時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
引き続き、ちょっと前の話、新人戦県大会の続きです。
県大会にいくと、うれしい事があります。
いろんなチームの指導者のみなさんと交流ができるということです。
といっても、私はなかなかそういう場になれていないので、もっぱら声をかけてもらう方になりますが、何回か顔を合わしていると気心のわかる監督さんというのはわかってきます。
そんな中、たまたま車を近くに止めたがための遭遇。
あの全国大会にベスト8の県南の雄、三神スポ少さんの監督さんとお話しする機会がありました。
2大会連続で全国大会にいきながら、またもや県大会に来るチームを育ててくるあたり、やはりその手腕には頭が下がります。
三神スポ少さんと、公式戦ではあたったことはありません。いつかやりたいと熱望しながら、イーグルスがいつも勝ち上がれない。その高みまで手が届きません。どっかの決勝でやりたかった、それが今回の新人戦県大会なのかな?なんて勝手に思いをめぐらす。
いろんな強豪をしりぞけてその頂点に君臨するのは容易なことではないと思います。
その三神の監督さんと話をするだけでも県大会にきた価値があります。
県大会という舞台で、トップチームの監督さんと談笑する。
これって数年前は想像もしなかったことですが、今こうして実現しています。
長峰代表も小島コーチも県内の強豪チームの名だたる指導者と談笑する姿をみるとイーグルスって、なんか県大会常連みたいで、すげえんだなと思わせてくれます。
そんな中でも、みんな心の中では、俺らのチームは負けねえという自負が見てとれる。
談笑しながらもバチバチです。これもまた面白いところです。
さて、初戦を勝利で飾ったイーグルス。
県大会ベスト8まできました。全国まではあと2つ。
次戦は、南会津の荒海さんです。
事前情報では、いいピッチャーを擁して勝ち上がってきたチームだと聞きました。
確かにいいピッチャー。
しかし、イーグルスの新人は今年県内屈指の名だたるピッチャーと対戦してきてる財産があります。
その速さ、球威を体験しているだけで経験値はある。
ほんと、いろんな遠いところにいって、いろんないいピッチャーと対戦してきてよかったと思います。
はじめて、その速さをみてビビるよりは、あっ!あのピッチャーの方が速かった、だから打てるな!思えるだけで戦い方が全然違います。
中山さんのエース、三神さんのエース、桜さんのエース、薫橘さんのエース、二本松東さんのエース、ほおのきさんのエース、どんだけすごいエースとバットを交えてきたか?
その経験がいきてくるはずです。これは、保護者みんなでささえてきたおかげです。
肌寒い小雨降る中、荒海さんとの激闘がはじまりました。
先制は荒海さん。
立ち上がりにやや不安のあるイーグルス、エースユウゴ、今回も1番をファーボールで出してしまします。こういうところなんですよね、大事なのは。ファーボールを出そうと思って投げているピッチャーなんていないというのはわかっていますが、やはり今後イーグルスが勝ち上がっていくうえで、回の先頭打者にファーボールを与えているようでは先が思いやられます。
今年の春先にチームが強くなれな原因は、レントのファーボールが減ったことです。
特に先頭打者にファーボールを出さないように、バッテリーで細心の注意をはらい、実行してきました。
これって、勝負のかなり大きなウェイトを占めると私は思っています。
ますワンナウトをとって落ち着く。
思いのほか大事。
それができないと、やはり得点に絡んでしまう。
レベルの高い大会になればなるほど、その傾向は強いと思います。
今回イーグルスはそれができなかった。
微妙に狂う歯車。
荒海さんはそこを見逃してはくれませんでした。
ファーボールをからめて2点を先制されます。
やべえぞという空気がイーグルスベンチに蔓延します。
私はあぁ2点で終わって良かったと、胸をなで下ろします。もっとやられる危険性が有りました。
なんとか持ちこたえたといっていい。
あそこで、やばいところにボールがとんだなら……。
またイーグルスにチャンスの芽は有ります。
先頭打者は、ユリア。
イーグルスの勢いをもっともよく具現化している選手です。良くも悪くもお調子者。
ユリアが調子こいた日にはイーグルスも調子づきます。
いきなりデットボール。
打たないまでも、なんとか塁に出る。
やられた裏にきっちり先頭で出塁するという大事な役割を果たしてくれました。
ここは大事に、レンにバンドで送らせます。
スコアリングポジションに置いて、3番キャプテン、ソウゴ。
きっちりセンター前にはじき返し、1点を返します。
その間にソウゴ、セカンドにきっちり進んでいる。
ランナーのリローデッド。
スコアリングに置いてプレッシャーをかけ続けます。
次は稀代のスラッガー、ケンタ。
チャッチャーララと、私の頭の中では、昨年の大阪桐蔭の藤原くんの応援歌のスラッガーがこだましています。
ツーベースを打って、ソウゴを帰す。
すぐさま同点に追いつきます。
ここは、もうひと押しして一気に流れに乗りたかったところですが、ユウゴが倒れて2:2の同点。
押し切れませんでした。
そうはいっても、同点にしたことでイーグルスはひと息つけました。
ここからは、膠着状態。
雨の中、ボールが滑る中、お互いのエース、なんとか制球していく。
均衡が破れるのは、結果として最終回。
ランナーを出してしまいます。なぜだしたかは思い出せません。
二盗、そして三盗。
ここで、現時点のイーグルスの弱さがでます。
サード送球、捕球できず、ボールがレフトへ。
レフトのカバーも抜けていく。
事前に確認もしていましたが、もはやどうしようも有りませんでした。
これが現実。
この1点は限りなく大きかった。
イーグルス最後の攻撃は、下位打線から。
勢いづく荒海さんのエース。
雨ですが抜群の制球力です。
こうなると、手も足も出ません。
三振、三振、三振で切って取られてゲームセット。
イーグルスが勝とすれば、1点をとられる前に、追加点を挙げるべきでした。
1点2点のエラーやミスは大丈夫、大丈夫といえるほど得点しておくべきだった。
それができなかった。
イーグルスのいいところと、悪いところ。
あらためて、それがはっきりわかりました。
どうすればいいか?
技術の底上げをはかりつつ、下位打線のアウト地獄をなんとかしないと上位のチームは通用しないとわかりました。
いきなりは、うまくならない。
この後も困難な闘いになるでしょう。
中神谷さんのように守備位置を変えるのもひとつの戦法でしょう。
かくして、ソウゴ世代の最初の全国への挑戦は終わりました。荒海さんに2:3で敗北。
現状をみて、イーグルスはどうすればいいか?
明確にこうすればいいという答えはない。
今時スパルタなんぞ流行りません。
彼らを育てる他にない。
この冬、どうすれば彼らを伸ばすことができるかを考える。
全国への挑戦はあと1回のみ。
そこまでになんとかしないといけない。
基礎体力をつけつつ、技術ものばす。
この冬にやるべきことはたくさんあります。
新生イーグルス、県大会でも通用することが確認できました。
イーグルスにやってやれないことはない。
小雨のあづま球場に誓いました。
かならずまた、県大会の場に戻ってくる!
その高い意識を子供たち全員で共有して、育てていきます。
まってろ全国!
県大会にいくと、うれしい事があります。
いろんなチームの指導者のみなさんと交流ができるということです。
といっても、私はなかなかそういう場になれていないので、もっぱら声をかけてもらう方になりますが、何回か顔を合わしていると気心のわかる監督さんというのはわかってきます。
そんな中、たまたま車を近くに止めたがための遭遇。
あの全国大会にベスト8の県南の雄、三神スポ少さんの監督さんとお話しする機会がありました。
2大会連続で全国大会にいきながら、またもや県大会に来るチームを育ててくるあたり、やはりその手腕には頭が下がります。
三神スポ少さんと、公式戦ではあたったことはありません。いつかやりたいと熱望しながら、イーグルスがいつも勝ち上がれない。その高みまで手が届きません。どっかの決勝でやりたかった、それが今回の新人戦県大会なのかな?なんて勝手に思いをめぐらす。
いろんな強豪をしりぞけてその頂点に君臨するのは容易なことではないと思います。
その三神の監督さんと話をするだけでも県大会にきた価値があります。
県大会という舞台で、トップチームの監督さんと談笑する。
これって数年前は想像もしなかったことですが、今こうして実現しています。
長峰代表も小島コーチも県内の強豪チームの名だたる指導者と談笑する姿をみるとイーグルスって、なんか県大会常連みたいで、すげえんだなと思わせてくれます。
そんな中でも、みんな心の中では、俺らのチームは負けねえという自負が見てとれる。
談笑しながらもバチバチです。これもまた面白いところです。
さて、初戦を勝利で飾ったイーグルス。
県大会ベスト8まできました。全国まではあと2つ。
次戦は、南会津の荒海さんです。
事前情報では、いいピッチャーを擁して勝ち上がってきたチームだと聞きました。
確かにいいピッチャー。
しかし、イーグルスの新人は今年県内屈指の名だたるピッチャーと対戦してきてる財産があります。
その速さ、球威を体験しているだけで経験値はある。
ほんと、いろんな遠いところにいって、いろんないいピッチャーと対戦してきてよかったと思います。
はじめて、その速さをみてビビるよりは、あっ!あのピッチャーの方が速かった、だから打てるな!思えるだけで戦い方が全然違います。
中山さんのエース、三神さんのエース、桜さんのエース、薫橘さんのエース、二本松東さんのエース、ほおのきさんのエース、どんだけすごいエースとバットを交えてきたか?
その経験がいきてくるはずです。これは、保護者みんなでささえてきたおかげです。
肌寒い小雨降る中、荒海さんとの激闘がはじまりました。
先制は荒海さん。
立ち上がりにやや不安のあるイーグルス、エースユウゴ、今回も1番をファーボールで出してしまします。こういうところなんですよね、大事なのは。ファーボールを出そうと思って投げているピッチャーなんていないというのはわかっていますが、やはり今後イーグルスが勝ち上がっていくうえで、回の先頭打者にファーボールを与えているようでは先が思いやられます。
今年の春先にチームが強くなれな原因は、レントのファーボールが減ったことです。
特に先頭打者にファーボールを出さないように、バッテリーで細心の注意をはらい、実行してきました。
これって、勝負のかなり大きなウェイトを占めると私は思っています。
ますワンナウトをとって落ち着く。
思いのほか大事。
それができないと、やはり得点に絡んでしまう。
レベルの高い大会になればなるほど、その傾向は強いと思います。
今回イーグルスはそれができなかった。
微妙に狂う歯車。
荒海さんはそこを見逃してはくれませんでした。
ファーボールをからめて2点を先制されます。
やべえぞという空気がイーグルスベンチに蔓延します。
私はあぁ2点で終わって良かったと、胸をなで下ろします。もっとやられる危険性が有りました。
なんとか持ちこたえたといっていい。
あそこで、やばいところにボールがとんだなら……。
またイーグルスにチャンスの芽は有ります。
先頭打者は、ユリア。
イーグルスの勢いをもっともよく具現化している選手です。良くも悪くもお調子者。
ユリアが調子こいた日にはイーグルスも調子づきます。
いきなりデットボール。
打たないまでも、なんとか塁に出る。
やられた裏にきっちり先頭で出塁するという大事な役割を果たしてくれました。
ここは大事に、レンにバンドで送らせます。
スコアリングポジションに置いて、3番キャプテン、ソウゴ。
きっちりセンター前にはじき返し、1点を返します。
その間にソウゴ、セカンドにきっちり進んでいる。
ランナーのリローデッド。
スコアリングに置いてプレッシャーをかけ続けます。
次は稀代のスラッガー、ケンタ。
チャッチャーララと、私の頭の中では、昨年の大阪桐蔭の藤原くんの応援歌のスラッガーがこだましています。
ツーベースを打って、ソウゴを帰す。
すぐさま同点に追いつきます。
ここは、もうひと押しして一気に流れに乗りたかったところですが、ユウゴが倒れて2:2の同点。
押し切れませんでした。
そうはいっても、同点にしたことでイーグルスはひと息つけました。
ここからは、膠着状態。
雨の中、ボールが滑る中、お互いのエース、なんとか制球していく。
均衡が破れるのは、結果として最終回。
ランナーを出してしまいます。なぜだしたかは思い出せません。
二盗、そして三盗。
ここで、現時点のイーグルスの弱さがでます。
サード送球、捕球できず、ボールがレフトへ。
レフトのカバーも抜けていく。
事前に確認もしていましたが、もはやどうしようも有りませんでした。
これが現実。
この1点は限りなく大きかった。
イーグルス最後の攻撃は、下位打線から。
勢いづく荒海さんのエース。
雨ですが抜群の制球力です。
こうなると、手も足も出ません。
三振、三振、三振で切って取られてゲームセット。
イーグルスが勝とすれば、1点をとられる前に、追加点を挙げるべきでした。
1点2点のエラーやミスは大丈夫、大丈夫といえるほど得点しておくべきだった。
それができなかった。
イーグルスのいいところと、悪いところ。
あらためて、それがはっきりわかりました。
どうすればいいか?
技術の底上げをはかりつつ、下位打線のアウト地獄をなんとかしないと上位のチームは通用しないとわかりました。
いきなりは、うまくならない。
この後も困難な闘いになるでしょう。
中神谷さんのように守備位置を変えるのもひとつの戦法でしょう。
かくして、ソウゴ世代の最初の全国への挑戦は終わりました。荒海さんに2:3で敗北。
現状をみて、イーグルスはどうすればいいか?
明確にこうすればいいという答えはない。
今時スパルタなんぞ流行りません。
彼らを育てる他にない。
この冬、どうすれば彼らを伸ばすことができるかを考える。
全国への挑戦はあと1回のみ。
そこまでになんとかしないといけない。
基礎体力をつけつつ、技術ものばす。
この冬にやるべきことはたくさんあります。
新生イーグルス、県大会でも通用することが確認できました。
イーグルスにやってやれないことはない。
小雨のあづま球場に誓いました。
かならずまた、県大会の場に戻ってくる!
その高い意識を子供たち全員で共有して、育てていきます。
まってろ全国!
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