時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
かくしてきつねうち温泉の激闘は終わりました。
いろいろな意味で収穫が多かった。
県内32チーム。コートは8面。この大会を運営するスタッフのご尽力を考えると頭が下がります。
会津の片田舎からこんな大きな場面に呼んでくださった主催の釜子スポ少さん、小野田スポ少さん、その他共催のスポ少さん、大会運営の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
その大きな収穫のひとつ
白坂戦にて、
たまたまこちらが大量にリードする展開になりましたが、圧倒的に声で負けていました。
負けていても負けムードを微塵もださない。むしろ勝ってるかのようないけいけの声。
試合が終わって負けって言われるまで、諦めない。
それが声と気迫ある表情にでていました。なにより明るい。
エラーやミスで崩れると、イーグルスもそうですが、たいていのチームはお葬式のごとく沈み込んで、静かになってしまう。疫病神にとりつかれた状態。
白坂さんはそんな静けさは微塵もない。なんで?って思うほど、自分たちのソフトボールを貫いている。
これは見習う必要があります。
「白坂さんの声と表情をみてみろ。あれが負けているチームか?県大会でお前らにあれができたか?」選手に言い聞かせます。
イーグルスも白坂さんのようなチームになって欲しい。別に指導者がはっぱをかけているわけでもありません。自主的な行動、声。それほど、チームの雰囲気がいい。
ヒットを打つ技術よりも大事だし、難しいことだと思います。
人の思うことは止められない。エラーやミスで崩れているときに、やばいやられると、みんな思うでしょう。それが普通。イーグルスもそうなるとベンチ内で「あー負けたな」の疫病神がやってきます。それを口に出させてしまう空気が、今の段階のチームにあるということでしょう。
反対に白坂さんは、負けそうだと思っても、表情にださず、自分のやるべきことを全力でこなす。チームの中に、沈みそうになる選手がいても誰かが鼓舞して、崩れそうになる心を押し上げる。ダークサイドに落ちそうになるやつを誰かが救っている。そんな中で「あー負けそうだ。」なんて言える雰囲気はなくなる。反対に「負けそうだけど、自分のやれることは全力でやろう!」と方向転換してくれるかもしれない。
これはとんでもなく難しい。
大きな負けの濁流に、小さな人間が踏みとどまって、流れを押し戻そうとする。
洪水の中に飛び込むようなもんです。ものすごい勇気と強さがいる。自分も流されそうになっている中で手を差し伸べる。
しかし、その小さな人間がひとりひとり、手をつないだらどうなるでしょうか?
ひとりひとりは小さいかもしれないけれど、がっちり組み合ってダムとなったとき、もしかしたら、その濁流を押しとどめて、押し返せるかもしれない。
その経験を我々はあの関柴戦で一回経験しています。
決してイーグルスだけでやったとはいえません。
あれは天候、運などいろんな状況があの雰囲気を作ってくれた。自主的に作ったとは言い切れない。目の前に流れてきたチャンスを一か八かで必死につかみにいってうまくいった結果です。
反対の結果もあった。まだまだ未熟。毎回、自分たちでそれができるとは限らない。
このあたりは精神論なんでしょう。こころの持ち方が試合を変えることがある。
技術も大事ですが、それを使いこなすのはこころを持った人間。
その人間を動かすのは感情と理性=「こころ」
多くの優れた指導者がその心の持ち方を大事にしています。
そして、その心の持ち方を作るのは毎日の何気ない生活。そこに行き着く。
私は、なにも全ての生活で聖人君主のようなお行儀良いことをしろとはいいません。
私が思うには、オンオフのスイッチをTPO(時、場所、状況、相手もか?)でわきまえろということです。
あいさつは大きな声で。聞こえなければ、言ってないのと同じ。
グランドにゴミが落ちていたら、誰に言われずとも拾う。
グランド整備の人数が少なかったら、人任せにしないで応援にいく。
グランドに自転車で入らない。
道具を足蹴にしないで大事にし、手入れをする。
出された弁当、料理は嫌いなものであっても、相手の好意をむげにしないで全て平らげる。
その他、私は私のTPO、スイッチがあります。
私が指導者でいる以上、私のTPOを押し付けることになるでしょう。
無論私も完璧ではないし、むしろ欠陥だらけといっていい。
いつも嫁さんに怒られていますが、不完全かもしれませんがやるときはやってると言います。
全てに気を張るなんて無理だし、かえってストレスになる。
いい子ちゃんになれんていわない。
不完全だから面白い。完璧は面白くない。
計算された100%に勝つには、不規則の120%。
これをここぞの場面で引き出せ。
やるときはやる。これでいいと思っています。
白坂さんのようなチームが、その土壌をつくれるチームだと思います。
うまくいっているとき、勝っているときは容易にできます。
問題は、やることなすこと裏目にでる場合、あの県大会の後半のような展開で、それができるか?
沈鬱になって負けに備えるチームではなく、勝ち負けを超えて全力を尽くそうとするチーム。
そういうチームに野球の神様は微笑んでくれると思います。
そんなイーグルスになってほしい。
その道を白坂さんに教えていただきました。
この先、何度も強敵が目の前に立ちふさがるでしょう。
スポ少だけとは限りません。中学生、高校生、大学生、大人になってもそんなぎりぎりの場面はあります。
この大会のようにうまくいかず、負けることもあるかもしれない。
ですが、自暴自棄にならないで、自分ができることを全力で尽くしてチームに貢献する。
それをみんなで積み重ねていく。
投げ出しそうなやつ、落ちそうなやつを救い上げて欲しい。
自分がそうなりそうなときも、なんとか踏みとどまってほしい。
たとえ、ダークサイドに落ちても、もう一回這い上がって来てほしい。
結果はどうあれ、誰一人欠けることなく、前をむいてやり抜こうとする意思をもった時、本当の「チーム」として一体感を感じることができると思います。
その結果、勝ちがついてくればいい。
はたしてこの先何試合、そういう試合ができるかどうか?
あいつらに期待してみることにします。
いろいろな意味で収穫が多かった。
県内32チーム。コートは8面。この大会を運営するスタッフのご尽力を考えると頭が下がります。
会津の片田舎からこんな大きな場面に呼んでくださった主催の釜子スポ少さん、小野田スポ少さん、その他共催のスポ少さん、大会運営の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
その大きな収穫のひとつ
白坂戦にて、
たまたまこちらが大量にリードする展開になりましたが、圧倒的に声で負けていました。
負けていても負けムードを微塵もださない。むしろ勝ってるかのようないけいけの声。
試合が終わって負けって言われるまで、諦めない。
それが声と気迫ある表情にでていました。なにより明るい。
エラーやミスで崩れると、イーグルスもそうですが、たいていのチームはお葬式のごとく沈み込んで、静かになってしまう。疫病神にとりつかれた状態。
白坂さんはそんな静けさは微塵もない。なんで?って思うほど、自分たちのソフトボールを貫いている。
これは見習う必要があります。
「白坂さんの声と表情をみてみろ。あれが負けているチームか?県大会でお前らにあれができたか?」選手に言い聞かせます。
イーグルスも白坂さんのようなチームになって欲しい。別に指導者がはっぱをかけているわけでもありません。自主的な行動、声。それほど、チームの雰囲気がいい。
ヒットを打つ技術よりも大事だし、難しいことだと思います。
人の思うことは止められない。エラーやミスで崩れているときに、やばいやられると、みんな思うでしょう。それが普通。イーグルスもそうなるとベンチ内で「あー負けたな」の疫病神がやってきます。それを口に出させてしまう空気が、今の段階のチームにあるということでしょう。
反対に白坂さんは、負けそうだと思っても、表情にださず、自分のやるべきことを全力でこなす。チームの中に、沈みそうになる選手がいても誰かが鼓舞して、崩れそうになる心を押し上げる。ダークサイドに落ちそうになるやつを誰かが救っている。そんな中で「あー負けそうだ。」なんて言える雰囲気はなくなる。反対に「負けそうだけど、自分のやれることは全力でやろう!」と方向転換してくれるかもしれない。
これはとんでもなく難しい。
大きな負けの濁流に、小さな人間が踏みとどまって、流れを押し戻そうとする。
洪水の中に飛び込むようなもんです。ものすごい勇気と強さがいる。自分も流されそうになっている中で手を差し伸べる。
しかし、その小さな人間がひとりひとり、手をつないだらどうなるでしょうか?
ひとりひとりは小さいかもしれないけれど、がっちり組み合ってダムとなったとき、もしかしたら、その濁流を押しとどめて、押し返せるかもしれない。
その経験を我々はあの関柴戦で一回経験しています。
決してイーグルスだけでやったとはいえません。
あれは天候、運などいろんな状況があの雰囲気を作ってくれた。自主的に作ったとは言い切れない。目の前に流れてきたチャンスを一か八かで必死につかみにいってうまくいった結果です。
反対の結果もあった。まだまだ未熟。毎回、自分たちでそれができるとは限らない。
このあたりは精神論なんでしょう。こころの持ち方が試合を変えることがある。
技術も大事ですが、それを使いこなすのはこころを持った人間。
その人間を動かすのは感情と理性=「こころ」
多くの優れた指導者がその心の持ち方を大事にしています。
そして、その心の持ち方を作るのは毎日の何気ない生活。そこに行き着く。
私は、なにも全ての生活で聖人君主のようなお行儀良いことをしろとはいいません。
私が思うには、オンオフのスイッチをTPO(時、場所、状況、相手もか?)でわきまえろということです。
あいさつは大きな声で。聞こえなければ、言ってないのと同じ。
グランドにゴミが落ちていたら、誰に言われずとも拾う。
グランド整備の人数が少なかったら、人任せにしないで応援にいく。
グランドに自転車で入らない。
道具を足蹴にしないで大事にし、手入れをする。
出された弁当、料理は嫌いなものであっても、相手の好意をむげにしないで全て平らげる。
その他、私は私のTPO、スイッチがあります。
私が指導者でいる以上、私のTPOを押し付けることになるでしょう。
無論私も完璧ではないし、むしろ欠陥だらけといっていい。
いつも嫁さんに怒られていますが、不完全かもしれませんがやるときはやってると言います。
全てに気を張るなんて無理だし、かえってストレスになる。
いい子ちゃんになれんていわない。
不完全だから面白い。完璧は面白くない。
計算された100%に勝つには、不規則の120%。
これをここぞの場面で引き出せ。
やるときはやる。これでいいと思っています。
白坂さんのようなチームが、その土壌をつくれるチームだと思います。
うまくいっているとき、勝っているときは容易にできます。
問題は、やることなすこと裏目にでる場合、あの県大会の後半のような展開で、それができるか?
沈鬱になって負けに備えるチームではなく、勝ち負けを超えて全力を尽くそうとするチーム。
そういうチームに野球の神様は微笑んでくれると思います。
そんなイーグルスになってほしい。
その道を白坂さんに教えていただきました。
この先、何度も強敵が目の前に立ちふさがるでしょう。
スポ少だけとは限りません。中学生、高校生、大学生、大人になってもそんなぎりぎりの場面はあります。
この大会のようにうまくいかず、負けることもあるかもしれない。
ですが、自暴自棄にならないで、自分ができることを全力で尽くしてチームに貢献する。
それをみんなで積み重ねていく。
投げ出しそうなやつ、落ちそうなやつを救い上げて欲しい。
自分がそうなりそうなときも、なんとか踏みとどまってほしい。
たとえ、ダークサイドに落ちても、もう一回這い上がって来てほしい。
結果はどうあれ、誰一人欠けることなく、前をむいてやり抜こうとする意思をもった時、本当の「チーム」として一体感を感じることができると思います。
その結果、勝ちがついてくればいい。
はたしてこの先何試合、そういう試合ができるかどうか?
あいつらに期待してみることにします。
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