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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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昨日の練習のヒトコマ。
低学年の基礎練習とルール理解を兼ねてティーボールをやりました。
昔はこういう場に大人はいませんでしたが、コーチとして大人がはいることにより、いい面とそうでない面があるなと気づきました。

いい面は、大人がはいることによって安全面に配慮できること。
危ないことをある程度予想できるので、事前にそれを避けれます。
バットをふる範囲を予想して、これ以上入っていけない線をひく。
そこに立っていたら危ない場面でも、その前にどかせる。
それと大人がアウトセーフのジャッジをするので、子供同士でいい争いが起こりにくくなる。
ある程度の秩序がもたらされます。

そうでない面は、いい面で言いましたが、大人が入ることで徹底した議論の芽が摘み取られることです。
大人がいないほうが、子供同士ああでもない、こうでもない、といい争う。
そういう中からお互いの妥協点をみつけるような方法を学んでいくと思うんです。
大人が仲介するからそれがない。
もし、どっちかが切れてケンカになったとしても、それはそれでいいと思うんです。
無秩序から自分たちでルールをつくっていく。
人間関係の勉強にもなります。
昔は遊びに付き合ってくれる大人なんていなかったので、子どもたちだけで決めたものです。
微妙な判定はじゃんけんとか、独自のルールをみんなできめる。
本来はこうあるべきかもしれません。

効率よく安全にやろうとすることは帰って遠回りか?
無秩序でも子どもたちだけで起こす化学反応を見守る。
本当に危ないときだけ、助ける。
このほうが、精神的に子どもは育つのかもしれません。

安全面に配慮しながら、子どもたちだけでやらせてみようと思います。
ただこれには、時間がかかるし、無駄も多いし、我慢がいるんですよね。
助けるほうが簡単。
見守るほうが困難。
ちょっと実験してみようと思います。
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