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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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さて、今年の会津選抜について語りましょう。
会津選抜は本来、柳津、坂下、高田イーグルス、新鶴、湯川から構成されます。
しかし、今年もコロナの影響を受けました。
大会の開催もあやぶまれ、決定も遅かった。
自然と始動も遅く、参加チームも全チームとはなりませんでした。
湯川さんが他の選抜チームの人数が足りないということで、そちらに異動し、代わりに磐梯さんが加わりました。計算上では6年生男子は17名。
しかし、時はコロナ禍にまっただ中、まん延防止が福島県下にでていました。それをうけて、保護者の仕事の影響と選抜大会の翌週に修学旅行があるのでいわきでコロナにかかる危険を冒せないという理由で、参加を見送るチームもありました。
それが、高田イーグルスでした。
高田イーグルスの7人が参加を見送る。
となると、柳津、磐梯、坂下、新鶴が参加しての会津選抜は過去最低人数の10名となりました。
指導者の体制もなかなか決まりませんでした。
いろんなチーム事情から、もう一回言いますが、
いろんなチーム事情から、今回も佐藤監督にお願いし、そういう事情ならばということで、快く引き受けていただきました。
そうなるのが、1番良いというのが、新鶴の大堀代表と私の意見です。
当初の船出、参加はたったの10人。
磐梯からの参加のヒロトがいなければ、9人というギリギリの編成になるところでした。
10人という少ない会津選抜はいままでに経験はありません。
そうであっても、会津という名を背負って戦う会津選抜チーム。やるからには勝ちをめざし、ベストを尽くすのは当たり前です。
そこは我々指導陣もブレることはありませんでした。このメンバーで最高の配置、打順でもって戦う、そう決めました。
私はといえば、たしかに今はコロナ禍でまん延防止もでている。
しかし、状況が好転してもしかしたら、高田イーグルスの職場のコロナ規制や学校の修学旅行の日程も変わるかもしれない。
その時のために、選抜大会には出なくてもいいから、登録だけはさせてくれ、
そして6年生の世代がみんな集まるせっかくの機会なので、選抜大会にはでなくてもいいから、同世代で一緒にソフトボールをして、選抜のメンバーをサポートしてくれと選手と保護者にお願いしました。
それもこれも、もしかしたら、高田イーグルスの選手が選抜大会に出られるように事態が好転するかもしれないという一縷(いちる)の望みをかけて、先手を打つ努力をしました。

最初は、10人の練習が続きました。
高田イーグルスのメンバーがいなくても、柳津のハルとコタロウのバッテリーはしっかりしているし、センターライン(バッテリーとショート、セカンド、センターのライン)もとれる、それぞれの守備適正もあるということが確認できました。
10人でも、やれる!という算段はつきました。
佐藤監督と何とかなるなという見通しがたった時はうれしかったものです。
それは良かったのですが、そこに自分のチームのメンバーがいないというのは、やはり寂しいものです。
そうこうしているうちに、高田イーグルスのメンバーも練習に顔を出すようになりました。
あくまで大会には参加しない、サポートメンバーとしてですが。
私はそれでもうれしかった。うれしかったです。
たとえ大会にでなくても、同じ6年生として選抜のメンバーをサポートするという気持ち、気概。
大会でないと決めても、その子供たちを練習会場まで送迎していただける、保護者。
ありがたかったです。

なんとか、コロナの状況が好転してくれることを思い続けます。
念ずれば通ず。
まさに、これでしょう。
県下にまん延防止も解除、修学旅行の日程も変更になりました。会津選抜に有利な方向に!
高田イーグルスが、会津選抜に参加しないという理由がなくりました。
これまでの練習でも、
「あ~ぁ、ここに高田イーグルスがいてくれたらなぁ。でも、いねえからなぁ。」
と、さんざん待望論を流布してきました。
時いたれり。
しかし、この時点で不安もありました。
せっかく、会津選抜は10人でいくと決めたばかり。
高田イーグルスが入ることによって、試合に出れなくなる選手も必ずでてきます。
私の記憶によれば、誰ひとり文句を言う保護者はいませんでした。
本来ならば、違うでしょう?と詰め寄られることも予測していました。
それはありませんでした。思っていた人もあったでしょうが、それを表に出さない思慮深さ。
ありがたいです。そしてご迷惑をおかけしました。

となれば、高田イーグルスも参加させていただく、そういう流れになりました。
大会にでないことを前提として練習に参加していましたが、事態が好転して、高田イーグルスにもチャンスが回ってきました。
出れる!
世の中、捨てたもんじゃありませんね。
もしかしたらの可能性に賭けて準備をしてきたかいがありました。
練習に参加させていただいてよかった。
選手登録をしておいてよかった。
出れるとなっても、なかなか腰を上げないメンバーもいて説得にも苦労しました。
だが、そろった。全員が。
いろいろあって、10人も会津選抜メンバーは幻となりました。 
そして、新生2021会津選抜メンバー18名での船出となりました。
まったくもう、出だしから前途多難、紆余曲折、前方不注意。
佐藤監督、大堀コーチ、山内コーチが言いました。
「やっとそろったか!」

佐藤監督がいいます。
いろいろあったけど、結果、良かった!なんとかなりそうだねと。
本当にその通りです。

ここに2021会津選抜のメンバー18名がそろいました。

今日は、ここまでとします。
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