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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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週末や連休にバンバン練習試合が入ってきています。練習試合ですが、やっとソフトボールの日常が戻ってきたような感じがしています。

白河遠征にいかせていただきました。
思い出がたくさん詰まった東風の台公園。
釜子さん、信夫第一さんとの激闘を思い出します。

白河東さん、その他のチームのご好意で新人チームでも試合をやらせていただけるようになりました。
ひよっこども出陣です。
それなりの人数はいるので、なんとか体裁は整います。
しかし、チームとしてあるだけで、まとまった戦うチームとしてはまだまだです。

試合中にブスくれてグローブをふんのぼる、
コーチャーにいけという監督命令は拒否、
試合前に仲間同士でとっくみあいの喧嘩、
ベンチでは関係ない話で盛り上がる。
ストライクがは入らなくて号泣。
ランナーではさまれて憤死で号泣。
まさに阿鼻叫喚地獄。

んー、これはソフトボールをやりにきてるんだろうかと目を疑います。
しかし、これが今のヤングイーグルスの真実なんでしょう。
ここがスタート。
統制のとれたレギュラーチームもいいですが、こういうのも悪くない。
昔であれば、恐怖で縛り、決まりをきっちり守らせることで、統制をとりましたが、今は流行りません。
怒り、くやしさ、感情が収まるまで待ち(というか、ほったらかす)、あの場面どういう行動をとれば良かったかを説く。
彼らは彼らなりに反省していることが多い。
その時こそ、そいつの心に言葉が響くチャンスです。
打球が捕れなくてグローブをふんづけていたマナト。ここは懲罰交代です。すぐにベンチに引っ込めました。
みんな腫れ物にさわるようになりますが、そこはあえて無視、放置。
落ち着いた頃に、モノにあたるやつ、とりわけグローブにあたる奴が一番許せないと説きました。
彼はこの先こういうことは何回もあるでしょう。しかし、自分が悪いことも分かっている。
何回も繰り返しながら、自分の感情のダムを深くしていくほかにありません。
それができたときに、ソフトボールの真の面白さに彼は気づくでしょう。

こういうド下手クソ、とんちんかんな集団が成長していっぱしのチームになっていくところを私は、見たいんです。今のチームもかつてそうでした。


そんな中でも、何人か柱になる選手がいてくれるのかせめてもの救いです。
こうしていけばいいというビジョンはなんとなしに見えてきました。

相手よりも先んじて勢いに乗れるかどうか?
勢いだけは、キャプテンのコタローを中心に最強クラスだと思います。こいつらは乗せてなんぼ。
そのためには、やって当たり前の小さなプレーを大事にすることを徹底してやることです。
その小さなハードルを確実に越えることで、自分たちはやれるんだという自信をつけさせることです。
カバーリング、走塁、連携プレー、個人の才能に左右されないところの大切さを説いていきます。

子供たちの顔を思い出しながら、あいつはこのポジションがいい、打順は何番がいいのとか暇があれば考えています。
おかげで、会議資料の裏面にはダイヤモンドが書かれ、つまんない会議は絶好のシミュレーションと化します。
あとは、実戦の中であいつらがどんな化学反応を見せてくれるか?

万人に効く治療薬か、世界を救う特効薬か、はたまた多くを消し去る劇薬か?

彼らは何者になるのか、楽しみです。
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