時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
四回裏に一死ランナーなしで、4:2。
なおも上三宮さんの4番からの攻撃。
もう一発の危険性があります。
ですが、ハルヤユウキのバッテリーが討ち取る。二死。
このまま簡単に終わって表のイーグルスの攻撃にもちこみたいところ。
5番を迎えます。
ハルヤの球速がやや落ちてくるのをみて、内野を少し下げます。
セカンド、やや後方にフライ気味のライナー。
コウノスケ、いいところにいました。正面、グラブは十分とどきます。
が、落球。
二死からランナーを出してしまいます。
守備でリズムをつくれない。
いまいち乗り切れないのはこのあたりか。
ですが、そのミスをチームで打ち消します。
ハルヤが踏ん張る。
みんなが踏ん張る。
後続を断ち切ります。
ミスを拡大させないあたりにも成長が見えます。
コウノスケもミスをして落ち込んでいるんでしょうが、キャプテンという立場が自分を奮い立たせます。
腐らずに次のプレーに専念しようと、大声を出して、自分とチームを鼓舞します。
周りもコウノスケがひきづらないように声をかける。
少し前なら、ミスがミスを呼んで内部崩壊になってもおかしくない場面を今のイーグルスは切り抜けていきます。
さぁ時間的にみて、あと一回か二回。
打順は一回りくらい。相手は好投手で、点差は2点。
結構、やばいところです。
ですが、やれる気がしてならない。
ハルヤユウキのバッテリーを中心によく守っている。ミスを最小限にとどめている。
コウノスケを中心に声もよく出ている。
チャンスを多く作っているのはイーグルス。
厳しいけどなんとかしてやると皆が思っている。
四回の表、7番のレントからです。
ここはいい打順。先頭で出てもらいたい。
ショート、三遊間にゴロ。
このゴロの勢い、レントの足の速さでは内野安打です。
さあ、ここはどうする。
盗塁?バント?
同点もしくはリードしてるなら盗塁ですが、大事に進めるべく送りバント。
バッターは、ミスが重なっているコウノスケ。
この大事な場面で、バンドを決めて失地回復を決めてほしいという願いもありました。
本人もその思いはあったはずです、基本通りの構え。あとは、覚悟をきめてやるだけ。
低めに来ました。
バンドをやりにいっての空振り。
あー、できないな、思いました。
顔が引きつっている。
ここは打たせた方が確率は高いと判断し、ヒッティングに切り替えます。
三球三振でした。
大事に行った結果がこれ。
指揮官の迷いが、選手に移ってしまった。
最初からバントならバントでスリーバントであろうが、コウノスケを信じてやらせるべきでした。
打たせるなら、最初から打たせる。
一本気なコウノスケの性格を考えるなら、どっちつかずの途中で変更するなどという作戦をとるべきではなかった。
何年もやってればこういう場面もたくさんありました。それでも失敗してしまう。
終わってから反省するあたり、私もまだまだです。コウノスケを責めることはできません。
次はラストバッターのハルヤ。
ここも送るかと考えていたら、レント走りました。キャッチャー、矢のようなナイス送球でタッチアウト。
ハルヤもたおれ、この回ゼロ。
せっかく出した先頭ランナーを生かし切れなかった。
ここは私の迷いが生んだちぐはぐな姿勢、野球の神様が許してくれなかった。
大事にいくにしろ、積極的に責めるにしろ、迷ったら100%出し切れない。
選択肢をひとつにして、集中するほうが突破できる確率が高くなる。
欲が出て、状況に応じて手を変えていこうなどと高度な戦法を選んでしまった。
私の迷いのために貴重な反撃の芽を摘まれてしまいました。
しかし、まだ試合は終わっていません。
可能性があるかぎりチャレンジします。
相手は、789から。
次の攻撃に弾みをつけるうえで、ここは何としても三人で抑えたい。
そのみんなの想いをうけて、ハルヤは投げます。
いままでであれば、ひとりふたり、ファーボールをだしてしまうところ。
ですが、今日のハルヤはひと味違います。
バンバン追い込んでいく。
いつもより長い90分ながら、体力の落ちてきたところをみせません。
78を討ち取って二死。狙い通り三人でおさえたかったところですが、まてしてまセカンド、コウノスケエラー。
今日は地に脚がついていません。
それを自分でもよくわかっているはずです。
普通ならば泣き出してもおかしくない場面。
ぐっとこらえて、キャプテンとしての役割を徹しようとしています。
ここがコウノスケがキャプテンたるゆえん。
心が折れても、なんとか踏ん張る。
イーグルスが乗れないまでも、崩れないのはこういうところ。
四回の裏。二死一塁。
ここで先ほどホームランの1番を迎えます。
こういうピンチを迎えたくないから、三人で抑えたかった。
こうなった以上は、抑えるしかない。
ここはプラスに考えましょう。
むしろ二死で、1番を討ち取って、次の回、いい打順ではじまる反撃の芽を摘んでおくことができるかもしれない。
ハルヤ、気迫の投球でサードゴロでスリーアウト。タイセイも大事にプレーします。
ミスをみんなでカバーしていきます。
二死からのミスなので、なんとかいけていると思います。
傷を最小限にとどめている。
ベンチに戻ってきて、ほっとした顔を見せつつも誰ひとり勝ちを諦めていない。
いい顔してます。ぐっときます。
五回表、イーグルスの攻撃は1番ルイから。
終盤にきて、最高の打順。
ヒットで出てくれることが望ましい。
ですか、相手エース、制球がさだまらずファーボール。
ここで、この試合の白眉、ルイのスキをついた走塁が炸裂します。
相手キャッチャーの返球動作が遅いとみるや一目散にセカンドを狙います。
やや暴走かと思いましたが、ルイよく見てました。渡部コーチが先の塁、先の塁といってきたことが、この大事な場面できっちり発揮できる。
気持ちよくヒットを打つこともかっこいいですが、しぶとくファーボールからの盗塁。
打つ方で結果が出なくても、こういう走塁で次の打者にバトンを回すことは大事です。
さあ野球の女神がこちらを見かけている。
五回表無死二塁で、イーグルスの最強打線につながりました。
ここで打ち崩せなければしかたない。
バントで一死三塁の形も考えられましたが、ここは強攻策。
まずは2番ユウキ。
二回にヒットを放っています。
可能性があるとすれば、この男。
ルイがさらに相手のスキをついて三塁へ。
チャンスが広がります。
気合いの入ったユウキは、レフト線にあわやホームランの大ファールを飛ばして、その片鱗をみせてくれますが、高めの力のある球に三振。
一死三塁となり、3番タイセイ。
どんな場面でも当てることに関しては、絶対の信頼があります。
当てるだけではなく、ヒット、さらにはその上の長打を期待してしまいます。
ショートゴロでツーアウトの間に、ルイが生還で1点を返します。ここもノーヒットでの1点。
スキをつく走塁、ヒットにできないまでもしぶとくゴロにする打撃。
これぞイーグルスのスモールベースボール。
後は、10回に1回の長打を期待して4番ヨウスケ。
気合いは入っていますが、まだ迷いがあります。
三振。今日ふたつめ。
五回表で、3:4。
まだまだ追いつけない。
こうなると裏攻めが有利になってきます。
攻めはあと二回。
さあどうなるイーグルス。
まあ結果は見えてるんですけどね。
長くなったんで次回!
なおも上三宮さんの4番からの攻撃。
もう一発の危険性があります。
ですが、ハルヤユウキのバッテリーが討ち取る。二死。
このまま簡単に終わって表のイーグルスの攻撃にもちこみたいところ。
5番を迎えます。
ハルヤの球速がやや落ちてくるのをみて、内野を少し下げます。
セカンド、やや後方にフライ気味のライナー。
コウノスケ、いいところにいました。正面、グラブは十分とどきます。
が、落球。
二死からランナーを出してしまいます。
守備でリズムをつくれない。
いまいち乗り切れないのはこのあたりか。
ですが、そのミスをチームで打ち消します。
ハルヤが踏ん張る。
みんなが踏ん張る。
後続を断ち切ります。
ミスを拡大させないあたりにも成長が見えます。
コウノスケもミスをして落ち込んでいるんでしょうが、キャプテンという立場が自分を奮い立たせます。
腐らずに次のプレーに専念しようと、大声を出して、自分とチームを鼓舞します。
周りもコウノスケがひきづらないように声をかける。
少し前なら、ミスがミスを呼んで内部崩壊になってもおかしくない場面を今のイーグルスは切り抜けていきます。
さぁ時間的にみて、あと一回か二回。
打順は一回りくらい。相手は好投手で、点差は2点。
結構、やばいところです。
ですが、やれる気がしてならない。
ハルヤユウキのバッテリーを中心によく守っている。ミスを最小限にとどめている。
コウノスケを中心に声もよく出ている。
チャンスを多く作っているのはイーグルス。
厳しいけどなんとかしてやると皆が思っている。
四回の表、7番のレントからです。
ここはいい打順。先頭で出てもらいたい。
ショート、三遊間にゴロ。
このゴロの勢い、レントの足の速さでは内野安打です。
さあ、ここはどうする。
盗塁?バント?
同点もしくはリードしてるなら盗塁ですが、大事に進めるべく送りバント。
バッターは、ミスが重なっているコウノスケ。
この大事な場面で、バンドを決めて失地回復を決めてほしいという願いもありました。
本人もその思いはあったはずです、基本通りの構え。あとは、覚悟をきめてやるだけ。
低めに来ました。
バンドをやりにいっての空振り。
あー、できないな、思いました。
顔が引きつっている。
ここは打たせた方が確率は高いと判断し、ヒッティングに切り替えます。
三球三振でした。
大事に行った結果がこれ。
指揮官の迷いが、選手に移ってしまった。
最初からバントならバントでスリーバントであろうが、コウノスケを信じてやらせるべきでした。
打たせるなら、最初から打たせる。
一本気なコウノスケの性格を考えるなら、どっちつかずの途中で変更するなどという作戦をとるべきではなかった。
何年もやってればこういう場面もたくさんありました。それでも失敗してしまう。
終わってから反省するあたり、私もまだまだです。コウノスケを責めることはできません。
次はラストバッターのハルヤ。
ここも送るかと考えていたら、レント走りました。キャッチャー、矢のようなナイス送球でタッチアウト。
ハルヤもたおれ、この回ゼロ。
せっかく出した先頭ランナーを生かし切れなかった。
ここは私の迷いが生んだちぐはぐな姿勢、野球の神様が許してくれなかった。
大事にいくにしろ、積極的に責めるにしろ、迷ったら100%出し切れない。
選択肢をひとつにして、集中するほうが突破できる確率が高くなる。
欲が出て、状況に応じて手を変えていこうなどと高度な戦法を選んでしまった。
私の迷いのために貴重な反撃の芽を摘まれてしまいました。
しかし、まだ試合は終わっていません。
可能性があるかぎりチャレンジします。
相手は、789から。
次の攻撃に弾みをつけるうえで、ここは何としても三人で抑えたい。
そのみんなの想いをうけて、ハルヤは投げます。
いままでであれば、ひとりふたり、ファーボールをだしてしまうところ。
ですが、今日のハルヤはひと味違います。
バンバン追い込んでいく。
いつもより長い90分ながら、体力の落ちてきたところをみせません。
78を討ち取って二死。狙い通り三人でおさえたかったところですが、まてしてまセカンド、コウノスケエラー。
今日は地に脚がついていません。
それを自分でもよくわかっているはずです。
普通ならば泣き出してもおかしくない場面。
ぐっとこらえて、キャプテンとしての役割を徹しようとしています。
ここがコウノスケがキャプテンたるゆえん。
心が折れても、なんとか踏ん張る。
イーグルスが乗れないまでも、崩れないのはこういうところ。
四回の裏。二死一塁。
ここで先ほどホームランの1番を迎えます。
こういうピンチを迎えたくないから、三人で抑えたかった。
こうなった以上は、抑えるしかない。
ここはプラスに考えましょう。
むしろ二死で、1番を討ち取って、次の回、いい打順ではじまる反撃の芽を摘んでおくことができるかもしれない。
ハルヤ、気迫の投球でサードゴロでスリーアウト。タイセイも大事にプレーします。
ミスをみんなでカバーしていきます。
二死からのミスなので、なんとかいけていると思います。
傷を最小限にとどめている。
ベンチに戻ってきて、ほっとした顔を見せつつも誰ひとり勝ちを諦めていない。
いい顔してます。ぐっときます。
五回表、イーグルスの攻撃は1番ルイから。
終盤にきて、最高の打順。
ヒットで出てくれることが望ましい。
ですか、相手エース、制球がさだまらずファーボール。
ここで、この試合の白眉、ルイのスキをついた走塁が炸裂します。
相手キャッチャーの返球動作が遅いとみるや一目散にセカンドを狙います。
やや暴走かと思いましたが、ルイよく見てました。渡部コーチが先の塁、先の塁といってきたことが、この大事な場面できっちり発揮できる。
気持ちよくヒットを打つこともかっこいいですが、しぶとくファーボールからの盗塁。
打つ方で結果が出なくても、こういう走塁で次の打者にバトンを回すことは大事です。
さあ野球の女神がこちらを見かけている。
五回表無死二塁で、イーグルスの最強打線につながりました。
ここで打ち崩せなければしかたない。
バントで一死三塁の形も考えられましたが、ここは強攻策。
まずは2番ユウキ。
二回にヒットを放っています。
可能性があるとすれば、この男。
ルイがさらに相手のスキをついて三塁へ。
チャンスが広がります。
気合いの入ったユウキは、レフト線にあわやホームランの大ファールを飛ばして、その片鱗をみせてくれますが、高めの力のある球に三振。
一死三塁となり、3番タイセイ。
どんな場面でも当てることに関しては、絶対の信頼があります。
当てるだけではなく、ヒット、さらにはその上の長打を期待してしまいます。
ショートゴロでツーアウトの間に、ルイが生還で1点を返します。ここもノーヒットでの1点。
スキをつく走塁、ヒットにできないまでもしぶとくゴロにする打撃。
これぞイーグルスのスモールベースボール。
後は、10回に1回の長打を期待して4番ヨウスケ。
気合いは入っていますが、まだ迷いがあります。
三振。今日ふたつめ。
五回表で、3:4。
まだまだ追いつけない。
こうなると裏攻めが有利になってきます。
攻めはあと二回。
さあどうなるイーグルス。
まあ結果は見えてるんですけどね。
長くなったんで次回!
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白獅子杯、初回の攻防、ミスから1:2で後手に回ったイーグルス。
90分間の長丁場なので、チャンスは後、1.2回つくれると見込みました。
そこで一気に追いついて、逆転する。
そこに賭けます。
二回表、7 8 9番からの攻撃。
怪我のよる長期離脱から復帰したばかりのレント。
イーグルスで唯一の左バッター。
意識を左方向にして、上三宮さん好投手に逆らわないバッティング。
サードごろになりましたが、足が速い。
ギリギリでアウト。
続くコウノスケ。ミスをバッティングで取り戻そうという気迫が見えますが、あえなく三振。
逆転されてから、三人で終わらせられると相手をますます調子にのせてしまいます。
ここはなんとか、塁にでてほしいところ。
9番ハルヤ、快速球をなんとか当てて、セカンドのエラーを誘います。
二死一塁。しぶとさを発揮します。
やはりハルヤは、主軸を打つよりも9番に置いて楽に打たせる方がいい。
パスボールで二塁に進みスコアリングポジョン。
バッターは、切り込み隊長のルイ。
打ってやるという闘志を秘めつつ、フルスイング。
この振りはやばいとみたのか上三宮さんのピッチャーのギヤが一段あがります。
力が入った分、力んだ。コントロールが乱れます。
ここはよく見たルイ、ファーボールを選びます。
いつものルイであれば、好投手の術中にはまり、空振り三振だったでしょう。
ですが、ここはじっくり打てるボールを選んでのファーボール。
相手のミスもあって二死一三塁になります。
バッターはユウキ。
なんでもできます。
さぁここで、お互いの監督の思惑をぶつけ合う。
イーグルス、サインなどありません。「いけ!」
上三宮さん「二塁で刺せ!。」
スタートを切るランナー。
ところが、バッター、強打にでる。
どちらの監督も「えっ!?打った?」
甘く入ったストレートをレフト前に運びます。
はからずも2:2の同点に持ち込みました。
このあたりの、空気を読んだのか、読んでないか、わからないバッティング。
ユウキにしかできないでしょう。
勝負しにいってない、気合いが入りきってない分ユウキの打ち気が勝ちました。
みんなが作ったチャンスを打つべき人が打って点をもぎ取る。
このあたりがイーグルスのスモールベースボールでしょう!
さあここから一気に押し切りたいところ。
すかさず、先の塁をもらって
二死二三塁で3番、タイセイ。
ワンヒ(ワンヒット)で2点の場面。
突き放すならここしかありません。
エースと3番打者の対決。
ここで打てば、流れはぐっとイーグルスにくる場面。
力と、力の対決は上三宮さんのピッチャーに軍配があがります。三振。
なかなか、流れはこっちにきてくれませんが、ツーアウトから1点をもぎ取った。
同点ながら、いきおいはイーグルス。
相手も7番からの打順。
きっちり抑えて、上位に回さないようにしなければなりません。
今日のハルヤはコントロールが冴えていた。
カウントを悪くしても、味方がエラーをしても自分の仕事をきっちりとこなしている。
気持ちよく投げさせているという点で、キャッチャーユウキのリードもいいんでしょう。
ここは狙い通り、789を三人で討ち取ります。
こういうところにイーグルスとしてチーム全体の成長を感じます。抑えなくてはいけない場面できっちり抑える。当たり前のことが当たり前にできる。それができてきています。
特にイーグルスのエースに成長したハルヤが今日はいい。
味方のエラーや援護がない中、崩れません。
あっぷあっぷしていません。
やるべきことに集中していました。
手応えを感じつつ、4番ヨウスケから始まる打順。
長打を期待しますが、迷いのあるスイングで三振。
今日はあきらかに迷っています。
欲がある。
いい結果をだそうという欲があります。
いつまのイチかバチかがない。
ヨウスケに安定は求めていません。
確率は低いかもしれませんが、どんな逆境でも、それを跳ね返し、チームを救う一発!
クリティカル狙いでいいんです。半端に当てにいくくらいなら、扇風機でいい。
0か100。
その空振りでさえ、チームに反撃の息吹を与えてくれるでしょう。
その潔さが影を潜めていた。半端な三振。
そうなると後続に援護もなくなります。
ケンタ、タケルも倒れて三者凡退。
悪い流れになりました。
逆にいい流れで、いい打順の上三宮さんの1番を迎えます。
初球、初めて捉えられます、センターオーバーの大飛球。
レント必死の横っ飛びながら捕れない。
中継がもたつきます。ホームラン。
中継がよければ、あるいは刺せたかもというプレー。セカンドとショートの連携がとれていませんでした。
しかし、ソロホームラン。
流れを断ち切るべく、ハルヤは2番を抑えます。
ただ、ここで飛んだセカンドゴロ、コウノスケよく捕りましたが、グラブのポケットに入っていなかった。
一抹の不安が残ります。
そして3番の最強バッター。
またしても初球。
しかし、不用意に入った作戦ではありませんでした。
アウトコースにチェンジアップで入った。
ハルヤユウキのバッテリーの選んだ策。
彼らなりに考えての入りでしたが、その上を行かれました。
体勢を崩されながらもライトオーバー。ここでも中継が乱れます。ソロホームラン。
こういうところにまだまだ修正点はあります。
エースにホームランを打たれる。
ますます勢いづかせてしまう展開。
何本か打たれるだろうなと思っていましたが、やはり打たれた。やりますねえ。
バッテリーの策を尽くした上での結果。
ここはしかたありません。
好投手を前に2点のビハインド。
完全に上三宮さんに試合のペースを握られます。
回も中盤から後半。
残りの時間も攻撃も少なくなってくる。
焦りがイーグルスに漂ってきます。
浮き足立つ展開=一気に崩れやすくなる展開。
一発攻勢の上三宮さんに対して、全員攻撃で一点一点を小刻みにとるスモールベースボール。
さて、このピンチの場面でどうするイーグルス。
まあ結果は見えてるんですけどね。
次回に持ち越します。
90分間の長丁場なので、チャンスは後、1.2回つくれると見込みました。
そこで一気に追いついて、逆転する。
そこに賭けます。
二回表、7 8 9番からの攻撃。
怪我のよる長期離脱から復帰したばかりのレント。
イーグルスで唯一の左バッター。
意識を左方向にして、上三宮さん好投手に逆らわないバッティング。
サードごろになりましたが、足が速い。
ギリギリでアウト。
続くコウノスケ。ミスをバッティングで取り戻そうという気迫が見えますが、あえなく三振。
逆転されてから、三人で終わらせられると相手をますます調子にのせてしまいます。
ここはなんとか、塁にでてほしいところ。
9番ハルヤ、快速球をなんとか当てて、セカンドのエラーを誘います。
二死一塁。しぶとさを発揮します。
やはりハルヤは、主軸を打つよりも9番に置いて楽に打たせる方がいい。
パスボールで二塁に進みスコアリングポジョン。
バッターは、切り込み隊長のルイ。
打ってやるという闘志を秘めつつ、フルスイング。
この振りはやばいとみたのか上三宮さんのピッチャーのギヤが一段あがります。
力が入った分、力んだ。コントロールが乱れます。
ここはよく見たルイ、ファーボールを選びます。
いつものルイであれば、好投手の術中にはまり、空振り三振だったでしょう。
ですが、ここはじっくり打てるボールを選んでのファーボール。
相手のミスもあって二死一三塁になります。
バッターはユウキ。
なんでもできます。
さぁここで、お互いの監督の思惑をぶつけ合う。
イーグルス、サインなどありません。「いけ!」
上三宮さん「二塁で刺せ!。」
スタートを切るランナー。
ところが、バッター、強打にでる。
どちらの監督も「えっ!?打った?」
甘く入ったストレートをレフト前に運びます。
はからずも2:2の同点に持ち込みました。
このあたりの、空気を読んだのか、読んでないか、わからないバッティング。
ユウキにしかできないでしょう。
勝負しにいってない、気合いが入りきってない分ユウキの打ち気が勝ちました。
みんなが作ったチャンスを打つべき人が打って点をもぎ取る。
このあたりがイーグルスのスモールベースボールでしょう!
さあここから一気に押し切りたいところ。
すかさず、先の塁をもらって
二死二三塁で3番、タイセイ。
ワンヒ(ワンヒット)で2点の場面。
突き放すならここしかありません。
エースと3番打者の対決。
ここで打てば、流れはぐっとイーグルスにくる場面。
力と、力の対決は上三宮さんのピッチャーに軍配があがります。三振。
なかなか、流れはこっちにきてくれませんが、ツーアウトから1点をもぎ取った。
同点ながら、いきおいはイーグルス。
相手も7番からの打順。
きっちり抑えて、上位に回さないようにしなければなりません。
今日のハルヤはコントロールが冴えていた。
カウントを悪くしても、味方がエラーをしても自分の仕事をきっちりとこなしている。
気持ちよく投げさせているという点で、キャッチャーユウキのリードもいいんでしょう。
ここは狙い通り、789を三人で討ち取ります。
こういうところにイーグルスとしてチーム全体の成長を感じます。抑えなくてはいけない場面できっちり抑える。当たり前のことが当たり前にできる。それができてきています。
特にイーグルスのエースに成長したハルヤが今日はいい。
味方のエラーや援護がない中、崩れません。
あっぷあっぷしていません。
やるべきことに集中していました。
手応えを感じつつ、4番ヨウスケから始まる打順。
長打を期待しますが、迷いのあるスイングで三振。
今日はあきらかに迷っています。
欲がある。
いい結果をだそうという欲があります。
いつまのイチかバチかがない。
ヨウスケに安定は求めていません。
確率は低いかもしれませんが、どんな逆境でも、それを跳ね返し、チームを救う一発!
クリティカル狙いでいいんです。半端に当てにいくくらいなら、扇風機でいい。
0か100。
その空振りでさえ、チームに反撃の息吹を与えてくれるでしょう。
その潔さが影を潜めていた。半端な三振。
そうなると後続に援護もなくなります。
ケンタ、タケルも倒れて三者凡退。
悪い流れになりました。
逆にいい流れで、いい打順の上三宮さんの1番を迎えます。
初球、初めて捉えられます、センターオーバーの大飛球。
レント必死の横っ飛びながら捕れない。
中継がもたつきます。ホームラン。
中継がよければ、あるいは刺せたかもというプレー。セカンドとショートの連携がとれていませんでした。
しかし、ソロホームラン。
流れを断ち切るべく、ハルヤは2番を抑えます。
ただ、ここで飛んだセカンドゴロ、コウノスケよく捕りましたが、グラブのポケットに入っていなかった。
一抹の不安が残ります。
そして3番の最強バッター。
またしても初球。
しかし、不用意に入った作戦ではありませんでした。
アウトコースにチェンジアップで入った。
ハルヤユウキのバッテリーの選んだ策。
彼らなりに考えての入りでしたが、その上を行かれました。
体勢を崩されながらもライトオーバー。ここでも中継が乱れます。ソロホームラン。
こういうところにまだまだ修正点はあります。
エースにホームランを打たれる。
ますます勢いづかせてしまう展開。
何本か打たれるだろうなと思っていましたが、やはり打たれた。やりますねえ。
バッテリーの策を尽くした上での結果。
ここはしかたありません。
好投手を前に2点のビハインド。
完全に上三宮さんに試合のペースを握られます。
回も中盤から後半。
残りの時間も攻撃も少なくなってくる。
焦りがイーグルスに漂ってきます。
浮き足立つ展開=一気に崩れやすくなる展開。
一発攻勢の上三宮さんに対して、全員攻撃で一点一点を小刻みにとるスモールベースボール。
さて、このピンチの場面でどうするイーグルス。
まあ結果は見えてるんですけどね。
次回に持ち越します。
イーグルスの白獅子杯はかくして終わりました。
感情なしにして、冷静にあの試合を振り返ってみる。
あの試合の勝負の分水嶺はどこだったのか?
なぜ勝利の水はイーグルスには流れず、上三宮さんに流れたのか?
やはり初回の攻防、ここにかかっていました。
いつも挑戦者のイーグルス。すべてのチームが自分たちより強者だと思って戦っています。
強者に勝つためには自分たちのペースに持ち込むこと。
試合の主導権を先に握るために、いつも先攻を選ぶようにしています。
W杯の日本対ベルギーのような戦い方。
それはすなわち、先に点をとって、心に余裕を持つことです。
その時の日本は負けてしまいましたが。
この試合、その思惑通り初回に先制点を奪いました。
一番のルイが、ファースト強襲で出塁。
ここからがイーグルスのスモールベースボール。
練習してきた成果を出す時です。
総がかりで、ノーヒットで1点を狙って取りにいく。
そのために2番に何でもできるユウキを置いておく。送りバント。
いいピッチャーの低めの難しい球ですが、きっちり送ります。ワンアウト。
スコアリングポジョンにランナーを進めます。
この場面で、イーグルスで一番勝負強いバッターに成長したタイセイ。
ここで打てば、ぐっと主導権をたぐり寄せられますが、デッドボール。
さらにチャンスは広がります。
ここで4番ヨウスケ。イーグルスで1番長打力があります。
ここで長打力がでれば、いっきにイーグルスペースに持ち込めます。ですが、タイミング、コースともに合ってない。中途半端なスイング。迷いが見えます。
いつもの思い切ってふりきっている感がない。
追い込まれながらもファーボールを選びます。
選ぶというか、打てなかった。
この消極性は、この後の3三振に影響していきます。
さぁ満塁です。
みんなでつくったチャンス。
これをものにできなければ、イーグルスに明日はない。
この勝負所で、5番に置いたケンタ。
どんな場面でも物怖じしない。むしろ、そのプレッシャーを楽しむタイプです。
一死満塁、いいところで、いいバッターに回ってきました。
三振はしないだろうと思ってました。
思い切りのいいスイングですが、一塁線上にころがりピーゴロ。
ピッチャーとケンタが交錯する間に、ルイがホームイン。
待望の1点を先にもぎとりました。
なおも二三塁でしたが、後続のタケルが三振。
ここは打って欲しかった。
あと2点は欲しかった。といっても相手も本気で抑えにきている。
そのせめぎ合い。
イーグルスの初回は1点でした。
それでも、この1点はノーヒットでとったいってん。形はどうあれ、先制しました。
狙ってとりにいって、とった1点。こういう点の取り方ができるようになった。
まずは幸先よし。
あとは、きっちり抑えていくだけ。
この1点が、イーグルスに大きな翼をあたえると思いきやいきなりのセカンドコウノスケのエラーで先頭をだします。
グローブに入っていましたが、抑えきれなかった。
ここは最初のアウトをキャプテンのコウノスケが捕ってアウトにすることでチームとして波に乗りたかった。
そうすることでコウノスケ自身も自信をつけることができる。
そこに期待しましたが、うまくはいかないものですね。
しかし、私はコウノスケが好捕して、自信をつけるまで待ちます。
そこまでみんなでカバーしていく。
コウノスケの成長なくしてイーグルスの本当の意味での成長、勝利はないと思っています。
それがキャプテンというプレッシャーのかかる役割を任せた私の責任であり、コウノスケが越えるべき壁です。
それができたときに、チームもコウノスケも大きく育つでしょう。
そしてその時、野球のソフトボールの面白さが実感できる。
だがまだその時ではなかった。
上三宮さんに、すかさず盗塁を許します。
これもタッチミス。タイミングはアウトでした。
エラーはエラーを呼びます。
ショートルイのエラーで、一三塁。さらに二盗を許し、迎えるバッターは上三宮さんの最強バッター。
初回で打たせてはいけない場面。
故意四球もよぎりましたが、ここは勝負。
レフトに強烈なライナーが飛びました。
レフトタケル、いち早く落下点に入りました。
ナイスプレーでツーアウト。
さらにランナー飛び出している。
タケル二塁に送球も、ここで悪癖の横投げ。暴投。
セカンドコウノスケもベースを離れて捕球に専念せずにボールデッド。
送球のボールデッドは安全進塁権が2つで、2点を献上。
私は、このプレーが勝負の分かれ目だったと思います。
表にせっかく一点先制したのに、裏に2点やって逆に主導権を渡してしまう。
1番2番をエラーで出した守備。
いいプレーをしながら、最後の最後まで守り通せない。
ここにイーグルスの弱さがあります。
あの悪送球が悔やまれます。
ミスはつきものとしても、最後の最後で守り切る。三塁まで、行かせても点はやらない。
あそこで、タケルがセカンドにきっちり投げていれば0点に抑えることができた。
そして、そのミスもいままで散々指摘してきたタケルの横投げ。
それを直しきれなかった、監督の私の責任です。
この初回の攻防の勝者がそのまま試合の勝者になりえた。
ワンプレーの怖さがでました。
逆転されると逆に先攻の方が焦ってしまう。
さあ、ここからどうやって取り戻していこうかと思案に暮れました。
それは、次回!
感情なしにして、冷静にあの試合を振り返ってみる。
あの試合の勝負の分水嶺はどこだったのか?
なぜ勝利の水はイーグルスには流れず、上三宮さんに流れたのか?
やはり初回の攻防、ここにかかっていました。
いつも挑戦者のイーグルス。すべてのチームが自分たちより強者だと思って戦っています。
強者に勝つためには自分たちのペースに持ち込むこと。
試合の主導権を先に握るために、いつも先攻を選ぶようにしています。
W杯の日本対ベルギーのような戦い方。
それはすなわち、先に点をとって、心に余裕を持つことです。
その時の日本は負けてしまいましたが。
この試合、その思惑通り初回に先制点を奪いました。
一番のルイが、ファースト強襲で出塁。
ここからがイーグルスのスモールベースボール。
練習してきた成果を出す時です。
総がかりで、ノーヒットで1点を狙って取りにいく。
そのために2番に何でもできるユウキを置いておく。送りバント。
いいピッチャーの低めの難しい球ですが、きっちり送ります。ワンアウト。
スコアリングポジョンにランナーを進めます。
この場面で、イーグルスで一番勝負強いバッターに成長したタイセイ。
ここで打てば、ぐっと主導権をたぐり寄せられますが、デッドボール。
さらにチャンスは広がります。
ここで4番ヨウスケ。イーグルスで1番長打力があります。
ここで長打力がでれば、いっきにイーグルスペースに持ち込めます。ですが、タイミング、コースともに合ってない。中途半端なスイング。迷いが見えます。
いつもの思い切ってふりきっている感がない。
追い込まれながらもファーボールを選びます。
選ぶというか、打てなかった。
この消極性は、この後の3三振に影響していきます。
さぁ満塁です。
みんなでつくったチャンス。
これをものにできなければ、イーグルスに明日はない。
この勝負所で、5番に置いたケンタ。
どんな場面でも物怖じしない。むしろ、そのプレッシャーを楽しむタイプです。
一死満塁、いいところで、いいバッターに回ってきました。
三振はしないだろうと思ってました。
思い切りのいいスイングですが、一塁線上にころがりピーゴロ。
ピッチャーとケンタが交錯する間に、ルイがホームイン。
待望の1点を先にもぎとりました。
なおも二三塁でしたが、後続のタケルが三振。
ここは打って欲しかった。
あと2点は欲しかった。といっても相手も本気で抑えにきている。
そのせめぎ合い。
イーグルスの初回は1点でした。
それでも、この1点はノーヒットでとったいってん。形はどうあれ、先制しました。
狙ってとりにいって、とった1点。こういう点の取り方ができるようになった。
まずは幸先よし。
あとは、きっちり抑えていくだけ。
この1点が、イーグルスに大きな翼をあたえると思いきやいきなりのセカンドコウノスケのエラーで先頭をだします。
グローブに入っていましたが、抑えきれなかった。
ここは最初のアウトをキャプテンのコウノスケが捕ってアウトにすることでチームとして波に乗りたかった。
そうすることでコウノスケ自身も自信をつけることができる。
そこに期待しましたが、うまくはいかないものですね。
しかし、私はコウノスケが好捕して、自信をつけるまで待ちます。
そこまでみんなでカバーしていく。
コウノスケの成長なくしてイーグルスの本当の意味での成長、勝利はないと思っています。
それがキャプテンというプレッシャーのかかる役割を任せた私の責任であり、コウノスケが越えるべき壁です。
それができたときに、チームもコウノスケも大きく育つでしょう。
そしてその時、野球のソフトボールの面白さが実感できる。
だがまだその時ではなかった。
上三宮さんに、すかさず盗塁を許します。
これもタッチミス。タイミングはアウトでした。
エラーはエラーを呼びます。
ショートルイのエラーで、一三塁。さらに二盗を許し、迎えるバッターは上三宮さんの最強バッター。
初回で打たせてはいけない場面。
故意四球もよぎりましたが、ここは勝負。
レフトに強烈なライナーが飛びました。
レフトタケル、いち早く落下点に入りました。
ナイスプレーでツーアウト。
さらにランナー飛び出している。
タケル二塁に送球も、ここで悪癖の横投げ。暴投。
セカンドコウノスケもベースを離れて捕球に専念せずにボールデッド。
送球のボールデッドは安全進塁権が2つで、2点を献上。
私は、このプレーが勝負の分かれ目だったと思います。
表にせっかく一点先制したのに、裏に2点やって逆に主導権を渡してしまう。
1番2番をエラーで出した守備。
いいプレーをしながら、最後の最後まで守り通せない。
ここにイーグルスの弱さがあります。
あの悪送球が悔やまれます。
ミスはつきものとしても、最後の最後で守り切る。三塁まで、行かせても点はやらない。
あそこで、タケルがセカンドにきっちり投げていれば0点に抑えることができた。
そして、そのミスもいままで散々指摘してきたタケルの横投げ。
それを直しきれなかった、監督の私の責任です。
この初回の攻防の勝者がそのまま試合の勝者になりえた。
ワンプレーの怖さがでました。
逆転されると逆に先攻の方が焦ってしまう。
さあ、ここからどうやって取り戻していこうかと思案に暮れました。
それは、次回!
白獅子杯、イーグルスの戦いは終わりました。
思いのほか早く。
お田植え祭りの獅子追い走で、がんばって神様にいのり、練習日以外にも自主練習に励み、保護者や小学校の先生の声援を受けてあの子達はがんばりました。
なのに勝負は非情ですね。
上三宮さんを相手に3:4で力及ばず負けました。
なぜ、負けたのか?
それには負けるだけの理由がありました。
ですが、試合が終わった直後の丸くなったミーティングで、あいつらの泣き顔を見たとき、
「ああ、すべてが終わったんだな。」と想いがあふれました。
一区切りついた。
われわれイーグルスが県大会の頂(いただき)をみることはなくなった。
負けた理由を反省するよりも、あーこいつらよくやったなと思えて、泣けてきました。
我慢できなかった。
確かにまだまだできることはあったし、防げたミスもエラーもあった。
まだまだ、もっとやれただろうと思う一方で、よくやったなとも思う。
負けて流したあいつらの涙はニセモノではないでしょう。
あいつらはあいつらなりに一生懸命やったと思っている。
そして力及ばす負けた。
真冬の体育館でのシャトルラン。
ハルヤとヨウスケを追い込んだこと。
真夏のくそ暑い日のインターバル。
先頭をきって走るルイ、それを追いかけるユウキ、ユリア、コウノスケ。
遅めの六年生、タケル、ヒロヤにはっぱをかける。
冬の寒い体育館にもかかわらず、大粒の汗。
倒れ込んでしばらく起き上がれない。
そんな光景が思い出されました。
あんだけがんばったのに、届かなかった。
勝たせてやれなかった。
そこにきて、あいつらの本気の涙。
ここは反省するよりも、悔しくて抑えきれない感情に流されてしまおうと思いました。
というか、既に流されていました。
今思うと、あの涙はいい涙でした。
毎年毎年ぐっとくる場面があります。
まだまだたりないかもしれませんが、みんなそれなりにがんばっている。
そして、うまくいったり、いかなかったりする。
そんな中で、いずれ最後はバットを置く、グラブを置く日がやってきます。
一生懸命やって、負けて泣く。
こんなにすがすがしい涙はないでしょう。
めそめそでもなく、じめじめでもなく、やりきった上での涙。
こういう涙はなんぼでも流していい。
こういう涙を知っている人は幸せだとおもいます。
そんな涙を美里イーグルスは流したと思います。
いまはただ泣いていい。
ですが、まだまだ大会は続きます。
泣くまで泣いたら切り替える。
この涙を歓喜の涙にかえてみせましょう。
私は歓喜涙を知っています。
まだまだ今のイーグルスは本当の涙を知りません。
今シーズンも半ばまできました。
あと反シーズン、流しましょう、本当の涙を!
思いのほか早く。
お田植え祭りの獅子追い走で、がんばって神様にいのり、練習日以外にも自主練習に励み、保護者や小学校の先生の声援を受けてあの子達はがんばりました。
なのに勝負は非情ですね。
上三宮さんを相手に3:4で力及ばず負けました。
なぜ、負けたのか?
それには負けるだけの理由がありました。
ですが、試合が終わった直後の丸くなったミーティングで、あいつらの泣き顔を見たとき、
「ああ、すべてが終わったんだな。」と想いがあふれました。
一区切りついた。
われわれイーグルスが県大会の頂(いただき)をみることはなくなった。
負けた理由を反省するよりも、あーこいつらよくやったなと思えて、泣けてきました。
我慢できなかった。
確かにまだまだできることはあったし、防げたミスもエラーもあった。
まだまだ、もっとやれただろうと思う一方で、よくやったなとも思う。
負けて流したあいつらの涙はニセモノではないでしょう。
あいつらはあいつらなりに一生懸命やったと思っている。
そして力及ばす負けた。
真冬の体育館でのシャトルラン。
ハルヤとヨウスケを追い込んだこと。
真夏のくそ暑い日のインターバル。
先頭をきって走るルイ、それを追いかけるユウキ、ユリア、コウノスケ。
遅めの六年生、タケル、ヒロヤにはっぱをかける。
冬の寒い体育館にもかかわらず、大粒の汗。
倒れ込んでしばらく起き上がれない。
そんな光景が思い出されました。
あんだけがんばったのに、届かなかった。
勝たせてやれなかった。
そこにきて、あいつらの本気の涙。
ここは反省するよりも、悔しくて抑えきれない感情に流されてしまおうと思いました。
というか、既に流されていました。
今思うと、あの涙はいい涙でした。
毎年毎年ぐっとくる場面があります。
まだまだたりないかもしれませんが、みんなそれなりにがんばっている。
そして、うまくいったり、いかなかったりする。
そんな中で、いずれ最後はバットを置く、グラブを置く日がやってきます。
一生懸命やって、負けて泣く。
こんなにすがすがしい涙はないでしょう。
めそめそでもなく、じめじめでもなく、やりきった上での涙。
こういう涙はなんぼでも流していい。
こういう涙を知っている人は幸せだとおもいます。
そんな涙を美里イーグルスは流したと思います。
いまはただ泣いていい。
ですが、まだまだ大会は続きます。
泣くまで泣いたら切り替える。
この涙を歓喜の涙にかえてみせましょう。
私は歓喜涙を知っています。
まだまだ今のイーグルスは本当の涙を知りません。
今シーズンも半ばまできました。
あと反シーズン、流しましょう、本当の涙を!
お田植え祭りが昨日開催されました。
暑かった。
そして、獅子追い走、つらかった。
人にも聞かれますが、自分でも思います。
「何で俺、こんなにつらいことやってんだろう。」と。
伊佐須美神社、御社警防。
ここに入るまでにはいろいろありましたが、なぜかいままで続いている。
スポ少と同じ時期にはじめたんで、うすら20年くらいやってます。
なぜ、続けてこれたんでしょう?
それを確信したのが、数年前、息子が車にひかれたときに九死に一生を得た時です。
軽自動車と衝突しながら軽症ですんだ。
あれが、軽自動車の下に入っていたら…
震えが止まりませんでした。
息子の無事を確認して、落ち着いたとき、
「あー、やはり神様はいてくれるんだなあ。ありがとうございます。」と心から思いました。
助かったのは、偶然かもしれません。
でも、なんらかの神がかったものを信じざるを得ませんでした。
多くの人がそれほど熱心な信者ではなく、クリスマスの時はキリスト教徒だったり、トイレの神様や山の神様、野球の神様などいろんな神様を拝んでいます。
誰に言われるまでもなく、グランドに挨拶したり、ゴミをひろったりする行為と同じく、お田植え祭りの獅子追い走をやる。
なにか大きな見返りをもとめるでもなく、ただ家族や大切な人のなにげない日常をお願いする。
ピンチのときに少しでもいいので、守ってくださいと。
毎年毎年がこのお願いを継続してきた結果が、この20年になっています。
息子娘たちに限らず、ばあさん、とうちゃんかあちゃん、奥さん、その他の家族やスポ少の選手、家族、スポ少OBそのほかみんながそれなりに健やかに暮らせているのも、神様のおかげかもしれません。
そう思っていままで続けてこれたんだなあと自分で自分を振り返ってみました。
ただ、昨日は少し高度なお願いをこめて走りました。
白獅子杯、優勝させてくださいと。
もしかしたら、明日イーグルスのみんなの背中を押してくれるかもしれません。
明日、白獅子杯です。
暑かった。
そして、獅子追い走、つらかった。
人にも聞かれますが、自分でも思います。
「何で俺、こんなにつらいことやってんだろう。」と。
伊佐須美神社、御社警防。
ここに入るまでにはいろいろありましたが、なぜかいままで続いている。
スポ少と同じ時期にはじめたんで、うすら20年くらいやってます。
なぜ、続けてこれたんでしょう?
それを確信したのが、数年前、息子が車にひかれたときに九死に一生を得た時です。
軽自動車と衝突しながら軽症ですんだ。
あれが、軽自動車の下に入っていたら…
震えが止まりませんでした。
息子の無事を確認して、落ち着いたとき、
「あー、やはり神様はいてくれるんだなあ。ありがとうございます。」と心から思いました。
助かったのは、偶然かもしれません。
でも、なんらかの神がかったものを信じざるを得ませんでした。
多くの人がそれほど熱心な信者ではなく、クリスマスの時はキリスト教徒だったり、トイレの神様や山の神様、野球の神様などいろんな神様を拝んでいます。
誰に言われるまでもなく、グランドに挨拶したり、ゴミをひろったりする行為と同じく、お田植え祭りの獅子追い走をやる。
なにか大きな見返りをもとめるでもなく、ただ家族や大切な人のなにげない日常をお願いする。
ピンチのときに少しでもいいので、守ってくださいと。
毎年毎年がこのお願いを継続してきた結果が、この20年になっています。
息子娘たちに限らず、ばあさん、とうちゃんかあちゃん、奥さん、その他の家族やスポ少の選手、家族、スポ少OBそのほかみんながそれなりに健やかに暮らせているのも、神様のおかげかもしれません。
そう思っていままで続けてこれたんだなあと自分で自分を振り返ってみました。
ただ、昨日は少し高度なお願いをこめて走りました。
白獅子杯、優勝させてくださいと。
もしかしたら、明日イーグルスのみんなの背中を押してくれるかもしれません。
明日、白獅子杯です。
理論、セオリー、メソッド・・・
世の中にその方法を説くものは数多く存在しています。
ですが、自分の中に落とし込まなければそれは絵に描いた餅。
なんの得にもなりません。
その落とし込むのが難しい。
この年になっても、頭ではわかっているけど、実際にできないということのほうが多い。
しかし、この前、「ああ、こうやってやればいいんだ。」と思った瞬間がありました。
自分の野球の試合でのことです。
ツーストライク、追い込まれるまでは気持ちよく一発狙いのフルスイング。
それこそ、ユリア、ソウゴばりに一回転して倒れそうなほどのスイングです。
しかし、まったくタイミングが合わず、ツーストライクに追い込まれます。
「あー、追い込まれた。ここは、コンパクトなスイングを心掛けて、右ひじをたたんでインサイドアウトでいこう。」
小さなスイングを始動させると今までにない右腕というか右手首の動きの感触がありました。
そしてボールはいままでにない軌道を描いてレフトをこえていく。
あんな打球は打ったことがありませんでした。
ひっぱってるのにきれない。
そんなに強く振ってない、むしろ当てにいってミートを心掛けているのにあそこまで飛ぶ。
そん時「あー、ナリタカズキがいってた、手首の使い方というのはこれか!」と腑に落ちました。
この感覚を忘れないように、何十年ぶりに家にかえって本気の素振りをしました。
妙に覚えてるんですよね。あの手首の軌道、右腕の使い方。
「あー、これ中学の時や高校の時に来てほしかったなぁ。」と思いました。
40過ぎても、進歩はあるんだなと思った瞬間でした。
そして、野球は奥が深いんだなと思いました。
世に数多くあるセオリーや理論、それを自分でどう消化していくか?腑に落とすか?
それはその感覚が自分でわかるまで繰り返すことなんでしょう。
それは練習の中や実戦の中でしか培われないもの。
ずーっとわからなくともやり続けてる限り、そのチャンスはやってくる。
願わくば、中学、高校と現役の時のきてくれるようにアンテナを広げていきましょう。
そして工夫をしていきましょう。
いろんな人がいろんなアドバイスをしてくれます。
これが絶対というものはありません。合わなかったらやらなくていいと思います。
合わないものを続ける時間と労力がもったいない。
ただアドバイスをくれる人には感謝しましょう。厳しいアドバイスも含めてです。
アドバイスの取捨選択。
その判断を自分でしていくようにしましょう。
そしてそれを自分で責任においてやること。「こういわれたから、やったら失敗した。」
それはそれをやった自分の責任にです。人にせいにしない。
では、なぜ自分に合わなかったを考えて、どうすればいいかまで持っていく。
この繰り返しが、腑に落ちるチャンス=自分のものになるチャンスを作ってくれます。
「あーこやれば、こーなるんだ。いい結果につながるんだ。」と未来を創造できること。
野球に限らず、挑戦をし続けることがすべてにつながると思います。
それを今、ソフトボールを通して練習している。
最近、ヨウスケに限らず子供たちが私の真似をしています。
「俺が(今)何をいいたいか?」
キャプテンのコウノスケの集合の合図に、ぼーっと帽子を被ったまま集合してくるやつを前にして私はこういいます。
それを真似している。
いままでは、最初から「集合して時は、帽子をとれ、ボケ」で済ませていましたが、最近は子供たち自身に考えさせています。
そうすると、私が思ってる以上に子どもたちが気づいていることに驚かされます。
少しずつではありますが、自分たちでやろうという気概が見えてきている。
命令形でやらせるよりも、「どうすんだ?どうするべきなんだ?」という投げかけのほうが効くんだなと実感させられます。
周りをみて自分で、もしくは自分たちで考えて行動できるようになってきている。
端っこにぶん投げられているボール。
いままで拾いにいかなかったケンタが拾いにいく、うしろ姿をみる。
「あーこいつもわかってきたんだなぁ。」と、うれしくなります。成長しています。心も体も。
そしてそれが試合でもいい結果につながっている。
いい傾向でしょう。
まだまだ足りませんが、この一歩を大事に積み重ねていくこと。
これが美里イーグルスのスポ少です。
世の中にその方法を説くものは数多く存在しています。
ですが、自分の中に落とし込まなければそれは絵に描いた餅。
なんの得にもなりません。
その落とし込むのが難しい。
この年になっても、頭ではわかっているけど、実際にできないということのほうが多い。
しかし、この前、「ああ、こうやってやればいいんだ。」と思った瞬間がありました。
自分の野球の試合でのことです。
ツーストライク、追い込まれるまでは気持ちよく一発狙いのフルスイング。
それこそ、ユリア、ソウゴばりに一回転して倒れそうなほどのスイングです。
しかし、まったくタイミングが合わず、ツーストライクに追い込まれます。
「あー、追い込まれた。ここは、コンパクトなスイングを心掛けて、右ひじをたたんでインサイドアウトでいこう。」
小さなスイングを始動させると今までにない右腕というか右手首の動きの感触がありました。
そしてボールはいままでにない軌道を描いてレフトをこえていく。
あんな打球は打ったことがありませんでした。
ひっぱってるのにきれない。
そんなに強く振ってない、むしろ当てにいってミートを心掛けているのにあそこまで飛ぶ。
そん時「あー、ナリタカズキがいってた、手首の使い方というのはこれか!」と腑に落ちました。
この感覚を忘れないように、何十年ぶりに家にかえって本気の素振りをしました。
妙に覚えてるんですよね。あの手首の軌道、右腕の使い方。
「あー、これ中学の時や高校の時に来てほしかったなぁ。」と思いました。
40過ぎても、進歩はあるんだなと思った瞬間でした。
そして、野球は奥が深いんだなと思いました。
世に数多くあるセオリーや理論、それを自分でどう消化していくか?腑に落とすか?
それはその感覚が自分でわかるまで繰り返すことなんでしょう。
それは練習の中や実戦の中でしか培われないもの。
ずーっとわからなくともやり続けてる限り、そのチャンスはやってくる。
願わくば、中学、高校と現役の時のきてくれるようにアンテナを広げていきましょう。
そして工夫をしていきましょう。
いろんな人がいろんなアドバイスをしてくれます。
これが絶対というものはありません。合わなかったらやらなくていいと思います。
合わないものを続ける時間と労力がもったいない。
ただアドバイスをくれる人には感謝しましょう。厳しいアドバイスも含めてです。
アドバイスの取捨選択。
その判断を自分でしていくようにしましょう。
そしてそれを自分で責任においてやること。「こういわれたから、やったら失敗した。」
それはそれをやった自分の責任にです。人にせいにしない。
では、なぜ自分に合わなかったを考えて、どうすればいいかまで持っていく。
この繰り返しが、腑に落ちるチャンス=自分のものになるチャンスを作ってくれます。
「あーこやれば、こーなるんだ。いい結果につながるんだ。」と未来を創造できること。
野球に限らず、挑戦をし続けることがすべてにつながると思います。
それを今、ソフトボールを通して練習している。
最近、ヨウスケに限らず子供たちが私の真似をしています。
「俺が(今)何をいいたいか?」
キャプテンのコウノスケの集合の合図に、ぼーっと帽子を被ったまま集合してくるやつを前にして私はこういいます。
それを真似している。
いままでは、最初から「集合して時は、帽子をとれ、ボケ」で済ませていましたが、最近は子供たち自身に考えさせています。
そうすると、私が思ってる以上に子どもたちが気づいていることに驚かされます。
少しずつではありますが、自分たちでやろうという気概が見えてきている。
命令形でやらせるよりも、「どうすんだ?どうするべきなんだ?」という投げかけのほうが効くんだなと実感させられます。
周りをみて自分で、もしくは自分たちで考えて行動できるようになってきている。
端っこにぶん投げられているボール。
いままで拾いにいかなかったケンタが拾いにいく、うしろ姿をみる。
「あーこいつもわかってきたんだなぁ。」と、うれしくなります。成長しています。心も体も。
そしてそれが試合でもいい結果につながっている。
いい傾向でしょう。
まだまだ足りませんが、この一歩を大事に積み重ねていくこと。
これが美里イーグルスのスポ少です。
コンバート。
それは慣れ親しんだポジションを離れて新しいポジションに挑戦すること。
これをやるには、それなりの時間を必要とします。
ですが、今のイーグルス。けが人続出。
当初の予定通りにいかない展開になってます。
背に腹はかえられない。
周りのチームも日々成長していきます。そしてイーグルスの選手たちも成長している。
いままでまかせられなかった場面もまかられるようになってきている。
その中で、現有戦力の中で、ベストなポジションはどこか?
これが難しい。
帯に短し、たすきに長し。
これっていう配置がみつからない。
それでも自チームの選手のコンディション、モチベーションを見ながらベスト、ベターの陣を敷こうと考えます。
ここは監督の特権で決めることができるのですが、一生懸命指導しているコーチ陣の意見も聞いたほうがいい。
思っていることは、やはり似かよっている。
そんでも、ここはこうだからこう思うという意見を出し合いながら、ポジション、打順を決めていく。
ここがみんなのチームです。最終的に決めるのは監督の私ですが、見る角度の違う指導者の意見。
参考になります。
私よりも思い切った決断ができる。それは、コーチ陣も選手一人一人の成長を願い、それをひとつに集約すべく自分なりに考えているからこそです。
そして、白獅子の2週間前にこの時期に、コンバートします。
遅いでしょう。そんなことは百も承知です。
大きな賭けです。大事な大会の二週間前に、いままで慣れ親しんできたポジションを変える。
蓄積されてきた経験もそうですが、実践で身につけた「感みたいなもの」もいったん、ゼロになります。
その上でのコンバート。
この先を見据えてのコンバートです。
ここは「攻めのコンバート」です。
いままでは、ここにこいつを置かないとチームとして機能できなかった。
ルイをファーストにおいていた一番の理由は、ルイがあらゆる送球をとることができるから。
ルイほど捕ることはできませんが、それなりに捕ることができる選手が育ってきました。
強肩で守備範囲の広いルイをほかのポジションで活かすことができる。
控えもしくは準レギュラーの選手が育ってきました。
そして6年生、5年生のレギュラーの地位を脅かす存在になっています。
フルスイングのユリア、絶妙なグラブさばきのケンタ。
まだまだ伸びしろもある若い戦力。
このふたりの成長は大いに私たち指導者を悩ませます。
こいつらには迷いがない。誰を相手にしても、うまくやろうなどという野心もない。
ただ全力をだすのみ。失敗したらなんて考えていない。
その一点において、6年生を上回っています。
だから時として、可能性は低いながらとんでもない結果をひっぱってきます。
そこが魅力でもある。
このふたりの成長が、いまの時点においてコンバートできる環境を作ったといっていいでしょう。
長い間熟成してつくる環境もいいですが、常に変化の中に身を置くこともいい。
どちらかというと後者のほうが、その人のためになると思います。この先の将来を見据えても。
このコンバートが上手くいくかどうかは、白獅子の結果次第でしょう。
誰しもある不安。そこを乗り越えて、迷いなく自分のプレーがだせるかどうか?
その準備をちゃくちゃくと進めることができるかどうか?
さぁ、今週末運命の白獅子です。
それは慣れ親しんだポジションを離れて新しいポジションに挑戦すること。
これをやるには、それなりの時間を必要とします。
ですが、今のイーグルス。けが人続出。
当初の予定通りにいかない展開になってます。
背に腹はかえられない。
周りのチームも日々成長していきます。そしてイーグルスの選手たちも成長している。
いままでまかせられなかった場面もまかられるようになってきている。
その中で、現有戦力の中で、ベストなポジションはどこか?
これが難しい。
帯に短し、たすきに長し。
これっていう配置がみつからない。
それでも自チームの選手のコンディション、モチベーションを見ながらベスト、ベターの陣を敷こうと考えます。
ここは監督の特権で決めることができるのですが、一生懸命指導しているコーチ陣の意見も聞いたほうがいい。
思っていることは、やはり似かよっている。
そんでも、ここはこうだからこう思うという意見を出し合いながら、ポジション、打順を決めていく。
ここがみんなのチームです。最終的に決めるのは監督の私ですが、見る角度の違う指導者の意見。
参考になります。
私よりも思い切った決断ができる。それは、コーチ陣も選手一人一人の成長を願い、それをひとつに集約すべく自分なりに考えているからこそです。
そして、白獅子の2週間前にこの時期に、コンバートします。
遅いでしょう。そんなことは百も承知です。
大きな賭けです。大事な大会の二週間前に、いままで慣れ親しんできたポジションを変える。
蓄積されてきた経験もそうですが、実践で身につけた「感みたいなもの」もいったん、ゼロになります。
その上でのコンバート。
この先を見据えてのコンバートです。
ここは「攻めのコンバート」です。
いままでは、ここにこいつを置かないとチームとして機能できなかった。
ルイをファーストにおいていた一番の理由は、ルイがあらゆる送球をとることができるから。
ルイほど捕ることはできませんが、それなりに捕ることができる選手が育ってきました。
強肩で守備範囲の広いルイをほかのポジションで活かすことができる。
控えもしくは準レギュラーの選手が育ってきました。
そして6年生、5年生のレギュラーの地位を脅かす存在になっています。
フルスイングのユリア、絶妙なグラブさばきのケンタ。
まだまだ伸びしろもある若い戦力。
このふたりの成長は大いに私たち指導者を悩ませます。
こいつらには迷いがない。誰を相手にしても、うまくやろうなどという野心もない。
ただ全力をだすのみ。失敗したらなんて考えていない。
その一点において、6年生を上回っています。
だから時として、可能性は低いながらとんでもない結果をひっぱってきます。
そこが魅力でもある。
このふたりの成長が、いまの時点においてコンバートできる環境を作ったといっていいでしょう。
長い間熟成してつくる環境もいいですが、常に変化の中に身を置くこともいい。
どちらかというと後者のほうが、その人のためになると思います。この先の将来を見据えても。
このコンバートが上手くいくかどうかは、白獅子の結果次第でしょう。
誰しもある不安。そこを乗り越えて、迷いなく自分のプレーがだせるかどうか?
その準備をちゃくちゃくと進めることができるかどうか?
さぁ、今週末運命の白獅子です。
ここ最近の負け方、パターン化してます。
押さえなくてはいけないところ、大事なところで、エラー、ミス、ファーボール。
打たなくては打てず、バントを決めなくてはいけないところで、決められない。
勝利の女神が、微笑んでくれそうなところで、自分からこける。
まあ、負けるときとはえてしてそういうものですが、そのやられ方が無様です。
私は、最善の準備をして、自分の限界にチャレンジした上でのミス、エラーは仕方ないと思います。
その一生懸命を避難してはいけないし、伸びないと思います。
ただ、その反対は許されない。
何も考えない無策、相手に圧倒されてからの逃げ、状況を理解できないパニクり、事前のアウトカウント、ランナー、点差、太陽、風などの状況を把握してないことによるミス。
これらは、最善の準備をしたとは言えません。
そこは厳しく非難されるべきです。
重大なミスをしたんだと印象づける。
その上でどうしてそういうふうにミスをしたかを振り替える。
その、どうしてがわからないとまた同じミスを繰り返します。
ここがその人に、そのチームに積み重なっていくもの、成長のたねだと思います。
そのミスの原因をつぶしていく。
小さいミスは大きなミスを呼んできます。
まず、ハルヤが試合をつくること。
試合をつくるとは、ファーボールをなるべくださないこと。
その上で、うたせてとる。
上位打線で勝負した上でのファーボールは仕方ない。たけど、下位打線には、ファーボールあたえない。
など、ハルヤをはじめ投手陣に要求すべきことは多いです。
まず、ピッチャーがしっかりしないとイーグルスに未来はありません。
そして、そのピッチャーが精魂込めて打たせたボールを野手がしかるべくさばく。
ここ最近は、厳しいボールがさばけていません。特に、サードタケル、ライトヨウスケ、セカンドコウノスケ、六年生が機能していない。
しかも、そのミスの原因がさがったりする消極的で、準備不足の待ちだったりします。ボールがそいつらに飛んだ瞬間に
「あー、こいつ、やらかすな。」とわかってしまう。車に飛び出してきた猫のように、反応してないんです。
一瞬ですが、迷い、焦りで体が動いていない。
そこにきて、あきらめの早さからくる怠慢な走塁など、最後までチャレンジしていくことが徹底されていません。
これでは、勝てる試合も勝てません。
六年生ほどそれが多い。いちばん長くやってきて、慣れがあだになってます。
下級生のほうががむしゃらにやっている。
結果をだしている。
あたりまえのことをあたりまえにやることの難しさ。
六年生はもういちど初心にかえって、一生懸命にボールを追っていたあの頃にかえってプレーにのぞむべきです。
それに気づかないと、くそおもしろくもない試合をスカスカに重ねていくことになるでしょう。
まあ、気づかせるのは我々大人の仕事なんですがね。
明日からまたがんばりましょう!
押さえなくてはいけないところ、大事なところで、エラー、ミス、ファーボール。
打たなくては打てず、バントを決めなくてはいけないところで、決められない。
勝利の女神が、微笑んでくれそうなところで、自分からこける。
まあ、負けるときとはえてしてそういうものですが、そのやられ方が無様です。
私は、最善の準備をして、自分の限界にチャレンジした上でのミス、エラーは仕方ないと思います。
その一生懸命を避難してはいけないし、伸びないと思います。
ただ、その反対は許されない。
何も考えない無策、相手に圧倒されてからの逃げ、状況を理解できないパニクり、事前のアウトカウント、ランナー、点差、太陽、風などの状況を把握してないことによるミス。
これらは、最善の準備をしたとは言えません。
そこは厳しく非難されるべきです。
重大なミスをしたんだと印象づける。
その上でどうしてそういうふうにミスをしたかを振り替える。
その、どうしてがわからないとまた同じミスを繰り返します。
ここがその人に、そのチームに積み重なっていくもの、成長のたねだと思います。
そのミスの原因をつぶしていく。
小さいミスは大きなミスを呼んできます。
まず、ハルヤが試合をつくること。
試合をつくるとは、ファーボールをなるべくださないこと。
その上で、うたせてとる。
上位打線で勝負した上でのファーボールは仕方ない。たけど、下位打線には、ファーボールあたえない。
など、ハルヤをはじめ投手陣に要求すべきことは多いです。
まず、ピッチャーがしっかりしないとイーグルスに未来はありません。
そして、そのピッチャーが精魂込めて打たせたボールを野手がしかるべくさばく。
ここ最近は、厳しいボールがさばけていません。特に、サードタケル、ライトヨウスケ、セカンドコウノスケ、六年生が機能していない。
しかも、そのミスの原因がさがったりする消極的で、準備不足の待ちだったりします。ボールがそいつらに飛んだ瞬間に
「あー、こいつ、やらかすな。」とわかってしまう。車に飛び出してきた猫のように、反応してないんです。
一瞬ですが、迷い、焦りで体が動いていない。
そこにきて、あきらめの早さからくる怠慢な走塁など、最後までチャレンジしていくことが徹底されていません。
これでは、勝てる試合も勝てません。
六年生ほどそれが多い。いちばん長くやってきて、慣れがあだになってます。
下級生のほうががむしゃらにやっている。
結果をだしている。
あたりまえのことをあたりまえにやることの難しさ。
六年生はもういちど初心にかえって、一生懸命にボールを追っていたあの頃にかえってプレーにのぞむべきです。
それに気づかないと、くそおもしろくもない試合をスカスカに重ねていくことになるでしょう。
まあ、気づかせるのは我々大人の仕事なんですがね。
明日からまたがんばりましょう!
今日は、このくそ暑い中練習試合です。下郷Jrさんのホームグランド、旭田小学校にお邪魔しています。
私は、都合によりいけませんが、この暑さにぐったりやられているであろう、ハルヤとその他を想像しています。
今日帰ったら、どんな試合運びだったか聞いてみたいと思います。
さて、ひめさゆり大会の後にも練習試合、本郷せともの杯と試合が続きました。
そして、今週、来週と練習試合をへて、いよいよ白獅子です。
ラーメン屋さんのこうらくえんでも幸楽苑カップと銘打ってあるのでポスターがでかでかとはってあります。
その中に、昨年出場の本郷さんのエースも。
いっさくねんは、イーグルスのマナヤものってました。
ソフトボールをやる県内の小学生にとっての甲子園。それが白獅子です。
その71回戦、イーグルスは上三宮さんとあたります。
昨年の新人戦では、ユリアとレンを助っ人として送り出したチームでもあります。
会津トップクラスのスピードをもつエースで四番を中心としたチーム。
個々の力では勝てません。
ここは総合力でいくしかない。
毎回打てるとは限らない不確かな打線、安定しない守備、スキを突かない走塁。
あげたらきりがない課題が満載です。
さて、どこから手を付けていいものか?
いきなりレベルの高いものは無理でしょうから、自信をつけさせるためにも小さいステップから。
ですが、どうあっても、選手に無理を強いるときが来ます。
厳しいことをいい、厳しい要求をする時がくる。
その時、心が折れてしまうか、折れないか?
その大きな壁を自分のちからで、仲間を助け合って自分たちのちからで乗り切ってほしいと思います。
私たちはそれを待っています。
さぁ暑い中がんばれ。
私は、都合によりいけませんが、この暑さにぐったりやられているであろう、ハルヤとその他を想像しています。
今日帰ったら、どんな試合運びだったか聞いてみたいと思います。
さて、ひめさゆり大会の後にも練習試合、本郷せともの杯と試合が続きました。
そして、今週、来週と練習試合をへて、いよいよ白獅子です。
ラーメン屋さんのこうらくえんでも幸楽苑カップと銘打ってあるのでポスターがでかでかとはってあります。
その中に、昨年出場の本郷さんのエースも。
いっさくねんは、イーグルスのマナヤものってました。
ソフトボールをやる県内の小学生にとっての甲子園。それが白獅子です。
その71回戦、イーグルスは上三宮さんとあたります。
昨年の新人戦では、ユリアとレンを助っ人として送り出したチームでもあります。
会津トップクラスのスピードをもつエースで四番を中心としたチーム。
個々の力では勝てません。
ここは総合力でいくしかない。
毎回打てるとは限らない不確かな打線、安定しない守備、スキを突かない走塁。
あげたらきりがない課題が満載です。
さて、どこから手を付けていいものか?
いきなりレベルの高いものは無理でしょうから、自信をつけさせるためにも小さいステップから。
ですが、どうあっても、選手に無理を強いるときが来ます。
厳しいことをいい、厳しい要求をする時がくる。
その時、心が折れてしまうか、折れないか?
その大きな壁を自分のちからで、仲間を助け合って自分たちのちからで乗り切ってほしいと思います。
私たちはそれを待っています。
さぁ暑い中がんばれ。
さぁ始まりました6月の毎週大会。
その口火を切るのが、熱塩加納のひめさゆり大会。
その昔、旭スポ少健在のころ、どうしてもこの大会に呼んで欲しくて直談判した記憶があります。
それだけ、春先の段階での大きな大会。
しかし、近年のスポーツ少年団の減少の影響でしょうか?
参加チームは10チームでした。
チャンスですよ、これは。3回勝てば優勝が見えてくる。
イーグルスの選手たちに大きな自信をつけるチャンスになるかもしれない。
1回戦は、同じ美里の新鶴さんです。
この前の練習試合で引き分けています。5年生エースが君臨するバッテリーを中心としたチーム。
手の内はお互いにしっていますので、先手をとって有利に進めつつ、あとは大きなミスをやるかやらないか、ここが勝ちにつながります。
ここ最近のイーグルスは先攻が大好きです。
まぁこの辺りは好きにやらせていますので、先攻で先に勢いに乗ろうという意図を買いましょう。
ヨウスケあたりがただ早く打ちたいだけなのかもしれませんが、やたら「先攻」を押してきます。
初回、四球と相手のミスでノーアウト満塁で4番ハルヤ。
右打ちのうまさ、ミートをかって4番に据えました。ピッチャーであり、打の主役になって、チームに勢いを挙げて欲しいという意図がありましたが、とうの本人はプレッシャーしか感じないようです。
4番という名前にびびっている。
いつものようにやれば、いいバッターになれるのに、4番になったとたん平常心でいられない。
追いこまれて、アウトコースを見逃し三振。
この辺りの弱さを克服してほしいと思います。
ノーアウト満塁で得点できないとやばいです。
だいたい負けるでしょう。この後にどうつなげるか?
バッターはタケルです。
インサイドアウトの打撃をなんとかものにしようとする努力は認めます。
後はそれを本番で実践できるかどうか?
いつもは引っ掛けてサードごろあたりで終わるのですが、1、2塁間にゴロ。
相手のミスにも助けられて、先制点をもぎ取ります。
ここで打てなかったらやばかった。波にのることはできなかったでしょう。
そんな苦しい中、追い込まれながら引き付けて右に打つ。
意識をもってやり続けた結果だと思います。
頭で理解し、実際にとっさに反応できる。それでこそモノにしたといえるでしょう。
初回にながれをつくったイーグルス。
4-1で新鶴さんに勝利しました。
次の相手は湯川男子さん、総体会津予選の覇者です。
どこまでイーグルスが通じるか?挑戦していくだけでしたが・・・
こてんぱんにやられました。
確かに湯川さんは強い。強いのがわかっているうえで挑戦していく強さがありませんでした。
初回表、1、2番を打ち取り、あっという間に二死にしますが、ここからファーボール。
そして、やばい大柄なバッターの時に、イーグルスエース ハルヤの気持ちは「逃げの一手」しかありませんでした。
「はやく終わりたい、はやく逃げたい。」この一心。
アウトコースしか投げれず、球も浮く。プルプル震えて、ヘビににらまれたカエル状態。
それが続く。悪いなら悪いながらも少しずつ修正していく能力が必要です。
ここがハルヤ、できていなかった。
マウンドでは自分一人でなんとかするしかない。
打たれても、「俺のせいじゃねやい。相手が上手かったんだ。」とか身勝手さが必要です。
打っても、はなから打てるわけないと思って打席にたっている。
ビビりまくりなのがわかります。
案の定、そんな精神状態では打てるはずもありません。ハルヤ、タケル、6年生の主軸が戦意喪失。
後は野となれ山となれ。0-7で負けました。
むしろ、4年生のユリア、ケンタのほうが立ち向かっている。
相手が強かろうと、どうだろうと全力を出し切ることに集中している。
こういうチャレンジ精神の塊のほうが相手にとって怖さがある。
ふっきれている怖さ。怖さは強さです。
どうせ相手のほうが強いに決まっているならば、どこまで通用するか、全力を出すほうに舵を切ってほしい。
倒れるならば後ろ向きではなく、前向きに、前のめりで倒れる。
そうなれば相手をつかめるかもしれない。チャンスが生まれるかもしれない。
わずかな可能性を見出せるように、前向きでいくことを確認して今後にのぞみます。
その口火を切るのが、熱塩加納のひめさゆり大会。
その昔、旭スポ少健在のころ、どうしてもこの大会に呼んで欲しくて直談判した記憶があります。
それだけ、春先の段階での大きな大会。
しかし、近年のスポーツ少年団の減少の影響でしょうか?
参加チームは10チームでした。
チャンスですよ、これは。3回勝てば優勝が見えてくる。
イーグルスの選手たちに大きな自信をつけるチャンスになるかもしれない。
1回戦は、同じ美里の新鶴さんです。
この前の練習試合で引き分けています。5年生エースが君臨するバッテリーを中心としたチーム。
手の内はお互いにしっていますので、先手をとって有利に進めつつ、あとは大きなミスをやるかやらないか、ここが勝ちにつながります。
ここ最近のイーグルスは先攻が大好きです。
まぁこの辺りは好きにやらせていますので、先攻で先に勢いに乗ろうという意図を買いましょう。
ヨウスケあたりがただ早く打ちたいだけなのかもしれませんが、やたら「先攻」を押してきます。
初回、四球と相手のミスでノーアウト満塁で4番ハルヤ。
右打ちのうまさ、ミートをかって4番に据えました。ピッチャーであり、打の主役になって、チームに勢いを挙げて欲しいという意図がありましたが、とうの本人はプレッシャーしか感じないようです。
4番という名前にびびっている。
いつものようにやれば、いいバッターになれるのに、4番になったとたん平常心でいられない。
追いこまれて、アウトコースを見逃し三振。
この辺りの弱さを克服してほしいと思います。
ノーアウト満塁で得点できないとやばいです。
だいたい負けるでしょう。この後にどうつなげるか?
バッターはタケルです。
インサイドアウトの打撃をなんとかものにしようとする努力は認めます。
後はそれを本番で実践できるかどうか?
いつもは引っ掛けてサードごろあたりで終わるのですが、1、2塁間にゴロ。
相手のミスにも助けられて、先制点をもぎ取ります。
ここで打てなかったらやばかった。波にのることはできなかったでしょう。
そんな苦しい中、追い込まれながら引き付けて右に打つ。
意識をもってやり続けた結果だと思います。
頭で理解し、実際にとっさに反応できる。それでこそモノにしたといえるでしょう。
初回にながれをつくったイーグルス。
4-1で新鶴さんに勝利しました。
次の相手は湯川男子さん、総体会津予選の覇者です。
どこまでイーグルスが通じるか?挑戦していくだけでしたが・・・
こてんぱんにやられました。
確かに湯川さんは強い。強いのがわかっているうえで挑戦していく強さがありませんでした。
初回表、1、2番を打ち取り、あっという間に二死にしますが、ここからファーボール。
そして、やばい大柄なバッターの時に、イーグルスエース ハルヤの気持ちは「逃げの一手」しかありませんでした。
「はやく終わりたい、はやく逃げたい。」この一心。
アウトコースしか投げれず、球も浮く。プルプル震えて、ヘビににらまれたカエル状態。
それが続く。悪いなら悪いながらも少しずつ修正していく能力が必要です。
ここがハルヤ、できていなかった。
マウンドでは自分一人でなんとかするしかない。
打たれても、「俺のせいじゃねやい。相手が上手かったんだ。」とか身勝手さが必要です。
打っても、はなから打てるわけないと思って打席にたっている。
ビビりまくりなのがわかります。
案の定、そんな精神状態では打てるはずもありません。ハルヤ、タケル、6年生の主軸が戦意喪失。
後は野となれ山となれ。0-7で負けました。
むしろ、4年生のユリア、ケンタのほうが立ち向かっている。
相手が強かろうと、どうだろうと全力を出し切ることに集中している。
こういうチャレンジ精神の塊のほうが相手にとって怖さがある。
ふっきれている怖さ。怖さは強さです。
どうせ相手のほうが強いに決まっているならば、どこまで通用するか、全力を出すほうに舵を切ってほしい。
倒れるならば後ろ向きではなく、前向きに、前のめりで倒れる。
そうなれば相手をつかめるかもしれない。チャンスが生まれるかもしれない。
わずかな可能性を見出せるように、前向きでいくことを確認して今後にのぞみます。
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