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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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少し振り返ります。

5月の連休に行われた総体会津予選。
高田イーグルスは、1回戦関柴さんと対戦しました。
熱い指導者、保護者のみなさんがいらっしゃいます。
ライバルながら、こんなスポ少で成長できる選手たちは幸せだろうなと思います。
今年の関柴さん、バッテリーを中心としながらも全体的にまとまっている感じがします。
それはイーグルスも同じ。
先制して、守り切る。
自分たちのペースで戦うことができれば勝機あり、まぁそれはお互いなんですけどね。

そのために先攻をとります。
先にしかけることを選びました。
関柴さんも、たちあがりに不安があったようです。
エラーがらみで、幸先よく4点をもぎとります。
よーしぃ!もっと取れるチャンスがあったけど、4点も取った、これで良しとしよう、あとはこの虎の子の4点を守りきる。
4点あれば、心理的に余裕ができていいプレーにつながるはずだ、という我々の思惑がありました。

しかし、そうはいかないのがソフトボールです。
我々も関柴さん同様に立ち上がりに不安があります。
大丈夫かなぁ・・・大丈夫ではありませんでした。
先頭バッターにレフトに運ばれます。
まぁ打たれるのはO.K.
ここからひとつひとつアウトにできるかが問題です。
いつも通りやれば、大丈夫なんです。
平常心とはいいますが、いったんあたふたすると中々もとにはもどせません。 
ここがメンタル。
踏みとどまれるか?
しかし、それができない。
ほんの少しのところなんです。
エース、ユナも良いコースにチカラのある球がいってるんです。
ユナの後を受けたユウキ。
いつもはコントロールに定評があるユウキもいいところにはいっているです。
が、しかし、ほんの少し外れている。
追い込んでいるのに、ファーボールを出してしまう。
なんとか打ち取っても、味方のエラー。
ここが波に乗りきれないところ。
みんなで乗りきれないところ。。
誰かが踏みとどまって、チームの瓦解を防がなくてはいけない。
それができない。
いいコースにいっていたピッチャーが立ちあがるきっかけを逸してしまいました。
我々が浮上するきっかけ、チャンスはここにあると私は思っています。
コースに決まれば、ユナの球威ならばそうそう打たれません。
守備が辛抱強く持ちこたえる。
やがてくる少ない攻撃のチャンスをしっかりものにする。
わかってはいるんですが、これがなかなか難しい。


今回も三塁と本塁間のランダウンプレーからのミス。これがこの試合の分水嶺になりました。
三塁ランナーがらみのミスは即失点につながります。しかも二死から。アウトに捕ればチェンジだった。精神的ダメージもでかい。

試合にミスはつきものです。
ミスをしたくてやっている選手はいません。
なので試合中にミスを責めることはしません。
しかし、ここでやってはいけないというときにやってしまうと勝利の女神は微笑んでくれません。
さて、このピンチをどうやってのりきるか?

ミスして萎縮している選手をさらに追い込むことになることがわかっているからです。
なので、ぐっとこらえる…
ここは指導者の多くの方にわかってもらえるところだと思います。
さとすのは試合が終わってから。

しかし、このミスはいたかった。
ツーアウトからのミスはききます。
ここから、ピッチャーが踏ん張れなかった。
バックもふんばれない。
そういうときは、不運も重なります。
あっという間に逆転され、関柴さんのペースになってしまいました。
いまのイーグルスにそれを跳ね返せるだけのチカラはありませんでした。
そのまま押し切られてゲームセット。
敗北です。
良い形で先制したアドバンテージを活かせませんでした。
打ち取らなければならない下位打線にも打たれてしまう。
やることなすことが裏目にでてしまう悪い展開。
それをどうにかすることができなかった。 
なんとも後味の悪い負けでした。

今年の目標は、県大会に行くとか、どのチームを倒すとかの具体的な到達目標ではありません。
キャッチボールをしっかりやる。
ここがこの試合でできなかった。
あのランダウンプレー、キャッチボールがいきてくる場面です。
しかも前の練習試合ではうまくできていた。
それが、この本番でだせない。
これはまだ浸透していないということでしょう。

あのランダウンプレーは、どうやるべきだったか?
まず、ランナーと線上でかぶらないようにキャッチャーとサードがズレること。
今回はこれができなかった。
ランナーにあたらないように上に投げてしまった。
それが悪送球をうみました。
まずズレる。
そして、ランナーを追う方向を考える。
この場合は三塁側に追うのが望ましい。
このプレーは守りもランナーも焦るプレーです。
お互いに即死につながる。
なので、守りは
声の連携も必要です。
その全てが今回できなかった。
練習はしたんですがね~。
本番でできるようにまた仕上げていくしかありませんね。
チーム全員が、「あっ、あの練習あの時のプレーだ!俺はどう動くんだっけ?」と瞬時に判断して動けるように練習していきます。
何回も何回も失敗して、ものにしていく。
これこそ、スポ少の醍醐味であり、自分たちの成長のパラメータです。
今回は、できなかった。
次こそ失敗はしない! 
そのために何をすべきかを考えて、明日からと言わず今日この瞬間からそなえる。
そういう前向きな姿勢が高田イーグルスを成長させてくれると思います。

さぁやるぞというところで、コロナ自粛に入ってしまいました。
それも、明けました。
また、前向きな姿勢をとり続けることにします!


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