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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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さて本格的な冬となりました。
室内練習しかできない、会津のデメリットを何とかしてメリットにできないかと考えたうえ、ひとつの案としてティーボールに行きつきました。
室内でもチームとして野球系のスポーツができる。
走ったり、筋トレ、体幹トレーニングなどの練習も大事なのはわかっていますが、やはりバットを思い切り振って、ボールをかっ飛ばすことにはかないません。
ティーボールは少し物足りないながらも、打撃に特化したチームスポーツ。
突き詰めていけば、これも春先グランドに立ったときに役に立ってくれるはずです。

さて、コロナ対策をとりながらの室内大会。
私の考えとして、選手全員を選手として打たせて守らせるたいという野望がありました。
よって、各スポ少、余りの選手……
言い方が悪いのですが、残存兵力を集めて連合チームを作りました。
そしてひとりふたりくらい少なくても、誰かがに2回打つなど代替策を講じる。
ベンチを温めることなく、全員をレギュラーとして登録する。
ここに狙いがありました。
ベンチの役割、下積みも大事ですが、やはり試合に出て、できなくても、ミスっても、失敗してもいいから思い切りやる。
わけなどわかんなくていいんです。
バット1本とボール1個。
みんなと一緒にフィールドに立つ。
「あっ!俺、なんか野球やってんな。」という感覚。
俺らが昔やった原っぱ野球。
六年もいれば、一年もいる、人数もひとりふたりあわない。
平等な条件などは、話し合いやじゃんけん、ガキ大将の力尽くで解決する。
あのカタチでいいんです。
本当はこういう、スポーツ競技ではなく、遊びでいいんじゃないなと思うときがあります。
上手い下手という技術とか勝ち負けとか、うんぬんではなく、ただ純粋にみんなで楽しむということ。
それも野球の側面のひとつではないのかと。

ただ今の時代、そういう環境がない。
プラスチックのカラーバットを自転車のサドルの後ろに突っ込み、タイヤのスポークの間にはお気に入りの色のカラーボール。
そして、いつもの場所にいけば待ち合わせの約束などなくても誰かがいて、野球ができる。
ドラえもんの空き地の野球。
しかし、今はああいう環境がないし、もはや子供たちだけであのコミュニティは作れないでしょう。
ないなら、大人が作ればいいんです。
そしてそこから派生して、子供たちが自分たちでやろうというきっかけを作ってやる。

スポ少はスポ少としてそれでいい。
しかし競技ではなく、楽しみ、趣味としての野球が今の子供たちの中にあってもいいんじゃないかと最近強く思います。

ティーボールはその方法になり得る。
この前の子供たち嬉々としてフルスイングをして、フィールドを駆け抜ける笑顔をみて実感しました。

ひとつ、ひらめきました。
今度は、全員をシャッフルして、チーム関係なく、新たなチームを作って戦うのも新鮮味があっておもしろいんじゃないでしょうか? 
あっ、これは面白そうです。
主旨に賛同していただけるチームを呼んでやりたいと思います。
ただ、どのチームも均衡していなくては面白くない。チーム分けがカギを握りますね。


競技としてのソフトボール。
純粋な楽しみとしてのティーボール。
私は欲張りなので、どちらも追求していこうと思います。
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