時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
さて、3回戦、猪苗代メッツさん戦です。
メッツさんには去年もダイト、ヒカリを擁して負けている相手。
昨年からのエースが一段と凄みをましています。特にライズ気味に入ってくる高めの威力抜群です。それは喜多方タクシー杯でも経験済みです。20点以上の大差をつけれての大敗。
しかし、こちらも簡単には負けられません。
速球対策、バント対策などそれなりの練習はしてきました。
試合前の私の見立てでは、相手のほうが上ですが勝機はあります。先制してこちらのペースにしてしまうこと。
キャノン砲とかビーム砲とかそんな破壊力はありませんが、今の段階のイーグルス豆鉄砲打線がどこまでメッツさんに通じるか?ここに勝負がかかってきます。
試合前、キャプテンのタカヤに質問されました。
「監督、先攻、後攻、どっちをとったらいいですか?」
おそらくタカヤの中では後攻と決めていたのだと思います。
先手を取って、余裕のある有利な展開にする。終盤になってリードしていると心理的に有利な後攻をとる。こちらがあせる前に、相手にあせってもらう作戦です。
「後攻。」私とタカヤの思惑は一致していたと思います。
初回の表の守り。そういってるそばから相手に先制されます。
原因は、消極的な守備。
三遊間のサード。盗塁のベースカバーのセカンドの位置。
ちいさいほころびですが、強いチーム、ぎりぎりの展開ではここは見逃してくれません。
三遊間、ややサードよりのゴロ、ショートは逆シングルキャッチになるので、ファースト送球が遅れます。
よって、捕球して進行方向に投げるサードのほうが断然早い。
ここで消極的になってしまったサード。
マナヤが追いついて大遠投しますが、1番バッターなので足が速い。セーフ。
この原因を考えるに、最近ショートマナヤの守備力があがったことによって、ショートに任せることが多くなってきました。ショートの守備範囲が広くなると、自然とサードの守備範囲が狭くなる。マナヤもそれによく答えていますが、ここは無理をさせすぎました。
最近の試合の守備体系を見て、マナヤが三遊間によりすぎかなぁと思っていましたが、これもマナヤの考えなんだろうし、それでうまくいっているのでいいかと見過ごしてきました。
ですが、このままでは今後こういうリスクがあることがわかりました。
サードが取れるところはサードが処理をするほうが「速い」。
サードの守備範囲を広くして、マナヤをセンターよりの守備位置にしようと思います。
もちろん、相手の打撃力や現場の二人の判断を尊重しながらですが。
この後にもう2回同じことが起きます。そして1回はまた同じようにショートが処理しますが、その次はようやくわかってきたらしい。
積極的な守備でアウトをとりました。この守備を徹底させるべきでした。
まだまだ気づかず、試合になって初めて気づく課題も多い。勉強させられます。
試合にもどります。
またもや先頭バッターを出してしまった。
どうも調子にのりきれません。ピッチャーも討ち取った当たりなのにアウトにできない心理的ダメージを追いました。
すかさず盗塁してきます。キャッチャータカヤの好送球でしたが、セカンドベースカバーに入り方が後ろ過ぎる。タイミングはアウトでしたが、この少しのロスのためにセーフ。
ベースの入り方の練習なんてしていません。そいつの感性に任せている。だいたいマナヤが入ることが多い。
ここでも経験の差が出てしまった。セカンドのユウトに限らず、内野手全員にベースの入り方を教えておくべきでした。ここでもまた新たな課題が、大事なところで表面化していく。
ここでも聞こえてきます。
ミスがミスを生む「敗北の連鎖の音」。
チーム全体に動揺が伝染していく。エラーの確率が急上昇します。あと1、2個のエラーが連出すればいっきに崩れてしまう流れ。この拮抗を取れなければどんなに強いチームも敗れてしまう。この大会、強いといわれたチーム同士の戦いが多かったですが、勝負どころをとれなかったチームが勝ち進めなかった。
せめてあの先頭バッターを討ち取っていればなぁ・・・いくら嘆いてみても、時間は戻りません。できれば0で、できなくても最低限の得点に抑えて、ここを踏ん張らなくてはいけない。
結果1点で最少得点ですみましたが、限りなく大きい1点。やばいなぁと思いますが、無理やり切り替えて、どうやって取り返すかに専念します。
まずは塁にでること。こんなにもいいピッチャーを相手に回して作戦もくそもありません。
若いアウトカウントでいかにして塁にでるか?
ノーアウト、もしくはワンアウトで3塁に持っていければノーヒットでも得点出る形を作れるか?
ここは選手たちを信じるしかありません。
豆鉄砲打線はよく相手エースのついていきますが、捕らえるところまでいきません。
まともに打てるのは、タカヤ、マナヤくらいか?その他は当てることに精一杯。
大して練習もしていないバントするよりも打たせたほうがいいと判断して、無策で打たせます。
打順のめぐり合わせも悪い。
タカヤ、マナヤの前にランナーがいません。
いいところでいいバッターに回ってこない。いわゆる、めぐりあわせってやつです。
それがイーグルスに回ってこない。
逆にメッツさんは回ってくる。アウトを取れるところでとりきれない分、小さなミスで出塁させているイーグルス。こういうところにそのツケが回ってきてしまう。悪い展開です。
しかもツーアウトから、ここでヒットがほしいという場面できっちり打つことのできる勝負強さ。脱帽です。要所で効果的な攻撃。どんどん背中が遠くに見えていきます。
離されてはいけないの離されていく。ここがチームの総合力の差なんでしょうか。
まだメッツさんには手が届かない。届く展開にできなかったイーグルスの未熟さ。
先行されると、動揺し、知らず知らずに焦りが生まれます。余裕がなくなると実力を出し切れなくなる。いい当たりがとたんに相手の守備の正面をつくようになる悪循環。
打開策は相手のミス待ちか、選手のやる気、根性にかけるしかありません。
そこを根気強く待つしかない。
この試合の唯一の反撃は、1番ユウト、2番マナヤ、3番タカヤの主砲三連斉謝。豆鉄砲打線も負けていないことを確認させてくれましたが、時既に遅し。
この満塁の機も活かせませんでした。とったのは1点のみ。とられたのは5点。
先制、中おし、ダメ押しと効果的にイーグルスの士気をそいでいくとり方。
勝機が見えない戦いでした。先制されたときから正直、勝てる気がしませんでしたが、なんとかそれを打ち払って望みをつないでいたと言っていい。
なんといっても好投手のチームに対して先制点を与えてはいけないという鉄則をはなから踏み外した。
攻め込まれながらも、スコアレスで終盤に持ち込み、緊張した中での拮抗の場面を取る。
これ以外に格上に勝つ方法はありません。
矛を繰り出す前に、盾を壊されてしまった。
初回を守りきる安定性、確実性がほしい。そのためには、ピッチャーの制球力、チーム全体のこまかいところまで行き届いた守備力は欠かせません。
それができなかったイーグルスはかくして敗北しました。
試合後、タカヤが泣いていました。本気で全国を目指していた。
メッツのあのピッチャーの球を全打席捕らえていたのはタカヤだけです。
マナヤ、ユウトも捕らえましたがまだ確実ではない。
逆に言えば、タカヤしか打てる奴がイーグルスにはいなかったといいこと。自分は負けていないににチームが負けてしまう。兄貴のいった全国。
その夢は潰える・・・。
試合後の丸くなってのミーティング。みんなの潤んだ真剣なまなざし。
やばい、私も涙をもらってしまいそうになりましたがぐっとこらえる。
私はどちらかというと、やりきれなかった悔しさのほうが勝っている。
こんなところで泣いてられません。
なぜなら俺らは全力をまだ出し切っていない。やりきっていない。力を出し切れないのも実力のうちです。まだまだそこまでってこと。
タカヤの本気の涙にチーム内でも心を動かされた者もいました。ヒカルも目をはらしている。
この涙は悔し涙。自分たちの実力のなさを思い知った涙。強者との今の時点で差を思い知った涙です。
しかし、全員ではない。この涙の意味をわかっているものと、そうでないものもいる。
完全に負けているので、仕方なかったと思うもの。
勝ちたいという思いが薄いもの。
まだチーム全体として、やりきって勝ち上がる気概が満ちていないのがわかります。
それでいいと思います。人の想いは千差万別で強要することはできません。
全員が熱血になる必要はない。冷めているやつもいていい。
ただ強要はしませんが、チーム全体で勝ちたいとひとつになった時。
全員が出し切った時、勝つにしろ、負けるにしろ、本当の涙が流せると思います。
次の白獅子杯まであと2か月。
いきなりホームランを量産できる筋力が付くわけでもなく、ピッチャーも100キロ出せるようになるわけでもない。
何を変えていくか?やはり意識しかない。取り組み方。待ち方。いろんな場面での心の持ち方。
自分たちが確実にできることを増やしていく。ベースの入り方、あいまいな守備範囲の確認、その他今できる細かいことを積みかさねていくしかない。
上に行けば行くほどそういう細かいところができるチームが勝ち残る。
拮抗した場面ではその少し、ミリ単位の差で一気に試合が動きます。
イーグルスはそれができるチームだと信じています。
負けてもただでは起き上がれません。やられればやられた分だけ強くなって復活します。
いろんな強いチームと戦ってその実力を試してみたい。
そして最後にはその頂上に立ってみたい。
さぁまた練習、練習の日々です。
メッツさんには去年もダイト、ヒカリを擁して負けている相手。
昨年からのエースが一段と凄みをましています。特にライズ気味に入ってくる高めの威力抜群です。それは喜多方タクシー杯でも経験済みです。20点以上の大差をつけれての大敗。
しかし、こちらも簡単には負けられません。
速球対策、バント対策などそれなりの練習はしてきました。
試合前の私の見立てでは、相手のほうが上ですが勝機はあります。先制してこちらのペースにしてしまうこと。
キャノン砲とかビーム砲とかそんな破壊力はありませんが、今の段階のイーグルス豆鉄砲打線がどこまでメッツさんに通じるか?ここに勝負がかかってきます。
試合前、キャプテンのタカヤに質問されました。
「監督、先攻、後攻、どっちをとったらいいですか?」
おそらくタカヤの中では後攻と決めていたのだと思います。
先手を取って、余裕のある有利な展開にする。終盤になってリードしていると心理的に有利な後攻をとる。こちらがあせる前に、相手にあせってもらう作戦です。
「後攻。」私とタカヤの思惑は一致していたと思います。
初回の表の守り。そういってるそばから相手に先制されます。
原因は、消極的な守備。
三遊間のサード。盗塁のベースカバーのセカンドの位置。
ちいさいほころびですが、強いチーム、ぎりぎりの展開ではここは見逃してくれません。
三遊間、ややサードよりのゴロ、ショートは逆シングルキャッチになるので、ファースト送球が遅れます。
よって、捕球して進行方向に投げるサードのほうが断然早い。
ここで消極的になってしまったサード。
マナヤが追いついて大遠投しますが、1番バッターなので足が速い。セーフ。
この原因を考えるに、最近ショートマナヤの守備力があがったことによって、ショートに任せることが多くなってきました。ショートの守備範囲が広くなると、自然とサードの守備範囲が狭くなる。マナヤもそれによく答えていますが、ここは無理をさせすぎました。
最近の試合の守備体系を見て、マナヤが三遊間によりすぎかなぁと思っていましたが、これもマナヤの考えなんだろうし、それでうまくいっているのでいいかと見過ごしてきました。
ですが、このままでは今後こういうリスクがあることがわかりました。
サードが取れるところはサードが処理をするほうが「速い」。
サードの守備範囲を広くして、マナヤをセンターよりの守備位置にしようと思います。
もちろん、相手の打撃力や現場の二人の判断を尊重しながらですが。
この後にもう2回同じことが起きます。そして1回はまた同じようにショートが処理しますが、その次はようやくわかってきたらしい。
積極的な守備でアウトをとりました。この守備を徹底させるべきでした。
まだまだ気づかず、試合になって初めて気づく課題も多い。勉強させられます。
試合にもどります。
またもや先頭バッターを出してしまった。
どうも調子にのりきれません。ピッチャーも討ち取った当たりなのにアウトにできない心理的ダメージを追いました。
すかさず盗塁してきます。キャッチャータカヤの好送球でしたが、セカンドベースカバーに入り方が後ろ過ぎる。タイミングはアウトでしたが、この少しのロスのためにセーフ。
ベースの入り方の練習なんてしていません。そいつの感性に任せている。だいたいマナヤが入ることが多い。
ここでも経験の差が出てしまった。セカンドのユウトに限らず、内野手全員にベースの入り方を教えておくべきでした。ここでもまた新たな課題が、大事なところで表面化していく。
ここでも聞こえてきます。
ミスがミスを生む「敗北の連鎖の音」。
チーム全体に動揺が伝染していく。エラーの確率が急上昇します。あと1、2個のエラーが連出すればいっきに崩れてしまう流れ。この拮抗を取れなければどんなに強いチームも敗れてしまう。この大会、強いといわれたチーム同士の戦いが多かったですが、勝負どころをとれなかったチームが勝ち進めなかった。
せめてあの先頭バッターを討ち取っていればなぁ・・・いくら嘆いてみても、時間は戻りません。できれば0で、できなくても最低限の得点に抑えて、ここを踏ん張らなくてはいけない。
結果1点で最少得点ですみましたが、限りなく大きい1点。やばいなぁと思いますが、無理やり切り替えて、どうやって取り返すかに専念します。
まずは塁にでること。こんなにもいいピッチャーを相手に回して作戦もくそもありません。
若いアウトカウントでいかにして塁にでるか?
ノーアウト、もしくはワンアウトで3塁に持っていければノーヒットでも得点出る形を作れるか?
ここは選手たちを信じるしかありません。
豆鉄砲打線はよく相手エースのついていきますが、捕らえるところまでいきません。
まともに打てるのは、タカヤ、マナヤくらいか?その他は当てることに精一杯。
大して練習もしていないバントするよりも打たせたほうがいいと判断して、無策で打たせます。
打順のめぐり合わせも悪い。
タカヤ、マナヤの前にランナーがいません。
いいところでいいバッターに回ってこない。いわゆる、めぐりあわせってやつです。
それがイーグルスに回ってこない。
逆にメッツさんは回ってくる。アウトを取れるところでとりきれない分、小さなミスで出塁させているイーグルス。こういうところにそのツケが回ってきてしまう。悪い展開です。
しかもツーアウトから、ここでヒットがほしいという場面できっちり打つことのできる勝負強さ。脱帽です。要所で効果的な攻撃。どんどん背中が遠くに見えていきます。
離されてはいけないの離されていく。ここがチームの総合力の差なんでしょうか。
まだメッツさんには手が届かない。届く展開にできなかったイーグルスの未熟さ。
先行されると、動揺し、知らず知らずに焦りが生まれます。余裕がなくなると実力を出し切れなくなる。いい当たりがとたんに相手の守備の正面をつくようになる悪循環。
打開策は相手のミス待ちか、選手のやる気、根性にかけるしかありません。
そこを根気強く待つしかない。
この試合の唯一の反撃は、1番ユウト、2番マナヤ、3番タカヤの主砲三連斉謝。豆鉄砲打線も負けていないことを確認させてくれましたが、時既に遅し。
この満塁の機も活かせませんでした。とったのは1点のみ。とられたのは5点。
先制、中おし、ダメ押しと効果的にイーグルスの士気をそいでいくとり方。
勝機が見えない戦いでした。先制されたときから正直、勝てる気がしませんでしたが、なんとかそれを打ち払って望みをつないでいたと言っていい。
なんといっても好投手のチームに対して先制点を与えてはいけないという鉄則をはなから踏み外した。
攻め込まれながらも、スコアレスで終盤に持ち込み、緊張した中での拮抗の場面を取る。
これ以外に格上に勝つ方法はありません。
矛を繰り出す前に、盾を壊されてしまった。
初回を守りきる安定性、確実性がほしい。そのためには、ピッチャーの制球力、チーム全体のこまかいところまで行き届いた守備力は欠かせません。
それができなかったイーグルスはかくして敗北しました。
試合後、タカヤが泣いていました。本気で全国を目指していた。
メッツのあのピッチャーの球を全打席捕らえていたのはタカヤだけです。
マナヤ、ユウトも捕らえましたがまだ確実ではない。
逆に言えば、タカヤしか打てる奴がイーグルスにはいなかったといいこと。自分は負けていないににチームが負けてしまう。兄貴のいった全国。
その夢は潰える・・・。
試合後の丸くなってのミーティング。みんなの潤んだ真剣なまなざし。
やばい、私も涙をもらってしまいそうになりましたがぐっとこらえる。
私はどちらかというと、やりきれなかった悔しさのほうが勝っている。
こんなところで泣いてられません。
なぜなら俺らは全力をまだ出し切っていない。やりきっていない。力を出し切れないのも実力のうちです。まだまだそこまでってこと。
タカヤの本気の涙にチーム内でも心を動かされた者もいました。ヒカルも目をはらしている。
この涙は悔し涙。自分たちの実力のなさを思い知った涙。強者との今の時点で差を思い知った涙です。
しかし、全員ではない。この涙の意味をわかっているものと、そうでないものもいる。
完全に負けているので、仕方なかったと思うもの。
勝ちたいという思いが薄いもの。
まだチーム全体として、やりきって勝ち上がる気概が満ちていないのがわかります。
それでいいと思います。人の想いは千差万別で強要することはできません。
全員が熱血になる必要はない。冷めているやつもいていい。
ただ強要はしませんが、チーム全体で勝ちたいとひとつになった時。
全員が出し切った時、勝つにしろ、負けるにしろ、本当の涙が流せると思います。
次の白獅子杯まであと2か月。
いきなりホームランを量産できる筋力が付くわけでもなく、ピッチャーも100キロ出せるようになるわけでもない。
何を変えていくか?やはり意識しかない。取り組み方。待ち方。いろんな場面での心の持ち方。
自分たちが確実にできることを増やしていく。ベースの入り方、あいまいな守備範囲の確認、その他今できる細かいことを積みかさねていくしかない。
上に行けば行くほどそういう細かいところができるチームが勝ち残る。
拮抗した場面ではその少し、ミリ単位の差で一気に試合が動きます。
イーグルスはそれができるチームだと信じています。
負けてもただでは起き上がれません。やられればやられた分だけ強くなって復活します。
いろんな強いチームと戦ってその実力を試してみたい。
そして最後にはその頂上に立ってみたい。
さぁまた練習、練習の日々です。
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