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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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洞察力(どうさつりょく)。
自分のおかれた環境、まわりへの観察、予測など広い意味で役に立つ能力だと思います。
回りからの情報を役に立つ、役に立たないは関係なく、どれだけ多く取得できるか?
これだと思います。
生きていく上であるにこしたことはない能力だと思います。
その洞察力。
この前の湯川での練習試合で、新キャプテン、ソウゴの洞察力を垣間見ることができました。

この日は、お弁当持参での練習試合になりました。
団として用意しないという選択。
お昼近くになり、試合も開いたので弁当の時間にしました。
二試合くらいやったので、全員、腹が減っているはずです。
めいめいが弁当をがっつきはじめる。
その中にあって、右往左往している子がいました。
どうした?はやく弁当食えよと声をかけました。
ん?ちょっと待てよ。
何で右往左往してるんだ?
もしかして、弁当わすれたのか?
んー、そんときは俺が団からいただいたおにぎりやろうかな?
なんて思いつつ、新キャプテンのソウゴに聞きました。
「ソウゴ、あいつはちゃんと弁当をたべているか?」

「ん!あぁ、ちゃんと弁当くってましたよ!」
即答でした。
こいつ、ちゃんと見てるなと思いました。

さすがと言うべきか、キャプテンになってからなのか、みんなを見渡す洞察力が芽生えていると感じました。
とくに、年下の1年生、2年生に気を配るというか、そういう空気がでていると私は感じました。
ガツガツ、先頭にたって勇ましく切りこんでいくタイプではない。
前にもいったように、背中で語るタイプなんです。んー昭和っぽい。高倉健みたい。
基本は不器用。
昔の、『キャプテン』というマンガがありましたが、その水口キャプテンみたい。
自分がちゃんとできないと、みんなにやれなんて言えない。
そんなようなことを言っていたと思います。
その人柄について行く。
ソウゴもそんな感じでしょうか。

そういや、夏休みの持久力と根性をつけるためのインターバルトレーニングの時、本当はユウキの後ろあたりの前で速く走れるのに、あえて1番最後から走っていました。
そして、そこからスパートをかけて、全員を抜き去り、一気に上位に食い込むという走り方をソウゴがしていました。
普通に走るよりもつらい。
あえて自分を追い込んでいる。
懸命に走る姿をみんなに見せる意図などソウゴ自身はみじんも思ってなかったと思いますが、結果として、ソウゴは1番後ろから、全員の走り方を見ていた。
トップを走るユウキまでは追いつけなくても、全員を抜くことで、自分の背中=取り組む姿勢を見せることができました。
ソウゴの中には計算されたキャプテンシーなどまったくないでしょう。
ただ、一生懸命さは伝わったと思います。
一本も手を抜くことなく、走りきる。
手を抜かない。
これは、中学にいって長距離も速くなったタカヤ、全国大会にいったイーグルスOBのコウセイにも言えることです。
こういう地道でつらいことも本気で取り組める。
その姿勢に、みんなが引っ張られる。

青い炎。

ソウゴには、ガンガンひっぱっていくユウキとは違うキャプテンシーがあります。
明日の新人戦で、お手並み拝見といきますか!

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