忍者ブログ
MASTER →  ADMIN / NEW ENTRY / COMMENT
時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

イーグルス二方面作戦が、それなりに成功をおさめたこの週末あけ。
その勝利の余韻にひたるまもなく、私はあいつらに言うべきことをいいました。
金曜日、学校である事件があったようです。
私は、当事者ではないので、正確な情報を集めようとしましたが、そこは伏魔殿の小学校。
よくわかりませんでしたが、言うべきことはわかっています。
あいつらの心底に届くかどうかわかりませんが、こういうことをいうのは大人の役目です。
ブレーキの存在。
ことのおこりは、こうです。
よくある小学生の男女のあらそい。その一幕で、言ってはいけない言葉を吐いた。
そのうえで紙にそれをのこした。
「コロシニイキマス。」的な言葉を文面に残した。
それが学校という教育の場で問題となりました。
当然です。学校は道徳と理性を教える場でもあります。
白と黒でいえば白、正義か悪かでいえば正義。それは当然です。
それが学校というところでしょう。
しかし、私は少し立場の違う集団にいます。スポ少という集団に。
学校と同じアプローチでは、あいつらの心に響かない。
違った角度から、私は私のやり方、言い方でせまります。
野球という共通言語、ソフトボールという同じ目標をもった集団であれば、違ったアプローチができます。
だから、ソフトボールなんてやめちまえとはいいません。
もったいない。
ソフトという唯一、通じる言語でつながっているのに、切断することはない。
むしろ、そのパイプを活かしましょう。

だから、私はなんでも野球にあてはめます。
今回もしかり。

この週末、5.6年生も4年生以下も3位入賞でよくやった。
勝と楽しいべ?みんなでひとつの目標にむかって成功を収める。
自分も活躍して、みんなも活躍する。それが勝利につながる。
面白かったべ?
でもな、野球は一人じゃできない。
いろんな仲間がいるから、できるんだ。そんな仲間にたいして
「死ね、殺すよ。」とか言えるか?
人としてはいっちゃいけない言葉がある。許されない言葉がある。
言葉はいつか自分に戻ってくる。悪い言葉もいい言葉もいつかもどってくる。
お前の吐いたその「コロスヨ」、そして「アリガトウ」。
自分に戻ってくるならどっちがいい?

そして、それはプレーにも影響する。
人を攻める悪い言葉は、いいプレーにはつながらない。
とすれば、どっちを選ぶかは明白だ。
いい言葉をいって、自分にいいながれを呼び込もう。

野球にこじつけます。
ここが共通言語。

座らせてきいたていたあいつらに届いたかどうかはわかりません。
良くも悪くも、スポ少という立場上、言わざる得ない私と、聞かざる得ないあいつら。
ぜんぜんしらない大人がいうよりは、響いてると信じます。

ソフトボールをやる以前に、ひとりの人間。
人としてやってはいけないこと、いってはいけないこと。
そのルールを守りましょう。
そのルールを守れないなら、野球なんて無理です。

野球の、ソフトボールの楽しさを知った彼らに、私の言葉は届くはずです。
大人になっても、そういや、あんとき監督はこういってたな、と思い出す。

野球をやる人は、いい人であってほしい。
いい兄であり、いい弟であり、いいお父さんである。
そして、いい友だちであり、いい伴侶であってほしい。

野球は人を治める方法になります。

スポ少で、それを実践していきます。
PR
≪  667  666  665  664  663  662  660  661  659  658  657  ≫
HOME
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
高田イーグルスコーチ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]