけ往復できるか?
その数を競い合います。
福島県のトップは、2017の表郷スポ少さんの「116」。これはすごい数字です。
2分間つまり120秒。その中で116回の早投げ。
1秒に1回はやっている計算。
ひるがえって、今の高田イーグルスはといえば……
まず2分間ノーミスはできません、無理。
1分間で35回が限界というところです。
これを倍にしても70回。
遠く116回には及びません。
ここが現状、それをわかることが大事です。
いまの自分たちの実力を客観化すること。
そして、ここからどうするか?
そのためにはどんなことが必要か?
ここが、こここそが人が人である所以(ゆえん)でしょう。
現状にあまんじない。
現状打破のために何が必要かを考える。
こんなもんでいいべという奴には進化はありません。
高いところにある葉っぱを食べたい。
誰よりも速く走って獲物を仕留めたい。
空を飛びたいと願う。
キリンしかり、チーターしかり、イーグルもしかり。
そうやって生物は進化してきました。
人間はそこに、知恵を絞ることができます。
今の高田イーグルスにもできること、それをこのキャッチボールクラシックから学んで欲しい。
案の定、最初から上手くいくはずがありません。
1分間でも35回をクリアできない。
1時間半やってもできませんでした。
やっていくうちに、ミスが連続して雰囲気が悪くなる場面が何度も来ました。
これって、試合と同じ空気でした。
みんながみんな、下を向いてうなだれる。
あーあいつのせいだという空気、そして自分もまたミスをする。
全員が、俺はやってんのにみんながやらないからクリアできない、という空気。
なんだかなーという疑心暗鬼。
声も出ず、カバーもおろそかになり、全員の動きが緩慢になる。
そして、つまらない。
ひとっつもおもしろくない。
これって何かに似てるなと思いました。
この嫌な感じ、そう、負け試合の空気。
しかも、コールド負けの雰囲気です。
そう思ったとき、ああこれはいい練習だなと確信しました。
試合をやることなく、練習の中で、こんな短時間で、精神的肉体的にダメージを体験できてしまう。
上手くいかないときの空気は最悪です。
これが、お気軽に練習で実践できる。
このやろめら、ミスれ、エラーしろ、人のせいにしろと思いました。
といいつつも、一縷の望みにかけます。
そのどん底から何かを見つけてこい!
そこを期待します。
「このままでいいのか?どうすればいいんだ?」と効果的にフォローをいれながら、彼らの中からの改善策を待ちます。
この待つのがたいへん。
あそこをこうすればもっと上手くいくのになぁとか思ってもすぐには言わない。
わかっていてもあえて指摘しません。
じっと待つこと。
グランドに立つのはあくまで彼ら。
本当のところでは、私たちは何もできません。
だからこそ、自分たちでなんとかしなくてはいけない。
自分たちで問題を解決しなくてはなりません。
それをここで練習してもらいます。
それでも、なかなかうまくいかないときがあります。
みんながとげとげして、やればやるほど落ちていく、底なし沼。
そんなどうしようもなくなったときのみ、助け船を出しますが、その他は彼ら自身で乗り切らなくてはならない状況にします。
そうなると、レンやシュンペイあたりがいったん止めます。
そして、どうすればいいかをみんなで話し合う。
ここが大事なところです。
我々大人ではなく、自分たちで自分たちを客観的にみようとします。
ここで自分たちがいかにできないかを知ります。
ここがスタート地点になります。
厳しい意見もでるでしょう。
「おめえが、ちゃんと捕ればいいんだよ!」
「そんなら、おめぇがちやんと投げろや!」
厳しい言葉や表に態度として表れてしまうコノヤローという雰囲気。
そして、疲れ切っている。
それでも上手くいかないとき、これ以上お互いに言い合っても進歩はないということに気づきます。
どん底だからこそ、気づくこと。
厳しい言葉の中にも、チームとしてできることをさがそうとします。
みんなが本気でチームのためを思うなら、厳しい言葉も彼らたちで咀嚼できるはずです。
真の意味でささる言葉。
それが高田イーグルスの栄養になります。
自分たちの奮い立たせ、改善し、前を向かせてくれる言葉になる。
そこがチームスポーツのいいところ。
ひとりでは解決できないこともみんなならば解決できる。
そこを我々は信じています。
それを彼らにもわかって欲しい。
それをキャッチボールクラシックで実践できます。
この練習は本当にいい練習です。
最初はできなかった回数、到達時間もやればやるほどみるみるできるようになってきます。
回数も増えていくし、タイムも縮まっていく。
それは全体のミスがなくなっていくと言うことです。
敵は昨日の自分たち。
過去の自分たちを越えていくこと。
それは、強いチームに勝っていくことと同じような感覚になります。
捕球姿勢を気をつけるマナト、レオ。
カバーリングにみんな速く入ろうとする姿勢。
ステップなどできるだけ、すこしでも速くしようとする姿勢。
みんながみんな気をつけるようになります。
そうしていくうちに、少しずつ、みんなが上手くなっていくことを実感できる。
それが、回数となり、タイムの短縮として数字に表れます。
ついこないだも、いつもは何回もかかってクリアしていた目標を1発でクリアしました。
これも全員が意識して動いた証拠です。
みんないい顔してました。
またいい笑顔。
こういう小さな成功の積み重ね。
これこそ王道。
近道なんてないんですね。
手間も時間もかかりますが、我々はこういうところを大事にしていきます。
それは彼らにも着実に伝わっていると思います。
思いたいなあ。
キャッチボールをきちんとできるようにする。
この目標をきちんとできるようになった時、その時こそグランドの上で本当の笑顔を誇らしげにたたえ合う彼らの姿を見ることができるでしょう。
その時を信じて、毎日を積み重ねていきます!
これを実現するべく私たちが選んだ方法、それはキャッチボールクラシックです。
キャッチボールクラシック。
五人と四人、7メートルにわかれて、2分間でどれだけ往復できるか?
その数を競い合います。
福島県のトップは、2017の表郷スポ少さんの「116」。これはすごい数字です。
2分間つまり120秒。その中で116回の早投げ。
1秒に1回はやっている計算。
ひるがえって、今の高田イーグルスはといえば……
まず2分間ノーミスはできません、無理。
1分間で35回が限界というところです。
これを倍にしても70回。
遠く116回には及びません。
ここが現状、それをわかることが大事です。
いまの自分たちの実力を客観化すること。
そして、ここからどうするか?
そのためにはどんなことが必要か?
ここが、こここそが人が人である所以(ゆえん)でしょう。
現状にあまんじない。
現状打破のために何が必要かを考える。
こんなもんでいいべという奴には進化はありません。
高いところにある葉っぱを食べたい。
誰よりも速く走って獲物を仕留めたい。
空を飛びたいと願う。
キリンしかり、チーターしかり、イーグルもしかり。
そうやって生物は進化してきました。
人間はそこに、知恵を絞ることができます。
今の高田イーグルスにもできること、それをこのキャッチボールクラシックから学んで欲しい。
案の定、最初から上手くいくはずがありません。
1分間でも35回をクリアできない。
1時間半やってもできませんでした。
やっていくうちに、ミスが連続して雰囲気が悪くなる場面が何度も来ました。
これって、試合と同じ空気でした。
みんながみんな、下を向いてうなだれる。
あーあいつのせいだという空気、そして自分もまたミスをする。
全員が、俺はやってんのにみんながやらないからクリアできない、という空気。
なんだかなーという疑心暗鬼。
声も出ず、カバーもおろそかになり、全員の動きが緩慢になる。
そして、つまらない。
ひとっつもおもしろくない。
これって何かに似てるなと思いました。
この嫌な感じ、そう、負け試合の空気。
しかも、コールド負けの雰囲気です。
そう思ったとき、ああこれはいい練習だなと確信しました。
試合をやることなく、練習の中で、こんな短時間で、精神的肉体的にダメージを体験できてしまう。
上手くいかないときの空気は最悪です。
これが、お気軽に練習で実践できる。
このやろめら、ミスれ、エラーしろ、人のせいにしろと思いました。
といいつつも、一縷の望みにかけます。
そのどん底から何かを見つけてこい!
そこを期待します。
「このままでいいのか?どうすればいいんだ?」と効果的にフォローをいれながら、彼らの中からの改善策を待ちます。
この待つのがたいへん。
あそこをこうすればもっと上手くいくのになぁとか思ってもすぐには言わない。
わかっていてもあえて指摘しません。
じっと待つこと。
グランドに立つのはあくまで彼ら。
本当のところでは、私たちは何もできません。
だからこそ、自分たちでなんとかしなくてはいけない。
自分たちで問題を解決しなくてはなりません。
それをここで練習してもらいます。
それでも、なかなかうまくいかないときがあります。
みんながとげとげして、やればやるほど落ちていく、底なし沼。
そんなどうしようもなくなったときのみ、助け船を出しますが、その他は彼ら自身で乗り切らなくてはならない状況にします。
そうなると、レンやシュンペイあたりがいったん止めます。
そして、どうすればいいかをみんなで話し合う。
ここが大事なところです。
我々大人ではなく、自分たちで自分たちを客観的にみようとします。
ここで自分たちがいかにできないかを知ります。
ここがスタート地点になります。
厳しい意見もでるでしょう。
「おめえが、ちゃんと捕ればいいんだよ!」
「そんなら、おめぇがちやんと投げろや!」
厳しい言葉や表に態度として表れてしまうコノヤローという雰囲気。
そして、疲れ切っている。
それでも上手くいかないとき、これ以上お互いに言い合っても進歩はないということに気づきます。
どん底だからこそ、気づくこと。
厳しい言葉の中にも、チームとしてできることをさがそうとします。
みんなが本気でチームのためを思うなら、厳しい言葉も彼らたちで咀嚼できるはずです。
真の意味でささる言葉。
それが高田イーグルスの栄養になります。
自分たちの奮い立たせ、改善し、前を向かせてくれる言葉になる。
そこがチームスポーツのいいところ。
ひとりでは解決できないこともみんなならば解決できる。
そこを我々は信じています。
それを彼らにもわかって欲しい。
それをキャッチボールクラシックで実践できます。
この練習は本当にいい練習です。
最初はできなかった回数、到達時間もやればやるほどみるみるできるようになってきます。
回数も増えていくし、タイムも縮まっていく。
それは全体のミスがなくなっていくと言うことです。
敵は昨日の自分たち。
過去の自分たちを越えていくこと。
それは、強いチームに勝っていくことと同じような感覚になります。
捕球姿勢を気をつけるマナト、レオ。
カバーリングにみんな速く入ろうとする姿勢。
ステップなどできるだけ、すこしでも速くしようとする姿勢。
みんながみんな気をつけるようになります。
そうしていくうちに、少しずつ、みんなが上手くなっていくことを実感できる。
それが、回数となり、タイムの短縮として数字に表れます。
ついこないだも、いつもは何回もかかってクリアしていた目標を1発でクリアしました。
これも全員が意識して動いた証拠です。
みんないい顔してました。
またいい笑顔。
こういう小さな成功の積み重ね。
これこそ王道。
近道なんてないんですね。
手間も時間もかかりますが、我々はこういうところを大事にしていきます。
それは彼らにも着実に伝わっていると思います。
思いたいなあ。
キャッチボールをきちんとできるようにする。
この目標をきちんとできるようになった時、その時こそグランドの上で本当の笑顔を誇らしげにたたえ合う彼らの姿を見ることができるでしょう。
その時を信じて、毎日を積み重ねていきます!
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