初出場となる白獅子の県大会。
イーグルスとしても初出場ですが、私の指導暦の中でも初出場です。
それをかなえてくれたあいつらにあらためて感謝です。
昨日もそうですが、今朝も福島民報新聞を広げて白獅子の組み合わせを探します。
ありました。
強豪ひしめく中に「美里イーグルス」の名前が。
そのとなりには県北の「杉田スポ少」さん。
対戦相手が決まりました。
まったく情報がありません。向こうもまったく情報がないでしょう。
ただ、どのチームも地区予選を突破してきている強いチーム。
全てイーグルスより上だと見て、チャレンジャーの気持ちで戦います。
昨日の練習試合の後のミーティングでもいいました。
「いいか、おまえら、あの白獅子の会津予選、イーグルスが勝ち残るとは誰も期待していなかった。でも、俺らは勝ち残った。」
「今回も同じだ。このイーグルスが勝ち上がるとは誰も思ってない。ただのいい思い出づくりにいくわけではない。全力を出し切ろう!」
強いっていうほど強くもないが、弱くもない。
体がでかいわけでもない、飛びぬけた才能があるわけではない。
でも、なかなか負けない。
ひとりひとりの能力は平均的でも、まとまったときのあいつらの強さ。
分厚い壁をぶち抜いてきました。
見ている我々も驚くほどの集中力を発揮する。
我々指導者は気持ちよく発揮できるように背中を押してやるのみ。
いまのところがっちりと組み合ってくれていると思います。
ものすごい低い確率のところを引いてくる。
運もあるでしょうが、彼らのやる気、特性をうまく引き出して、結果に昇華できているという感じ。目がいいほうにでる。
人馬一体というか、選手指導陣一体というか、確かな確信はないけど、やるべきことが見えるというか、それがうまくいくというか、あの感じ。
まぁ、うだうだ考えても仕方ないので、今はできうる準備に専念するのみ。
ただもう少しあいつらが一緒に戦うところを見てみたい。
「あー、こいつらうまくなったぁ。」と感動してみたい。
県大会という大舞台でどこまでやれるか?
まずは緒戦で、杉田スポ少さんの胸を借ります!