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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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行ってきました中畑清杯。主催者の方、槙原選手もいってましたが、自分の名前の冠がついた大会を32回も継続しているのはすごい。
地域から愛され、そして地域を愛している中畑選手の人柄が表れている大会でした。
一番驚いたのは、横浜DeNAが勝つと次の日の8:00に祝砲の花火が打ちあがること。
この日も花火が打ちあがっていました。
矢吹町全体で中畑監督を、そしてこの大会を盛り上げようという意気込みが伝わってきます。
参加は96チームの3ブロック。さすが県内屈指の大会です。
参加は抽選なので10何年かかって初めて参加できました。
来年も参加できることを願います。


96チームもいるので、試合会場も分散します。
そして空き時間も長い。そうなることは、人員的にも会場的にも仕方のないことだと思います。
イーグルスは大池球場が主戦場です。
初戦の相手は、県南白河の白坂スポ少さん。
イーグルスはエース、ダイトのほかコウセイを欠いてすでに手負いの状態。
気持ちを切り替えて、このメンバーでどこまでできるかの挑戦者の気分です。
(エース不在でなくてもいつもそうですが)

ヒカリをのぞいて5年生中心の布陣。
この試合の一番の課題は、ピッチャーが試合を作れるかどうか?
具体的にはコントロールよく、ファーボールを出さないでいけるかということです。
先発は、マナト。
もとものバネはあるので、縦回転のスピンのかかったいい球を投げるようになってきました。
他の投手、マナヤ、ユウトの中でも一番安定していると思います。
次年度以降に戦っていくとすれば、足りないのは経験と度胸。
終盤スタミナがきれてきたので体力も必要です。
総じてよく投げたと思います。
顔には楽しんでいる余裕はありませんでしたが、手ごたえは感じたはずです。
なにより、エース不在で勝ったところが大きい。
危ない場面はたくさんありました。
5:4の1点リードの最終回。
一死1,3塁のピンチ。前進守備で背水の陣。
下位打線ながら相手は同点のチャンス。
カウントを悪くしながらもなんとか打たせてとろうという意図は見えました。
その刹那。
ショートゴロ、平凡なあたりでしたが守備陣のプレッシャーはすごいものがあります。
飛んだのが一番信頼できるタカヤのところでよかった。
ランナーはスタートを切っています。
タカヤの懸命なバックホーム。
すこし送球がランナー側にそれました。
これをヒカリがワンハンドキャッチ(両手では取れなかったかも?)&タッチでアウト!
キャッチャーヒカリ、しっかり握って、よく落としませんでした。
このプレッシャーの中で、このピンチをよくぞ切り抜けた。
ひとつのミスも許されない。タカヤもヒカリも120%のプレーをやってのけました。
こういうプレーが「やったぞ!俺たちはやったぞ!」という自信が、選手を大きく成長させます。
それといつも言いますが、この大会でもヒカルのカバーが光りました。
センター前ヒットをトンネル。あ!やっちまった!と皆が思ったとき、脇からハヤブサのごとく見事なカバーリング。あれもチームを救いました。
この時、レフトは動いていません。ほんと素早いカバーでした。
ったく感動させやがって、こいつら、こういうプレーができるようになったんだと感慨深くなります。
今のあいつらには精一杯のプレーだったでしょう。
多くの課題がありますが、勝ったときは、褒める。褒めて褒めて褒めまくる。
来年は今年よりもこういう苦しい戦いが続くと思います。
全員に120%のプレーが要求される。
そうでなければ自分たちよりも強い相手には勝てない。
昨日NHKでフェンシングの太田選手が言っていました。
自分より強い相手と戦う場合のモチベーションの持ち方は?という質問に対して
「あなたは強い!しかし、勝つのはボクだ。」
この精神。巨人に立ち向かう小人。
まさにイーグルスの戦い方です。


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