時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
猛暑猛暑の今日は、田島さんの夢カップに参加させていただきました。
コロナ禍にあっての希少な大会、ありがたいです。しかも、白獅子前の最後の公式大会、あれもこれも試したいと意気込んでのぞみましたが、結果は、りんどうスポ少さんの前に1回戦敗退。
いろいろ試す余裕などなく、ミスにミスを重ねての自滅のオンパレード。
白獅子前に自信をつけるどころが、1:9の大敗で、全く自信をなくしてしまいました。
しかし、これが今の我々高田イーグルスの実力だということです。
弱い。
この前の伊佐須美神社あやめ祭り大会の優勝が夢だったんじゃないかいうくらい、ちぐはぐで、ダメダメ。
ミスを1個で止められない、ミスにミスを重ねる。
ひとりひとりが個人で戦っていて、チームとして機能していませんでした。
当たり前にやるべきことができない。
だから、少しずつ崩れていって修正がきかないところまでいってしまう。
ダムの崩壊を誰も止められず、仲間を、チームを見殺しにするように、指をくわえて見ていることしかできませんでした。
まずは、討ちとったあたり、落下点に入ったセンターが落球。
同じく討ちとったサードゴロが悪送球で回の先頭バッターを出してしまう。
ピッチャーが決めにいったコースをキャッチャーがポロポロ。
決めにかかっているのに捕球ができないので、波に乗りきれないピッチャー。
タッチアウトのタイミングなのに、グラブから落ちるボールが2回。両手でいけよと確認した3回目はアウトにしましたが、片手でした。
あれほど確認した、1,3塁のシフトにピッチャーがサインミス。
飛び出したランナーをランダウンにできず、得点アンド進塁。
ツーアウトからの場面、普通にやればスリーアウトでチェンジの場面なのに、当たり前のプレーができずにスコアリングポジションにランナーを進められる。
きわどいコースは、ボールのコールの連続。
決めにいった球はキャッチャーが捕れずにポロ、捕っていれば、フレーミングが活きて、審判のストライクを引き出せたかもしれない。
攻撃については、消極的な見逃しが多い。
確かに球威はありました。
だからこそ、早いカウントで仕掛けなければならない。
追い込まれたら、三振覚悟で振りにいくしかないんです。
追い込まれた恐怖と不安で、いつもどおりのタイミングの取り方、スウイングができなくなっていました。
そこにきて、相手ピッチャーは追い込んでいるので気合いが入った球を投げ込んでくる。
そこにきて、余裕がない。
精神が未熟な小学生、特にバッティングに自信がない下位打線は、断然不利になる。
だからこそ、追い込まれる前なんです。
わかっているのに、手が出ない、出せない。
びびってるバッターなんぞ、カモネギです。
ただ突っ立っているマネキンよりも怖くない。
相手のピッチャーというよりは、まず自分の気持ちややるべきことを整理できずに、打席に入っています。
「どうしよ、どうしよ、やばい、やばい……」
こんな精神状態で、打てるわけがありません。
前の大会ではあんなに伸び伸びやっていたのに……
優勝した同じチームとは思えませんでした。
しかし、これも本質。
これが本来の姿。
コインの裏と表、マイナスもプラスもある。
この無様な姿も高田イーグルスなんです。
ここを認めなければなりません。
ここを認めなければ、次に進めません。
何ができて、何ができないか?
できない理由は何か?
足りない要素は何か?
それを克服していくためには、どうしたらいいか?
これがなくては進化はありません。
次に繋がらない。
やっている意味がない。
この敗戦の後、コーチ陣で話し合いました。
その中で、1番の課題は、選手ひとりひとりの自覚、これが見えてこないということ。
さっき言った、落球やエラー、見逃しなどプレー云々の前に、選手がチームの一員として動けていないという結論に達しました。
ソフトボールをやりたいという選手たちのチームではなく、親に言われているから,
このクソ暑い中、連れてこられたモルモットたち。
他のチームから挨拶をもらうのに、こちらからは挨拶を返せない。
整列は、たらたらで、列もそろわず、間隔はまばら、グランド挨拶にいたっては、声を出してるのか出していないのか、わからないぐらい小さく、声もまとまっていない。
道具の準備や後片付けは、言われないとできない。
そして一生懸命にやっているのはいつも同じ人。
何をやるにも、大人たちの指示がないと動けないモルモットたち。
中には自分で考えて動いている選手たちもいますが、ほかの選手に指示を出すところまで言っていない。
だから、毎回同じメンバーがグランド整備をしています。
正直者が馬鹿を見ている。
その正直者を見て見ぬ振りをしている。
仲間を見殺しにしているのと同じです。
その兆候は、今大会の随所に見られます。
ピンチの時に、孤独になって落ち込んでいるピッチャーに誰も声をかけない。
エラーをして落ち込んでいる選手に誰も声をかけない。
打てなくて見逃し三振をしても、ため息しか出ない。
ベンチにいて、どんどん泥沼にハマっていくのがわかりました。
何とかして是正を試みますが、ひとりひとりを動かして、波に持って行くところまでいきません。
試合の大きな流れが相手チームに傾いています。
それを黙って指をくわえて見ている。
ため息連発、完全に敗北の大合唱をBGMにしています。
こうなると、打つ手がない。
気合いでどうにかなる、レベルではありません。
過去の経験から、こういう時は耐えるしかない。
耐えて耐えて必死に食らいついて、僅差を保って追いかけてるしかありません。
そうであっても、こうなると自分から崩れることの方が多いです。
劣勢の中、平静を保つというのは、やはり難しいものです。
ここをなんとか乗り越えると、再びチャンスの神様はこちらに舞い降りてくれる、時もありました。
しかし、そうはならなかった。
そうならなかった理由。
相手に主導権を渡してしまった最大の理由は、当たり前のことを当たり前にできなかったからです。
小さいことなんです。
その小さいことをおろそかにした。
おごり、慢心、なぁなぁ感、そういう小さなほころびを自分で修正できなかった。
いろんな意味で、お前たちはまだまだ、ヘタレのチームなんだということを思い知らされました。
身から出たさび。
だからといって座して待つつもりは毛等もありません。
これが、白獅子でなくて良かった。
それが不幸中の幸いでした。
この敗戦を糧としなければ、進化はありません。
高田イーグルスは変わらなければならない。
ここから、挽回しなければならない。
さて、我々に何が足りなかったのか?
ここからどうしていけばいいのか?
それは、次回。
コロナ禍にあっての希少な大会、ありがたいです。しかも、白獅子前の最後の公式大会、あれもこれも試したいと意気込んでのぞみましたが、結果は、りんどうスポ少さんの前に1回戦敗退。
いろいろ試す余裕などなく、ミスにミスを重ねての自滅のオンパレード。
白獅子前に自信をつけるどころが、1:9の大敗で、全く自信をなくしてしまいました。
しかし、これが今の我々高田イーグルスの実力だということです。
弱い。
この前の伊佐須美神社あやめ祭り大会の優勝が夢だったんじゃないかいうくらい、ちぐはぐで、ダメダメ。
ミスを1個で止められない、ミスにミスを重ねる。
ひとりひとりが個人で戦っていて、チームとして機能していませんでした。
当たり前にやるべきことができない。
だから、少しずつ崩れていって修正がきかないところまでいってしまう。
ダムの崩壊を誰も止められず、仲間を、チームを見殺しにするように、指をくわえて見ていることしかできませんでした。
まずは、討ちとったあたり、落下点に入ったセンターが落球。
同じく討ちとったサードゴロが悪送球で回の先頭バッターを出してしまう。
ピッチャーが決めにいったコースをキャッチャーがポロポロ。
決めにかかっているのに捕球ができないので、波に乗りきれないピッチャー。
タッチアウトのタイミングなのに、グラブから落ちるボールが2回。両手でいけよと確認した3回目はアウトにしましたが、片手でした。
あれほど確認した、1,3塁のシフトにピッチャーがサインミス。
飛び出したランナーをランダウンにできず、得点アンド進塁。
ツーアウトからの場面、普通にやればスリーアウトでチェンジの場面なのに、当たり前のプレーができずにスコアリングポジションにランナーを進められる。
きわどいコースは、ボールのコールの連続。
決めにいった球はキャッチャーが捕れずにポロ、捕っていれば、フレーミングが活きて、審判のストライクを引き出せたかもしれない。
攻撃については、消極的な見逃しが多い。
確かに球威はありました。
だからこそ、早いカウントで仕掛けなければならない。
追い込まれたら、三振覚悟で振りにいくしかないんです。
追い込まれた恐怖と不安で、いつもどおりのタイミングの取り方、スウイングができなくなっていました。
そこにきて、相手ピッチャーは追い込んでいるので気合いが入った球を投げ込んでくる。
そこにきて、余裕がない。
精神が未熟な小学生、特にバッティングに自信がない下位打線は、断然不利になる。
だからこそ、追い込まれる前なんです。
わかっているのに、手が出ない、出せない。
びびってるバッターなんぞ、カモネギです。
ただ突っ立っているマネキンよりも怖くない。
相手のピッチャーというよりは、まず自分の気持ちややるべきことを整理できずに、打席に入っています。
「どうしよ、どうしよ、やばい、やばい……」
こんな精神状態で、打てるわけがありません。
前の大会ではあんなに伸び伸びやっていたのに……
優勝した同じチームとは思えませんでした。
しかし、これも本質。
これが本来の姿。
コインの裏と表、マイナスもプラスもある。
この無様な姿も高田イーグルスなんです。
ここを認めなければなりません。
ここを認めなければ、次に進めません。
何ができて、何ができないか?
できない理由は何か?
足りない要素は何か?
それを克服していくためには、どうしたらいいか?
これがなくては進化はありません。
次に繋がらない。
やっている意味がない。
この敗戦の後、コーチ陣で話し合いました。
その中で、1番の課題は、選手ひとりひとりの自覚、これが見えてこないということ。
さっき言った、落球やエラー、見逃しなどプレー云々の前に、選手がチームの一員として動けていないという結論に達しました。
ソフトボールをやりたいという選手たちのチームではなく、親に言われているから,
このクソ暑い中、連れてこられたモルモットたち。
他のチームから挨拶をもらうのに、こちらからは挨拶を返せない。
整列は、たらたらで、列もそろわず、間隔はまばら、グランド挨拶にいたっては、声を出してるのか出していないのか、わからないぐらい小さく、声もまとまっていない。
道具の準備や後片付けは、言われないとできない。
そして一生懸命にやっているのはいつも同じ人。
何をやるにも、大人たちの指示がないと動けないモルモットたち。
中には自分で考えて動いている選手たちもいますが、ほかの選手に指示を出すところまで言っていない。
だから、毎回同じメンバーがグランド整備をしています。
正直者が馬鹿を見ている。
その正直者を見て見ぬ振りをしている。
仲間を見殺しにしているのと同じです。
その兆候は、今大会の随所に見られます。
ピンチの時に、孤独になって落ち込んでいるピッチャーに誰も声をかけない。
エラーをして落ち込んでいる選手に誰も声をかけない。
打てなくて見逃し三振をしても、ため息しか出ない。
ベンチにいて、どんどん泥沼にハマっていくのがわかりました。
何とかして是正を試みますが、ひとりひとりを動かして、波に持って行くところまでいきません。
試合の大きな流れが相手チームに傾いています。
それを黙って指をくわえて見ている。
ため息連発、完全に敗北の大合唱をBGMにしています。
こうなると、打つ手がない。
気合いでどうにかなる、レベルではありません。
過去の経験から、こういう時は耐えるしかない。
耐えて耐えて必死に食らいついて、僅差を保って追いかけてるしかありません。
そうであっても、こうなると自分から崩れることの方が多いです。
劣勢の中、平静を保つというのは、やはり難しいものです。
ここをなんとか乗り越えると、再びチャンスの神様はこちらに舞い降りてくれる、時もありました。
しかし、そうはならなかった。
そうならなかった理由。
相手に主導権を渡してしまった最大の理由は、当たり前のことを当たり前にできなかったからです。
小さいことなんです。
その小さいことをおろそかにした。
おごり、慢心、なぁなぁ感、そういう小さなほころびを自分で修正できなかった。
いろんな意味で、お前たちはまだまだ、ヘタレのチームなんだということを思い知らされました。
身から出たさび。
だからといって座して待つつもりは毛等もありません。
これが、白獅子でなくて良かった。
それが不幸中の幸いでした。
この敗戦を糧としなければ、進化はありません。
高田イーグルスは変わらなければならない。
ここから、挽回しなければならない。
さて、我々に何が足りなかったのか?
ここからどうしていけばいいのか?
それは、次回。
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