時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
ソロモンの悪夢を防いだイーグルス。
大量得点に守られて、あとはエースユナに託します。
……が、なかなかピシッとしてくれません。
いい球は来ていますが、まだ球が浮く。
追い込んで決めにいった球が入りません。
それでもランナーを背負いながらも、大きく崩れないようになってきました。
新鶴さんをゼロには抑えることはできませんが、なんとかマウンドに君臨し続けます。
いいぞ!ユナ。
ユナ!いいぞ!とみんなが声をかけます。
やはり、ユナは、ユナはというか、子ども達は笑顔でプレーした方が断然上手い。
多少のミスやエラーがあっとしても、みんな調子にのせてなんぼです。
あれっ!俺って、俺たちって、できるんじゃねえ!という錯覚でいい。
最初は、錯覚でいいんです。
それを何回も経験することで本当になっていく。
そういう成長の過程を何回も見てきました。
子供たちの成長物語。
そしてそれは麻薬のように甘美。
保護者としても指導者としても、ソフトボールをやって良かったと思える瞬間です。
なにより、選手、保護者、指導者、ベンチ。
チームの一体感がいい。
オリンピックなどのスポーツ、お祭りやライブなどが与えるこの一体感こそ、共同体、社会的動物である人間の根本的な欲求だと私は思っています。
世代や立場、人種、言語などをすべて取っ払ってくれる一体感。
それがスポーツ少年団にもたしかにある!
話が飛躍しました。
イーグルスが大量得点して有利に進める。
中盤にきて、お互いに出血を強いながらも両エースとバックの守備がふんばり、膠着状態。
そして、回は終盤に差しかかります。
じりじりでなく、ガンガンと真夏の太陽が容赦なく両チームの気力と体力を削り取っていきます。
センターから戻ってくるコタローの切ないこと。
武蔵坊弁慶のごとく、プロテクターに身を包んだシュンペイの切ないこと。
灼熱のマウンドで孤独に投げ続けるユナの切ないこと。
ベンチはお母さんふたりが、救急救命士のごとく、スクランブル体制で、戻ってきた彼らを休ませます。
それは新鶴さんも同じ、ジャッジをする審判団やグランド整備の大会関係者の方々も同じ。
なにもこんなクソ暑い中、ソフトボールなんてやらないでもいいです。
関係ない人から見れば狂気の沙汰でしかないと思います。
しかし、こんな中でも大会を運営する。
そう決めて、動いていただいた方々には感謝の言葉しかありません。
甲子園という規模ではありませんが、規模の問題ではありません。おそらく、こういう状況が日本各地、世界各地にある。
たくさんの人の苦労と思いが、子ども達を育てているんです。そして、そんな一生懸命な子ども達をみて、我々大人も元気と勇気をもらい、生かされている。
お互いさまなんですね。
最近、つくづくそう思います。
だからこそ、チーム数が減っていくのを見ると余計にさびしくなってしまうんです。
まぁ、それは置いておいて。終盤のイーグルス。決めきれない。決めきれません。
が、1番からの好打順。
ここから、いままで見せたことがないような連打がはじまります。
レン、レフト前
コタロー、レフトオーバースリーベース
シュンペイ、レフトオーバーホームラン
ユウキ、レフト前
タイチ、ファーボール
あざやか、レフト四連発でとどめというべき3点をもぎとります。
ユウキは四連打の猛打賞、4番の役割を遺憾なく果たし、自らの青い炎の情熱を証明しました。
最終回に新鶴さんに2点をとられたつめの甘さの反省点はありますが、彼らの甲子園、白獅子杯1回戦、新鶴さんとの試合は14:8で勝利を収めました。
まさに足をとめてのノーガードの殴り合い。
目から、鼻から、口から血を流して、最後に立っていたのが高田イーグルスだったいう壮絶な試合でした。
満身創痍。
ただ、この後に総体会津代表、この大会の優勝候補筆頭の湯川男子さんが無傷で控えいます。
かなり厳しい状態。
あぁこの状態は、ドラクエ2の最後のボスとの戦いのようです。
シドウを倒したと思ったら、まだ終わらず、その後にもっと強いハーゴンがいた。
しかも、HPMPが残りわずかで回復もない。
さて、高田イーグルス、どう戦いますかね。
次回。
大量得点に守られて、あとはエースユナに託します。
……が、なかなかピシッとしてくれません。
いい球は来ていますが、まだ球が浮く。
追い込んで決めにいった球が入りません。
それでもランナーを背負いながらも、大きく崩れないようになってきました。
新鶴さんをゼロには抑えることはできませんが、なんとかマウンドに君臨し続けます。
いいぞ!ユナ。
ユナ!いいぞ!とみんなが声をかけます。
やはり、ユナは、ユナはというか、子ども達は笑顔でプレーした方が断然上手い。
多少のミスやエラーがあっとしても、みんな調子にのせてなんぼです。
あれっ!俺って、俺たちって、できるんじゃねえ!という錯覚でいい。
最初は、錯覚でいいんです。
それを何回も経験することで本当になっていく。
そういう成長の過程を何回も見てきました。
子供たちの成長物語。
そしてそれは麻薬のように甘美。
保護者としても指導者としても、ソフトボールをやって良かったと思える瞬間です。
なにより、選手、保護者、指導者、ベンチ。
チームの一体感がいい。
オリンピックなどのスポーツ、お祭りやライブなどが与えるこの一体感こそ、共同体、社会的動物である人間の根本的な欲求だと私は思っています。
世代や立場、人種、言語などをすべて取っ払ってくれる一体感。
それがスポーツ少年団にもたしかにある!
話が飛躍しました。
イーグルスが大量得点して有利に進める。
中盤にきて、お互いに出血を強いながらも両エースとバックの守備がふんばり、膠着状態。
そして、回は終盤に差しかかります。
じりじりでなく、ガンガンと真夏の太陽が容赦なく両チームの気力と体力を削り取っていきます。
センターから戻ってくるコタローの切ないこと。
武蔵坊弁慶のごとく、プロテクターに身を包んだシュンペイの切ないこと。
灼熱のマウンドで孤独に投げ続けるユナの切ないこと。
ベンチはお母さんふたりが、救急救命士のごとく、スクランブル体制で、戻ってきた彼らを休ませます。
それは新鶴さんも同じ、ジャッジをする審判団やグランド整備の大会関係者の方々も同じ。
なにもこんなクソ暑い中、ソフトボールなんてやらないでもいいです。
関係ない人から見れば狂気の沙汰でしかないと思います。
しかし、こんな中でも大会を運営する。
そう決めて、動いていただいた方々には感謝の言葉しかありません。
甲子園という規模ではありませんが、規模の問題ではありません。おそらく、こういう状況が日本各地、世界各地にある。
たくさんの人の苦労と思いが、子ども達を育てているんです。そして、そんな一生懸命な子ども達をみて、我々大人も元気と勇気をもらい、生かされている。
お互いさまなんですね。
最近、つくづくそう思います。
だからこそ、チーム数が減っていくのを見ると余計にさびしくなってしまうんです。
まぁ、それは置いておいて。終盤のイーグルス。決めきれない。決めきれません。
が、1番からの好打順。
ここから、いままで見せたことがないような連打がはじまります。
レン、レフト前
コタロー、レフトオーバースリーベース
シュンペイ、レフトオーバーホームラン
ユウキ、レフト前
タイチ、ファーボール
あざやか、レフト四連発でとどめというべき3点をもぎとります。
ユウキは四連打の猛打賞、4番の役割を遺憾なく果たし、自らの青い炎の情熱を証明しました。
最終回に新鶴さんに2点をとられたつめの甘さの反省点はありますが、彼らの甲子園、白獅子杯1回戦、新鶴さんとの試合は14:8で勝利を収めました。
まさに足をとめてのノーガードの殴り合い。
目から、鼻から、口から血を流して、最後に立っていたのが高田イーグルスだったいう壮絶な試合でした。
満身創痍。
ただ、この後に総体会津代表、この大会の優勝候補筆頭の湯川男子さんが無傷で控えいます。
かなり厳しい状態。
あぁこの状態は、ドラクエ2の最後のボスとの戦いのようです。
シドウを倒したと思ったら、まだ終わらず、その後にもっと強いハーゴンがいた。
しかも、HPMPが残りわずかで回復もない。
さて、高田イーグルス、どう戦いますかね。
次回。
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