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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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新設された祝日、山の日の8/11。
その日も我々はレジャーにいそしむことなく、まぁ一種のレジャーですが、バットを担いでグランドに向かいます。
きつねうち温泉大会。
この大会に招待していただくたびに、3年前のあの死闘を思い出します。
イーグルスになって初めての県大会、それはフェスタ新人戦でした。
エース、コウダイを擁してのファーストチャレンジ。
忘れもしません、秋の吾妻総合運動場。
そこに立ちふさがったのが釜子スポ少さんでした。
ロースコアで終盤まで、そして最後はスクイズで敗戦。
釜子さんはそのまま優勝し、全国大会へ。
その釜子さんに五分の戦いを繰り広げたその世代は、何を思ったか春の入団式の目標発表で「全国大会へ行く」口々に言いだします。
「俺たちってそんなチームだったっけ?」と指導陣もクエスチョンマークの中、その年の総体で有言実行。初出場で初優勝を遂げます。
「おれたちにもやれるんじゃねぇ!」
と思わせてくれたチーム。それが釜子スポ少さんでした。
それからの縁。
こういう縁って大事にしていきたいと思います。この縁の意味がわからなくなる世代になっても語り継いでいきたい。
人は一人では生きられないように、チームひとつでは強くなれない。
ほんとこれはつくづく思います。練習ばかりでは越えられない壁がある。
試合のワンプレーで、とんでもなく自信をつけて上手くなる選手も見てきました。
いろんなチームとぶつかって、仲良くなって、切磋琢磨していく中で道は切り開ける。
かわす言葉はいらないんです。
ソフトボールの試合を通して、会話している。
「お前、やるな!」
「お前こそ。」
「ここはぜったい打つ!」
「ここはぜったい打たせない!」
「お前、うまいなぁ」
「お前もな。」
スポ少の少年少女はこの会話をしています。
お互いを認め合ったときに、相手の名前もしらず、たいして話していないのに奇妙な友情が芽生える。これもスポーツのいいところ。
来年も再来年も、そんな釜子スポ少さんと美里イーグルスのような関係をいろんなチームと育んでいってほしい。

招待に感謝し、ご厚意に甘えながら、大暴れしてきたいと思います。


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