時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
昨日の練習でのヒトコマ。
それまで、ノックをしてても捕れないボールが来ると
「そんなのとれねぇよ!ムリー!」とか、他の人がエラーをすると「イエーイ!へたくそ!」とかいってた奴がいましたが、昨日の彼は少し違いました。
ノックで捕れないようなボールがきても、一生懸命に黙々と追いかける。
さらには、他の選手がはずしたボールのカバーにまで入る。
まだまだ憎まれ口をきいていて、信頼されるところまでは遠いですが、彼なりにがんばっている様子が見て取れました。
(おっ!いつもは文句をたれるのに今日は一生懸命に走っている。野球のおもしろさに目覚めたか?)
そこを評価して、「さっきのカバーはよかったぞ!今までしたこともなかったのに」と褒めると、もっと一生懸命にやろうとする。
この当たりがまだ素直で助かります。
最近彼はフライの捕球やゴロの裁き方、バッティングのフォームなど自分なりに工夫しています。
口も態度もまだまだ悪いですが、モチベーションは高い。
ここ最近プレーも上手くなってきています。
それが彼に自信や面白さを与えれくれていると思います。
それを見て他の選手も一生懸命にやろうとする。
いい相乗効果です。
こういうところから信頼が積み重なっていく。
苦しい練習や逆境を一緒に潜り抜けた者同士が友になり、親友になっていく。
野球やソフトのプレー自体も大事かもしれませんが、こういうところも人と人の関係を築く上で大事だと思います。
スポーツはそういう状況を作るのにもってこいです。特に野球は。
選手のこころの成長も野球、ソフトを通して見守っていこうと思います。
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