時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
この三連休、怒濤の練習試合ラッシュ。
まだ定まらない選抜チームと新人チームに多くの経験を積ませる、これが目的です。
練習も大事ですが、実戦の中でわかることもあります。
試合は子どもたちの集中力の入れ方が違う。
練習でできたことと試合の中でできたことではその子にとって、大きく意味が違います。
それだけ、得るものが多い。
だから、保護者の皆さんのご協力をいただいて、空いている土日にはなるべく多くの実戦を積ませようとしています。
さて、その練習試合。
日曜日は、小島コーチの指揮のもとだったのでくわしく内容はわかりません。
土曜日の湯川さんの試合。
結果からいくと同点に持ち込めました。
よくぞまぁ、あの戦力で試合になったなあと思います。
前年比でいえば、半分くらい戦力ダウンはいなめない。
それほど、いまの六年生の力は絶大です。
その四人が抜ける。
その穴を埋めるのが、一年生ときたもんだ。
さぁ面白くなってきましたよ。
外野にとんだらほぼ終わりのシフト。
内野もまだまだわからない。
比較的計算できるのは、バッテリーと二遊間。
ミスやエラーは仕方ない。
それで落ち込んだり、泣いたりするのもしょうがない。
その仲間を責めるのでなく、大丈夫だと鼓舞し続けることができるか?
それでもなんとか立ち直って前を向いて挑戦していくことをやめない。
今の6年と一緒に戦ってきた五年生にそれができるか?出来なければ崩壊?
これがこの新人チームの課題になりそうです。
いつものイーグルスに戻った感じさえします。
今年のイーグルスはうまくいきすぎた。
その反動なんでしょう。
勝つことはより難しくなりました。
負けることも多くなるでしょう。
ただ、いつもいっているように勝つことがすべてではありません。
難しいこと、いままでの自分達ができなかったことに、失敗を恐れず、持てる限りの力を注いで、思いきって挑戦していく。
結果は二の次でいい。
勝っても負けても、一生懸命にやって力を出しきったならそれでいいじゃないですか?
それで勝てたならみんなで喜びましょう。
今年はそれがうまくいっていた。
それはそれでいい。
この方針はこの後も変えるつもりはありません。
さて、練習試合の前の打撃練習で、
「監督、右で打ってもいいですか?」と持ちかけられました。
最近、憂鬱なレンです。
レンの心理状況からして、失った自信を取り戻すためにはなんらかの思いきった「きっかけ」が必要だと思ってました。
打撃不振に陥ったタイセイを1番で起用したように。
レンは元々は右打者、左の少ないイーグルスのチーム事情とレンの将来を見込んでの左へのスイッチでした。
それが最近はうまくいってない。
バントはできない、一死三塁でも転がすことさえもできない、あげくは見逃し三振。
ソフトボールが大好きで大好きで1年生から志願して入ってきたレンにとっては、できないこと、チームに貢献できないことは、落ち込むのに十分な理由になったと思います。
そのレンが、打撃練習から右で打ちたいといってきました。
我、天啓を得たり。
不安や落ち込みを振り払うには、思い切り力のあるスイングができる右打席がいい。
今日の試合限定ということで、右打席に入ることを許可しました。
そしたら、ホームラン2本。
全打席出塁。
ケンタなんかは、「監督、今度からレンは全部右打席で打たせてください!」とお願いしてくる始末。
打ちまくったレン本人にも、笑顔が戻りました。
「監督、今度から右で打ちます。(左を奨励している)お父さんにもそう言っておいてください。」
目がキラキラしています。
自信を取り戻したようです。
そうなると、守備にもいい影響がでてきます。
自信をもって、余裕がでると他者への配慮もでてくる。
いままで、厳しいことをチームメイトに吐いていた言葉にも変化がでてきます。
今回、右打席作戦は成功したと言えるでしょう。
こういう成功体験が大事なんです。
この小さな自信の積み重ねが、子どもたちを形造っていく。
落ち込んでいる子に対して、追い討ちをかけるような真似は逆効果です。
なかなか自分の子どもにはできませんでした。
私もどちらかというと追い討ちをかけていましたから。
ただ、このスポ少という場面においては、冷静になれます。
いま、この子に必要なのは何かということが。
レンにとっては「自分を取り戻す自信」でした。
私は、そのきっかけを与えたに過ぎません。
結果を出して、自信を取り戻したのはまぎれもなくレン自身です。
子どもたちは自分で自分の道を切り開くチカラをもっています。
それを後押ししてくれる仲間もちゃんと隣にいてくれます。
後は大人が一番チカラを出しやすい状況なり、タイミングなりを図って背中を少し押してやるだけなんですよね。
うまくいけば実力以上のところを引いてきます。
そしてそれが続くと、実力になってしまうからあら不思議。
今年のイーグルスはその連続だったのではないでしょうか?
そして、新チームもその血をまぎれもなく受け継いでいる。
レンもしかり。
まだまだ未熟でひよっこながら、1枚も2枚も化ける要素はあります。
ホームランを打って、ダイヤモンドを駆け抜けるレンを見て、よし大丈夫だなと思うとともに、ちょっと調子こきすぎだから、後でちょっと締めておこうと思いました。
まだ定まらない選抜チームと新人チームに多くの経験を積ませる、これが目的です。
練習も大事ですが、実戦の中でわかることもあります。
試合は子どもたちの集中力の入れ方が違う。
練習でできたことと試合の中でできたことではその子にとって、大きく意味が違います。
それだけ、得るものが多い。
だから、保護者の皆さんのご協力をいただいて、空いている土日にはなるべく多くの実戦を積ませようとしています。
さて、その練習試合。
日曜日は、小島コーチの指揮のもとだったのでくわしく内容はわかりません。
土曜日の湯川さんの試合。
結果からいくと同点に持ち込めました。
よくぞまぁ、あの戦力で試合になったなあと思います。
前年比でいえば、半分くらい戦力ダウンはいなめない。
それほど、いまの六年生の力は絶大です。
その四人が抜ける。
その穴を埋めるのが、一年生ときたもんだ。
さぁ面白くなってきましたよ。
外野にとんだらほぼ終わりのシフト。
内野もまだまだわからない。
比較的計算できるのは、バッテリーと二遊間。
ミスやエラーは仕方ない。
それで落ち込んだり、泣いたりするのもしょうがない。
その仲間を責めるのでなく、大丈夫だと鼓舞し続けることができるか?
それでもなんとか立ち直って前を向いて挑戦していくことをやめない。
今の6年と一緒に戦ってきた五年生にそれができるか?出来なければ崩壊?
これがこの新人チームの課題になりそうです。
いつものイーグルスに戻った感じさえします。
今年のイーグルスはうまくいきすぎた。
その反動なんでしょう。
勝つことはより難しくなりました。
負けることも多くなるでしょう。
ただ、いつもいっているように勝つことがすべてではありません。
難しいこと、いままでの自分達ができなかったことに、失敗を恐れず、持てる限りの力を注いで、思いきって挑戦していく。
結果は二の次でいい。
勝っても負けても、一生懸命にやって力を出しきったならそれでいいじゃないですか?
それで勝てたならみんなで喜びましょう。
今年はそれがうまくいっていた。
それはそれでいい。
この方針はこの後も変えるつもりはありません。
さて、練習試合の前の打撃練習で、
「監督、右で打ってもいいですか?」と持ちかけられました。
最近、憂鬱なレンです。
レンの心理状況からして、失った自信を取り戻すためにはなんらかの思いきった「きっかけ」が必要だと思ってました。
打撃不振に陥ったタイセイを1番で起用したように。
レンは元々は右打者、左の少ないイーグルスのチーム事情とレンの将来を見込んでの左へのスイッチでした。
それが最近はうまくいってない。
バントはできない、一死三塁でも転がすことさえもできない、あげくは見逃し三振。
ソフトボールが大好きで大好きで1年生から志願して入ってきたレンにとっては、できないこと、チームに貢献できないことは、落ち込むのに十分な理由になったと思います。
そのレンが、打撃練習から右で打ちたいといってきました。
我、天啓を得たり。
不安や落ち込みを振り払うには、思い切り力のあるスイングができる右打席がいい。
今日の試合限定ということで、右打席に入ることを許可しました。
そしたら、ホームラン2本。
全打席出塁。
ケンタなんかは、「監督、今度からレンは全部右打席で打たせてください!」とお願いしてくる始末。
打ちまくったレン本人にも、笑顔が戻りました。
「監督、今度から右で打ちます。(左を奨励している)お父さんにもそう言っておいてください。」
目がキラキラしています。
自信を取り戻したようです。
そうなると、守備にもいい影響がでてきます。
自信をもって、余裕がでると他者への配慮もでてくる。
いままで、厳しいことをチームメイトに吐いていた言葉にも変化がでてきます。
今回、右打席作戦は成功したと言えるでしょう。
こういう成功体験が大事なんです。
この小さな自信の積み重ねが、子どもたちを形造っていく。
落ち込んでいる子に対して、追い討ちをかけるような真似は逆効果です。
なかなか自分の子どもにはできませんでした。
私もどちらかというと追い討ちをかけていましたから。
ただ、このスポ少という場面においては、冷静になれます。
いま、この子に必要なのは何かということが。
レンにとっては「自分を取り戻す自信」でした。
私は、そのきっかけを与えたに過ぎません。
結果を出して、自信を取り戻したのはまぎれもなくレン自身です。
子どもたちは自分で自分の道を切り開くチカラをもっています。
それを後押ししてくれる仲間もちゃんと隣にいてくれます。
後は大人が一番チカラを出しやすい状況なり、タイミングなりを図って背中を少し押してやるだけなんですよね。
うまくいけば実力以上のところを引いてきます。
そしてそれが続くと、実力になってしまうからあら不思議。
今年のイーグルスはその連続だったのではないでしょうか?
そして、新チームもその血をまぎれもなく受け継いでいる。
レンもしかり。
まだまだ未熟でひよっこながら、1枚も2枚も化ける要素はあります。
ホームランを打って、ダイヤモンドを駆け抜けるレンを見て、よし大丈夫だなと思うとともに、ちょっと調子こきすぎだから、後でちょっと締めておこうと思いました。
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