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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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シーズンも終盤です。
六年生に有終の美を飾ってもらうための練習と、新人チームが少しでも熟成していくような環境を整えてやりたいと考えるようになります。

練習試合でも六年生を中心にしながらも、新人も育てなくてはならない。
何とかして、訳の分からない人たちを、訳の分からないまま試合に出してみる。
なんか、訳が分からないけど、捕った、打った、走った。
捕れなかった、打てなかった、アウトになった。
とりあえず、試合にでてみる。
最初はこれだけでいい。
なんか、わからんけど、試合にでた。
これだけで、とんでもない自信になると思います。
そこで、どう思うか?

訳がわからんけど、楽しかった。
ボールがとんできたらどうしようと思って、ビビった。
ボールを捕れなくて悔しい。
ボールに降ったバットがあたった!
空振りばかりだった。
いろんな感想が生まれることでしょう。
そして整理する。
自分に何ができて、何ができないかを整理する。
たいていは、自分ができないことを思い知らされることの方が多い。
それでいいんです。
海軍頂上決戦の後、兄、火拳のエースを失ったルフィがいいます。
「俺は弱い!」
自分の弱さを認めた時、そこから強くなるチャンスを獲得できると思います。

大事なのは、その後どうするか?

ここにかかっている。
この前の練習試合で、ファーストを任されたミソラ。
送球が捕れない場面がありました。
後逸して、得点につながった。
彼女は目を腫らして泣いていました。
自分が捕れなかったことが悔しい。
彼女はそう思ったはずです。

だとすれば、どうすれば捕れるかを考えるようになると思います。
片手が無理ならば、グローブにもう片方の手を添えて補強する。
なるべくグローブのポケットの深いところで捕るように意識する。
少し押しながらとる。
いろんな方法があります。
それを普段のキャッチボールにも活かす。
大事なのは、普段から意識することです。
たーだ、惰性でやっていては上手くなりません。
やらされている内は上手くならない。

自分で、こうやったらいいんじゃないか?
ああやったらいいんじゃないか?と考える。
一人でも多く、そういう風になって欲しいんです。

少しずつでいい、少しずつでいいんです。
その意識を植え付けたい。
その少しの変化を見つけたときに、
「おっ、少し上手くなったな!」
と彼らの成長を認めたい。


最近の急成長は、ヒカルとトウマです。
この前の練習試合の時にそのピッチングを見た時にびっくりしました。

他にもピッチャー候補がいましたが、1番フォームのバランス、投げるリズムが良かった。

ある程度の身体能力で候補を選んでいましたが、その全員をぶち抜いてきました。
そして、それを捕るトウマ。
彼もソフトボールを始めてまだ日が浅い中の一人。
そんな彼らが著しく成長していました。
我々の計算を越えてくる。
これはうれしい誤算です。
この年代でバッテリーが計算できれば、もう1チーム作れます。
高田イーグルスは、3チーム体制になり得る。
こうやってまた、今の新人チームより、若い世代にもまた試合への出場機会を増やすことができます。ヒカル、トウマのバッテリーもまだまだ足りません。ですが、あいつら、どんなにストライクが入らなくても、すごく楽しそうにソフトボールをやっています。それでいい。そして、次に何ができて何ができないかを知る。
まずは、そこからはじめましょう、

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