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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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8.22は昨年優勝した関柴スポ少さん主催の大仏杯でした。
優勝旗を返還しましたが、はたして再度持って帰ることができるかどうか?
勝負はやってみないとわかりません。
まずは、組み合わせから。
トーナメント方式ではありません。ここに大会側のあたたかさを感じます。
一回負けても、もう一回できる。これはありがたい。
9時開始だとすれば、その試合で負ければ10時にもうお帰りになってしまう場合も過去に何回かありました。
2回戦えることで、得られる経験値は多くなります。
今回のお相手は、小原田スポ少(郡山)さんと本郷スポ少さん。
どちらも県大会常連の強豪です。あきらかに格上。
ノーミスでロースコアで終盤に持ち込めば勝機ありですが、確率は低いでしょう。
あとは、バッテリーがどこまで試合を作れるか?
イーグルスの勝利はここにかかっています。


対小原田スポ少戦。
ものすごくいいピッチャーです。伸びのある速球、アウトローにコントロールされています。
体格もいい。俊敏なタイプ、パワータイプ、万能タイプ、打線も守備もそろっています。
そして、守備にしろ攻撃にしろ、よく訓練されている。動きを知っています。
ベンチワークもよく、応援歌など声もでている。
県大会常連なのもうなずけます。
結果は、10点以上の差をつけられての惨敗。
いいところはまったくありませんでした。それよりも、この試合の一番の痛手はエースの心が折れたこと。
制球が定まらず、ファーボールを連発し、初回から試合を作れない。
せっかく討ち取ったあたりも、バックがエラーして助けてくれない。
一番最初に士気を下げたのは、一塁手ヤマトのエラーです。
正面のゴロ、たしかに難しいバウンドでしたが、ここで前にでることを選択せずに、下がった。
下がってエラーをしたことで、チーム全体を下げた。
だれしもやりたくてやっているエラーではありません。
ですが、あのプレーは最大限の準備をしてのエラーではない。
しかも、試合開始の立ち上がりの大事なとき。
あのエラーはチーム全体を窮地に陥れました。ここ最近のノックでの再三正面での捕球体勢ができていないと指摘したはず。
捕れずとも、正面で自分を壁で前ストップすればファーストはアウトにできます。
そういったプレーを予測していなかった。
一度のエラーは、次のエラーを呼びます。点差が広がったところで再度ファーストを強襲。
またしても正面に入れない。守備の自信のなさが、プレーに現れます。
凡人のやってはいけない、ノープラン、いきあたりばったりの守備。
これは許しません。しかし、既に過ぎたこと。次にやらないように徹底して指導していきたいと思います。
ヤマトを下がらせたのは、自信のなさ。これは他の選手にも言えます。
たまたまヤマトだっただけ。しかし、それは練習で取り戻せます。
何回失敗しても、何度でも挑戦すればいい。そうやってメンタルは強くなっていくんです。


一方で、翼の折れたエース。
いつもそんなに深く考えなくてもストライクが入ったのに、どうやってもストライクが入ってくれない。
全身をつかって腕が振れていないから、球に威力がない。たまに入ったボールを痛烈に打たれる。
マウンドの泥沼にずぶずぶ埋もれていく自分、それを周りの誰も助けてはくれない。


孤立無援。


援軍もなく篭城した戦国時代のお城はこんな感じだったんでしょうか?
あのマウンドで、どうしようもない孤独、絶望に気づいてしまったダイト。
それが涙となって、ダイトのこころを氷河のようにえぐっていきます。
はじめて、投げるのが怖いと思ったんじゃないでしょうか。
それほどのダメージを受けていた。
負けたボクサーのように泣きはらした顔。
ピンチのときも感情を表にださないクールなやつなのに・・・
ひとりでクールダウンする背番号1番が小さく見えました。


こんなダイトを見たことがありませんでした。
一人になりたい時。そっとしておくのが一番でしょうが、次の試合もある。
一番頼りになり、言葉もダイトに届くであろうタヤカに様子を見にいかせました。
「大丈夫そうです。」
タカヤがいうなら、大丈夫なんでしょう。
この年代のいいところは、立ち直りの早いところ。
そういや中1の時に私も三振してもスキップでもどってきて監督に怒られたことがありました。
底なしの明るさ。
ですが、そこに一点の黒点は刻まれたはずです。それを自分でどう糧にしていくか?
ここにかかっています。
本当にすぐに忘れて、大して気にしないタイプ。
思っていても、表面は気にしていないように振舞うタイプ。
おもいきり引きづるタイプ。
いろいろでしょう。ダイトはどのタイプか?
いずれにしろ、自分で立ち直ってくるタイプだから大丈夫です。
きっちり修正してくるでしょう。


そこで望んだ次の本郷スポ少戦。強豪です。格上です。
これも10点以上の差をつけられて完敗でした。
全然修正できていない。ちょっくら直すには時間がかかりそうです。
しかし、この試合メンタルは立ち直っていました。よかった。
いろいろ試そうとしている。這い上がろうとしていることが見て取れた。
意気消沈していた打線も、マナトのいい当たりがあって打てないわけではないということがわかりました。


この2戦。負け方としてはいい負け方ではありません。
ですが、何かを得てくれたと思います。
来週は2連戦。秋の陣も大詰めに入ろうとしています。

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真紅の優勝旗、白河の関を越えることができませんでした。
熱闘甲子園を見ていて、あの九回。あそこを抑えていれば、勝機あったと思いますが、たらればの話。
佐藤君も限界を越えての力投。
報われて欲しかった・・・
東北勢はまたしてもはじかれてしまいました。
それほど、東海大相模は強かった。
100年目の夏も感動をありがとう。
さぁ次のステップめざしてまたがんばろう!

いろんなコラムを読むんですが、最近気になったものを。
「2番バッター最強説」です。
アメリカのセイバーメトリクス社という統計で野球を分析する会社が、2番打者にはそのチームの最強打者をと唱えています。
膨大なデータを駆使して、シミュレーションをしてみると、2番に強打者を置いたほうが効率よく得点できる可能性があるという説です。
ムムム待てよ、私がイメージする二番って、篠塚、川相、正田、辻など足が速くて、バントなど小技の利くタイプです。
その2番に、チームで一番の強打者を置く。
たしかに、恐怖の2番打者という言葉もあります。
バントをしない積極果敢な2番打者。

私は常々「3番最強説」を唱えていたんですが、これを読んでなるほどなぁと感心しました。
1番は、状況的に累乗にランナーがいないで回ってくることが多い。よって、打力よりも出塁率の高い選手をおくほうがいい。これは納得。
3番は、2死で回ってくることが多い。2死という場面は、そもそも得点する確率が低くなってしまう。
そうなると、ランナーがいて、比較的アウトカウントが若い場面で多く打席が回ってくるのは、2番ということになる。
チームの状況、メンバーによってもこれは当てはまるかどうかわからないといっていますが、これには、一理あります。
一番点数の入りやすいスコアリングポジションで考えると、同じ3塁でも、1死と2死では打たせた場合得点の入りやすさは歴然でしょう。
前述のとおり、これが全てに当てはまるとはいっていません。
打順には、その人の個性と得意な分野を考えて、こうして欲しいからその打順におくという願いが込められています。どうやったら、効率よく得点できるか?
それがバッチリはまった時は、気持ちいいんですが、うまくいかないほうが多い。
だからみんないろんな方法を考えるんです。
それがいいと思ったことが必ずしもいいとは限らない、それをわかっているだけでもいいと思います。やわらかい頭。
我がチームの2番を多く打ってきた人は、ヤマト・・・最強ではありません。
いまのところ、打順はこれがベストだと私も思います。
きっちり機能してくれれば、もっと面白いんですけどねぇ。
明日の大仏杯に期待します!
夏休みの宿題終わったでしょうか?
我が家は昨晩は、夜中の1時までムチをいれながら、涙をポロポロ流しながらやっていました。
さすがに私も限界だったので、区切りのいいところで終わらせて、寝せました。
親も疲れる。
馬鹿だ、あほだと怒りながらの勉強では、身にならないと思いつつも、怒らずにいられません。
そこでするのが、「ありとキリギリス」の話。
「今のおめぇはキリギリスだ。後になって苦労するのがわかっていながら、なんとかしようとしてこなかった。十分のこの苦しみを味わえ。」
「俺はなんて馬鹿なんだろうと、思いながら終わらない宿題に立ち向かえ!」
こうなると菩薩の寛容さはいっさいありません、修羅のごとく、悪鬼のごとく、追い立てる。
そのお陰か、トンネルの終わりが見えてきました。
自主性と計画性を兼ね備えた大人になるように、冬休みは北風と太陽の、太陽になるように私も計画していこうと思います。

さて、昨日の練習です。
一通り打撃練習を見ていたのですが、いまだ少し振り遅れている子が多い。
実戦から遠ざかって、さらにお盆休みでだらけていた影響でしょうか?
スピードについていっていない子が多い。
しかし、時折いい当たりもあります。
春先から見れば、結構パワーアップはしている様子。
しかし、それは周りのスポ少も同じです。
自分たちだけ上手くなっているわけではない。
その証拠に、春に優勝していないチームが調子をあげてきて、新聞に載っていることも。
勢力図は日々変わります。
スケジュールも8月、9月後半に入ってきます。
大幅なベースアップは望めないでしょうが、いきなり強くなるパターンもあります。
この子らは、次男が多いせいか調子に乗せると間違いなく強くなります。
いかにお調子もんにさせるか?
それは試合の中でのプレーでしかそうはなれません。
ですが、その前の声のかけ型、準備のアドバイス、状況の確認などわれわれができることも多くあります。
われわれはそれを精一杯、できる限りしてやろうと思います。
それは、我々保護者やスタッフのためであり、彼らのためでもあるんですから。

昨日の守備練習では、いい動きをしていました。
それを実戦で出せるか、大事なところで出し切れるか?
ここにかかっています。

6年生と一緒に戦えるのもあと数試合。
一戦一戦大事に戦って欲しいと思います。

真紅の優勝旗が白河の関を超えるか?
仙台育英、早実に7点リードです。
油断は禁物ですが、この打線ならば、いきそうです。
このまま決勝にいってほしいと思います。

さて、昨日の練習です。
日がめっきり短くなってきました。暗くなるのが早くて、もはや19:00まで練習はできません。
解散は18:50ごろになってきていますが、どんどん早くなっていくでしょう。
限られた時間のなかで何をするか?
6年生がいなくなった後のことも考えなくてはならないでしょう。
9/20には全国大会につながる予選があります。
昨日の練習では、打撃、守備ともにお盆のボケが抜け気っていない。
スイングは干満で、守備のスタートも遅いし、反応の鈍い。
この状態では、負けは目に見えています。
ここらで一喝が必要でしょう。
みんなばらばらに向いているベクトルを集合し、おなじ方向に向かせる。
なんのためにやってるのか?
どこまでいきたいのか?
そのためにどうするか?
自分たちを見つめなおし、どうしたいのか目標をはっきりさせる。
具体的な目標であるほどいいと思っています。
エラーをしないとか、3点はとるとか、現実的なものがいい。
そのためにはどうするかというところが見えてくるはずです。
そこをみんなで共有し、そこで自分がどううごけばいいか?
自分の得意なところを生かしてチームにどう貢献していくか?
これが自分で考えられるようになればいいんですけど、小学生には無理かな・・・
誘導尋問でもいいから、そういう方向にまとまってくれれば、強くなると思うんですけどね。
今日も、練習です。
気合いれていきます。

最近頭の中で流れている曲は、KANA-BOONの「シルエット」です。
ナルトのいっこ前の、オープニング。今映画でやっているボルトの主題歌「ダイバー」もKANA-BOONです。
なにがいいって、歌詞もいいし、テンポもメロディーもいい。
いい音楽にのせると、言葉はいろんなことを思い出させてくれます。
作者の岸本先生もシルエットを聞いたら、泣けてきたといっています。
ナルトの置かれた境遇、おちこぼれと孤独。がんばり、成長。いろんなことが自分と重なります。
その共鳴が涙腺に触れるんでしょうね。
何をやるにも頭の中でガンガン、リフレインされています。
がんばっているスポ少の子どもたちにもぴったりの曲です。

連日の甲子園の熱戦。
昨日はトリハダもんでした。
沖縄の興南VS関東第一。同点に追いつかれた9回。
ここぞの場面で、バッターは、オコエ。興南のエースにここまで押さえ込まれています。
っていうか、よくぞあのフォームで投げられるなあと感心します。
強靭は下半身としなる腕の振り。あれはまねできません。
ものすごく打ちづらそう。コントロールミスもあまりありません。
そこで打った値千金のツーランホームラン。
インコースの低め、膝元にくるクロスファイヤー。
点で捉えるしかないコース。まさにその点を会心の一撃。
すげぇとしかいいようがありません。
守備範囲の広さ、リーチの長さ、脚の速さ。どれをとってもプロ並みです。
糸井選手を越える選手になるかもしれません。
これはドラフトでとっておかないと。
どのチームにいっても活躍が楽しみです。

さてイーグルスも今日から練習開始です。
今週末には、昨年優勝した関柴さんの大仏杯です。
当日抽選なのでどことあたるかはお楽しみ。
まずは、練習で元気な顔を見せてくれ!

熱戦が続いている甲子園ですが、我が家でもこれから熱戦になりそうです。
こめらの宿題が・・・
自主性に任せて、計画的にやる。
これって大人でも難しいですよね。
私が昔そうやってた風景、立場を変えて今同じ風景を見ています。
目にいっぱいの涙をためて、膨大な宿題の山に立ち向かう子ども。
ここにも溜めた宿題という進撃の巨人と戦う子どもがいるんです。
そんな状態で、ただ「こなしていく」宿題は、頭に入るんでしょうか?
そうなる前に、達成状況を口頭ではなく、目視で確認し、計画性を与えながら導くことが大人の責任だったのかもしれないと思いました。
そうやって、何回もやってるうちに身についていくタイプの子もいるでしょう。
父「宿題やったか?」
子「うん、やったよ!」
父「そうか。」
この会話では、自主性とか計画性は育たないんでしょうね。
わかっているだろうじゃだめなんです。
実際にどうやったか?どうやるか?確認すること。
そして捕るべき道をはっきりと見せてやること。
自分でできるようになれればいいんですけど、最初はそのサポートってもんが必要だと実感しました。

最近読んだコラムにも、同じことが。
クロカンっていう野球マンガの作者のインタビューをもとにしたコラムなんですが、「確認」の徹底が大事だとありました。
昨年の甲子園で本来バックホーム返球か、ゲッツー狙いで2塁へ送球しなくてはならない1死、1、3塁の場面で、ファーストへ送球しサヨナラ負け。
捕球の際に、ややイレギュラーなバウンドのために焦って、どこに投げるのか迷ってしまったがゆえのプレーだ結論付けます。
そういう高度な判断が求められる状況で、きっちりプレーができるには高度なセンスや経験が求められます。
甲子園へ行くチームの選手であっても、大観衆やサヨナラの場面という極度のプレッシャーの係る場面でミスをしてしまう。
まして小学生では、ミスの確率はもっと高い。
そうならないように、こういう場面ではこうすると選択肢を決めておく。
そうすることで迷いを生じる隙をなくし、プレーの精度を高める。
クロカンに出てくる野球チームは、無死もしくは1死1塁の場面でのバントの場合は、問答無用で1塁送球とか、そいうふうに決めています。
バンドがはやかったら2塁、走者のスタートが遅れたら2塁とか、余計な選択肢を排除し、自分たちが確実にできる選択肢絞る。
そうすることで、ミスの可能性を低くしていく。
そのプレーの前に大事なことは、チーム全体の「確認」なのです。

我がチームも、「わかってんだろうな!」でこの前、1、3塁で狭殺されたことがありました。
確認が徹底されていなかった。
3塁ランナーに走るなといっておけば、この事態は防げました。
あの時、こういっておけばよかった。それでは遅いんです。
やれること全てをやった上で、失敗することは仕方ないと思いますが、やらずにそうなった場合は悔やまれる。
この「確認」を徹底して、やっていこうと思います。

行ってきました中畑清杯。主催者の方、槙原選手もいってましたが、自分の名前の冠がついた大会を32回も継続しているのはすごい。
地域から愛され、そして地域を愛している中畑選手の人柄が表れている大会でした。
一番驚いたのは、横浜DeNAが勝つと次の日の8:00に祝砲の花火が打ちあがること。
この日も花火が打ちあがっていました。
矢吹町全体で中畑監督を、そしてこの大会を盛り上げようという意気込みが伝わってきます。
参加は96チームの3ブロック。さすが県内屈指の大会です。
参加は抽選なので10何年かかって初めて参加できました。
来年も参加できることを願います。


96チームもいるので、試合会場も分散します。
そして空き時間も長い。そうなることは、人員的にも会場的にも仕方のないことだと思います。
イーグルスは大池球場が主戦場です。
初戦の相手は、県南白河の白坂スポ少さん。
イーグルスはエース、ダイトのほかコウセイを欠いてすでに手負いの状態。
気持ちを切り替えて、このメンバーでどこまでできるかの挑戦者の気分です。
(エース不在でなくてもいつもそうですが)

ヒカリをのぞいて5年生中心の布陣。
この試合の一番の課題は、ピッチャーが試合を作れるかどうか?
具体的にはコントロールよく、ファーボールを出さないでいけるかということです。
先発は、マナト。
もとものバネはあるので、縦回転のスピンのかかったいい球を投げるようになってきました。
他の投手、マナヤ、ユウトの中でも一番安定していると思います。
次年度以降に戦っていくとすれば、足りないのは経験と度胸。
終盤スタミナがきれてきたので体力も必要です。
総じてよく投げたと思います。
顔には楽しんでいる余裕はありませんでしたが、手ごたえは感じたはずです。
なにより、エース不在で勝ったところが大きい。
危ない場面はたくさんありました。
5:4の1点リードの最終回。
一死1,3塁のピンチ。前進守備で背水の陣。
下位打線ながら相手は同点のチャンス。
カウントを悪くしながらもなんとか打たせてとろうという意図は見えました。
その刹那。
ショートゴロ、平凡なあたりでしたが守備陣のプレッシャーはすごいものがあります。
飛んだのが一番信頼できるタカヤのところでよかった。
ランナーはスタートを切っています。
タカヤの懸命なバックホーム。
すこし送球がランナー側にそれました。
これをヒカリがワンハンドキャッチ(両手では取れなかったかも?)&タッチでアウト!
キャッチャーヒカリ、しっかり握って、よく落としませんでした。
このプレッシャーの中で、このピンチをよくぞ切り抜けた。
ひとつのミスも許されない。タカヤもヒカリも120%のプレーをやってのけました。
こういうプレーが「やったぞ!俺たちはやったぞ!」という自信が、選手を大きく成長させます。
それといつも言いますが、この大会でもヒカルのカバーが光りました。
センター前ヒットをトンネル。あ!やっちまった!と皆が思ったとき、脇からハヤブサのごとく見事なカバーリング。あれもチームを救いました。
この時、レフトは動いていません。ほんと素早いカバーでした。
ったく感動させやがって、こいつら、こういうプレーができるようになったんだと感慨深くなります。
今のあいつらには精一杯のプレーだったでしょう。
多くの課題がありますが、勝ったときは、褒める。褒めて褒めて褒めまくる。
来年は今年よりもこういう苦しい戦いが続くと思います。
全員に120%のプレーが要求される。
そうでなければ自分たちよりも強い相手には勝てない。
昨日NHKでフェンシングの太田選手が言っていました。
自分より強い相手と戦う場合のモチベーションの持ち方は?という質問に対して
「あなたは強い!しかし、勝つのはボクだ。」
この精神。巨人に立ち向かう小人。
まさにイーグルスの戦い方です。


福島県のソフトボール協会のHPでみましたが、全国大会、大東さんと田島さん、ともに2回戦を突破して、3回戦で負けてしまったようでした。
あんなに強いところを負かすチームってどんだけ強いんですかね。
田島スポ少さんは私の知る限り、会津勢ではじめて全国1勝をとげたチームだと思います。
全国の壁は限りなく高い。
またいつかあの舞台に立てるときがくるんでしょうか?
それはさておき、足元から固めていきたいと思います。

毎日うだるような暑さの中での練習です。
練習後のビールがはかいってしまって大変です。
ものすごい、うまい。
これで冷蔵庫に冷えてないビールしかなかったら、大激怒もんですよ。

昨日はあらたに準団員として迎えた、そしておためし団員の練習を見ました。
どちらも1年生。
こっから研鑽をしていけば、ものすごいいい選手になるはずです。
その第1の門を私は担っている。
責任重大です。
いつもいうように、面白くなければ野球ではありません。
どんなにつらい練習でもそれに耐えられるのは、根底に野球は面白いということを知っているからです。
その面白さは、自分ができて「俺はできる!」と自己肯定ができること。
そして、仲間たちから「あいつはできる!」と回りからも認められること。
そこが自分の居場所になります。
それをこじ開けていく練習をスポ少でできます。
私が教えるべきは、楽しさ。
この先の試練を乗り越えていけるような、大きな楽しさを共有していきたい。
昨日はそれが十分にできたと思います。
汗だくだくで、キラッキラ目を輝かせて、あのクソ暑い中をボールを追っかけて走り回ることができれば、ひとつ楽しさの積み木を重ねたといえるでしょう。
最後にミニゲームをやったんですが、最終回にヨウスケ、ハルヤ、ケンタの3人で円陣組んでました。
こちらからやれといったわけでもなく、上のチームの見よう見まねなんでしょうが、自分たちで自分たちを鼓舞しようとしたわけです。
思わず笑っちゃいましたが、本人たちはいたってまじめ。
やる気スイッチってのは、大人が意図して入れるもんじゃないんだと思いました。
全てに手を出さない。そういう環境を整えることが大人の役割なのかもとも思いました。
さて、今日もやりますか。

遅ればせながら、最近「ハイキュー!」ってアニメを見ています。
バレーボールのアニメなんですが、チームプレーという面で野球にも通じるところがあります。
いいアニメでところどころで泣きそうになります。
「トスがあがるのは、誰かがそれをつないでいるから」
ボールをつなぐバレーボールの大切さが伝わってきます。
これをみたら、バレーをやりたくなるのもわかります。
イーグルスOBにもバレー部がいます。
熱い思いでがんばれ!

さて、イーグルスは土日両方練習をやりました。
私が見たのは土曜日。
うだるような暑さ。大人でも3時間の練習はきついと思います。
高校のときは、夕方までやっていました。
あほですね。あほにならないとできないなと思いました。
そんな中、はじまりました。ぐだぐだのキャッチボールが・・・

「あー、コーチがおこってるよー。やばいぞー。」って察したなら、自分たちを正さないと。
その前に、コーチに言われてから直すようでは、「自浄作用」とはいいません。
その時もいいましたが、キャッチボールはすべての基本。
これがおろそかになっているようでは、たかが知れています。
中には、ちゃんとやっているやつらもいますが、それだけでは許されません。
自分たちだけはちゃんとやろうではだめなんです。
チーム全体の底上げにはならない。
全員で「ちゃんとやろう」という気持ちを共有し、継続させないといけない。
だらだらやるキャッチボールに何の意味があるんでしょう。
気合の入った50球と、たらたらの50球。
100日で、5000球。
この差は大きくなるばかり、大事試合の1球はこの練習の1球から始まっているんです。
こういうことは、私もそうでしたが慣れてしまうと忘れやすくなる。
少しの気も持ち方で毎日の練習の積み重ねの質と量が変わってきます。
ある程度の喚起は、コーチ陣でもできますが、やっぱり大きいのは自分たちで気づくこと。
自浄作用。
これがあるチームになってほしいと思います。


かくして磐梯さんに負けました。
運が残酷だというよりは、実力で勝ちきらないといけなかったんです。
それができなかったということは、われわれはまだ弱いということです。

しかし、守備では収穫もありました。
このところチームの危機を再三救っているのがライトのヒカル。
カバーリングの速さ、堅実性に誠実な性格が出ている。


自分は、ホームランを打つようなパワーバッターではない。
だけど、こういう場面でチームに貢献したいし、カバーリングや守備では負けたくないという誠実な思いが伝わってきます。
その思いがいいプレーを生んでいる。


打線は水物ですが、守備のこういう気づきと堅実性は毎回、発揮できます。
中でもカバーリングは、その人の性格がでると思います。
ボールが抜けなければ、カバーにいってもいかなくても同じこと。
どうせ捕ってくれるだろうから、少し気を抜いていったそぶりだけみせればいい。
そんな悪魔の声がささやきます。私がそうでしたから。
こういう考えが透けて見えるようでは、まだまだ。
これでは大事な時に機能しないし、そういう考えでやってたから上手くならなかったのでしょうね。


ヒカルは違います。いい意味で味方を信じない。
「やらないならそのほうがいいけど、エラーをやるかもしれない。だからボクも全力で走ろう!」の感覚。ヒカルは「オレ」よりも「ボク」のほうが似合う。
追いつきが速い。みんなが「あっ!」と思ったときに、そこにいてくれる安心感。
何度かありました。


ライトというポジションは、ファースト送球がある分カバーの回数が増えます。
練習中もこの真夏のくそ暑い中、ヒカルは数パーセントの可能性のために黙々とカバーに行き続けた。
そのほとんどが無駄になることをわかっているのに。
その心がけがチームを救います。
救ったことがヒカルの自信になり、血となり肉となります。
そして、もっと上手くなろうとする。
それは他の分野にも波及していきます。
いままで取れなかった、落下点が後方のフライにも追いつけるようになってきた。
ボールの追い方の姿勢が良くなってきました。
守備範囲が広くなってきている。
それを見て、周りのみんなも「俺も負けていられない!」と思う。
いい相乗効果です。
あとはこれが結果につながってくれることを願うのみです。


今日もまた嬉々として、ヒカルは走ります。

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