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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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少ない人数でレベルの異なる集団を指導することには限界があります。

そこで私は考えました。
子供に子供を指導させるしかない。

6年生に4年生以下を指導させる方法を思いつきました。
4年生以下から見れば、6年生は同じ小学生とはいえ、上級生です。
野球の技術で言えば何枚も上。
問題は6年生が安全管理をしながら、指導できるかできないかです。
もともとキャプテン、副キャプテンクラスはリーダーシップがあるのでそんなに問題はありませんでした。
下のやつらも「この人のいうことは聞いていたほうがいい。」となんとなくわかっている。
言葉にも重みがあります。

しかし、中にはなめられている6年生もいる。また言うことを聞かないくせのある下級生が多いのも事実。
集団の中の1名なので、その集団に認められなければならない。
これは、難しいですが、将来働くときに、下のやつらをまとめる機会もあるでしょう。
その練習の機会だと思って、6年生全員にやらせてみました。

やらせた6年生から
「あいつらぜんぜん言うこと聞きません。」
「俺がこうやれってっていってるのに、ぜんぜんやりません。」

だいたいこういう訴えになることは見えていました。言うことを聞かない。第1段階。
では、それをどうやっていうことを聞かせるか、考えて実行する。第2段階。
指導する集団がたのしいと感じてやる気をださせるようにする。第3段階。

人によっていろんなやり方があります。
「言ううこと気かねぇと、ぶっとばすぞ!(本当に殴るつもりはないけど、おどしで)」
恐怖によって押さえつけるやりかたとか。
目で威圧するとか。

一人では厳しいので、剛柔セットの二人組のローテーションで下級生集団にあたらせることも試してみました。
こういう年功序列の縦の関係、ほんと今はなくなってきている。
必要性が薄れているから無くなってきているのかもしれませんが、体育会系の私としては、そういう縦の規律はある程度あったほうがいいと思います。

ただ人は、その集団が気持ちよく、動きやすいように指示してくれる者の支持を聞きやすいと思います。ルールをシンプルに的確に提示する。これだけでも違う。
ただ小学生にそこまでを求めるのは酷かもしれません。
できるにしろ、できないにしろ「人を使う!」ことは体験していて損はない。
あーむいてないな、あーむいてるなと思えるだけでもいい経験です。
もう一歩進んで、第2段階のどうしたら言うことを聞いてくれようになるかまで考えてくれたら
最高です。
これも練習の一環。

おかげで、他のレギュラー組の練習に専念できます。
今後もこういう体制はしばらく続くでしょう。
安全管理に気をつけながら、練習していきたいと思います。
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