時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
遡ります。
白獅子杯のまえまで
ソフトボール球児の甲子園。
福島民報杯、白獅子旗争奪大会会津予選が開催されました。今年もコロナでほとんどの大会が開催されない中、開催にこぎつけていただきました。
ありがたい。本当にありがたい。
持てる力を全力で出しきる場が、どんどん減っていく中、県大会に通じる大きな舞台を用意していただきました。
目指せ県大会!
選手たちはもちろん、保護者、指導者のモチベーションもあがりまくりです。
さて、高田イーグルスの相手は、まさかの新鶴スポ少さん。同じ美里連盟の盟友です。今年から本郷さんも減って、美里連盟は高田イーグルスと新鶴スポ少さんのたった二チームになりました。
ニチームですよ。ニチーム。全盛期は、大沼での予選を勝ち抜かなくては会津大会に出れませんでした。高田地区だけでも七チーム。そこに本江が2つ、新鶴さんで、10チームありました。それが、20数年でニチームまで激減。時代の流れを感じます。
まぁ、それは置いておいて。今年、レン世代の白獅子杯です。昔のライバルであった高田スポ少さんの名前と、高田カラーであるオレンジ色のラインが入ったユニフォームを着て戦う。
アマガサ監督、ヨコヤマ監督、ムラノイコーチ、大橋監督などしのぎを削ってきた高田スポ少の歴代の指導者の顔を思い出しては、不思議な感覚に陥ります。
このオレンジ、ジャイアンツカラーと、イーグルスブルーを私が纏って戦うことになるとは……
長い道のりでした。
そして、そこにレンたちの世代。
そして、新鶴さん。
舞台は整いました。
相手が誰であろうと全力でぶつかるのみです。
レン世代。
この世代は、ひとつ上のダイソウゴ世代で、形的には高田とイーグルスが共闘する形になった最初の世代のすぐ後の世代。
前の世代が9人いたために、レンたちの世代は試合に出場する機会が極端に少なかった。
1番でていたレンでさえ、すべてフル出場とはいきませんでした。
そうからなのか、全員がまだまだ、おさなく見えます。精神的にも、身体的にもです。
そして、6年になるまで試合を決めるような重要なプレーを担ってこなかった。
試合経験もそうですが、1番は「修羅場」という場数を踏んできていない。そこここがこのチームの弱さだと私は分析しています。
またまだ直すべきところは山ほどある。
それでも、いまの状態で戦うしかない。
いままでも万全の状態で試合に臨めたことなど一度もありません。
常に何かが足りない。
それにしても、今年のチームも足りないことがてんこ盛りです。
それでもどこまでいけるか?
私たちはそれが見て見たい。
我々がそうであるように、たいてい他のチームも何かが足りません。
そういう意味では同じと言えるのかもしれません。
新鶴スポ少さん、大型エース、スラッガーがいますが、チーム事情から投げることはできないと聞いています。
彼がバンバン、ストライクを投げ込むようになると苦戦は必死です。
しかし、彼は投げません。
打撃練習も守備練習も全然足りていませんが、一応のことはやってきています。
本当は、速球対策、アウトコース対策をみっちり積んでから、それを練習試合で少しずつ検証して試行錯誤を繰り返していきたかった。
守備にしても、今年の目標であるキャッチボールを中心に正確で速い、実践的なキャッチボールクラシックを導入し、少しずつではありますが、正確が試合でも見れるようになってきました。
しかし、ランナーを想定してのフォーメーションの確認、アウトカウント、点差、バッターの打力、癖などを想定しての対応の経験値を積ませてやりたかった。
練習試合で試して、私たちの指示ではなく、自分たちで状況を分析し、布陣できるまでの思考力、対応力を育てたかった。
やってきたのは、打撃はセンター中心のロングティー、守備はランナー三塁時のバックホームの対応、この2つに絞って鍛えてしました。
もっている武器は恐ろしく少ない。
この少ない武器でなんとかするしかない。
ここまできたなら、全力でやるのみ。
自分たちの強みを発揮できれば勝利に近づくはずです。
灼熱のグランド。
さぁ新鶴スポ少戦開始です!
白獅子杯のまえまで
ソフトボール球児の甲子園。
福島民報杯、白獅子旗争奪大会会津予選が開催されました。今年もコロナでほとんどの大会が開催されない中、開催にこぎつけていただきました。
ありがたい。本当にありがたい。
持てる力を全力で出しきる場が、どんどん減っていく中、県大会に通じる大きな舞台を用意していただきました。
目指せ県大会!
選手たちはもちろん、保護者、指導者のモチベーションもあがりまくりです。
さて、高田イーグルスの相手は、まさかの新鶴スポ少さん。同じ美里連盟の盟友です。今年から本郷さんも減って、美里連盟は高田イーグルスと新鶴スポ少さんのたった二チームになりました。
ニチームですよ。ニチーム。全盛期は、大沼での予選を勝ち抜かなくては会津大会に出れませんでした。高田地区だけでも七チーム。そこに本江が2つ、新鶴さんで、10チームありました。それが、20数年でニチームまで激減。時代の流れを感じます。
まぁ、それは置いておいて。今年、レン世代の白獅子杯です。昔のライバルであった高田スポ少さんの名前と、高田カラーであるオレンジ色のラインが入ったユニフォームを着て戦う。
アマガサ監督、ヨコヤマ監督、ムラノイコーチ、大橋監督などしのぎを削ってきた高田スポ少の歴代の指導者の顔を思い出しては、不思議な感覚に陥ります。
このオレンジ、ジャイアンツカラーと、イーグルスブルーを私が纏って戦うことになるとは……
長い道のりでした。
そして、そこにレンたちの世代。
そして、新鶴さん。
舞台は整いました。
相手が誰であろうと全力でぶつかるのみです。
レン世代。
この世代は、ひとつ上のダイソウゴ世代で、形的には高田とイーグルスが共闘する形になった最初の世代のすぐ後の世代。
前の世代が9人いたために、レンたちの世代は試合に出場する機会が極端に少なかった。
1番でていたレンでさえ、すべてフル出場とはいきませんでした。
そうからなのか、全員がまだまだ、おさなく見えます。精神的にも、身体的にもです。
そして、6年になるまで試合を決めるような重要なプレーを担ってこなかった。
試合経験もそうですが、1番は「修羅場」という場数を踏んできていない。そこここがこのチームの弱さだと私は分析しています。
またまだ直すべきところは山ほどある。
それでも、いまの状態で戦うしかない。
いままでも万全の状態で試合に臨めたことなど一度もありません。
常に何かが足りない。
それにしても、今年のチームも足りないことがてんこ盛りです。
それでもどこまでいけるか?
私たちはそれが見て見たい。
我々がそうであるように、たいてい他のチームも何かが足りません。
そういう意味では同じと言えるのかもしれません。
新鶴スポ少さん、大型エース、スラッガーがいますが、チーム事情から投げることはできないと聞いています。
彼がバンバン、ストライクを投げ込むようになると苦戦は必死です。
しかし、彼は投げません。
打撃練習も守備練習も全然足りていませんが、一応のことはやってきています。
本当は、速球対策、アウトコース対策をみっちり積んでから、それを練習試合で少しずつ検証して試行錯誤を繰り返していきたかった。
守備にしても、今年の目標であるキャッチボールを中心に正確で速い、実践的なキャッチボールクラシックを導入し、少しずつではありますが、正確が試合でも見れるようになってきました。
しかし、ランナーを想定してのフォーメーションの確認、アウトカウント、点差、バッターの打力、癖などを想定しての対応の経験値を積ませてやりたかった。
練習試合で試して、私たちの指示ではなく、自分たちで状況を分析し、布陣できるまでの思考力、対応力を育てたかった。
やってきたのは、打撃はセンター中心のロングティー、守備はランナー三塁時のバックホームの対応、この2つに絞って鍛えてしました。
もっている武器は恐ろしく少ない。
この少ない武器でなんとかするしかない。
ここまできたなら、全力でやるのみ。
自分たちの強みを発揮できれば勝利に近づくはずです。
灼熱のグランド。
さぁ新鶴スポ少戦開始です!
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