時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
会津球場の室内ブルペン練習をしていて気づいたことがあります。
基礎練習はモクモクとやることが多いのですが、小学生にそれはつらい。
よってモチベーションをあげるために、よくグループにわけて、いろいろ競わせるメニューを考えます。
その中で、貴哉のいるチームの動きがいい。
それがわかってから、つとめて観察するようにしていましたが、なんとなくわかってきました。
この前は、チームで一番学年の低いタケルと組ませました。
普通ならば、ここで「えータケルかー、へたくそだからヤダー」とかいうやつらはたくさんいますが、「よし、タケルやるぞ!」と年下のやる気をそぎません。
練習メニューは2チームにわけて、どちらがはやく設定された回数のキャッチボールをノーミスでやるかという内容です。
当然、きちんと捕れて、きちんと投げて、それを早くやれる選手がたくさんいるほうがいい。
それができそうもないやつと組まされる。まずそれを受け止める度量。
タケルがボールをとったときも「ナイスキャッチ!」と声を掛けます。
それを聞いてタケルが発奮しないわけがない。次もちゃんと捕ろうと最大限の努力をします。
それでも捕れない場合を想定して、きちんとタケルの後ろカバーに入っている。
失敗したタケルを責めることもしません。
ミスをしたとしても、最後まで勝負をあきらめず、すばやくリカバーして次に備える。
人を活かすことを知っています。
おそらくその方が気持ちがいいということを知っているのでしょう。
小学生ならば、「おまえのせいで負けた」とかになりそうなのに。
そうなりそうなやつはいっぱいいます。
相手のやる気をださせて、できないところはカバーして高い目標に一緒に向かっていく。
そんな気持ちのヤツと組んで上手くならないはずはありません。
ああこいつは本当に野球が好きなんだなぁと思わせてくれます。
野球は一人ではできないスポーツ。チームが強くなるためには、選手全員の底上げが必要です。
自分だけが上手くなればいいとは思っていない。
チームメイトを上手くすることが、自分を上手くすること、しいてはチームが強くなることにつながっているということをわかっている。
子どもらしく、みながふざけているときに一緒にふざけたいでしょうが、ぐっとこらえるブレーキをもっている。
これっていうのは、人から教えられてできることではありません。
できるヤツだなとは思っていましたが、ここまで細かい気遣いをさらりとやってのけることに感動しました。
これは、すぐにみんなに伝染させなければと思い、貴哉の気遣いの話をしましたが届いているかどうか・・・
ただ貴哉の気持ちをわかろうとする仲間もいます。
そういう気持ちを持ち続け、小さいことでも実践していくこと。
それが仲間に伝染し、お互いがカバーしあい、厳しいことも言い合える。
それでこそのチームメイト。
来年のチーム、個の力では強いライバルには勝てません。
貴哉のめざす「和」のチームに仕上がったときに、本当の意味で強くなると思います。
それがチームスポーツの野球の面白いところ。
普段の練習から、気づかせるようにしていきたいと思います。
基礎練習はモクモクとやることが多いのですが、小学生にそれはつらい。
よってモチベーションをあげるために、よくグループにわけて、いろいろ競わせるメニューを考えます。
その中で、貴哉のいるチームの動きがいい。
それがわかってから、つとめて観察するようにしていましたが、なんとなくわかってきました。
この前は、チームで一番学年の低いタケルと組ませました。
普通ならば、ここで「えータケルかー、へたくそだからヤダー」とかいうやつらはたくさんいますが、「よし、タケルやるぞ!」と年下のやる気をそぎません。
練習メニューは2チームにわけて、どちらがはやく設定された回数のキャッチボールをノーミスでやるかという内容です。
当然、きちんと捕れて、きちんと投げて、それを早くやれる選手がたくさんいるほうがいい。
それができそうもないやつと組まされる。まずそれを受け止める度量。
タケルがボールをとったときも「ナイスキャッチ!」と声を掛けます。
それを聞いてタケルが発奮しないわけがない。次もちゃんと捕ろうと最大限の努力をします。
それでも捕れない場合を想定して、きちんとタケルの後ろカバーに入っている。
失敗したタケルを責めることもしません。
ミスをしたとしても、最後まで勝負をあきらめず、すばやくリカバーして次に備える。
人を活かすことを知っています。
おそらくその方が気持ちがいいということを知っているのでしょう。
小学生ならば、「おまえのせいで負けた」とかになりそうなのに。
そうなりそうなやつはいっぱいいます。
相手のやる気をださせて、できないところはカバーして高い目標に一緒に向かっていく。
そんな気持ちのヤツと組んで上手くならないはずはありません。
ああこいつは本当に野球が好きなんだなぁと思わせてくれます。
野球は一人ではできないスポーツ。チームが強くなるためには、選手全員の底上げが必要です。
自分だけが上手くなればいいとは思っていない。
チームメイトを上手くすることが、自分を上手くすること、しいてはチームが強くなることにつながっているということをわかっている。
子どもらしく、みながふざけているときに一緒にふざけたいでしょうが、ぐっとこらえるブレーキをもっている。
これっていうのは、人から教えられてできることではありません。
できるヤツだなとは思っていましたが、ここまで細かい気遣いをさらりとやってのけることに感動しました。
これは、すぐにみんなに伝染させなければと思い、貴哉の気遣いの話をしましたが届いているかどうか・・・
ただ貴哉の気持ちをわかろうとする仲間もいます。
そういう気持ちを持ち続け、小さいことでも実践していくこと。
それが仲間に伝染し、お互いがカバーしあい、厳しいことも言い合える。
それでこそのチームメイト。
来年のチーム、個の力では強いライバルには勝てません。
貴哉のめざす「和」のチームに仕上がったときに、本当の意味で強くなると思います。
それがチームスポーツの野球の面白いところ。
普段の練習から、気づかせるようにしていきたいと思います。
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