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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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高田中野球部、新人戦会津大会準優勝の応援にいってきました。そこで昨年のキャプテン、ユウキに聞かれました。
「監督、去年の俺たちと今の高田イーグルス、どっちが強い?」
即答できないけど、
「(今はまだ)お前らの方が強いな。」
正直迷いました。 
あらゆる面で、まだまだ去年の方が上だと思います。
ただ、ただ、そう言いたくない。
私のカンピューターが、そういうなと言っています。
まだ道半ば、最後は、最後は昨年を超えるはず。
今はそう思っています。

毎年毎年、卒業していくメンバーもいれば、そのまま残ってさらに成長するメンバーもいる。
男子三日会わざれば……あの故事、呂蒙の例もあります。 
今の高田イーグルスはまだまだ、完全に交ざっていない。どこかに遠慮がある。
その分、まだまだ伸びしろがあります。
その無限の彼方に行き着いたとき、昨年の美里イーグルスをこえるはずです。
というか、比べるべくもない。
今は今で、過去は過去。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
その時、その時のチームを最強にしようと思ってやっています。
ユウキには悪いけど、今のチームの事で頭はいっぱいです。

ただ、過去のイーグルスの面々が血となり肉となり、我々の背中を間違いなく押してくれています。
「俺たちはこうやってたぞ、だけどこの場合はこうやったほうがいいぞ!」
歴代イーグルスメンバーが、いろんな場面で、過去に失敗した例、上手くいった例をよみがえらせてくれます。
そして、今現在の高田イーグルスに還元してくれます。
釜子さんとの県大会、あの致命傷となったツーアウトからのスクイズ。
舘岩ベアーズさんとの激闘のタイキのホームスチール。
狐打ち温泉杯のタクマ、コウセイの母に捧げるホームランまんじゅう。
本郷戦のクニミツの敬遠拒否。
ただ一人の6年生ナオヒロの苦労。
タカヤの同点満塁ホームラン。
バッサバッサと強打者をなぎ倒すコウダイの仁王立ち。
などなど、過去の名場面名場面が、我々に冷静な分析をさせてくれています。
セオリー通りとはなっていない可能性を示唆してくれています。
だから、敵も味方もみんな見ていて面白いチームに育つ。

みんな違って、みんないい。
それでいいと思います。
むしろ、その違いを楽しんでこそ強くなる。
過去のイーグルスもいいけど、俺たちは俺たち。
今ここにあるイーグルス。
それが一番大事。

酷暑のお盆の最中、甲子園で野球をしている球児たちを見て、ソフトボール、野球はやっぱりいいなと思います。

こいつらを勝たせてやりたい。
こいつらと一緒に登り、その高みに立ち会いたい。
監督もコーチも保護者もみんなそう思っているはずです。
さて、今日から来週の白獅子会津予選へむけた高田イーグルス夏の陣がまたはじまります。
誰の上にも時間は平等。
この一週間でやれることをやりましょう。
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