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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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4月に入って、コロナ対策をとりながら通常どおりの練習をなんとかこなしてきました。
そして練習試合で今の実力を試してみる。
このレン世代、そうとう厳しい戦いになるなぁと我々も実感しています。
スポ少には、いくつかの側面があると思います。
ソフトボールを通して、精神的、身体的、そして社会的にも自己鍛錬の場であること。
そして、スポ少は紛れもなく勝負の世界であるということ。
時として、無慈悲なほど勝ち負けがはっきりしています。
敵も真剣。味方も真剣。
だからこそ、いろんなことを少なからず犠牲にして(この言い方は少しあれですけど)スポ少の活動に重きを置く。
それでも、その子のためになるならという思いが、家族をも巻き込みます。

世の中いろんな見方があっていいと思います。
なにもそんなに本気にならなくてもいいよね、という見方もあることも確か。
もっと家族の時間や子供の時にしかできないことをやろうという選択肢もある。
それも真実。それも正解でしょう。
たくさんある選択肢の中から、スポ少という選択肢を選んだこと。
その選択を失敗とは思ってほしくない。
むしろ、選んでよかった。
スポ少をやってよかったと感じてもらえるようにという思いで我々は指導を続けでいます。
スポ少をやった子供たちが成長して大人になる。
そうやって大人になった彼らと再び会う。
最近では、大人になった彼らと一緒の職場になり、一緒に働くこともあるようになりました。
いい大人になったなと思えること。
その子の昔をしっているだけに、格別にそう思います。
そして、この子を形成している成分のなかに、「スポ少」という因子が何パーセントか入っている。
そのことがたまらなくうれしいんです。
この子(いくつになっても私から見れば「この子」になります)がスポ少を終わって、中学高校大学、社会人となって、ソフトボール野球と離れても、少なからずスポ少で学んだことが生かされたり、役にたったり、その子自身をを支えてくれたことでしょう。
集団の中での自分のポジションの位置をつかみ取る。
状況をみて、自分のできることを探して実行する。
先輩や後輩とうまくやる。
上司やクライアントが何をしてほしいのかを察する。
自分のスキルを活かす、などなど。
その子の中にスポ少で学んだことが生きている。
それを感じる時、ああ我々のやってきたことは間違いでなかったと実感できる瞬間です。
だいぶ長くやっているので、そういう瞬間も多くなってきました。
その最たる例が、いまの監督のコジマ監督です。
かつての・・・敵にデッドボールを当てたのに、ピッチャーが泣いている・・・あの泣き虫エース。
そいつとまたいっしょにソフトボールを、スポ少をやっている。しかも目標を同じくする指導者として。

振り返ったときに、通ってきた道に満開の笑顔が咲いている。
槇原敬之さんの「僕が一番欲しかったもの」を地でいってるなと感じます。
自己満足で十分です。

私だけでなく、みなさんひとりひとりにそういう振り返る道があるはずです。
いろんな人の道が交差する町。
そこが笑顔でいっぱいになれば、そこに住んでよかったと言いえる町なり、ふるさとになり得るでしょう。

確かにスポ少はたいへん。しかし得るものがある。
その良さを今後もライフワークとして広めていきます。



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