時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
18:30
今のだいたいの日照時間です。
日が短くなって、まともな平日の練習ができません。
これはどのチームも同じ境遇。
この境遇の中で、どうするか?
この問題に10何年も取り組んできました。
保護者の車のヘッドライトに囲まれて練習をしたこともあった。
投光器を買って、並べたこともあった。
今は、9月の第2週あたりから長峰代表の尽力で藤川公民館で室内練習ができます。
そしてシーズン終了まで、高田スポ少さんとの合同のナイター練習。
単独のスポ少だと1回しかできないところ、高田さんと組むことで2回できる。
うちのチームは外交的なやつが多いので、どんなチームでもたいてい仲良くなってしまいます。
高田さんも盟友というべきチーム、他に新鶴さん、本郷さんで美里連盟の四公。
お互いに気ごころが知れているチーム。
先の大仏杯では、おそらく史上初となる美里連盟、しかも高田地域のアベック優勝でお互い波にのっている。
春から切磋琢磨してきました。
お互いを削りあい、造形を極めていく。
総体でメッツさんを最終回まで追い詰めた高田さんを見て、俺たちもやらなきゃと鼓舞される。
そして、白獅子でイーグルスが県大会にいく。
そして、先のアベック優勝。
お互いいいチームになったと思います。
両チーム入り混じっての優勝の記念写真は、本当にいい写真だと思います。
勝つことだけに特化しない。
相手をリスペクトしながら、一緒にバカもやれる。
ほんのすこし前のスポ少ではできなかった。
なんか垣根を感じました。
それをなくせていけばいいなと常々思ってきました。
もちろん、戦う時は敵として。そこはけじめをつけて。
だけど、終わったら、ソフトが大好きなあほな野球少年どうしで肩を組んでバカをやる。
この距離感がいい。
まして、高田さんとイーグルスは中学校で敵ではなく味方になる存在。
小学生の時に、大いに戦い、大いに認め合ってほしいと思います。
その意味で、この秋口のナイターはいい。
お互いにウィンウィンのナイター。
実力拮抗で、どちらに転ぶかわからない。
いろんな戦術を試すうえで、ちょうどいい。
戦術的にいろんなバリエーションを持ち始めたイーグルス。
練習では試していますが、練習試合でそれが使えるかどうかを見極める。
今回のナイターでも新しい作戦の弱点がわかりました。
そこを修正して、次回に臨む。
ここに積み重ねがあります。
そうやって、イーグルスは自らの戦術を増やしてきた。
それ以上に、自分たちで考えてやってるなと思う場面が今日のナイターでありました。
4:0でイーグルス優勢
終盤の高田さんの攻撃
ワンアウト、1、2塁の場面。
いきなりダブルスチール。私は想定もしていません。
サードフミヤ、バッターのバントの構えにチャージ
高田さん自慢の快速ランナー走ります。
「え?走った?」
そう思う前に、キャッチャータカヤ捕球と同時に送球。
それを見越したように、走ったランナーを警戒していたマナヤがサードのベースカバー。
2塁ランナーと競争ぎみになりますが、タカヤの送球はマナヤのタッチするポイントにレーザービーム。
マナヤはタッチするだけでアウト。そしてその背後にきっちりカバーに入るレフトのコウセイ。
ミリ単位のミスも許されない場面。
相手の終盤にきての起死回生の攻撃をあっさり摘み取る。
私がノー警戒なのに、自分たちの状況判断で危機を乗り越える。
私の指示なしでも、ここまで見事な連携。
感動すると同時に、デジャヴな感覚。
2年前の全国チームと同じような感覚。
「ああ、俺がいなくてもこいつらできるな。」という私の手を離れていく感覚。
もう教えることがないなという、あのデジャヴがよみがえりました。
このさみしいながら、まぶしく成長したあいつらを誇らしく思いながらも、また寂しい。
このジレンマ。
だっこしなくては寝れなかった赤ちゃんが、一人で寝れるように。
まして、一人で寝るから近寄んな、みたいな。
手を離れていくあのさみしさのデジャヴを感じてしまった。
今日の練習試合の前のミーテイング。
「俺は次の大会、お前たちは負けると思っている。俺もそうだが、おまえらにもどこかに油断がある。お前たちが負ければ、やっぱそうだっただろうとなる。そうならないように、気を引き締めていけよ。俺の予想を裏切ってみろ!」
そんな風にはっぱをかけてみる。
高田さんとの緊迫した投手戦。
お互いに攻め手を欠きますが、中盤4回の2死から相手が初めての四球をユウトに与える。
最初の打席であまりあっていませんでしたが、ここは幾分コンパクトにいったようです。
ライトにツーランで2点先制。
この2点で、イーグルスの相乗効果。相手よりも精神的優位に立つことで実力以上がでる。
そして打つべき時にタカヤ、代打のリョウが打つ。
効果的な追加点を小刻みにいれるところ。
この強さは本物か的な空気。
いやいやまてよ、まだまだ待てよ。まだまだそうじゃないでしょうと打ち消してみる。
この試合、エラーらしいエラーはありませんでした。
アウトをどこで一番とったかといえば、ショート、そしてサード、ファースト、ピー、セカンド。
むつかしいフライを取ったライト。
守備が固い。
この守備力がイーグルスを支えている。
だから、あのエースが安心して司令塔のキャッチャーに投げ込める。
守備位置の指示さえいらないのかなぁと、今日のショートライナーゲッツー。
いいところに守っている。予想している証拠です。
つくづくいいチームになったなぁと思ってみる。
まぁ慢心してはいけないので、このあともチャレンジャーの覚悟でいきます。
不思議なんです、あいつらから、
何が何でも勝とうという気が感じられない。
変な気負いもない。
私は、それでいいと思います。
何が何でも、って。
そじゃなくて、私は自分たちの矜持に基づいて気持ちよく勝ちたい。
守ろうなんて気はさらさらない。
ただただ全力をだして、気持ちよく笑おう!これです。
磐梯噴火記念大会、第3試合からの参加。
メンタルの最大の敵はもてあます時間。
そこを集中切れずにできるか?
次回は金曜、宮小で練習です。
今のだいたいの日照時間です。
日が短くなって、まともな平日の練習ができません。
これはどのチームも同じ境遇。
この境遇の中で、どうするか?
この問題に10何年も取り組んできました。
保護者の車のヘッドライトに囲まれて練習をしたこともあった。
投光器を買って、並べたこともあった。
今は、9月の第2週あたりから長峰代表の尽力で藤川公民館で室内練習ができます。
そしてシーズン終了まで、高田スポ少さんとの合同のナイター練習。
単独のスポ少だと1回しかできないところ、高田さんと組むことで2回できる。
うちのチームは外交的なやつが多いので、どんなチームでもたいてい仲良くなってしまいます。
高田さんも盟友というべきチーム、他に新鶴さん、本郷さんで美里連盟の四公。
お互いに気ごころが知れているチーム。
先の大仏杯では、おそらく史上初となる美里連盟、しかも高田地域のアベック優勝でお互い波にのっている。
春から切磋琢磨してきました。
お互いを削りあい、造形を極めていく。
総体でメッツさんを最終回まで追い詰めた高田さんを見て、俺たちもやらなきゃと鼓舞される。
そして、白獅子でイーグルスが県大会にいく。
そして、先のアベック優勝。
お互いいいチームになったと思います。
両チーム入り混じっての優勝の記念写真は、本当にいい写真だと思います。
勝つことだけに特化しない。
相手をリスペクトしながら、一緒にバカもやれる。
ほんのすこし前のスポ少ではできなかった。
なんか垣根を感じました。
それをなくせていけばいいなと常々思ってきました。
もちろん、戦う時は敵として。そこはけじめをつけて。
だけど、終わったら、ソフトが大好きなあほな野球少年どうしで肩を組んでバカをやる。
この距離感がいい。
まして、高田さんとイーグルスは中学校で敵ではなく味方になる存在。
小学生の時に、大いに戦い、大いに認め合ってほしいと思います。
その意味で、この秋口のナイターはいい。
お互いにウィンウィンのナイター。
実力拮抗で、どちらに転ぶかわからない。
いろんな戦術を試すうえで、ちょうどいい。
戦術的にいろんなバリエーションを持ち始めたイーグルス。
練習では試していますが、練習試合でそれが使えるかどうかを見極める。
今回のナイターでも新しい作戦の弱点がわかりました。
そこを修正して、次回に臨む。
ここに積み重ねがあります。
そうやって、イーグルスは自らの戦術を増やしてきた。
それ以上に、自分たちで考えてやってるなと思う場面が今日のナイターでありました。
4:0でイーグルス優勢
終盤の高田さんの攻撃
ワンアウト、1、2塁の場面。
いきなりダブルスチール。私は想定もしていません。
サードフミヤ、バッターのバントの構えにチャージ
高田さん自慢の快速ランナー走ります。
「え?走った?」
そう思う前に、キャッチャータカヤ捕球と同時に送球。
それを見越したように、走ったランナーを警戒していたマナヤがサードのベースカバー。
2塁ランナーと競争ぎみになりますが、タカヤの送球はマナヤのタッチするポイントにレーザービーム。
マナヤはタッチするだけでアウト。そしてその背後にきっちりカバーに入るレフトのコウセイ。
ミリ単位のミスも許されない場面。
相手の終盤にきての起死回生の攻撃をあっさり摘み取る。
私がノー警戒なのに、自分たちの状況判断で危機を乗り越える。
私の指示なしでも、ここまで見事な連携。
感動すると同時に、デジャヴな感覚。
2年前の全国チームと同じような感覚。
「ああ、俺がいなくてもこいつらできるな。」という私の手を離れていく感覚。
もう教えることがないなという、あのデジャヴがよみがえりました。
このさみしいながら、まぶしく成長したあいつらを誇らしく思いながらも、また寂しい。
このジレンマ。
だっこしなくては寝れなかった赤ちゃんが、一人で寝れるように。
まして、一人で寝るから近寄んな、みたいな。
手を離れていくあのさみしさのデジャヴを感じてしまった。
今日の練習試合の前のミーテイング。
「俺は次の大会、お前たちは負けると思っている。俺もそうだが、おまえらにもどこかに油断がある。お前たちが負ければ、やっぱそうだっただろうとなる。そうならないように、気を引き締めていけよ。俺の予想を裏切ってみろ!」
そんな風にはっぱをかけてみる。
高田さんとの緊迫した投手戦。
お互いに攻め手を欠きますが、中盤4回の2死から相手が初めての四球をユウトに与える。
最初の打席であまりあっていませんでしたが、ここは幾分コンパクトにいったようです。
ライトにツーランで2点先制。
この2点で、イーグルスの相乗効果。相手よりも精神的優位に立つことで実力以上がでる。
そして打つべき時にタカヤ、代打のリョウが打つ。
効果的な追加点を小刻みにいれるところ。
この強さは本物か的な空気。
いやいやまてよ、まだまだ待てよ。まだまだそうじゃないでしょうと打ち消してみる。
この試合、エラーらしいエラーはありませんでした。
アウトをどこで一番とったかといえば、ショート、そしてサード、ファースト、ピー、セカンド。
むつかしいフライを取ったライト。
守備が固い。
この守備力がイーグルスを支えている。
だから、あのエースが安心して司令塔のキャッチャーに投げ込める。
守備位置の指示さえいらないのかなぁと、今日のショートライナーゲッツー。
いいところに守っている。予想している証拠です。
つくづくいいチームになったなぁと思ってみる。
まぁ慢心してはいけないので、このあともチャレンジャーの覚悟でいきます。
不思議なんです、あいつらから、
何が何でも勝とうという気が感じられない。
変な気負いもない。
私は、それでいいと思います。
何が何でも、って。
そじゃなくて、私は自分たちの矜持に基づいて気持ちよく勝ちたい。
守ろうなんて気はさらさらない。
ただただ全力をだして、気持ちよく笑おう!これです。
磐梯噴火記念大会、第3試合からの参加。
メンタルの最大の敵はもてあます時間。
そこを集中切れずにできるか?
次回は金曜、宮小で練習です。
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