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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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かくして磐梯さんに負けました。
運が残酷だというよりは、実力で勝ちきらないといけなかったんです。
それができなかったということは、われわれはまだ弱いということです。

しかし、守備では収穫もありました。
このところチームの危機を再三救っているのがライトのヒカル。
カバーリングの速さ、堅実性に誠実な性格が出ている。


自分は、ホームランを打つようなパワーバッターではない。
だけど、こういう場面でチームに貢献したいし、カバーリングや守備では負けたくないという誠実な思いが伝わってきます。
その思いがいいプレーを生んでいる。


打線は水物ですが、守備のこういう気づきと堅実性は毎回、発揮できます。
中でもカバーリングは、その人の性格がでると思います。
ボールが抜けなければ、カバーにいってもいかなくても同じこと。
どうせ捕ってくれるだろうから、少し気を抜いていったそぶりだけみせればいい。
そんな悪魔の声がささやきます。私がそうでしたから。
こういう考えが透けて見えるようでは、まだまだ。
これでは大事な時に機能しないし、そういう考えでやってたから上手くならなかったのでしょうね。


ヒカルは違います。いい意味で味方を信じない。
「やらないならそのほうがいいけど、エラーをやるかもしれない。だからボクも全力で走ろう!」の感覚。ヒカルは「オレ」よりも「ボク」のほうが似合う。
追いつきが速い。みんなが「あっ!」と思ったときに、そこにいてくれる安心感。
何度かありました。


ライトというポジションは、ファースト送球がある分カバーの回数が増えます。
練習中もこの真夏のくそ暑い中、ヒカルは数パーセントの可能性のために黙々とカバーに行き続けた。
そのほとんどが無駄になることをわかっているのに。
その心がけがチームを救います。
救ったことがヒカルの自信になり、血となり肉となります。
そして、もっと上手くなろうとする。
それは他の分野にも波及していきます。
いままで取れなかった、落下点が後方のフライにも追いつけるようになってきた。
ボールの追い方の姿勢が良くなってきました。
守備範囲が広くなってきている。
それを見て、周りのみんなも「俺も負けていられない!」と思う。
いい相乗効果です。
あとはこれが結果につながってくれることを願うのみです。


今日もまた嬉々として、ヒカルは走ります。

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