時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
この大会は、選手たちのいろんな成長を確認できることができました。
あぁ~、こいつら分かってきたな!
こいつら、うまくなったなぁ~と思える
こういうところなんですよね~。
指導者として感動するのは!
その最たる現象、まさに怪奇現象なんですが、見れました。
それが、キヒトの公式戦初ヒットです。
そして、初盗塁。
最後には、貴重な先制点のランナーとなって帰ってくる。
あの、なにをやっても、わけのわからなかった奴がですよ。
いまや、ベースの上て、私と指さしで会話ができるんてすから驚きです。
柳津さんのエースから鋭い打球をセンター前に放ち、全力で一塁に駆け抜ける。
少し差し込まれていましたが、思い切り振った分、負けませんでした。
完璧とはいわないまでも、キヒトのバットの感触は、芯で捉えたときの、あの感覚が残っていることでしょう。
あの感覚は、野球やソフトボールをやった人でなければわかりません。
あれは、気持ちいい。
モノをぶったたいた時、真芯に当たると軽いと言う感覚。
物理的な法則からしても、作用反作用がゼロに限りなく近い時に起こる現象だと思います。
あの感覚を自分の人生の一部にできること、それだけでも野球をやる価値があります。
キヒトの放ったボールはピッチャーとショートの間を抜いてセンターへのクリーンヒット。
これが、キヒトの試合という場面で、人生での初ヒットになります。
私たちはこういう場面に幾度となく接しています。
初打席、初ヒットに初ホームラン。
いいことばかりではなく、初エラー、初三振、初サヨナラ負け。
いろんな初ものに出くわしますが、本人にとっての大事な場面を一緒に経験できるのは、それを残像としてハードディスクに残すことができることは、指導者冥利に尽きるでしょう。
うれしい。
なぜなら、そうなることを狙って練習を積んできたからです。
ひとりひとり、フォームやタイミングの取り方、パワーやスウイングスピード、角度、いろんな要素が違ってくる中、1番伝わりやすい言葉を選んで、効果的にアドバイスを気の遠くなるほど続けてきた。
その効果がグランドで花開くのです。
そして選手の笑顔も花開く。
おそらくというか、絶対に保護者も笑顔になる。
そういう瞬間がスポ少なんです。
そこは自己満足でいい。
スポ少なんて自己満足の集合体なんですから!
キヒトはガッツポーズなんてするガラではありません。
塁上でも何が起きたか、まだ整理がつかない様子ですが、手に残る感覚、なんか喜んでいるベンチ、そしてアウトにならずにファーストにいる自分。
じわじわきたことでしょう。
しかし、すかさず私はサインを送ります。
キヒト動かず……
あの、タコスケが!
そうこうしているうちにバッターはツーストライクに追い込まれました。
そこで、人差し指をセカンドに私は向けます。
キヒト、走れ!と。
ようやくわかった様子。
走るという意味、盗塁という意味がわかったようです。
キヒトは見事なスライディングで、セカンドを陥れました。
おぉ~スライディングもできるようになったのか!
そして隙を見て、サードも陥れる。
おぉ~、そんなことまでできるようになったのか!
キヒトの成長を感じます。
あのヤロー、感動させやがって!
よくここまで成長したな……
また涙腺が……
その後、キヒトはパスボールの間に、抜群のスタートを切って、またまたスライディングでホームに滑り込み、セーフ。
これが大きな大きな先制点となりました。
キヒトをはじめ、選手ひとりひとりの小さな成長が、チームとしての高田イーグルスを少しずつ成長させています。
今、ここにきて、それを実感しています。
ホームベースに生還したキヒトは、みんなからの祝福を受けます。
「ナイスッ!」「良くやった!」「すげぇな~!」
キヒトも仲間も笑顔になる。
こういうところで、自己肯定感が育つんです。
私たち指導者たちも、間違ってなかったなと安心できます。
あのヒットをみて、ニヤつかなかったコーチはいないでしょう。
あのヤロー、やりやがったな!
罵声で褒める。
塁上のキヒト。
何より、俺はここでやっていける!
そういう自信が育つんです。
そして、認められる自分が楽しい。
いままでいろんな意味で家族や学校に守られてきた。
しかし、スポ少といえど、勝負の世界です。
スポ少という小さい世界ではありますが、子供たちにとっては、最初に触れる社会という大海であり、荒波だと私は思います。
その荒波を制した。
俺はやれる!
お前ならやれる!
自分にも仲間にも、そして家族以外の大人にもはじめて認められる。
彼らにとっての大きな一歩。
それが、生きるチカラ、ですね。
ひとりひとりのそのチカラが、高田イーグルスにも勢いをもたらします。成長をもたらします。
確かに、自分たちが強くなっていることを実感している。
相変わらず、キヒトはすっとぼけています。
人類史上、はじめて月面に降り立ったアームストロング船長風に言えば、
たった一本のヒット。
しかし、今回のキヒトのヒットは、高田イーグルスにとっても大きな一歩となりました。
あぁ~、こいつら分かってきたな!
こいつら、うまくなったなぁ~と思える
こういうところなんですよね~。
指導者として感動するのは!
その最たる現象、まさに怪奇現象なんですが、見れました。
それが、キヒトの公式戦初ヒットです。
そして、初盗塁。
最後には、貴重な先制点のランナーとなって帰ってくる。
あの、なにをやっても、わけのわからなかった奴がですよ。
いまや、ベースの上て、私と指さしで会話ができるんてすから驚きです。
柳津さんのエースから鋭い打球をセンター前に放ち、全力で一塁に駆け抜ける。
少し差し込まれていましたが、思い切り振った分、負けませんでした。
完璧とはいわないまでも、キヒトのバットの感触は、芯で捉えたときの、あの感覚が残っていることでしょう。
あの感覚は、野球やソフトボールをやった人でなければわかりません。
あれは、気持ちいい。
モノをぶったたいた時、真芯に当たると軽いと言う感覚。
物理的な法則からしても、作用反作用がゼロに限りなく近い時に起こる現象だと思います。
あの感覚を自分の人生の一部にできること、それだけでも野球をやる価値があります。
キヒトの放ったボールはピッチャーとショートの間を抜いてセンターへのクリーンヒット。
これが、キヒトの試合という場面で、人生での初ヒットになります。
私たちはこういう場面に幾度となく接しています。
初打席、初ヒットに初ホームラン。
いいことばかりではなく、初エラー、初三振、初サヨナラ負け。
いろんな初ものに出くわしますが、本人にとっての大事な場面を一緒に経験できるのは、それを残像としてハードディスクに残すことができることは、指導者冥利に尽きるでしょう。
うれしい。
なぜなら、そうなることを狙って練習を積んできたからです。
ひとりひとり、フォームやタイミングの取り方、パワーやスウイングスピード、角度、いろんな要素が違ってくる中、1番伝わりやすい言葉を選んで、効果的にアドバイスを気の遠くなるほど続けてきた。
その効果がグランドで花開くのです。
そして選手の笑顔も花開く。
おそらくというか、絶対に保護者も笑顔になる。
そういう瞬間がスポ少なんです。
そこは自己満足でいい。
スポ少なんて自己満足の集合体なんですから!
キヒトはガッツポーズなんてするガラではありません。
塁上でも何が起きたか、まだ整理がつかない様子ですが、手に残る感覚、なんか喜んでいるベンチ、そしてアウトにならずにファーストにいる自分。
じわじわきたことでしょう。
しかし、すかさず私はサインを送ります。
キヒト動かず……
あの、タコスケが!
そうこうしているうちにバッターはツーストライクに追い込まれました。
そこで、人差し指をセカンドに私は向けます。
キヒト、走れ!と。
ようやくわかった様子。
走るという意味、盗塁という意味がわかったようです。
キヒトは見事なスライディングで、セカンドを陥れました。
おぉ~スライディングもできるようになったのか!
そして隙を見て、サードも陥れる。
おぉ~、そんなことまでできるようになったのか!
キヒトの成長を感じます。
あのヤロー、感動させやがって!
よくここまで成長したな……
また涙腺が……
その後、キヒトはパスボールの間に、抜群のスタートを切って、またまたスライディングでホームに滑り込み、セーフ。
これが大きな大きな先制点となりました。
キヒトをはじめ、選手ひとりひとりの小さな成長が、チームとしての高田イーグルスを少しずつ成長させています。
今、ここにきて、それを実感しています。
ホームベースに生還したキヒトは、みんなからの祝福を受けます。
「ナイスッ!」「良くやった!」「すげぇな~!」
キヒトも仲間も笑顔になる。
こういうところで、自己肯定感が育つんです。
私たち指導者たちも、間違ってなかったなと安心できます。
あのヒットをみて、ニヤつかなかったコーチはいないでしょう。
あのヤロー、やりやがったな!
罵声で褒める。
塁上のキヒト。
何より、俺はここでやっていける!
そういう自信が育つんです。
そして、認められる自分が楽しい。
いままでいろんな意味で家族や学校に守られてきた。
しかし、スポ少といえど、勝負の世界です。
スポ少という小さい世界ではありますが、子供たちにとっては、最初に触れる社会という大海であり、荒波だと私は思います。
その荒波を制した。
俺はやれる!
お前ならやれる!
自分にも仲間にも、そして家族以外の大人にもはじめて認められる。
彼らにとっての大きな一歩。
それが、生きるチカラ、ですね。
ひとりひとりのそのチカラが、高田イーグルスにも勢いをもたらします。成長をもたらします。
確かに、自分たちが強くなっていることを実感している。
相変わらず、キヒトはすっとぼけています。
人類史上、はじめて月面に降り立ったアームストロング船長風に言えば、
たった一本のヒット。
しかし、今回のキヒトのヒットは、高田イーグルスにとっても大きな一歩となりました。
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