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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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さて、今日は会津選抜合同練習と、新人の練習試合です。
新鶴、吹き上げグランドで4面を作って、午後までやるスケジュール。
コロナ禍の今年、こんなに長くスポ少の練習をすることはなかっでしょう。
子供たちも疲れたと思いますが、私も疲れました。
しかし、やってよかった。
新人は四試合。
6年生選抜も四時間、五時間くらいの密度の濃い練習ができました。

新人のグランドから聞こえてくる大きな声。
やはり、ベンチを温めているだけよりも、下手くそであろうと試合に出てプレーするほうが何倍も面白いとあらためて確認しました。
キャッチボールなんて、できなくてもいいんです。
フライなんかとれなくていい。
ルールなんてわかんなくていい。
訳わかんないけど、とりあえず試合にでて、一生懸命にプレーすること。
野球人の、ソフトボール人の誰もが最初に通る道。
ここが原点なんじゃないでしょうか?
ひとりでバッターボックスに立ったときの不安な気持ち、
がんばれよーという誰だかわかんないけど近所の兄ちゃんたちの声、
よーしやってやると思い切り振ったバットにたまたまたラッキーでボールが当たる!
なんかわからないけど、手に残る異様な快感。
近所の兄ちゃんたちからは、よくやったなぁ、すげえなぁの絶賛の嵐。
なんかわからないけど、なんか楽しい。
スポ少を始めたばかりの、ミツキやショウゴ、ハル、マオが、なんかわからないけどちょこちょこ一生懸命にダイヤモンドを駆け巡っている。
誰もが通ってきた道、原点を見ました。
あんときが1番楽しいのかもしれません。
おそらく、見てる保護者も楽しいでしょう。
なんかわからないけど、我が子がチームの一員として頑張っている。
とびきりの笑顔で。
子供たちの一挙手一投足に一喜一憂する。
フィクションの映画やゲームにない、リアルが目の前にある。
推しのスポーツ選手が我が子。
そしてゆくゆくはチームの子供たちまでが、推しになっていく。
そういう意味ではスポーツ少年団は一大エンターテイメントなんだと思います。
子供も親も、もしかしたらじいちゃんばあちゃんも巻き込んで笑顔になれる。
勝っても負けても、そういう高田イーグルスであって欲しいと思います。

間違いなく地域で子供たちを育てています。
そして、スポ少は地域の横のつながりを作っている、私はそう思ってやってきてきます。

まぁそれはおいておいて、スポ少に戻ります。
スポ少は同じチームでも1チームである必要はありません。
2チーム、3チームあったほうがいい。
練習試合でもできるかぎり選手たちに出場機会を作りたいと考えています。
そして、今の高田イーグルスは、それができる!
指導者も保護者も万全の協力体制、なので思い切って3軍まで編成が可能です。
だからこそ、今日の三つに分けての練習試合が出来る。
なんともありがたい限りです。

私が参考にするのは、八重山商工の育成法です。
同じ指導者が、ずっと同じ子供たちの指導を続けます。
八重山商工のすごいところは、小学校から高校まで同じ指導者となります。そして、ついには甲子園にいき、横浜高校を追い詰めるまでになる。
町全体、島全体が子供たちを後押しする。
ある意味、地域巻き込んだ振興活動のひとつになり得ると思います。
これは役所も巻き込んでの話になります。
成長する選手たちに、気心がしれた指導者も繰り上がって指導する。
それをやってしまう八重山という町がすごい。
学校の担任制みたいなものですね。
ずっと同じ子供たちを指導しながら、甲子園をめざす。
それができた八重山商工の伊志嶺監督は幸せでしょうね。
叶わない願いと思いつつも、私も何回もこの子たちをずっと指導したい、そしてこの子たちと甲子園にいきたいと何回も思いました。
しかし、一方で新しい子供たちとの出合いの機会が失われてしまうと私は思います。それももったいない。
どちらがいいとは言えませんが、
短い時間だからこそ、限られた時間だからこそ、熱く密度の濃い時間になる。
だからこそ、輝くんですよね。
そんなようなことを煉獄さんも言っています。
ある意味、私たち指導者は「柱」であり、心に煉獄杏寿郎の気概を持っています。
鬼にやられて死にはしませんが、それと似たような覚悟をもってやっています。
そうでないと、人様のお子さんを預かることはできません。
高田さんと、美里イーグルスが完全に合併してからだんだんワンシーズンが終わります。
去年のこの時期もいろんな激闘がありました。
ヒカリの涙のホームランもこの時期でした。

今の我々高田イーグルスの選手も保護者も指導者も、そんな「心を燃やす」ような戦いに身を焦がしたいとのぞんでいます。

さぁこい!試練、
さぁこい!ピンチ!
さぁこい!逆境!
勝っても負けても俺たちは全力を尽くす。

明日はハレルよ、
高田イーグルスにヒカリあれ!







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