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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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ソフトボールをやっていく中で、必ず必要な人がいます。
選手、指導者、保護者、大会運営者、そして審判。
私がすごいなと思うのは、この審判の方々です。
何年もやっていれば、毎年毎年顔を合わせるようになります。
名前はわからないけど、お互いに覚えるようになってきます。
多分、向こうもたいして私の名前も知らないでしょう。
たけど、
「監督、いい試合だったね!特にあのヒロマサくんのホームランが良かった。」
「監督、惜しかったね。もう少しだった。やっぱりあのエラーが効いたね。」
いろんな審判さんに声をかけていただけるようになってきます。
我々指導者、保護者は選手がいるからチームに尽力するのは当たり前として、この審判という仕事はそうではありません。
指導者あがりの人もいれば、まったくソフトボールとは関係のない人もいます。
しかし、講習をうけて、高い審判用具を買って、毎年の年会費を収めてもソフトボールの審判を務めようとしてくれている。
この人たちがいるから大会ができるんです。
この人たちがいてくれるから公平なジャッジのもと、真剣で熱い戦いができるんです。
私も審判だった知り合いから審判やらないかと誘われ続けましたが、指導者の魅力の方が勝っていたので、断り続けました。
というのは、お行儀のいい断り方で、正直なところ、毎週毎週大会で呼び出されて、クソ暑い中の立ち仕事、そしてジャッジが微妙な時は相手から文句を言われる。毎年の維持費も高い。
そこまでして、審判をやる意味があるんだろうかと思っていました。
だからこそ、審判の方々には頭が上がりません。
そして、毎年毎年、審判も高齢になり、数が減っていく。若手の審判さんもいますが、その減少に歯止めがかかっているとは思えません。
審判協会の皆さんも、若手審判の確保に苦労なされていると思います。
それでもグランドに来ていただいている審判さんには、リスペクトしかありません。
それとこれとは話が違うだろうと言われるかもしれませんが、だから私はジャッジには文句はいいません。

猛暑の中、我々と同じように白球を追いかける。
試合が終わり、防具を脱いで汗を拭く姿。
おじいちゃんたちが多いこと。
審判は重労働だと思います。
それでもグランドに来てくれる。
これもソフトボールを通しての縁だと思います。

だから、試合が終わればなるべく審判方々へのお礼を欠かさないようにしています。
「今の試合のジャッジ、ありがとうございました。」
この一言にすべての感謝を私はこめています。


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