時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
イーグルスの白獅子杯はかくして終わりました。
感情なしにして、冷静にあの試合を振り返ってみる。
あの試合の勝負の分水嶺はどこだったのか?
なぜ勝利の水はイーグルスには流れず、上三宮さんに流れたのか?
やはり初回の攻防、ここにかかっていました。
いつも挑戦者のイーグルス。すべてのチームが自分たちより強者だと思って戦っています。
強者に勝つためには自分たちのペースに持ち込むこと。
試合の主導権を先に握るために、いつも先攻を選ぶようにしています。
W杯の日本対ベルギーのような戦い方。
それはすなわち、先に点をとって、心に余裕を持つことです。
その時の日本は負けてしまいましたが。
この試合、その思惑通り初回に先制点を奪いました。
一番のルイが、ファースト強襲で出塁。
ここからがイーグルスのスモールベースボール。
練習してきた成果を出す時です。
総がかりで、ノーヒットで1点を狙って取りにいく。
そのために2番に何でもできるユウキを置いておく。送りバント。
いいピッチャーの低めの難しい球ですが、きっちり送ります。ワンアウト。
スコアリングポジョンにランナーを進めます。
この場面で、イーグルスで一番勝負強いバッターに成長したタイセイ。
ここで打てば、ぐっと主導権をたぐり寄せられますが、デッドボール。
さらにチャンスは広がります。
ここで4番ヨウスケ。イーグルスで1番長打力があります。
ここで長打力がでれば、いっきにイーグルスペースに持ち込めます。ですが、タイミング、コースともに合ってない。中途半端なスイング。迷いが見えます。
いつもの思い切ってふりきっている感がない。
追い込まれながらもファーボールを選びます。
選ぶというか、打てなかった。
この消極性は、この後の3三振に影響していきます。
さぁ満塁です。
みんなでつくったチャンス。
これをものにできなければ、イーグルスに明日はない。
この勝負所で、5番に置いたケンタ。
どんな場面でも物怖じしない。むしろ、そのプレッシャーを楽しむタイプです。
一死満塁、いいところで、いいバッターに回ってきました。
三振はしないだろうと思ってました。
思い切りのいいスイングですが、一塁線上にころがりピーゴロ。
ピッチャーとケンタが交錯する間に、ルイがホームイン。
待望の1点を先にもぎとりました。
なおも二三塁でしたが、後続のタケルが三振。
ここは打って欲しかった。
あと2点は欲しかった。といっても相手も本気で抑えにきている。
そのせめぎ合い。
イーグルスの初回は1点でした。
それでも、この1点はノーヒットでとったいってん。形はどうあれ、先制しました。
狙ってとりにいって、とった1点。こういう点の取り方ができるようになった。
まずは幸先よし。
あとは、きっちり抑えていくだけ。
この1点が、イーグルスに大きな翼をあたえると思いきやいきなりのセカンドコウノスケのエラーで先頭をだします。
グローブに入っていましたが、抑えきれなかった。
ここは最初のアウトをキャプテンのコウノスケが捕ってアウトにすることでチームとして波に乗りたかった。
そうすることでコウノスケ自身も自信をつけることができる。
そこに期待しましたが、うまくはいかないものですね。
しかし、私はコウノスケが好捕して、自信をつけるまで待ちます。
そこまでみんなでカバーしていく。
コウノスケの成長なくしてイーグルスの本当の意味での成長、勝利はないと思っています。
それがキャプテンというプレッシャーのかかる役割を任せた私の責任であり、コウノスケが越えるべき壁です。
それができたときに、チームもコウノスケも大きく育つでしょう。
そしてその時、野球のソフトボールの面白さが実感できる。
だがまだその時ではなかった。
上三宮さんに、すかさず盗塁を許します。
これもタッチミス。タイミングはアウトでした。
エラーはエラーを呼びます。
ショートルイのエラーで、一三塁。さらに二盗を許し、迎えるバッターは上三宮さんの最強バッター。
初回で打たせてはいけない場面。
故意四球もよぎりましたが、ここは勝負。
レフトに強烈なライナーが飛びました。
レフトタケル、いち早く落下点に入りました。
ナイスプレーでツーアウト。
さらにランナー飛び出している。
タケル二塁に送球も、ここで悪癖の横投げ。暴投。
セカンドコウノスケもベースを離れて捕球に専念せずにボールデッド。
送球のボールデッドは安全進塁権が2つで、2点を献上。
私は、このプレーが勝負の分かれ目だったと思います。
表にせっかく一点先制したのに、裏に2点やって逆に主導権を渡してしまう。
1番2番をエラーで出した守備。
いいプレーをしながら、最後の最後まで守り通せない。
ここにイーグルスの弱さがあります。
あの悪送球が悔やまれます。
ミスはつきものとしても、最後の最後で守り切る。三塁まで、行かせても点はやらない。
あそこで、タケルがセカンドにきっちり投げていれば0点に抑えることができた。
そして、そのミスもいままで散々指摘してきたタケルの横投げ。
それを直しきれなかった、監督の私の責任です。
この初回の攻防の勝者がそのまま試合の勝者になりえた。
ワンプレーの怖さがでました。
逆転されると逆に先攻の方が焦ってしまう。
さあ、ここからどうやって取り戻していこうかと思案に暮れました。
それは、次回!
感情なしにして、冷静にあの試合を振り返ってみる。
あの試合の勝負の分水嶺はどこだったのか?
なぜ勝利の水はイーグルスには流れず、上三宮さんに流れたのか?
やはり初回の攻防、ここにかかっていました。
いつも挑戦者のイーグルス。すべてのチームが自分たちより強者だと思って戦っています。
強者に勝つためには自分たちのペースに持ち込むこと。
試合の主導権を先に握るために、いつも先攻を選ぶようにしています。
W杯の日本対ベルギーのような戦い方。
それはすなわち、先に点をとって、心に余裕を持つことです。
その時の日本は負けてしまいましたが。
この試合、その思惑通り初回に先制点を奪いました。
一番のルイが、ファースト強襲で出塁。
ここからがイーグルスのスモールベースボール。
練習してきた成果を出す時です。
総がかりで、ノーヒットで1点を狙って取りにいく。
そのために2番に何でもできるユウキを置いておく。送りバント。
いいピッチャーの低めの難しい球ですが、きっちり送ります。ワンアウト。
スコアリングポジョンにランナーを進めます。
この場面で、イーグルスで一番勝負強いバッターに成長したタイセイ。
ここで打てば、ぐっと主導権をたぐり寄せられますが、デッドボール。
さらにチャンスは広がります。
ここで4番ヨウスケ。イーグルスで1番長打力があります。
ここで長打力がでれば、いっきにイーグルスペースに持ち込めます。ですが、タイミング、コースともに合ってない。中途半端なスイング。迷いが見えます。
いつもの思い切ってふりきっている感がない。
追い込まれながらもファーボールを選びます。
選ぶというか、打てなかった。
この消極性は、この後の3三振に影響していきます。
さぁ満塁です。
みんなでつくったチャンス。
これをものにできなければ、イーグルスに明日はない。
この勝負所で、5番に置いたケンタ。
どんな場面でも物怖じしない。むしろ、そのプレッシャーを楽しむタイプです。
一死満塁、いいところで、いいバッターに回ってきました。
三振はしないだろうと思ってました。
思い切りのいいスイングですが、一塁線上にころがりピーゴロ。
ピッチャーとケンタが交錯する間に、ルイがホームイン。
待望の1点を先にもぎとりました。
なおも二三塁でしたが、後続のタケルが三振。
ここは打って欲しかった。
あと2点は欲しかった。といっても相手も本気で抑えにきている。
そのせめぎ合い。
イーグルスの初回は1点でした。
それでも、この1点はノーヒットでとったいってん。形はどうあれ、先制しました。
狙ってとりにいって、とった1点。こういう点の取り方ができるようになった。
まずは幸先よし。
あとは、きっちり抑えていくだけ。
この1点が、イーグルスに大きな翼をあたえると思いきやいきなりのセカンドコウノスケのエラーで先頭をだします。
グローブに入っていましたが、抑えきれなかった。
ここは最初のアウトをキャプテンのコウノスケが捕ってアウトにすることでチームとして波に乗りたかった。
そうすることでコウノスケ自身も自信をつけることができる。
そこに期待しましたが、うまくはいかないものですね。
しかし、私はコウノスケが好捕して、自信をつけるまで待ちます。
そこまでみんなでカバーしていく。
コウノスケの成長なくしてイーグルスの本当の意味での成長、勝利はないと思っています。
それがキャプテンというプレッシャーのかかる役割を任せた私の責任であり、コウノスケが越えるべき壁です。
それができたときに、チームもコウノスケも大きく育つでしょう。
そしてその時、野球のソフトボールの面白さが実感できる。
だがまだその時ではなかった。
上三宮さんに、すかさず盗塁を許します。
これもタッチミス。タイミングはアウトでした。
エラーはエラーを呼びます。
ショートルイのエラーで、一三塁。さらに二盗を許し、迎えるバッターは上三宮さんの最強バッター。
初回で打たせてはいけない場面。
故意四球もよぎりましたが、ここは勝負。
レフトに強烈なライナーが飛びました。
レフトタケル、いち早く落下点に入りました。
ナイスプレーでツーアウト。
さらにランナー飛び出している。
タケル二塁に送球も、ここで悪癖の横投げ。暴投。
セカンドコウノスケもベースを離れて捕球に専念せずにボールデッド。
送球のボールデッドは安全進塁権が2つで、2点を献上。
私は、このプレーが勝負の分かれ目だったと思います。
表にせっかく一点先制したのに、裏に2点やって逆に主導権を渡してしまう。
1番2番をエラーで出した守備。
いいプレーをしながら、最後の最後まで守り通せない。
ここにイーグルスの弱さがあります。
あの悪送球が悔やまれます。
ミスはつきものとしても、最後の最後で守り切る。三塁まで、行かせても点はやらない。
あそこで、タケルがセカンドにきっちり投げていれば0点に抑えることができた。
そして、そのミスもいままで散々指摘してきたタケルの横投げ。
それを直しきれなかった、監督の私の責任です。
この初回の攻防の勝者がそのまま試合の勝者になりえた。
ワンプレーの怖さがでました。
逆転されると逆に先攻の方が焦ってしまう。
さあ、ここからどうやって取り戻していこうかと思案に暮れました。
それは、次回!
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