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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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次男坊の高校の夏が終わりました。
3年生は、即位引退。
ここから、また受験勉強という真剣勝負に挑みます。
次男は1年生なので、あと2年あります。
私が仕事から帰って、負けたチームをスタンドから見ていた次男坊と話します。
あれがどうとか、これがどうとか、終わったことを振り返る。

その中で次男坊が、あるお父さんのことを言いました。
そのお父さんは、負けた息子を大きな声で呼び止め、誰にもはばかることなく、全力で息子を褒めて、抱きしめたそうです。
良くやった!
3年間、よく頑張った!
このひと言に、お父さんも息子もお母さんも家族も救われたことでしょう。
想いを抱きしめるという行動で示した、このお父さん、格好いい!

次男坊が言うには、その3年生は最後の試合に出場機会を与えられず、1回も試合に出ないまま、3年間の高校野球を終えたそうです。

それを聞いていた私は、こらえきれなくなりました。
そのお父さんの気持ち、その息子の気持ち、両方が痛いほどわかる。


大人になると、変なプライドや恥ずかしい気持ちが勝って、なかなか行動に移せない。
しかし、息子の気持ちの区切りの大事な瞬間だとみるや、そのプライドをかなぐり捨てて、自分の気持ちを素直に行動に移せる。
狙っていたのではなく、今までの息子のがんばりに対して自然と出た行動だと思います。
かっこいいです。

おそらく、お父さんも息子も泣いていたことでしょう。
お互いによくがんばったと。
お互いの健闘をたたえながら。
これが高校野球。
これも高校野球。
そんな、お父さんが他にもたくさんいる。
毎回たくさんの写真をとって、保護者に回してくれるお父さん。
毎回、息子が守るセンターの近くでスコアブックをつけながら応援するお父さん。
いつも責任あるポジションにすすんで取り組み、保護者もチームとしてまとめるお父さん。
もちろん、お父さんばかりではなく、お母さんの存在も大きい。
今回はお父さんに注目させてもらいました。
子供と真剣にちゃんと向きあえるのがスポーツのいいことろ。
願わくば、自然とかっこいいオヤジ、私もなりたいものです!
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