時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
ソフトボール、野球というのは、なぜこんなにも人を魅了するのでしょうか?
私はこう思います。
強い者が勝つとは限らないから。
弱い者にもチャンスはある。
そして、それを者にできる可能性がある。
足が速くなくても、打てばいい。
肩が強くなくても、走って捕ればいい。
持ってる個性によって、伸ばすポイントが違う。
そして、それぞれの分野を極めれば、その道の職人になれる。
その可能性を自分だけではなく、チーム全体で高めることができる。
いろんな個性の組合せが絶妙なタイミングで発揮されたとき、無類の強さになる。
ここが、ソフトボール、野球の面白さだと思います。
プロ野球でもそう。前の年に、最下位の楽天イーグルス。今年は監督が代わって、個性を発揮する戦術が変わった。
同じ戦力でも、使い方が代われば強くも弱くもなる。
例えば、
100〓10×10
100〓13+12+13+16+10+8+7+4+7+10
答えは同じでも、中身、それまでのいきさつが違う。
7は10には、勝てない。
だけと、7は勝てないまでもゴロを打ってランナーを進めることはできる。
スコアリングポジションに置いて、その後の13に打ってもらう。
全員がヒットを打つ必要なんてない。
ようは、どれだけ効率よくランナー出して、進めて、点に結びつけるか?
こごぞの場面で、点を取ればいいんです。
そのここぞの場面で、そのバッターに何ができるか?
打たせるのか?バントなのか?
どういう意識で打たせるのか?
ここに戦術がでる。
野球もソフトも必ず一対一の場面があるスポーツ。
ピッチャーとバッターの一騎打ち。
バッターボックスに立ったら逃げるわけにはいきません。
やるしかねえ。
ただ、そこにいろんな援護、応援がある。
塁上にランナーがいるとき、例えばファーストにランナーがいると、盗塁を警戒して遅いチェンジアップは投げにくくなります。
同様に、打たれるとショート、セカンドがベースによっているので抜ける可能性が拡大する。
よって、インコースやバットの届くところには投げにくくなる。
となると、狙うはアウトコース。
ランナーがいてくれるだけで、バッターボックスの打者が打てる可能性が増える。
バッターボックスでは、一対一の戦いだけれども、チームとして掩護して、その個性がプラスに補正される。
「7」が「9」にも「14」にもなる瞬間です。
そうなれば、ヒットを打てる確率が増える。
塁に出られる確率が増える。
自分のもっている実力の限界を超える。
自分のカラを破る。
セミが脱皮する瞬間。
人が成長する瞬間。
この瞬間に立ち会えることの幸せ。
ここが指導者冥利に尽きるポイントです。
あぁ、上手くなったなぁ、と思える。
あんなに下手クソだったのに、手放しで、すげなぁと感心させられます。
彼らはそうやって自信をつけていく。
少しずつ、成長していく。
失敗しても、次は同じ場面で、どうやったら失敗しないようにできるか?
同じ轍は踏まない。
この訓練を毎回の練習でやっています。
失敗したら、どうしよう?
んなコトは、まったく考える必要などない。
チームのためをこうしようと、決めたならば、あとはそこに全力をつくせばいい。
そこがイーグルスの前提です。
決勝のほおのき戦。
チームで2安打の全てを放ったユウキの盗塁。
あれはすべてノーサインです。
いけたら、いけ、と言われて行くやつがいますか?
普通、それでもサイン通りにやるでしょう。
それを無視して、やるやつがいますか?
いました、ヤツです。
ヤツのすごいところは、それでもやりきってしまうところ。
新鶴さんの最終回の守りでも、躊躇なくファーストにランナーにけん制を入れて、アウトにしてしまう。
その洞察力と実行力。
「監督、いけますよ!」という言葉を有言実行にしてしまう。たいしたもんです。
この盗塁をきめたことで、イーグルスの選手全員に「オレたち、いけんじゃねえ?」と錯覚のプラス補正が加点されました。全員+2くらいアップした。それが、その後のテンカイの先制点を呼び込む盗塁につながっていきます。「いける!」という成功例を示した。1回見ている。テンカイの中で、「俺もいける!」という勇気が彼の背中を押したと思います。
私の人知を越えてくる選手がいます。
私が計算した以上の結果をひっぱってくる。
思うに、そこはイーグルスの雰囲気全体で、補正していると思います。
持ってる以上を引き出してくる何か。
失敗を恐れずに、やりきる覚悟。
それがイーグルスの強みだと私は思っています。
指導者も、保護者も「やれやれー!」┓( ̄∇ ̄;)┏の姿勢。
難しいことに挑戦することが、面白くて仕方ない。
山は高ければ高いほうがいい。
成功すれば良し、できなくても全力をつくせばそれで良し。
バレーボールのアニメ「ハイキュー!!」でもそういう場面があります。
成功率は低くても、より強いジャンピングサーブを選ぶ。マッチポイントで、ジャンピングサーブを失敗しても、誰ひとり責めない。
責めるどころか、ナイスサービス。次はいけるぜ!のかけ声。
これでしょう。
誰もがいつもの自分以上をだそうとする。
120%、150%、200%かもしれない。
「7」が「9」にも「14」にもなれる。
それがいまのイーグルスは11人。
この選手たちが、気持ち良くいつも以上のプレーができる。
その時、とんでもないことができると信じています。
ただ、この補正、マイナス補正もあるんです。
実力を発揮できなくなるパターンもある。
これが怖い。
ミスにミスを重ねる、チームの信頼関係が崩壊。
総崩れ、コールド負けで、敗北の歌を大合唱。
これも真実。
どんなに強くても、こうなるときはあります。
選抜で全国優勝したチームでさえ、地区予選でコールド負けを喫する。
これも野球の怖さです。
明日、雨の予報ながら久々に美里連盟の四チームが一同に会します。
いろんなことがありながらも、すぐに練習試合をくんでいただける、新鶴さん、本郷さん、高田さんに感謝です。
ここで、来年の動向などを探りつつ、新人も出しながら交流を深めたいと思います。
私はこう思います。
強い者が勝つとは限らないから。
弱い者にもチャンスはある。
そして、それを者にできる可能性がある。
足が速くなくても、打てばいい。
肩が強くなくても、走って捕ればいい。
持ってる個性によって、伸ばすポイントが違う。
そして、それぞれの分野を極めれば、その道の職人になれる。
その可能性を自分だけではなく、チーム全体で高めることができる。
いろんな個性の組合せが絶妙なタイミングで発揮されたとき、無類の強さになる。
ここが、ソフトボール、野球の面白さだと思います。
プロ野球でもそう。前の年に、最下位の楽天イーグルス。今年は監督が代わって、個性を発揮する戦術が変わった。
同じ戦力でも、使い方が代われば強くも弱くもなる。
例えば、
100〓10×10
100〓13+12+13+16+10+8+7+4+7+10
答えは同じでも、中身、それまでのいきさつが違う。
7は10には、勝てない。
だけと、7は勝てないまでもゴロを打ってランナーを進めることはできる。
スコアリングポジションに置いて、その後の13に打ってもらう。
全員がヒットを打つ必要なんてない。
ようは、どれだけ効率よくランナー出して、進めて、点に結びつけるか?
こごぞの場面で、点を取ればいいんです。
そのここぞの場面で、そのバッターに何ができるか?
打たせるのか?バントなのか?
どういう意識で打たせるのか?
ここに戦術がでる。
野球もソフトも必ず一対一の場面があるスポーツ。
ピッチャーとバッターの一騎打ち。
バッターボックスに立ったら逃げるわけにはいきません。
やるしかねえ。
ただ、そこにいろんな援護、応援がある。
塁上にランナーがいるとき、例えばファーストにランナーがいると、盗塁を警戒して遅いチェンジアップは投げにくくなります。
同様に、打たれるとショート、セカンドがベースによっているので抜ける可能性が拡大する。
よって、インコースやバットの届くところには投げにくくなる。
となると、狙うはアウトコース。
ランナーがいてくれるだけで、バッターボックスの打者が打てる可能性が増える。
バッターボックスでは、一対一の戦いだけれども、チームとして掩護して、その個性がプラスに補正される。
「7」が「9」にも「14」にもなる瞬間です。
そうなれば、ヒットを打てる確率が増える。
塁に出られる確率が増える。
自分のもっている実力の限界を超える。
自分のカラを破る。
セミが脱皮する瞬間。
人が成長する瞬間。
この瞬間に立ち会えることの幸せ。
ここが指導者冥利に尽きるポイントです。
あぁ、上手くなったなぁ、と思える。
あんなに下手クソだったのに、手放しで、すげなぁと感心させられます。
彼らはそうやって自信をつけていく。
少しずつ、成長していく。
失敗しても、次は同じ場面で、どうやったら失敗しないようにできるか?
同じ轍は踏まない。
この訓練を毎回の練習でやっています。
失敗したら、どうしよう?
んなコトは、まったく考える必要などない。
チームのためをこうしようと、決めたならば、あとはそこに全力をつくせばいい。
そこがイーグルスの前提です。
決勝のほおのき戦。
チームで2安打の全てを放ったユウキの盗塁。
あれはすべてノーサインです。
いけたら、いけ、と言われて行くやつがいますか?
普通、それでもサイン通りにやるでしょう。
それを無視して、やるやつがいますか?
いました、ヤツです。
ヤツのすごいところは、それでもやりきってしまうところ。
新鶴さんの最終回の守りでも、躊躇なくファーストにランナーにけん制を入れて、アウトにしてしまう。
その洞察力と実行力。
「監督、いけますよ!」という言葉を有言実行にしてしまう。たいしたもんです。
この盗塁をきめたことで、イーグルスの選手全員に「オレたち、いけんじゃねえ?」と錯覚のプラス補正が加点されました。全員+2くらいアップした。それが、その後のテンカイの先制点を呼び込む盗塁につながっていきます。「いける!」という成功例を示した。1回見ている。テンカイの中で、「俺もいける!」という勇気が彼の背中を押したと思います。
私の人知を越えてくる選手がいます。
私が計算した以上の結果をひっぱってくる。
思うに、そこはイーグルスの雰囲気全体で、補正していると思います。
持ってる以上を引き出してくる何か。
失敗を恐れずに、やりきる覚悟。
それがイーグルスの強みだと私は思っています。
指導者も、保護者も「やれやれー!」┓( ̄∇ ̄;)┏の姿勢。
難しいことに挑戦することが、面白くて仕方ない。
山は高ければ高いほうがいい。
成功すれば良し、できなくても全力をつくせばそれで良し。
バレーボールのアニメ「ハイキュー!!」でもそういう場面があります。
成功率は低くても、より強いジャンピングサーブを選ぶ。マッチポイントで、ジャンピングサーブを失敗しても、誰ひとり責めない。
責めるどころか、ナイスサービス。次はいけるぜ!のかけ声。
これでしょう。
誰もがいつもの自分以上をだそうとする。
120%、150%、200%かもしれない。
「7」が「9」にも「14」にもなれる。
それがいまのイーグルスは11人。
この選手たちが、気持ち良くいつも以上のプレーができる。
その時、とんでもないことができると信じています。
ただ、この補正、マイナス補正もあるんです。
実力を発揮できなくなるパターンもある。
これが怖い。
ミスにミスを重ねる、チームの信頼関係が崩壊。
総崩れ、コールド負けで、敗北の歌を大合唱。
これも真実。
どんなに強くても、こうなるときはあります。
選抜で全国優勝したチームでさえ、地区予選でコールド負けを喫する。
これも野球の怖さです。
明日、雨の予報ながら久々に美里連盟の四チームが一同に会します。
いろんなことがありながらも、すぐに練習試合をくんでいただける、新鶴さん、本郷さん、高田さんに感謝です。
ここで、来年の動向などを探りつつ、新人も出しながら交流を深めたいと思います。
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