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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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今年の最後の練習が終わりました。
振り返ってみると、こんなにももどかしい1年は初めての経験でした。
全国大会を目指して、高田さんと合併し、望んだ会津大会。
猪苗代さんに惨敗しました。
そこから、本当の高田イーグルスとしての戦いが始まったと私は思っています。
そして、いろんな経験を積んできたことはみなさんご承知のとおりです。
人間行きていれば、必ずしもいいところばかりとは限りません。
望まない結果の目しかでないときもある。
心が折れそうになります。現に折れました。
困難にくじけそうになります。現にくじけました。
自分たちがやってきたことを信じられなくなります。現に疑いました。
大事なのはそういう時です。
上手くいっているときには、追い風が吹いています。多少のミスなど振り払えるほどの勢いがある。
しかし、その反対はいつもうまくいっていることでさえもつまずき、ミスは連鎖し、運もこちらに来ない。
その人の、そのチームの真価が問われるのはこういう時です。
過ぎてしまったことは、取り返しがつきません。
いくら悔やんでも、元には戻らない。
だからこそ、それまでの準備が大事なんです。
おきたことは帳消しにはできない。
だからこそ、次はどうしたらそうならないかを考え、そのためにはどう行動していくかを探るしかてはありません。
落ち込む暇などないといいたいところですが、私はとことん落ち込んでいいと思います。
流行りの鬼滅の刃の善逸さんのように、弱さを前面にだしていい。
気の済むまで泣いて、くよくよしていいと思います。
自分にきっちり向き合うこと。
自分の弱さを受け入れる。
そして、立ちあがれ!
高田イーグルスの1年はこの連続だったと思います。
何度彼らを突き放したことか……
それでも、彼らはまたグランドに真剣に向き合うことを選びました。
望むような結果は手に入りませんでした。
それもまた今年のチームの本質なんでしょう。
大事なところで弱い。
思い出してみれば、それを象徴するようなプレーが何個も思い出されます。
それは当事者である彼らのココロの中に刺さっていて欲しい。
あの時こうしていれば、
あの時俺がこのミスをしなければ、
あの時あのコースに投げなければ、
あの時、あの時、あの時……
彼らそれぞれの中に、一生、ずっとずっと残っていていい傷だと思います。
なぜそうなったかを一生をもって問い続ける。
打開策が必ずあるはず。
次はやらないという布石となる。
無傷なんて、むしろかっこ悪い。
傷だらけでいい。
その傷は、「俺を忘れるな、この悔しい思いをわすれるな。」と言ってくれています。
不屈のココロを育ててくれます。
その傷が、やがて未来の彼らを奮い立たせてくれる、私はそう信じています。

このクリスマスイブさえも来たるべき春に向けて、走り続ける彼ら。
クリスマスイブにもかかわらず、今シーズン最後の練習に送り出してくれるご家族。
この時くらいは練習しなくていいかなと、私も思いましたがやってしまいました。
この子たちが、一生懸命に走る姿は胸を打ちます。
俺はやるぞ、私はやるよ!と彼らが言っています。
来たるべき来シーズンはどんなシーズンになることでしょうか?

しんしんと降る雪のように、彼らの自信を少しずつ積み上げていく。
暗闇から無数に表れる雪に美里イーグルスの彼らを重ね合わせて、今年最後の練習を終える事とします。
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