時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
今年もそろそろおわります。
今年は、県大会に3回も行くことができました。
これはイーグルスはじまって以来の快挙です。
県大会はまさに強敵ばかり。
そして、そのハイレベルな戦いの中で思ったこと。
それは、強者同士の統合にどう対抗するか?ということです。
これほど、危機感をもったことはありません。
会津のチームはこのままでは、勝ち上がることはかなり難しい。
どのチームもほぼ単独チームではない。
近隣の小学校の連合チームです。
そして、うわさでは県南も来年からオール県南で総体、白獅子を戦うとのこと。
それは各チーム、登録メンバーを下回る人数なので合併しか選択肢がないということかもしれません。
しかし、いろんな地方大会にいくとその時は単独チームででているチームもチラホラ。
連合チームで県大会を戦うということにシフトしている。そして、とっくにそうなっているチームがあるという事実。
そういや数年前の全国大会はほとんどが選抜チームでした。全国はそれが当たり前。
たしかに、ある大会で実感しました。
こちらは6年生をいれてのフルメンバー。
相手は6年生が他の大会にいっている5年生以下のメンバー。連合チームです。
それでも歯が立ちませんでした。
圧倒的な火力の前に、いったん崩れるとなすすべがない。
つぎからつぎへと選手も交代し、選手層も厚い。
保護者の応援もすごいです。
そして、保護者の指導者もたくさんいる。
全てにおいて、マンパワーがある、そう感じました。
これに対抗するにはどうするか?
考えました。
このまま単独チームでいった場合、数年前全国に行ったときにそうだったように、圧倒的な投手力にたよるしかありません。
コウダイのように豪速球ですべてをねじ伏せる。
これからのユウゴの成長の可能性からすればあり得る話かもしれません。
今年の県大会上位のチームも圧倒的エースが君臨していました。
ただ、そのひとりのエースに頼るチーム。
はたしてそれがいいのか?
今の時代、体力的な負担、リスク分担の視点から複数投手は当たり前の時代です。
エースに頼るのは限界がある。
正直、単独チームの限界を感じています。
それが特に感じたのは、新人戦の県大会。
ギリギリの試合をする中で、難しい打球、判断が必要な打球が、ついこないだまでベンチにいた選手を襲います。
まだまだ実戦経験が少ないメンバー。
人数が足りないのでどうあっても守備につくしかない。
そういうポジションが複数ある。
彼らにはまだまだ育つ時間が必要です。
我々もなるべく守備機会が少ないようなシフト、配球を組みますが、どうしても限界はやってくる。
なのに、試合を左右するような打球がとんでくる。
酷で仕方がありません。それも野球だと、ソフトボールだといえばそれまででしょう。
それを受け止める心の成長もまだそこに達していない。
それでも記録上はエラーがついてしまう。
お前のせいではないとまわりが言っても、自分で受け止めきれずに大きなキズになるに違いありません。
それでも、強者と戦う以上、この先もそういう場面が必ずやってきます。
立ち向かえというのは簡単です。
ただ、まだまだ育つ時間が必要。
私たちが相手にしてきた県大会のトップクラスの強豪チームは、そういう選手がいません。
1年生が守るようなチームはありません。
そういうチームを倒さないと全国への道は開けない。
全国など目指さなければいいという意見もあるでしょう。勝ち負けよりも大事なものがあると。
今いるメンバーでやれることをやれる範囲でやる。健全育成でいい。
確かにその意見も正論です。
私もそう思っていました。
しかし、競技である以上、勝ちを目指さなければなりません。勝ち負けではない。子ども達にその理屈は通用しません。
勝ち負けは、いいからがんばれと言うことは、やれる範囲、できる範囲を超えろと言っているにも等しい。
そして、惜しかったなあ、もう少しだったなあと慰めの言葉をかける。
その言葉は果たしてその子の胸に届くでしょうか?
育成が段階的にできる手段があるならば、その手を使わない手はない。
そういう行程、準備ができるのであれば考えてみる価値はあるでしょう。
彼らは全国を目指しています。
私たち指導者も全国を目指しています。
そして、それはあながち不可能ではない。
県大会にいったときに、さらに実感しました。
俺たちは通用する。
ただ今のままではだめ。
もっとピッチャーも強くならないと!
もっと守備も上手くならないと!
もっとバッティングも上手くならないと!
もっともっと強くならないと!
来年のイーグルスもいいチームになると思います。
暖冬なので始動も早くしていきましょう。
ありがたいことに、そのための準備も保護者会で進めていただいています。
合わせて、どんなチームにしていくのか?
私が誘導するものでもありませんが、提案はしていきます。
子ども達、保護者、指導者でしっかり話し合っていくタイミングが来たのかもしれません。
バラバラなベクトルでは壁は破れない。
どうなるにせよ、個々にもやもやしたものを抱えているよりは、これでいこうという1本の指標が必要です。
この正月は、それを考えるいい機会になると思います。
今年は、県大会に3回も行くことができました。
これはイーグルスはじまって以来の快挙です。
県大会はまさに強敵ばかり。
そして、そのハイレベルな戦いの中で思ったこと。
それは、強者同士の統合にどう対抗するか?ということです。
これほど、危機感をもったことはありません。
会津のチームはこのままでは、勝ち上がることはかなり難しい。
どのチームもほぼ単独チームではない。
近隣の小学校の連合チームです。
そして、うわさでは県南も来年からオール県南で総体、白獅子を戦うとのこと。
それは各チーム、登録メンバーを下回る人数なので合併しか選択肢がないということかもしれません。
しかし、いろんな地方大会にいくとその時は単独チームででているチームもチラホラ。
連合チームで県大会を戦うということにシフトしている。そして、とっくにそうなっているチームがあるという事実。
そういや数年前の全国大会はほとんどが選抜チームでした。全国はそれが当たり前。
たしかに、ある大会で実感しました。
こちらは6年生をいれてのフルメンバー。
相手は6年生が他の大会にいっている5年生以下のメンバー。連合チームです。
それでも歯が立ちませんでした。
圧倒的な火力の前に、いったん崩れるとなすすべがない。
つぎからつぎへと選手も交代し、選手層も厚い。
保護者の応援もすごいです。
そして、保護者の指導者もたくさんいる。
全てにおいて、マンパワーがある、そう感じました。
これに対抗するにはどうするか?
考えました。
このまま単独チームでいった場合、数年前全国に行ったときにそうだったように、圧倒的な投手力にたよるしかありません。
コウダイのように豪速球ですべてをねじ伏せる。
これからのユウゴの成長の可能性からすればあり得る話かもしれません。
今年の県大会上位のチームも圧倒的エースが君臨していました。
ただ、そのひとりのエースに頼るチーム。
はたしてそれがいいのか?
今の時代、体力的な負担、リスク分担の視点から複数投手は当たり前の時代です。
エースに頼るのは限界がある。
正直、単独チームの限界を感じています。
それが特に感じたのは、新人戦の県大会。
ギリギリの試合をする中で、難しい打球、判断が必要な打球が、ついこないだまでベンチにいた選手を襲います。
まだまだ実戦経験が少ないメンバー。
人数が足りないのでどうあっても守備につくしかない。
そういうポジションが複数ある。
彼らにはまだまだ育つ時間が必要です。
我々もなるべく守備機会が少ないようなシフト、配球を組みますが、どうしても限界はやってくる。
なのに、試合を左右するような打球がとんでくる。
酷で仕方がありません。それも野球だと、ソフトボールだといえばそれまででしょう。
それを受け止める心の成長もまだそこに達していない。
それでも記録上はエラーがついてしまう。
お前のせいではないとまわりが言っても、自分で受け止めきれずに大きなキズになるに違いありません。
それでも、強者と戦う以上、この先もそういう場面が必ずやってきます。
立ち向かえというのは簡単です。
ただ、まだまだ育つ時間が必要。
私たちが相手にしてきた県大会のトップクラスの強豪チームは、そういう選手がいません。
1年生が守るようなチームはありません。
そういうチームを倒さないと全国への道は開けない。
全国など目指さなければいいという意見もあるでしょう。勝ち負けよりも大事なものがあると。
今いるメンバーでやれることをやれる範囲でやる。健全育成でいい。
確かにその意見も正論です。
私もそう思っていました。
しかし、競技である以上、勝ちを目指さなければなりません。勝ち負けではない。子ども達にその理屈は通用しません。
勝ち負けは、いいからがんばれと言うことは、やれる範囲、できる範囲を超えろと言っているにも等しい。
そして、惜しかったなあ、もう少しだったなあと慰めの言葉をかける。
その言葉は果たしてその子の胸に届くでしょうか?
育成が段階的にできる手段があるならば、その手を使わない手はない。
そういう行程、準備ができるのであれば考えてみる価値はあるでしょう。
彼らは全国を目指しています。
私たち指導者も全国を目指しています。
そして、それはあながち不可能ではない。
県大会にいったときに、さらに実感しました。
俺たちは通用する。
ただ今のままではだめ。
もっとピッチャーも強くならないと!
もっと守備も上手くならないと!
もっとバッティングも上手くならないと!
もっともっと強くならないと!
来年のイーグルスもいいチームになると思います。
暖冬なので始動も早くしていきましょう。
ありがたいことに、そのための準備も保護者会で進めていただいています。
合わせて、どんなチームにしていくのか?
私が誘導するものでもありませんが、提案はしていきます。
子ども達、保護者、指導者でしっかり話し合っていくタイミングが来たのかもしれません。
バラバラなベクトルでは壁は破れない。
どうなるにせよ、個々にもやもやしたものを抱えているよりは、これでいこうという1本の指標が必要です。
この正月は、それを考えるいい機会になると思います。
PR
カレンダー
フリーエリア
最新記事
プロフィール
HN:
高田イーグルスコーチ
性別:
非公開
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析