時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
9/9土曜日、会津三冠(私が勝手に名付けた名称)の最後の舞台、
磐梯山噴火記念大会に参加させていただきました。
会津で二日間にわたってすべてのチームがたったひとつの頂点をめざす、ワタクシの大会は磐梯スポ少さんのこの大会以外にありません。
そして、28回もの長きにわたって継続している大会。
今の町長さんたちが力を合わせて発足させて、今にいたるまで続けていてくださっている。
「ゲンちゃん。」と昔のニックネームで、尊敬をこめて呼称される町長さん。
今から28年前にこの大きな大会をやろうと思った仲間が町の首脳陣になる。
その熱い思いが継続していることに、磐梯町とその関係者の想いに胸が熱くなります。
そんなみなさんの思い、そして今の世代に受け継がれているこの大会に参加できることがうれしくなります。
さぁ、イーグルス。そんな大会のメイン会場のAコートの第1試合に抽選があたりました。
対戦相手は、下郷の江川スポ少さん。
体格はむこうのほうが上、落ち着きも上、うちが勝てそうなところは・・・
まぁやってみないとわからない。
試合前にシーズンの終盤にかかってきてる選手にいいました。
「6年生は、残りの大会はあと3つか4つ。このチームでできるのもあとわずか。だとしたら、勝つにしろ、負けるにしろ、思い切り悔いのないようにやろう!」
心の中で、(なんとかして、6年生、そして全員にいい思いをさせてやりたい。)みんながんばれ!と思います。
さて、キャプテン、ゆうとに先攻後攻を選ぶ全権を任せます。
「先攻です!」
「そうか。」といいつつ、(あぁ、こいつ、機先を制す!わかってるな。)
と思いますが、初回はゼロ。ノーアウト三塁の好機を活かせません。
「なぜ、無死三塁で点が入らない?Why?」
そうなると、反撃の機会を与えてしまいます。
江川さんは二死二塁から、きっちり好機に好打を決めて先制点をあげる。
「あー、二死から打たれるかぁ。やはり先頭の四球からの先制点、ここは一点ですんでよしとしよう!」
切り替えます。
いまさらながらですが、イーグルス、今年のチームは幼すぎる。
状況判断についても、いちいち情報の共有からやらないといけない。
「アウトカウントは?点差は?ランナーは?カウントは?走力、打撃は?タイプは?」
去年までは、いわずともそれを把握しようとしていました。
ですが、今年はアウトカウントの把握ミス、ランナーの把握ミスが多い。
いわずもがなではいけないということに気づきました。
ですから、その状況でできる限りの情報を与えるようにしています。
何アウト?ランナーは?打力走力は?
そのうえで、迷うような選択肢を与えない。
0:0.二死以外で三塁にランナーがいるとき、どうまもるか?
基本は、バックホーム優先かつ1塁も刺す、ですがそうそううまくいかない。
未熟なイーグルスは、一塁送球の一択のみです。
点数よりも、アウト優先。でなければ、チャンジにならない。
迷いを断ち切って、シンプルにアウトを取りに行く作戦です。
選択肢を一本にして、もてる力を一点集中の運用です。
まずはこれでいい。これができてきてから、その上にいけばいいでしょう。
江川さんに先制されますが、イーグルスも反撃にでます。相手のミス、ファーボールに乗じて、追いつき、逆転、そしてレツの満塁ホームランで突き放します。この回一挙7点。
しかし、タケルのカバーミスなど守りのミスで2点差まで詰め寄られますが、タイムアウトに救われました。久々の公式戦勝利です。
勝ちはしましたが、内容が悪かった。
勝ちムードになれませんが、次もあるので切り替えていきます。
2回戦は、地元磐梯さんを抽選で破った6年生軍団の坂下東さんです。
白獅子の名簿を見るかぎり、選手のほとんどが6年生。がたいもいいです。
さて、イーグルスどこまで通じるか?
蓋を開けてみると、ユウトの安定したピッチング、着実な得点を重ねて終わってみれば11-1の大勝でした。
よかったのはここまでで、全員打席に立たせることができたこと。
コウノスケは初ヒットを記録しました。
「次の試合も代打で出してください!」真摯な顔つきでいいます。
こうやって少しずつ自信を重ねていくことで、「ソフトはおもしろい!」と気づくでしょう。
日々の練習は、この時のためにあります。
試合に出て、活躍してチームが勝つこと、これが面白い。
3回戦は、あの関柴さんをスコアレスドローにもちこんで、抽選でかった南会津選抜Bチーム。
こてんぱんにやられました。
強い、強い。レツの左中間まっぷたつを捕られてしまうあたり。
「あれを捕るかよ!」と思われるほどの強さ。
気持ちいいくらいにぼろ負けしましたが、今のイーグルスにできる限りのことはしました。
大会全体のベスト8。
やはり勝つと面白いです。
負けるよりも勝ったほうが伸び幅が大きい気がします。
あと何回、この子たちの成長をみれるか?
次週、二方面、棚倉遠征、新人戦会津大会です。
磐梯山噴火記念大会に参加させていただきました。
会津で二日間にわたってすべてのチームがたったひとつの頂点をめざす、ワタクシの大会は磐梯スポ少さんのこの大会以外にありません。
そして、28回もの長きにわたって継続している大会。
今の町長さんたちが力を合わせて発足させて、今にいたるまで続けていてくださっている。
「ゲンちゃん。」と昔のニックネームで、尊敬をこめて呼称される町長さん。
今から28年前にこの大きな大会をやろうと思った仲間が町の首脳陣になる。
その熱い思いが継続していることに、磐梯町とその関係者の想いに胸が熱くなります。
そんなみなさんの思い、そして今の世代に受け継がれているこの大会に参加できることがうれしくなります。
さぁ、イーグルス。そんな大会のメイン会場のAコートの第1試合に抽選があたりました。
対戦相手は、下郷の江川スポ少さん。
体格はむこうのほうが上、落ち着きも上、うちが勝てそうなところは・・・
まぁやってみないとわからない。
試合前にシーズンの終盤にかかってきてる選手にいいました。
「6年生は、残りの大会はあと3つか4つ。このチームでできるのもあとわずか。だとしたら、勝つにしろ、負けるにしろ、思い切り悔いのないようにやろう!」
心の中で、(なんとかして、6年生、そして全員にいい思いをさせてやりたい。)みんながんばれ!と思います。
さて、キャプテン、ゆうとに先攻後攻を選ぶ全権を任せます。
「先攻です!」
「そうか。」といいつつ、(あぁ、こいつ、機先を制す!わかってるな。)
と思いますが、初回はゼロ。ノーアウト三塁の好機を活かせません。
「なぜ、無死三塁で点が入らない?Why?」
そうなると、反撃の機会を与えてしまいます。
江川さんは二死二塁から、きっちり好機に好打を決めて先制点をあげる。
「あー、二死から打たれるかぁ。やはり先頭の四球からの先制点、ここは一点ですんでよしとしよう!」
切り替えます。
いまさらながらですが、イーグルス、今年のチームは幼すぎる。
状況判断についても、いちいち情報の共有からやらないといけない。
「アウトカウントは?点差は?ランナーは?カウントは?走力、打撃は?タイプは?」
去年までは、いわずともそれを把握しようとしていました。
ですが、今年はアウトカウントの把握ミス、ランナーの把握ミスが多い。
いわずもがなではいけないということに気づきました。
ですから、その状況でできる限りの情報を与えるようにしています。
何アウト?ランナーは?打力走力は?
そのうえで、迷うような選択肢を与えない。
0:0.二死以外で三塁にランナーがいるとき、どうまもるか?
基本は、バックホーム優先かつ1塁も刺す、ですがそうそううまくいかない。
未熟なイーグルスは、一塁送球の一択のみです。
点数よりも、アウト優先。でなければ、チャンジにならない。
迷いを断ち切って、シンプルにアウトを取りに行く作戦です。
選択肢を一本にして、もてる力を一点集中の運用です。
まずはこれでいい。これができてきてから、その上にいけばいいでしょう。
江川さんに先制されますが、イーグルスも反撃にでます。相手のミス、ファーボールに乗じて、追いつき、逆転、そしてレツの満塁ホームランで突き放します。この回一挙7点。
しかし、タケルのカバーミスなど守りのミスで2点差まで詰め寄られますが、タイムアウトに救われました。久々の公式戦勝利です。
勝ちはしましたが、内容が悪かった。
勝ちムードになれませんが、次もあるので切り替えていきます。
2回戦は、地元磐梯さんを抽選で破った6年生軍団の坂下東さんです。
白獅子の名簿を見るかぎり、選手のほとんどが6年生。がたいもいいです。
さて、イーグルスどこまで通じるか?
蓋を開けてみると、ユウトの安定したピッチング、着実な得点を重ねて終わってみれば11-1の大勝でした。
よかったのはここまでで、全員打席に立たせることができたこと。
コウノスケは初ヒットを記録しました。
「次の試合も代打で出してください!」真摯な顔つきでいいます。
こうやって少しずつ自信を重ねていくことで、「ソフトはおもしろい!」と気づくでしょう。
日々の練習は、この時のためにあります。
試合に出て、活躍してチームが勝つこと、これが面白い。
3回戦は、あの関柴さんをスコアレスドローにもちこんで、抽選でかった南会津選抜Bチーム。
こてんぱんにやられました。
強い、強い。レツの左中間まっぷたつを捕られてしまうあたり。
「あれを捕るかよ!」と思われるほどの強さ。
気持ちいいくらいにぼろ負けしましたが、今のイーグルスにできる限りのことはしました。
大会全体のベスト8。
やはり勝つと面白いです。
負けるよりも勝ったほうが伸び幅が大きい気がします。
あと何回、この子たちの成長をみれるか?
次週、二方面、棚倉遠征、新人戦会津大会です。
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